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【内容情報】(「BOOK」データベースより)日本に来て半年が過ぎ、アルもやっと周囲の人々や生活に慣れてきた。春からは施設に新しいエンバーマー、室井が加わり暁の職場も賑やかだ。が、暁は明るく陽気で率直な室井と反りが合わない様子…。そんなある日、アルにモデル&ドラマ出演の依頼が。人間だった頃からスターに憧れていたアルは大喜び。しかし暁は大激怒。簡単にはお許しが出そうになくて…!?吸血鬼シリーズ第2弾。今回も恐ろしいほどBL本っぽくない。いやまあ、エンバーマーの研修生がゲイで暁に恋しちゃってたり、アルが暁になついてたりはするんだけど、でもラブシーンはないしキスもないしーお互いの気持ちを確認して甘甘!とかのわくわく展開もないしー前回では大注目だった刑事さんが、今回はほんとーにちょいっとしか出てなくてしょんぼり。アル可愛いからいいんだけど、でもなぁ。足りないなぁ。アルの味覚が本格的に残念なのが確定したり、頭の中も色々残念だったのがわかったのは収穫…なのか?いくらちょい役でも、吸血鬼が雑誌モデルやドラマ出演はやばいでしょう。しかもアルのように色々半端で不自由だらけで頭も弱い子が……。吸血鬼ものの創作では、かなり前のたった1枚の写真が原因で気づかれて、追われて、災難に見舞われたり退治されたりという展開はおなじみなので、大した危険も可能性への危機感もなく仕事を請けようとするアルにはドキドキさせられます。君、自分がかなり面倒で生き難い生物だって自覚しようよぅ。。暁があんなに精一杯反対してくれてるのにねぇ。そんな馬鹿っぷりが健在なら、可愛らしさは増しなのがアルです。なつき蝙蝠度はパワーアップして非常に可愛い。この可愛さはどこまで行くのかという気にさせられるくらい、小動物化&甘えっ子化&暁大好きっ子化が進んでるアル。暁も早く落ちちゃえばいいのにー3巻が楽しみ♪
2011年06月04日
【内容情報】(「BOOK」データベースより)鹿代は解凍庫で輸入肉に茶色い物が交じっているのを見つけた。それは凍った蝙蝠だった。上に知れたら全ての輸入肉を再検査、なんて面倒事になり兼ねない。…鹿代は迷わずゴミ箱に捨てた。その夜、精肉工場の女子トイレに全裸の外国人の男が現れた。男は逮捕され留置所に入れられるが、翌朝には姿を消していた。蝙蝠を一匹残して…。-新たな木原ワールドが、全編書き下ろし新シリーズで開始。 BL気が全くないー!いやまあ、吸血鬼と吸血鬼の居候先と彼の友人という、メインの登場人物3人ともがいい男なのではありますが。しかし話がかなり面白いしキャラが大変可愛らしいので、BLではなくそこらのファンタジー小説としてみればかなり満足度が高い1冊でした。で、あとがきにて今後は恋愛になるよ!という作者さんからのお墨付きがありほっと一息。この面白さでラブになったら…あーんどうなるんだろう♪とわくわくどきどきです。あらすじにある鹿代さんは本当にあれっきりの存在でして、捨てられた冷凍蝙蝠が人間になって、不審者として警察へ連行されまして、その後蝙蝠に戻ったところを忽滑谷がもらって帰る。どうするかというと、友達のエンバーマーの暁が蝙蝠が好きだからあげようと思ったから。と、おお、出来上がりカップルか!と期待するも、全くそんな色気はなく、面倒見のいい人と無愛想な人とのいい友人関係って感じで拍子抜け。んで、また人間の姿になったアルが不審者として連行されて、また蝙蝠になって、というやり取りを繰り返し、ようやく吸血鬼だと認めてもらえ居候にしてもらえます。そうしてとりあえず日本で暮らせるように日本語を勉強して…とか頑張るアルが超可愛い。このアルってば吸血鬼なんですが、稀に見る半端ものの吸血鬼なのです。女の子に噛まれて吸われてる途中にアクシデントがあり、生きるには多すぎて、吸血鬼になるには少ないという微妙な量しか吸血されなかったので、結局死んだものの、復活しても牙はないから血は吸えないわ、蝙蝠への変態も自分の意思では行えないというがっかり仕様。朝になると強制的に蝙蝠になるという仕様のため、他の吸血鬼のように昼の顔(仕事)を持つことも不可能。精神年齢としても熟してはいないので、ハイスクールムービーのモテモテ男子か!っていう感じの(頭の)軽さが目立ちます。うん、なんか夜の帝王・吸血鬼っていう印象ではないです。回想に出てくる、右も左もわからないアルに吸血鬼だと教えてくれた、300年生きてる吸血鬼はまさにそんな器用でダンディーで妖しい感じですが。いやー可愛い。めちゃ可愛い。蝙蝠になった時もお馬鹿吸血鬼の時もめっちゃ可愛い。ほめられて喜んで怒られてしょんぼりして、鼻を擦り付けて好き好き言って、ほんと吸血鬼っていうか蝙蝠っていうか……わんこですw現在4巻まで既刊。楽天ブックスでは夏に出る5巻が予約受付中です。って、そうか、まだ完結してないのかぁ……。すっかり完結してると思って読み始めたのに、これは予想外;
2011年05月07日
ある特殊能力を使い、捜し物を見つける裏の仕事をする宏夢。今回は、依頼された物が豪華客船にいると聞き、乗り込んだはいいが…。そこに現れたのは、高級スーツを身に纒う鷹東と名乗る怪しげな男。鷹東は宏夢につきまとい、やたらとキザな台詞で口説いてくる。そしてどうやら捜し物は事件に巻き込まれたらしいのだが、鷹東は事情を知っているようなのだ。だがそんな時、鷹東が宏夢のもつ2つの顔に気がついた。事態は危険な方向へ…!?個性溢れるキャラたちのハイテンション・ラブストーリー。 あすかさんんは「美貌教授の甘美な秘密」に続いて2冊目です。「美貌教授」が結構面白かったのでこちらも期待して読みました。こっちはえっちぃシーンはかなり少なかったです~その分ストーリーが充実していて、読み応えがありました。今回の主人公のびっくり設定は、「動物の言葉がわかる(会話できる)」というものでした。で、その特技と動物園というバイト先をいかして、街中の動物たちに聞き込みして、迷子のペット探しを人知れずやっている・・・という設定。ただでさえ貧乏学生で、ペット探しも完全無料(飼い主には会わない)、なのに情報・協力の力を貸してくれた動物達には食べ物という報酬の約束をされ、しかも交渉は押し切られぎみ・・・って、これで果たして生活できるのかどうか;とにかく動物達のと会話場面がほのぼのして羨ましかったです~こういう風に話せたらいいのになぁとむずむずしましちゃいます。こんな特殊能力を持っているのはこの子だけで、他の人は普通です。や、危ないお仕事していたり銃を持っていたりはしますが、普通です。鷹東さんがどうも私の中でうまく当てはまらなくて、行動に説得力が無いように思え、それほど好きになれず恋愛風景は微妙でしたが、迷子のワンコ救出やその後の一波乱などはドキドキさせて頂きました。最後は無事に二人はくっつくのですが、鷹東さんは宏夢の能力についてはぼかした表現「調教がうまいんだ」としか教えてもらえず。え、それでいいの?秘密のまま終わっちゃうの??と思ったら ・ ・ ・誘惑にエキサイティングあ、続編出てるのですね!あーあ、私もカラスと仲良くおしゃべりしたいな~(宏夢のペット?相棒?はカラスくんなのです)
2008年10月07日
月花流後継者として生まれ、美貌と品格を併せ持つ葉輔。彼は花の香りに酔うという体質のため華道を断念していた。けれど母の命令で素性を隠して如月の元で働くことになった時、葉輔の運命が動き出す・・・。お初のレーベルです。しかも初華道物。や、どっちかっていうとフラワーアレンジメントのほうなのですが。どういうことかと言いますと……まず華道の月花流がありまして、そこを抜けた如月さんが自流で始めたフラワーアレンジメントで大層人気になりまして、テレビにも引っ張りだこでお教室も超大繁盛。それを見ていた月花流の奥様が「ムキー!!」となって、体質のために家元を継げず役員になった実の息子に「あんたちょっと弱みをさぐってきなさいよ」と如月のもとにムリヤリ行かせたというのがことの始まり。とりあえず形だけ行くつもりの乗り気じゃなかった葉輔さんは、会場でバッチリ気に入られてしまって、結局素性を隠してそのまま働くことに……。。ピチピチの怖いものナシの高校生物もいいですが、やっぱりオトナの恋…あれやこれやしがらみやらはっちゃけやら、酸いも甘いも心得た社会人ラブが私、好きだなぁ(*´∇`*)ということで、期待通りに面白かったです。でも、ちょっと物足りない感が読後に残る……;なんていうか、これ1冊で完結というよりは同じ舞台の他キャラロマンスとか、多方向からのアプローチでもいいからもう少し彼らが見てみたいんですよね~如月さんが一目でがっちり葉輔くんに心掴まれた時の彼の内心とか説得力とか、如月さんがやたらとカサブランカがお好きな理由とか。(理由っていうか、きっと何か1本書けるようなエピソードがあるに違いないという邪推)見たい知りたいアナタの秘密☆いやま、でもとっても面白かったです。(2回目)葉輔くんがなんとも淡々としているというか、感じ方にあまり共感出来ない人だったのですが、そんなところもひっくるめて面白かったです。行動に「そうくるかー!」的な感じでwwえっちぃシーンが最後の最後の番外編のみという、最近読まなかったタイプもまた素敵でした。ここのところ読んでいるものは別にえっちぃ頻度で選んでいるわけでもないのに、あれやこれやで天然くんが前半で手篭めにされて、その後ずっと……なものが多かったので;違うんだって。エロ本が読みたいんじゃなくてロマンスが読みたいのーーー!!!切なくてキュンキュンしてでもハッピーエンドだったりするのがいいのーーー!!!という時期にばっちりいいものに当たりました(*´ω`*)(念のため書いておくと、確かにロマンスよりエロ本が読みたい時もありますのですが・照)
2008年06月18日
南野潮は先輩の北沢弘彦とラブラブ熱々の交際中だ。潮は初めてした弘彦とのえっちで痛い思いをして以来、えっちをするのが怖くなってしまった。そんな潮を気遣って、弘彦もキス以上の行為を求めてこない。潮は弘彦と一緒にいられれば、それだけで幸せだけど、弘彦は? 我慢させてる? 弘彦と一緒に、もっともっと、愛を確かめ合いたい! 大人の男の恋人がいるという親友・松田光一から、いろいろなえっちのレクチャーを受けて、二人はえっちの勉強をすることに……。どこまでがんばれる!? 二人のラブ・レッスン!! うふふ、今回も絵買いしました。(極楽院櫻子さん、好きなんです♪) な ん と いいますか、主役二人より脇が目立っていました。ええ。まずその1の主役食いは、前半はなんにも知らない主役二人に、「これ見て勉強しな♪」と光一が渡した「そういう」ビデオを二人で見るとこが中心なのですが、それのビデオの中身が本編じゃないのかというような描写っぷりで、えろーい( ´艸`)その2は、光一と恋人さんです。はじめからなんとなく予想できるぼかした表現で、途中で発覚するのでネタバレしちゃいますと、光一くんは学校の先生とお付き合い中なのです。で、そちらのストーリーも美味しい( ´艸`)ムププ流石に大人だけあってむやみにえろく鬼畜く怖い攻さんで、こっちの方がモロ好みなんです♪「秘密の恋」のトキメキより苦しみ切なさの方が多くなってきた時期設定なので、もうそんなところをもっと掘り下げて読ませていただきたい感じです。この二人で続編ないのかな?で、肝心の主役二人はどうだったのよと申しますと、攻め様の「弘彦先輩」にトキメかなかったので流しちゃいたいくらいで。。なんちゅうか、無口で真面目で「俺が守ってやる」系の立場の人が、バカだというのが嫌でした。(バカっていうか、ガキ?)受け子の気持ちを考えずに被害者気取りで突っ走ったり、もう、読んでてイライラしちゃいました…。。あとアレですよね。いくら経験がなくてもBL小説の攻様としては、受け子の心も体も含めて「ほぐす」とか、気遣うとか、気持ちよくするとか、勉強するとか、そういうのを思い至らないって時点であれーーー?っていう……。すみません、どこまでも攻め子が気に入らなかったんで、す!(もうとっとと彼と別れて他と付き合っちゃえよ。って何遍も思いました。ギャフン)そしてとことん脇のカップルさんがキュンキュンでした(人´∀`).☆.。.:*・°
2008年04月10日
こちら久遠動物病院動物病院を経営する若き獣医、久遠洸鷹。ある日彼がボランティアで担当している中学校で、飼われていたウサギが何者かによって毒殺されるという悪質な事件が起こった。すかさず病院に押し寄せてきた報道陣―特に先頭でマイクを突きつけてくる無礼なレポーター、鳴沢郁巳の態度に腹が立って仕方がない久遠であった。だが、人懐っこい郁巳を疎ましく思っていたはずなのに、彼が子猫を拾ったのがきっかけで、何やら様子は変わってきたようで…。 久しぶりにこういうの読みましたバンザーイ!こういうのってどういうの?と言うと、 ずばり、『エロよりストーリー重視』っていうことです。えっちシーンは最後の最後だけで、それもなんかあっさりめなんですよ。相手が男ってことへの問題意識も合って、そこも好きでした。なんかこう、女の存在がはなから無視されていて、当然のように両思いでいちゃいちゃしちゃうお話しってあんまり;;なんですよ。。動物をおーちょっと絡めてもよかったかもしれませんが、それでも「動物病院」の設定が無駄になってなくて非常に好感。(ええ、『MF動物病院』といい、動物病院ものって結構好きなので…^^;)しかし、作中の話題にもありましたが、動物への虐待が非常に罪が軽いっていうのはつくづく悲しいっていうか、悔しいものです。伊坂幸太郎さんの『陽気なギャング』シリーズの、動物好き(と一概に表現するのもどうかと思いますが)の少年の漢字も、久遠だったなぁーー(だからどうだということも無く思っただけです)MF動物病院シリーズ(文庫サイズで新発売) 以下続刊(完結済)MF動物病院シリーズ続編『おいでよ動物病院!』『陽気なギャング』シリーズ こちらはマンガ
2008年04月03日
『健気なシンデレラ・ボーイ』葵ゆきの母の再婚を機に独立を図りたい高校生の和弥。そんな彼に、「夏休み、別荘で住み込みのバイトをしながら、ひとり暮らしの予行演習をしてみないか?」ともちかけたのは、若くして成功している実業家の岡崎だった。大喜びで彼の別荘を訪れた和弥…だが、そこで待っていたのは、超悪魔な岡崎の夜伽夜のおつとめ!?年の差カップル大逆転玉の輿ラブストーリー!久しぶりにBL小説を読みました。いや、通りがかった古本屋が閉店セールをしていて、あまりの安さに…気がつけばやまもり買ってしまっていて^^;(だって新書どれでも1冊20円ですよ!)真っ先にこれを読み始めたのは、イラスト担当が私の好きな絵描きさんだったというのが理由です。(寿たらこさん、好きなんですよねぇ)で、絵のみで選んだこの小説ですが、いやぁ当たりでした(人´∀`).☆.。.:*・°3話入っているのですが、最初のこじれた関係もなかなか味がありまして、さらに誤解が解けてラブラブカップルになってからが注目です。年下主人公にのめりこむ、なりふりかまわずの岡崎サンの姿がたまりません!(岡崎さんがちょっと自分勝手すぎて、あまり大人とは思えないのが残念ではありますが)で、一番好きなのは3話目なのです。岡崎さんとバイト先の上司との浮気現場を和弥くんが見てしまいまして、まあ当然ながら酷くショックを受けはりまして、(後に誤解だと判明)いつもならラブラブモードになるはずの流れにストップがかかるのですが、それを「むりやりごっこもたまには萌えるなw」って感じで岡崎さんがノーテンキに強行突破!哀れ和弥くんは、自分の意思を全く理解してくれない岡崎さんにさらに傷つき、すっかり様子が……というシーン。この、一人称で語られる和弥くんの痛みが……読んでるこっちもキュ~ッと胸が痛くなってしまいました。(読みながら泣いちゃいました^^;)これなら、定価だしてもいいです(*´∇`*)なお、普通に書くと禁止ワードに引っかかるので、表現を変えているところが一文あります(*´ω`)ノ
2008年03月24日
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