新生85歳のムッシューアラダ

新生85歳のムッシューアラダ

1937年9月27日生まれ74才。2010の誕生日に大動脈瘤が他の検査で偶然つかり、12回目の大手術である。とんだ誕生日だった。1月5日に4時間30分の手術。心臓血管外科医で執刀成功。
2002年8月から2004年8月の間心臓手術5回。11月6回目は開胸のため内視鏡検査後手術をすることになった。施術困難な冠動脈が2箇所。過去数例の方法を出来る限り開胸を避けるて試みる。この内科的手術が林助教授と谷口内科医局長を中心とする医師団で成功した。

2005,5,6,発熱、肺炎。緊急入院、運良くサーズでは無かった。
2006,5,内頚動脈90%狭窄が見かった。脳疾患を起こす寸前。手術をしても家族や周囲の人に迷惑をかける余生になる率が96.3%。この大学病院で2例目である。3.7%の中で完全回復。

脳神経外科手術の成功で退院日に病棟を替わってり再入院、次は眼科である。右目が黄班変性症で中心部が見ない。脳神経外科手術で、成功しなければ脳梗塞で殆ど寝た状態では目の手術は必要ない。成功したら手術する約束。稀な手術でビスダインによる眼底の新生血管焼縮術である。これは新しい手術方法で日本ではあまり症例がこの時点ではない。日本生命はこの50万円の手術に5万円しか払わなかった。

2009.11黄斑変性症が今度は左目に起きた、これを見逃すと両眼失明である。直ちに
手術、眼球内眼底部に針を差し込み薬剤を入れる。1月の診断及び検査で2回目を
施術する日程が決まる。恐怖である。これも無事終了。左は元に還ったが、右の手術
2回目は何とか進行が止まった程度で半失明状態。3回目を2011年3月、4回目を2012.3.17にした。

海外赴任、渡航回数70回以上、45ヶ国だけに話題豊富には自信がある。依頼で随筆本は書た。今ぼつぼつ取り掛かっているのは、フランスの文豪「ロマンロラン」の著書「ミィレー」を読み易く翻訳を始めている。この再訳を私のライフワークにしたい。日本では晩鐘、落穂ひろいなど農民画家として知られ、「ミレー」と言われているが、フランス発音なら「ミィレー」が正しい。
美術館、博物館を回った数はヨーロッパの中小を含めて100箇所以上を数える。日本でも70箇所以上訪れている。絵の収集は一時中止だったが年1・2枚は買う。ピカソやダリも所有していたが数年前手放した。ミロの「エル・ダンセーレ」大作は健在。最近ではルイ・イカール、行木(なめらぎ)正義を購入。

53年前からカメラを収集している。手元を通り過ぎた台数は1000台を優に超えている。最も多い所有台数の時は700台を超え最近手放す機会が増え250台位にやっと減った。写真関係書籍200冊。他に、骨董の銀食器、カトラリーは大きなレストランを始められるくらいあるが、銀器は手入れが必要で、それも楽しみ。オールドノリタケやコペンハーゲンの古い陶磁器のコレクションでコーヒーやブラックティーを楽しんでいるが、まだ使い切れていない。
昨秋より4ヶ月の日本脱出を終え3月5日に帰着。これから又ブログを書きたい。。

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2022.12.01
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一日飛びました。申し訳ない。
さて本格的に1ページを書こう。85歳になって反省した食事はまず過食です。本来食べることが好きで特に美味しい食事を求めて世界54ヵ国(世界203ケ国に入っていない国を入れると57ケ国)を渡り歩いた私は、申し訳ないが数ケ国を除いてどこの国に美味しい味付けに出会わなかった。しかも先進国は思った以上に家庭料理の下手なことはレストランの老舗と比べて書かねばならない。したがって食べることが大好きな私は食事量が毎回多くなったり少なくなったりで、自然と肥満傾向に注意をしなければならなかった。日本のように食材が豊富ではなく、肉類の少ない国、魚が手に入りにくい国、野菜を食べない国と日本人から見れば偏食と言えるところが多い。長く住んでいたのはヨーロッパだから、今思えば一種の偏食が日常であるから日本のように長寿にはならない。それは文化度というか食生活がその原因であることに気づくことになった。日本に有って外国に無い食について少し書こう。
日本に有るもので海外と言っても主に欧米で思いつくままに書くと、発酵食品がない。蒸し料理がない。野菜が少ない。ところが変われば魚をあまり食さない。工夫した料理がない。編で焼くことをしない。ゆでることを知らない。調味料の種類が少ない。塩分が多い。甘いものは砂糖を大量に使う。魚卵を食べない。生食が少ないしその習慣がない。ちょっと書いてもこのくらいはある。
植物性高蛋白を取らないことは、納豆のような発酵食品も合わせて無い。発酵させた漬物と同じような品は無い。豆はそのまま食し豆腐のような加工食品はない。味噌もないし勿論餡はない。根菜を食べないまたはその習慣がない。生食で野菜類を一部を除いて食べない。消化を助ける大根や蕪も生は食べない。肉は味より量を食べる。、したがって薄切りの肉は仏蘭西の一部高級レストランで出すだけ。数年居住して、(ド・オルセー近くのテレグラフというレストランで出会ったのみ)家庭や地方の、普通のレストランでは肉を薄く切る包丁さえ持っていない。パリでこれだからミラノもロンドンもニューヨークもたぶんないと思う。
こんなにおいしく栄養バランスが自然に取れた国はの本が一番だから国民全体が長寿になるのは当たり前であると思います。しかしここで考えなければならないのはせっかくこの国に生まれ、バランスの無視した食事で早死にを急ぐことはないということです。続きは次回





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Last updated  2022.12.01 16:57:18
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