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有機化学美術館 さんは前々からちょくちょく覗いていたのですが、このほど本を出版されました。
マリオも購入させていただきました。
ほぼ ホームページの内容を書籍にしたままですが、最初の数ページにわたって化合物のカラー写真があり、うっとりさせてくれます。
内容はちょっと専門的で、興味の無い人にはつらいかもしれません。
が、面白話やよもやまエピソード、身近な話もうまく絡ませてとても楽しんで読める本です。
『シクロ阿波踊りン』なる妙ちきりんな名前の化合物とか。
『ナノプシャン』なる、人の形をした化合物とか。
白川英樹、野依良治博士ら、ノーベル化学賞にまつわる話とか。
ろうそくでさえ溶かしてイオンにしてしまう、魔法のような『マジック酸』の話とか。
私は有機化学は化合物名を記憶するところで早速頓挫した不勉強家ですが、こういう話がもっと楽しめるなら、ちゃんと化学も勉強しとくべきだったかなぁ、と若干後悔してたりして。
こういうホームページを目指しているのですが、なかなか。道は遠いです。
っていうか停滞気味です。
まぁ、興味を持った方がいらっしゃったら、ゼヒどうぞ、という宣伝でした。
2006年度ノーベル化学賞 October 4, 2006