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両親を亡くし、元・名家の祖父母に引き取られた氷村良は、超セレブ高校の双星館学園に通うことに。広い校内で迷った良を案内してくれたのは、タキシード姿(!?)の男子。彼が執事養成コース「B(バトラー)クラス」に通う神澤伯王だと知った良は…!? 執事学園LOVEコメディ!面白かったー!お金持ち系はお腹いっぱいなところですが、キャラクターが可愛いのと、ストーリーがシンプルでいいね!(めちゃくちゃな学校行事とか、奇抜さを競うお金持ち系はしんどいので…)主人公がめちゃくちゃいい子で嫌味がなくって可愛い~^^脇を固めるキャラクターもどの子も可愛くてほんわかします。が、実は本編そっちのけで当初から気になるのが、主人公の友達のメガネさん。編入したてで右も左も…な庶民感覚の主人公の唯一の友人なのですが、初っ端に高嶺の花の「伯王様」に気に入られた主人公が嫌がらせされる最中でも、変らず仲良く接してきて、凄くいい子なんです。ただ、ね。主人公といつも2人なので、他の交友は大丈夫なの?とかとか…気になる!主人公が入ってくるまでは親友って言うかグループって言うか、そういうのはどうだったのかしら。(ごめんなさい。ずっとこの子も裏では嫉妬の炎に違いない! そんなエピソードが次こそ来るに違いない! って思って読んでました)入手した3巻まで読んで、ああ面白かった!もう完結してるのかな?(完結していたら揃えたい)と思ったら最新13巻発売したてだそうで。。うーん、そこまで続いて先が見えないようだと、今から買うのは躊躇するなぁ。。)
2012年10月11日
ついに、さえが主人公になって新登場。小学生~中学生の頃流行ってたなぁ……と懐かしくなり手に取りました。そういえば、最後のほう全然読んでなかったんですよね。結局ももはカイリとカップリングになったんだー大学合格するも、高校留年というあんまりすぎるスタートのさえが気の毒でした。それでもなんちゃって大学生で恋愛頑張ってみたり、痛々しいなぁ。本編もほとんど覚えていないけれど、目的の男のために多少手管は使うけれど、なんか基本的に真っ直ぐいい子になってません? 毒が抜けて凄く普通に、「頑張れ^^」って思える女の子でびっくりしました。3巻分みっちりさえの話と言うわけでもなく、結構本編の番外編が入っているのが、嬉しいような物足りないような。ま、さえの相手役のサル君が鬱陶しくて大嫌いなタイプなので、その彼との恋愛方面に向かわずに友情再確認エンドだったのは良かった!てかさー、あのさえと腹割って仲良くしていられる、ももちゃんとカイリは本当に大物だと思う。凄いよあんたら……
2012年10月08日
女だてらに、父親の町工場を継いだやまとが、久しぶりに再会した幼なじみの夏樹。彼は官僚として、町工場の良さを潰すような政策を推し進めようとしていた。ただでさえ恋に不器用なふたりなのに、立場の違いを乗り越えられる――!? 働く女性の仕事と恋愛ということで期待大。特に町工場の工場長がヒロインという設定が新鮮でした。夢と現実と、しがらみと。夢を現実にするための毎日の積み重ねと、思うようにいかない大人の世界がいいですねーが、ちょっとテンポが悪いなぁというか、急だなぁと感じるところも……。なんだろう…言いたいことはわかるし、こうしたいってのも感じるんだけれど、それがすんなり沁み込んで来ないというか……なんか勿体無いというのが正直な感想です。
2012年10月08日
借金を残し逃亡した母の変わりに、人生終了しそうだったヒロイン。そこを救ってくれたヒーローは、なんと極道の息子!借金肩代わりの条件として、極道宅で期限付きの「婚約者の役」をすることに……。えーっと。大雑把に言うと、「アラクレ」でした。絵が綺麗で細かいってのもそう思った一因かと思いますが。相手役の若・久世が素敵だわぁ。アラクレの彼が学校でキラキラしてたのとは真逆に、メガネでおどおどの気弱根暗系男子!を演じているのです。可愛い。むしろこの状態が素であれば、どんなに好みだろうか。この地味っ子キャラが美味しすぎて、学校のシーンのたびにキュンとしてしまいました。……いや、まあ、本来の彼も悪くはないですけどねーヒロインは完全巻き込まれたと感じているけれど、実は昔、弱っていた久世をヒロインが救ったことがあるのです!それ以降、久世はずっとヒロインのことを想っていて、今回のヒロインの危機にもすっ飛んできたのです!けなげ!期限付きの契約も、将来は組のための結婚しか道のない久世の、諦めに満ちた期限付きの素敵な時間作りというわけで……しょぼーん。増刊号での季刊連載だったようで、毎話の最初に結構な文字数でキャラクター・あらすじ説明が入っているのは難点。単行本で読むとまたこれかとテンポが崩されるし、なによりこれを入れた分だけ尺が削られるのが勿体無い!!編集部さんどうにかしてくださいよぅぅ
2012年10月07日
原作小説の紹介文一度きりの過ちを、よりによってアイツに見られた…。藤崎乙華は理事長の娘。校則通りの真っ黒な髪の毛に、きっちりと二つに結んだ三つ編み。度のきつい眼鏡。丈の長いスカート…。真面目ひと筋でやってきたのに…。クラスの人気者篠田圭吾とクラスでは浮いた存在だった乙華のふたりだけの秘めごと。ふたりごと。原作有りと気がついていなかったので、ぐんぐん進むストーリーに始終置いてけぼりにされた気分でした。 が、小説のマンガ版ならこれはこれでそう悪くはないんじゃないかな、と思うのです。要所とあらすじを簡単に知れるし、忙しい人用にはいいんじゃないかなぁ。2人の恋愛、しかもここまでパターン通りなストーリー展開にキャラ設定だと、萌える萌えない以前に……うん、あんまり好きじゃない。一応最後まで読んだものの、この手の購買層とは違うんだろうな、と自覚しただけでした。ま、面白くないのは尺が短いからなのかもしれないけれど。2人の感情の波や変化に尺をとると、ストーリーが進まないものねぇ。で、ストーリーだけ進めても、キャラクターたちの変化が唐突すぎるし……。けれども、最後のどんでん返しは面白かった。好きになった男は父親の妾の子→異母兄妹!?→ヒロインは実子ではない!!突然の血縁話浮上に、そこまで設定を詰め込むかと苦笑していたら、まさかのヒロインが養子という……えー!しかも最後の方で男は以前から、実の父のことも、ヒロインの養子話も知っていたという。うーん。悪く言えばパターン通りなんだけれど、そういう美味しい設定詰め込みなんだから、もっと丁寧に作りこんで尺とって描いてくれたら、そこそこに切なかったり可愛かったりきゅんきゅん出来たマンガなったんじゃないかなぁと少し残念。
2012年10月05日
ある日、中学時代の同級生・佐伯蒼と再開した百瀬小夜。マイペースで見ていて面白いが、関わると腹が立つ…そんな相変わらずの佐伯に小夜のイライラはたまる一方! だが、意外な面を知るうち心が揺れ動いて──!? 読切作品「ふたばのとても災難な日」「花嫁貸し出し中」も収録! なかなかの良作^^丁寧な描写と、可愛い男女にキュンキュンです。相手役が真面目で冷静かと思えば、意外と精神年齢高いわけでもなく、不器用で天然で頑固な面倒くさいタイプなだけだったり、かなりツボです。表題の2人のお話がもっと読みたいなーくっつくまでのあれこれというより、付き合ってからの何気ない日常が読みたいな。なんだかんだでヒロインの尻に敷かれそうなんですよねー。関白失脚w「ふたばのとても災難な日」は妹の勘違いアーティストっぷりに、かなり苛々しちゃいましたが、ふたばちゃん可愛いのでよし。
2012年10月04日
子供の頃から転校ばかりのアタシが出会ったのは!?出身地別に男子の魅力と胸キュンをギュギュッと盛り込んだ読み切りシリーズ!!表題シリーズ4編のほか「恋と独占欲」を併録。読み切りって読みやすいし、まとまってるしいいわ~♪方言男子にキュンキュンでした^^驚いたのは、東京男子の話があったこと!これだけ趣向が違っていて、方言女子と東京男子の恋物語でした。そうだよなぁ。東京生まれ東京育ちというのも「ご当地男子」に違いないもんなぁ。九州男児は面倒くさいなぁと思って今ひとつ萌えなかったけれど、他はキュンキュン楽しかった~^^(沖縄良いわぁ♪)
2012年10月03日
人を好きにならないあさみと、彼女をめぐる4人の男性。 遊び人・須川、どんな女性にも優しいナツキ、そして友だちのトモと名前も知らない妻子持ち男性…。愛に迷う大人の、優しく心震わすラブストーリー。 なんだろうなあ、これは。恋に、というか日々に迷う社会人女性が、紆余曲折ありなんかちょっと前向きになれたという話なんだけれど、とても……するめです。噛めば噛むほどです。特に大きな事件があったり、イベントがあったりするわけではないけれど、でも密度が濃いと言うか、心理を想像したりするとキリが無いくらいに楽しめます。女の子は弱くて可愛い。読んでいてずるいと感じるくらい、可愛くて弱い。先のない男に心を掴まれて、待つだけ。連絡がなかったら、それを埋めてくれる人を求め、他の人とセックス。うーん、だらしない。嫌いなタイプの女子ですなぁ。。なのに物語としては余韻がよくて心地いいんだよなぁ。。不思議。。
2012年10月02日
学生時代に交流のあった、忘れなれない無線友達。社内で出た電話で偶然その声を聞いた青年が、どこかにいるはずの「彼女」を探し出そうと頑張る表題作がたまりません。冴えないし何日も会社に泊まりこみ、もちろん彼女もいない根暗さん。そんな残念この上ない眼鏡さんという設定なのに、西さんが描くと、もう…!途中で候補の女性に近づくためにとお洒落美形に変身するのですが、その前の「素」の時からかなーりいい感じですけども。好みです。ケッと世を恨んだような愛想の無さすらも、なんだか可愛い。お相手の女性もぽわわんとしながらしっかり女性でして。本当に西さんの描かれる女性は素敵だなぁ、可愛いなぁ。他2本も独特の空気の漂う話で好きですが、やっぱりこの「電波の男よ」が特別大好きです。アマチュア無線……いいかも^^
2009年06月27日
全10巻ウィキよりある日の放課後、高校生の一条真白は、白衣を着た女性に地下の保健室まで付いて来るように言われる。学校には、地下なんてなかったはず……不審に思いながらも付いていくと、そこには確かに保健室があり、ベッドが数床並んでいる。その女性は「学校を『卒業』するために、ここで特別授業を受けてもらう」と言う。「保健室」とは、「卒業」とは何を意味するのか、「失格」するとどうなるのか、なぜ卒業すると記憶を失ってしまうのか、張り巡らされた伏線が導く結末とは……。評価の高いマンガのようですが、恥ずかしながら本日初めて知りました;このサイズの少女マンガって、白泉社以外は素通りしがちで…;面白かったです~^^最終の10巻でどどどーーーっと伏線が回収されるのが素敵でした。練りこまれてあるだけあって、本当に最後あっての物語です。でも、そのため何を書いてもネタバレになってしまうのですよね。ネタバレ聞いてから読んで面白いのかと言われると、これがなかなか。。ずーっと読んで、読み進めて最後でなるほどー!となるのが素敵なので、ネタバレはひかえたいところ。が、何を書いても結末に触れるので、これまた難しい。そんなわけで、いつも以上にたいしたことを書かないことにします。いやー面白かった。怖くて痛くて苦しいところもありましたが、私はそういう描写は、そりゃ好きではありませんが、ぎゃー!無理!苦手!アウト!!ってことは無いのでドキドキ読んでました。自分の精神がダイレクトに表れる「夢」の姿。。顔と胸が空洞になっていたり、長い手だけだったり、人の噂話を叫び続ける醜悪な人面疽だったり……毎週木曜、限られた人数で行われる保健室での夢の授業。毎回たった一つの鍵を探し、見つけた者だけが「卒業」できるんです。探すといっても、鍵は誰かのからだの中にあるので、結局は殺し合いなんですよね。「卒業」したもののその先は不明で、というかそもそも「卒業」して学園から去ったら、その瞬間から人々の記憶から姿を消して、私物も全て消えてしまう…教室の机があいても、部員が減っても、誰も気が付かないし、不思議にも思わない。ただ毎日を「普通の」学生として楽しみ、悩み、過ごしていく。そして時が来たら地下の保健室へと呼ばれ、卒業していく。そんな不思議な世界が舞台ながらも、人々は至って普通に学生生活を生きています。だからこそ彼らの悩みやエゴや苦しみはとても身近なもので、胸にきました。特に、作中で唯一「卒業」以外で学園から去った大原さんは……。。仲良し2人に1人が加わり、3人組になったと思ったら、いつの間にか2人+自分の図になってしまっていて、でもどうすればいいのかわからない。なぜ自分じゃなくて彼女なのか、どうすればよかったのか。私も経験あります;あと、地味に変態気味な眼鏡さんとかね、いいね。かっこいい。あれで終わりなのが残念なほど魅力的なキャラクターが、どんどん出てきました。普段なら二次創作でドリーム小説でも漁りたいようなキュン度ですが、しかしいかんせん本編がなぁ。。あれだしなぁ。。何をしても「どうせ……だし」となっちゃいそうなので、残念ながら脳内妄想ワールドでピンクな恋愛空想を楽しむのも辛いところです。いやーでも本当によかった。しっかりと筋が通っていて、結末をはっきりと定めた上で目指した方向に向かってぶれることなく描かれていたのがもう堪らない!全貌がわかってから改めて読み直す2週目は本当に至福の時でした^^CDも出てるみたい。
2009年06月04日
収録作品はだかの王様その手の中の光(マッチ売りの少女)因幡の白うさぎ則天武后大江戸ふらんけん(フランケンシュタイン)スーホーの白い馬ロミオとジュリエット大人の女性向けの、いわゆる「レディコミ」誌で活躍されていますが、雑誌を見てもこの方の作品は他とは違う魅力があります。エロい描写がえげつないものが多い中、かずはし作品では必要最低限と思われる範囲でしか描かれず、あくまで構成のしっかりしたテンポのよいストーリーと、こういうものにしては珍しい(?)かわいく綺麗な絵、しっかりとしたキャラクター描写で魅せてくれます以前から好きなマンガ家さんでしたが、まんがグリム童話 2009年 02月号 [雑誌]↑掲載雑誌がこんな感じなので、当時高校生の自分にはなかなかレジに持っていく勇気も、持ち帰ってその後保存する気もなかなか・・・・ということで、沢山単行本が出ているのはとても嬉しいです^^さてさて、肝心の中身ですが、今回は期待していたハッピーなお話が可愛い感じで大満足でした^^まあ「はだかの王様」なのですが、こちらは始終とっても可愛いのです~♪心の清い人にしか見えないという、要は「透明な服」を着る王様も、なんとなんと透明だったという。なんじゃそれ^^もう明らかにアンハッピーな方向へ行く「則天武后」や「ロミオとジュリエット」も、結末こそは流石にやっぱり「・・・・」という感じでしたが、そこへ至る過程と、キャラクター達が魅力的だったので読み応えがありました。そして今回は、小学生の頃に教科書で読んだ「スーホの白い馬」が収録されていたのも興味深いところでした。可愛い白馬が、夜になると可愛い女の子の姿になって……大好きなスーホのために身を削る姿が、とても健気で痛々しくて胸が痛みます。。「はだかの王様」兄弟も可愛いし王様も可愛いし、キュンキュンでした!激しい描写も無く、これはもう普通に少女マンガでいいと思います。すっごく好き。「その手の中の光」少女が可愛い。とにかく可愛いいい人ばかりでなく、ちゃんと嫌なやつが出てくるあたりも流石です。数ページだけ出てきた客の貴族の姿が、主人公の相手役の素敵さを急激に引き上げています。「因幡の白うさぎ」(色々あって)怒りをかって服をむかれて放置されてしまった主人公を、見つけた男たち。せっかくなので美味しく頂こうと、もてあそぶ最中に主人公のことを呼びます「うさぎ」と。救いのある終わりと、好感をの持てるキャラクター、スカッと爽快な終わりと、流石だなあというお話でした。「則天武后」王皇后の視点中心で語られる物語。王皇后に仕えている時の武照がとっても素敵です。惚れますそりゃあ自分の上にこんな人が居たら大好きになるよなあという素敵っぷりです。最初と最後の現在のシーンは恐ろしくて鳥肌が立ちますが、物語の大部分になる回想のシーンはとてもとても魅力的で、面白くて。メリハリがあり読み応えのある作品です「大江戸ふらんけん(フランケンシュタイン)」無実をはらすために幽霊が、自分の脳みそに乗り移って、それを核としてつぎはぎの身体を動かすというのがなんとも^^しかも舞台は江戸だし、中身は男なのにつぎはぎの姿はごっつい女だし^^「スーホーの白い馬」少年と、夜だけ少女の姿になることが出来た馬が、仲良くころころする姿がとても可愛らしくキュンキュンでしたスーホーが王女様を助けたところから二人だけの世界が変化しちゃいます。どんどん「男」として王女様を好きになるスーホーに、いつまでも可愛い恋のように、犬のようにスーホーが好きなままの白馬。まあ舞台を変えたらよくある設定なのですが、この手の話に弱いのでやっぱりちょっとうるるんときてしまいました。「ロミオとジュリエット」なんてことでしょうか、ティボルトメインです。今まで色々なロミジュリもので、ティボルトを素敵と思ったことはありませんでしたが、なんとまあ、これは見事にティボルトが素敵です。惚れます。生き返ったジュリエットが愛しい人の姿を探すシーンで終わっているのですが、このあと彼女はその愛しい人の亡骸を見つけることになるのですよね……描かれていない分、想像すると余計に胸が傷みます。。 連載中☆☆→
2009年01月14日
昔から好きな作家さんです。今回はギャグでもなくオカルトでもないマンガです。ということを1巻カバー折り返しの作者コメントで知り、えええーーーっと驚きました。だって、楠桂先生ですもの。内容(ヤングガンガン公式より)日々の生活に飽きていた高校生・諏訪大介(すわ だいすけ)は、いつか地元を捨てて都会に出ることにあこがれていた。そんなある晩、些細なきっかけから協会でクラスメートの藍川雛子(あいかわ ひなこ)の重い懺悔、『義父に性的虐待を受け、子供を出産していた』ことを知ってしまう。さらに雛子のお腹にある帝王切開の傷跡を目撃してしまった大介は、いつのまにか雛子を意識し始める…。一方、男性恐怖症の雛子も大介のさりげない優しさに心を開き始める。交差する二人の揺れる想いの行方は…!?↑というまあヒロインが酷く重い設定の中進む物語ですが、そこは楠テイストで、キャラクターの些細な行動や会話が結構コミカル。設定をとらえながらも軽く楽しく読み進められます。だからこそ余計に落とすところで落とされて、落差がすごいです。脇の女の子2人も、可愛い顔してかなーりえげつない。和気藹々としている時はとても可愛く微笑ましいですが、そんな日常でも心の奥には色々複雑なものを抱えているのです。うん、まあ実際そんなものですよね。皆色々考えているのですよ。と、しっかりそんな女の怖さも満載です。特に、女の子の1人の香月。派手目な外見の女の子で、大介に猛アタック。雛子をいじめて、雛子を守ろうとする大介の心に付け込んで彼女の座をゲットしますが、大介の気持ちが自分に無いと知っていながらも、それでもずっと一緒にいれば、いつか好きになってくれるはず…と一生懸命な恋する乙女です。そう、序盤ではただの派手系ギャルなこの子ですが、実はかなり一生懸命な乙女なのでした。そもそも派手になったのがすでに大介のため、というか、大介に近づくためだったのですからなにせ長期戦で努力賞ものです。なんたって相手は女に苦労しないぜ☆という、都会に憧れ遊びなれた風を装う大介ですから。派手になって大介の目に留まるようになって、そして自分も遊びなれているように軽く上手に誘うしか、香月が大介に近づく方法が思いつかなかったのでしょう。まあ、長期戦としたたかさに関しては大介の幼なじみの柚も負けてはいませんが。読んでいて痛々しさにうわぁと顔が歪んでしまうエピソードもありましたが、全部ひっくるめてとてもよい作品でした。やっぱり力のある作家さんなのだと再確認しました。で、本編だけでなくあとがきも要チェックです。○○や○○(ネタバレになるので伏字)など、マンガの中のエピソードが、実はマンガ内だけでなく作者さんの身にも起きていたということで。。自分の身にあった、辛い出来事(と言葉にするのは簡単ですが、ご本人にとってはいかほどのことか…)をマンガとして表現するということは、とても気力がいることだと思います。。女の怖さ、女の弱さ、そして女の強さ。そんな色々がもれなく詰まった4冊でした。
2008年11月10日
たまたま本屋さんで目に入ったので、久しぶりにマンガ雑誌を購入しました。 「花とゆめスターズ」なんとこの本、まるっと「スキップ・ビート!」なのです!表紙はサイトにもあるキョーコちゃんのドドンとした絵で、裏表紙はアニメ版のスキップビート柄(宣伝)。特別総集編ということで、本編216ページと、合間合間にアニメ情報やら声優インタビューやら。あ、最初のカラーページもアニメでのキャラ紹介です。 で、極めつけには、仲村佳樹先生のコミックス未収録作品「禁断の林檎~赤い名前~」の再録。ということで、スキップビートが好きで、でもコミックス買ってない私は、ついつい釣られてしまったのです。お金ないのにね^^概満足ではありますが、でも肝心の「総集編」があんまり総集編じゃない気がするのですよね~;載っているのは本当に最初の方だけで、ラブミー部に入りもしないうちに終了しちゃいました。シーンで言いますと、オーディションで落とされちゃったキョーコちゃんが、一度諦めようとしたものの、やっぱり諦めない!!と決意するとこまでです。今20巻まで出てるのに、載っているのはどう見積もっても2巻の前半までで、肝心の数々の仕事をこなして、蓮との距離も縮まって♪という流れは全く語られていません。ちょ・・・それって「総集編」じゃないんじゃ・・・。。ほら、面白いでしょ~気になるでしょ~これ以上気になった人はコミックス買ってね~~^^ってことかしら??もう一つの目玉の未収録作品の「林檎(略してみた)」ですが、こちらはモデルだということを隠してひたすら地味に地味にいようとする女の子と、それに気づいた超モテモテの食えない男教師のお話でした。面白かったですが、ちょっと後半の展開が速くて・・・^^;前後編くらいのボシュームだったらよかったのかなぁ。もーちょっとラブラブになる過程とかみたかったな、なんてワガママが出てしまいました。個人的に相手役の教師があまりかっこよく見えなくて、というか、顔はいいのですが中身が、くはー惚れるぜ☆って位にときめきたかったのに、タダの自分の容姿を理解しているかっこつけ、にしか見えず;いや、面白かったのですが、面白かったのですが(強調)だからこそもうちょっと・・・という欲が出てくるものなのですよ!大好きです。仲村佳樹先生。↑の通りほとんどが仲村佳樹先生関係だったので、本当に他の作品が少ないです。11本+新人賞2本+ギャグ3本。後は全部、仲村佳樹先生です。ちなみに、知ってる描き手さんはお一人だけでした。山口舞子先生です。本誌でずっとショートを連載しておられるので、長い立ち読み暦の中でちらりちらほらと読んでおりました。→「もうすこしがんばりましょう」で、あの・・・久しぶりに色々読んで思ったのですが、、、・・・・・・・レベル、下がりました?(直球)「花ゆめ」本誌は今でも時々立ち読みしておりますが、もう本当にここ数年はスキップビートと「俺様ティーチャー」(この方の連載前の作品も含め)後は「V・B・ローズ」と、数年前から続いているものしか見ていません。なので増刊号をちゃんと読むって久しぶりわけですが、いや、なんと言うか、あまりうまく言えないのですが、絵とか、ストーリーとか、特に絵。そうです画面!線の綺麗さや力強さや表情の変化や、背景の描き込みや処理など、明らかに、なんか・・・ごにょごにょ悪い意味で、同人レベルって気がしました。同人って言ってもまあ色々あるわけですが、よく悪い意味で使われる方の「同人レベル」です。大手さんじゃなくって、中手さんでもなくって、っていう・・・ごにょごにょ なんというか、頑張ってください。
2008年11月08日
全2巻高二の春。飛鳥は、祭りで和太鼓を演舞する雅生に恋してしまう。しかし雅生は耳が聞こえず、音の無い世界で心を閉ざしていた――。そして、二人の切ない恋の奇跡は静かに始まる。心ふるえる真夏のピュアラブストーリー。女子高生・飛鳥と耳の聞こえない大学生・雅生。困難を乗り越え、2人は恋人同士に。飛鳥は、雅生と同じ大学に通うため受験勉強に励む。が、受験直前、耳の聞こえない雅生を庇って腕を骨折してしまう! さらに待ち受ける恋の試練!? ピュアラブストーリー、感動のフィナーレ!!立ち読みして、これは!!と即購入しました。いやあ・・・久しぶりにいいものに出会えたという気持ちです。初単行本とは思えないクオリティの高さです。特に、1話の構想・執筆時にはふじつかさんは大学生ということで、ますますすごいなぁーーとただただ脱帽でございます。口元も手話の手元も見え辛い夜道は携帯電話に文字を打って見せる等、なるほど~と思いました。軽々しく扱えないテーマに真正面から取り組まれ、とても丁寧に描かれています。主人公達を支える周りのキャラクター達も素敵です。やや無神経なことを無自覚で言う「副部長」や、ノートテイカーをしている雅生の友人たちや、雅生のホームステイ先の少女や飛鳥の幼なじみなど、「聴こえる人」「聴こえない人」の2パターンだけではない「いろいろ」な人間を見せてくれます。そしてなにより、雅生さんが非常に好みでした!少女マンガの王子様☆というようにキラキラで無敵・・・ということはないのですが、むしろそういう「なんでもできるカッコいい男」キャラにうんざり気味の私にはくはーっ!!詳しく語ると終わらないので割愛しますが、不意に見せる表情が可愛くて格好良くて、非常に好みです!(2回目)彼の太鼓の響きに揺さぶられたい、と本気で思います。飛鳥羨ましいなぁ!で、この作品をここまで気に入ったのは雅生さんだけでなく、やっぱり飛鳥ちゃんのことも大きいのです。なんというか、とっても可愛いのです。嫌味なところがないのですよ。いや、「いいこちゃん過ぎて逆に嫌味」ということもありますが、そういうのも無しで。行動に台詞にとすごく好感なんです。こんな子と友達だったら楽しかったろうなぁ~と思うくらいに。(そう言えば、飛鳥にすっごく仲のよい女友達っているのかなぁ。。? いっつも雅生か、雅生の弟か、雅生の友達(先輩)としか描かれていないけど。) ◆突然ですが 主人公(女)が可愛いなぁと思うマンガ◆ マツモトトモ「美女が野獣」これいいよ~!ということで、さっそく友人に布教中です(*´∇`*)続いてのコミックスのこちらも気になります~
2008年10月14日
(1・2巻画像なし)超シスコンの実果子(ミカコ)が、姉のお見合い相手の喜多嶋 朗(ロウ)のアパートに突撃!素性を隠して無理やり同居することにして、朗のことを徹底調査する…というのが始まり。で、まあ王道ですが実果子と朗がラブラブになって、お見合いがつぶれた後も同居(同棲)続行。けれども、朗に片思いする女の子や、朗の実家のややこしい事情によってのあれやこれやがあり無事に5巻で完結です。まあ最近の少女マンガの王道ですね~元気なはっちゃけ女の子(天然)と、完全無欠な王子様(ただし女の子にめっちゃ執着)私は作品が狙っているだろう世代より上だからか、残念ながらそんなに面白く読めなかったのですけれど、いや、面白かったは面白かったんですけど、キャラがあまり好きになれず。。…この手の作品で、相手役が好きになれなかったらもう面白さ半減ですもん。。中3のミカコちゃんが押しかける相手の朗くんは高2なわけですが、御曹司というのは置いとくとしても、それにしてもすごーい完璧さんでして。なんでもできちゃうし、誰もが認める甘い顔と甘い声の持ち主で、さらにはミカコちゃんの危機にバッチリ駆けつけて、あっという間に状況を好転させちゃう姿もまさしく少女マンガの王子様。この子にはまれば、ミカコちゃんに感情移入してキャーキャー言えるんでしょうけど、なんかねぇ、もうそういうキャラはええんですよ(・_・) そうですね、じゃあ誰がいいのかと言いますと…ルート分岐があるのなら、ぜひ、ぜひ!ぜひともミカコの亡くなったお父さんの後を継いでキッチンをやっている、オネエ言葉の蒼さん(オカマではなく)を攻略したいものですね!!(黙れゲーム脳)しかし、二人の仲で難関だったはずの父上様がわりにあっさり態度軟化で、逆に最後の最後でお母様が恐ろしいです。なんじゃあれは。。今までの流れとガクッと違う追い込みエピソードにびっくりしました。
2008年03月27日
マンガ雑誌コーナーをぷらぷらしていたら、なにやら見覚えのある絵があったので手に取ってみた。・・・・・・・BOYSエステって、まだ続いてたんだ。。。しかも、ドラマ化してるようですね。いやぁ、さっぱり知りませんでした~ほら、ウチ見れない局だから。でも見れても見ない気もするけど原作だとしょっちゅう「ちょっと太っただろ!」とエステの皆様に叱られる静香ですが、ドラマだとどうなるんだろ。やっぱセリフはあっても見た目ではわからないんだろうな~でもって連載はなんと次号で最終回らしいです。とりあえず今回はまたと言うかやっとと言うか、おめでとう静香と響がくっつきます。でもってやや強引な流れでラブラブ開始~真崎総子さんおなじみのミニキャラでのHシーンではなく、なにやら普通の少女マンガのように流してあるのが意味深ですね。やっぱり初めてだから?ま、エロラブシーンはどうでもいいのでのような翌朝のおちゃらけた会話があるのかないのか、それが楽しみです。そういや神奈川ナンパ系ラブストーリーも文庫版ですって?うーん、絶好調。
2007年07月27日
「家庭に入り夫を支えるのが妻のつとめです」──姑にはそう言われるけど、アタシは仕事だって頑張りたい!! そんな中、夫が突然会社を辞めて田舎で再就職。アタシ達夫婦これからどうなるの──? 表題作『結婚のカタチ』他、ハートフルな恋愛&結婚を描いた全7作品を収録。コチラで一部立ち読みできます(*´ω`*)ママンの本棚から拝借♪7作品収録ということで、テンポが良くちょうど良い長さのお話ばかりで非常に読みやすい^^話も絵も好きな感じなので、これで600円だったら出してもいいわぁd(>ω
2007年06月19日
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