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闇に棲む音/あまえんぼう/すりガラスの向こう側/見えない隣人/とある小さな部屋で/廃墟病棟/ふりむいた女の子/影のざわめき/高速道路の少年/事故の多いトンネル/オープンカーの女/海に棲む亡者/ささやく花嫁/かくれ鬼/スリッパの客/母の微笑/バスタブの訪問者/呼灯※スペシャルインタビューとして、山岸凉子×木原浩勝の対談あり!現代において百物語を収めたものが『現代百物語新耳袋』である。現実に起こったあなたのとなりにある怪異を収録した文字通りの現代版百物語。本作品は新耳袋に収録された本当に起こった怪異の物語をコミック化することで絵という媒介を通し、さらなる恐怖の世界を切り開いたものである。佐伯かよの、風間宏子、他15人の気鋭のマンガ家が描く、19の怪異の世界。その扉は、あなた自身の手で開いてください・・・怖い話、怖くない話、わかる話、よくわからない話、色々なパターンの話が18編収録されています。(19編目は対談)この収録数では当たり前ながら1編1編は短く、故に不思議な出来事が不思議なように起こって終了というものも多く……ボリュームはありますが、1編1編の読み応えとしては。。。出産まもなく死んだ母親が、お店の2階で1人寝ているあかちゃんをあやしに来ていた「母の微笑」などは、絵も合っていて怖くもないちょっと悲しいほんわか系幽霊。かと思えば、部屋で目が覚めたら、すりガラスの向こうから謎の老婆が睨んでいて、すりガラスをすり抜けて(←かけてないw)迫ってくるオチも決着もない話が載っていたり。かなり前に「新耳袋」を読んだ時にも思ったことだけれど、こういうただその場面だけを集めたオチや全体像の見えない話って苦手です……。上の話だと、その老婆は誰なのか。なぜ睨んでいたのか。何がしたかったのか。なぜ彼でないといけなかったのか。などなど、そういうところが気になって物足りない!いきなり出てきて、いきなり怖い目に合って、それで終了だもの。「とある小さな部屋で」も、散らかった部屋が綺麗になっていることが続き、不審に思って家捜しすると、なんと押入れに手のひらサイズのお婆さんがいて、お上品にお辞儀をしましたと。……後は友人宅へ行って、その後引っ越した、と。これ、絵を見る限りちっとも怖くない感じなんですよ。で、部屋の掃除もしてくれて。このまま不思議な二人暮らしとか、誰アナタって話しになったり、小説や漫画だと面白おかしくハートフルなストーリーに転びそうですが、この耳袋ではすぐに逃げて終了。。もったいないよーまあ、実際の怪奇に遭遇なんてそんなものかもしれないけれど。だからこそ私は読み物としては、1から10まで設定されている、展開もオチもあって、筋の通るフィクションが好きなのかもしれない。
2011年12月07日
あーもう泣いた泣いた。登場開始から読んでいて、最初の頃はララ立ち読みしては泣いて、コミックス立ち読みしては泣いて、買って読んでは泣いていたシリーズ。今は買うはやめてのんびり図書館で予約待ちしてますが、借りたら数日は読み直しては泣いてます。前半の弱った妖と、彼女に恋する少年(元夏目の同級生)の話は切ない恋愛と純愛と異種族恋愛(ようは人外もの)が大好きな私には超ヒット!夏目と昔夏目の体質についていじめていた元クラスメイトの関係の変化と、連載開始からエピソードをこなしてきた今の夏目だからこその選択・行動とか、シリーズ10冊目にして夏目の成長をよく感じられたエピソードでした。ま、私は人外恋愛に夢中なわけですが。妖と知ってああいう行動をとれた友人氏に感動でした。いい男!人外と知り拒絶する系のエピソードもありだと思うけど、でもやっぱ好きじゃないんだよ。好きになったらどこまでも突っ走って欲しいんだよ。後半の、封じられた神の代行をしつつ、神を探すエピソードは名取さんとの距離がよくてにやにや。夏目と触れ合うにつれ変化している柊と、柊の名取への思いとか、見逃せない点が散りばめられていますが、まあキュンときたのは白神様と黒神様!名取に言われて、封じられた白神様が「実は封印を破り我らを放って行かれたのかも……」としょんぼりする白神様のお付きたちのしょんぼり具合に涙腺の危機!で、そんなお付きたちを励ます柊の様子にさらにキュン!ちょっと、まん前でそんなこと言われちゃってますよ名取さん!力の弱まった白神様へ、ここで朽ちるもいいけど一緒に行かんか?と声をかける黒神様萌え!!いやー恋愛とかそういうんじゃないんですけど、なんかいいよねーと。ずっと10年に1度の神祭りで会い、競争して、いつも敗れて(黒神様が勝つと不作なので)、そういう関係をずっとずっと続けて来た相手が弱って、今までの関係ではいられなくなった時、それで終わりじゃなくて新しい関係になる……あーもうたまらん。激しく萌える。もっと読みたいんだけど、11巻と12巻が50人待ちくらいなのがなんとも…。1人最長2週間だし……一体いつになるやら。
2011年10月08日
オフィシャルサイトより大学生の斉藤八雲は生まれながらに左目の瞳が赤く、その瞳で死者の魂を見たり、会話することができる能力を持っていた。その異能ゆえに、他人を寄せ付けない孤独な性格だったが、幽霊騒動をきっかけに知り合った同じ大学に通う・晴香に少しずつ心を開くことで、周りとの人間関係にも明るい変化の兆しが訪れる。しかし、その変化をあざ笑うかのように、八雲の身近で凄惨な事件が次々と起こる。どうやら事件の陰には、両目の瞳が赤い男というのがいるらしいのだが――。「心霊」で「探偵」で「八雲」と心躍るキーワードと、表紙の美青年でずっとひそかに気になっていた小説です。が、なかなか手が出なかったのですが、本屋でマンガ版を発見!マンガ担当は新人さんのようですが、女の子めっちゃ可愛いし八雲はめっちゃ格好いいし、全体的にマンガがうまい。怖い描写も狂った人も可愛い女の子も背景もちゃんとしてて、新人さんの連載とは思えないほど安定してて気に入りました~幸せ♪ただまあ、3巻まで読んだところ「心霊探偵八雲」だから読むんだなぁという感想です。これが「八雲」じゃないオリジナルものだったら、多分途中でやめてる。。というのは別に面白くないわけではないんだけど…ちょっと物足りないのですよねぇ。なんとなく疲れるというか、なんとなくそこまでのめりこめないというか。ま、「八雲」としてはかなり素敵だと思うので、4巻5巻も興味津々です!
2011年06月08日
ウィキペディアより(2のページ)人気急上昇中のバンド「クロウ」にはファンの自殺が続いているという噂があった。実は異能力者集団であったクロウの暴走を止める為福助が立ち上がる。出版者の関係で『霊媒師多比野福助II』は4巻まで、つづきは『眠れる爪』のタイトルで発行されている。今週のヤフーコミックス・イッキ読み対象。ブックスではシリーズ全てが販売終了していますが、楽天ダウンロードの方で全部読むことが可能です。3ということで、上のあらすじの「クロウ」がなくなってからの話。すっかり平和を取り戻したように思えたところ、「クロウ」のメンバー達がこっそりまた何か企んでいて……というストーリー。冷たさの増したリーダーと、道具に見られることに苦痛を感じ、リーダーへの不信感を増したり、リーダー失脚を狙ったりと、4人の若者の内部崩壊の様が見ていて痛々しいお話でした。といっても、私はこの3しか読んでいないので、それまでの彼等がどんな感じだったのか…等はさっぱり知らないのですけれど。福助の顔がとっても格好良かったのと(さすがビジュアル系のボーカル)使い魔の狐さんたちがとっても美人で眼福でした^^
2009年09月02日
斎藤岬先生がマンガを描かれていた、こちらのシリーズのスピンオフです。こっちに出ていた、悪役(?)の一人、藤原紅虫の物語。紅虫は本編主人公の大摩先生に並ぶとんでもない美形様で、しかも、本性は蜘蛛の化け物なのです! んでもって平安貴族。これはもう私の好みでないわけがない!!ってことで、中学生の頃からだーい好きなキャラクターでした。で、そんな彼が主人公の作品ということで、そりゃあもう惹かれないわけは無いのですが、肝心の作画が斎藤先生じゃないってことで食指が動くことはなかったのですが、少し前に古本屋の閉店セールで安かったのでまとめ買いしました。案の定買ったものの今一つで今日まで読まなかった訳ですが・・・ごめんなさい。これを放置していたなんて、なんてもったいないことをしていたんでしょう。すっごくすっごく面白いです。アリです。イイです。絵は丁寧で、アクションもストーリーも、どうなってどうなってだからこうなったと、そういうことが非常にわかりやすいです。でもって何より紅虫が非常に格好いい。そして怖い。人間とは異なる思考回路・倫理観を持ち、通常の生き物が本能的に恐怖する「怖さ」を持つ闇の存在としての紅虫がちゃんと居ました。そして絵も綺麗だから本当に格好いい!人を超えた美しさがちゃんと表現されています~(*´ω`*)♪普段の端正な顔立ちの紅虫は勿論のこと、ゾクッと来る歪んだ顔をする紅虫も素晴らしい描きっぷりなのです。(まあ、たまに、ごくたまに、あれ何この顔…というコマもあるのですが、 頻度がかなり少ないので私は許容範囲でした。)ここまでのキャラ萌って久しぶりじゃないかとくらい、1コマ1コマの紅虫にいちいちドキドキときめいて、これは恋??(笑)ってくらいにキュンキュンしました~ストーリーやエピソードでも見所は沢山あるのですが、なんていうかもう、本当に紅虫様にときめくことだけが目的になってしまいました。なんでこんなに素敵なの。万歳人外!今回のヒロインさん(高校生)は、やっかいな化け物つきの家の子で、会ったばかりの紅虫に一目ぼれしてお嫁さんにしてくださいって言うのですが、なんかね、赤虫がいいね。すごくいいね。あんまり書くとネタバレなので省きますが、この人は基本的に女性に優しいよね。基本的には無関心か狂気なんだけれど。でも「いつでも殺せる小動物を愛でる」的な雰囲気で優しい。まだまだ話は終わらないのですが、これからの展開が、というか、結末が非常に気になってしまったので、ずるい気もしますが菊地先生の小説の方も買ってしまいました^^;「小説として出版することを前提にした原作」らしいので、これを読んでしまうと、本当にそのままマンガが進みそうで微妙ですが。 小説版の記事 菊地秀行「退魔針(紅虫魔殺行)」
2009年02月19日
舞台は日本の龍神伝説が息づく山村。村で唯一「龍人の力の影響を受けない」特異体質を持った・カイは、ある日、半龍のハルと出会う。二人は、カイに同化してしまった「宝珠」の外し方を聞くため、村を出た龍人様・白夜を追って夜の山を旅していく。カイとハル、二人の旅は初めてづくしで、いつもケンカばかりだけれど、相手を想う気持ちは、ホントなんだ……。少年と龍が織りなす夏の叙情詩、上巻。優しい気持ちになりたいあなたへ贈ります。現代日本が舞台で、普通の服を着て普通に過ごす人々が生活する村。ただ、その村には美形の竜神様が居て、その村には力が満ちているという、ちょっと不思議な感覚が面白いな~と好きになりました。その竜神様は序盤で村を離れてしまうわけですが、数百年そんなことはなかった一大事に、人々は大慌てします。で、カイとハルは連れ戻しにいくために後を追うので、物語の殆どは村の外の、旅の道中のお話になります。カイはその体質のせいと龍神にものすごく気に入られているという境遇で、昔から子供の輪に入れなかったりと村に溶け込めなかったし、若い。ハルの方も生きている年月は長くても、半龍なので力が弱くてずっと誰にも見えず、聴こえずという一人っきりの生活だったため、コミュニケーションを取ってきた経験がほとんどない。そんな二人なので、うまく気持ちが伝わらなかったり、どこか歪んだ執着があったり、まどろっこしいものを抱えていて……。お互いが大切なのに、すれ違いの重なる二人の姿は見ていてとってもじれったいです。龍神の加護と龍神の記憶を失った村、そしてそれに気づいていない村人という結末は私には寂しいものでしたが、物語としては納得のいくものでした。やっぱり寂しいですが。。。ボリューム的には上下巻(下巻には元となった読みきりが収録)でちょうどよかったと感じました。これより長くても短くても微妙だったかなぁ、と。読み応えもあり、メッセージもしっかりしていてとっても好みの本でした^^あまり語られなかった龍神様サイドのお話もかなり気になるので、また他の機会に描いていただけると嬉しいなぁと思います^^
2009年01月11日
Freezer(1)新人編集者・司馬蜂谷が配属されたのは月刊オカルト編集部。だが司馬は、実はホラー・オカルトが大嫌いな超怖がりだった!謎めいた霊能者・不知火不動とともに取材する司馬が見た怪奇現象の正体とは?期待の新鋭が放つミステリアクション! 新人マンガ家さんのようですが、安定した絵柄で見やすく、普段とオカルトの絵柄のメリハリもいい感じ^^絵の雰囲気的には新書館のマンガ雑誌「ウィングス」にありそうかも。まあ1巻なので編集部の面々もまだまだ怪しく、抱えているものも不明だらけ。なかでも編集部のメンバーで唯一とことん本物っぽい「霊能力者」の男性は、どうも二重人格というか、通常と霊的な能力を持つ魂が同居してるようなのですが、こちらも全く詳細不明。好きなタイプなのでなんとも気になります。今回は、就職できればどこでもいいさ!とオカルト編集部に行ったものの、やっぱり涙流して大後悔しちゃってる主人公が、新人歓迎会というお化け屋敷何分で出られるか、とか、子供達が死んだはずの夫を見ているという読者からの切実な投稿を調査しに行ったり、謎だらけの編集部の面々とちょっと交流深めてみたりと様々なお話が収録されています。けれども一つとっても気になることが。。大分前の発行なのに未だに2巻が出ていない……。。。
2009年01月03日
神獣を身体に宿すように神に選ばれた者「獣飼」と契約者・病種体たちの絆を描く物語、ついに単行本化! 表紙のお兄さんではなく、男子学生2人の学校内での話から始まってちょっとびっくりしていたら、どうやら位置的には導入編がそれだったらしく、続いては「獣飼」たちの長を務める表紙のお兄さんたちの話でした。なんと言っても、絵が綺麗でした。話も丁寧で、安定しています^^なので、伏線が多かったり、システム自体や各々の存在の位置が??でも十分楽しめました。そう、きっとまだまだ続く物語だったのでしょう。かなり謎が多いのです。「獣飼」というものと、「ドナー」の具体的な関係や、名前だけ出てきた「高天原」とは、とか、「獣飼」たちは山で集落を作っているようなのですが、導入に出てきた「銀狼」の獣飼の少年はその山に属さないようで、属さない獣飼はどういうものなんだろう・・・とか。読者が物語の初めから最後までをおうのではなく、大きな物語の一部を切り取り見ているような作品でした。でも先にも書きましたが、とても丁寧で安定しているし、話自体も切りがついているので、これ1冊だけですが不完全燃焼でもやもやが残るという気はしませんでした^^できれば・・・続編が出て欲しいな~。そんなに感情移入したり、とっても感動したり、ということはありませんでしたが、なかなか面白く「良作^^」な作品でした。
2008年12月10日
現在4巻まで1巻内容紹介から江戸は日本橋通町。一膳飯屋の看板娘・お初には、人には見えないモノが見えてしまう不思議な力がある。その力のせいでお初は…!?ミステリーの旗手・宮部みゆきの人気作品を完全漫画化!! 通りがかった古本屋の閉店セールでまとめて購入しました。「江戸」「人には見えないものが見える」ということで、『しゃばけ』のようなものを想像していたらちょっと違いました。不思議な存在としての妖怪は出てこず、出ても「悪霊」「怨霊」的なもの止まりでした。ということで、めくるめく異形の世界への期待は裏切られましたが、お話としては飽きることなく楽しくドキドキ魅せていただきました。「耳袋」を執筆中の根岸鎮衛さんがお初と話したり、赤穂浪士の忠臣蔵が採り上げられていたりというのもなんとも素敵♪4巻で赤穂浪士の件も無事終了し、区切りの良いところで終わっています^^2008年6月に4巻が出たばかりなので、5巻はまだ先かな~妹のピンチに駆けつけてくれる、とってもシスコンで美形な兄2人♪(1人は奥さんあり)という設定は、好きな人にはとっても美味しいのじゃないかなあ。甘甘すぎて私はあまりキュンと来ませんでしたが、ここも見所かもです。
2008年12月09日
現在6巻までウィキよりあらすじ平凡な少年だった主人公・日和見日郎(ヒロ)は、不慮の事故で死亡する。その場に居合わせた少女「姫」によって仮初めの命を与えられ蘇生したヒロだが、それが原因となって凄惨な戦いに巻き込まれることとなる。姫は「怪物」を統べる王族の王女であり、兄弟姉妹達の王位争いの渦中にいたのだ。「血の戦士」として王女に仕える立場となったヒロは、姫の命を狙って次々と現われる怪物達との戦いを続ける中で、次第に姫の隠れた素顔を知っていく。4巻くらいまで読んでいたのですが、ストーリー(というかキャラクター)を忘れていたので2巻から6巻まで一気読みしました。さすがに6巻までいくと大分話に進展がありました。王族の種族が判明したり、殺し合いをしていた兄弟の1人が脱落したり。にしても、王族とは不死鳥でしたか~特に何の種族だとかは意識しないで読んでいたのですが、うーん、火の鳥かぁ。キャラ的には令裡さんが非常に好きです。吸血鬼さんなんですけれど、なりゆきで吸血鬼から追われる存在に。同族を皆敵に回すとわかっていながら、深刻なそぶりをちらりとも見せずに、姫の手助けをしちゃう姿にキュンときました。さすが吸血鬼。見た目通りのただの小娘じゃありませんね☆そういえば主人公の名前が日和見 日郎(ひよりみ ひろ)と言うのですが、すっかり「ひよりみ」な感じではなくてちょっと拍子抜けですーーほら、野比のび太(ドラえもん)はいつまでたっても「のびのび」ですのでww姫と妹は共同戦線を張ったということですが、今のうちは他の兄弟に二人で対峙するということでいいでしょうが、生き残れるのはだれか一人のみ・・・結局はバトルロワイヤルですよね。。あああーーーー、皆幸せってどうしてこんなに難しいのやら。。熱中ということも有りませんが、そこそこ先が楽しみなマンガです。
2008年09月11日
・・・中略・・・ 現在10巻まで紀多みちるはある日、半年前の陸橋陥没事故から奇跡の生還を果たした事で有名な同級生、赤月知佳と橘思徒の首に死を予兆する黒い輪(リング)を見つける。実は2人は一度死亡するもローンを組んでゾンビとして生還していたのだった。みちるは、彼女のその「死神の目」に目を付けた2人の借金返済の為にゾンビ狩りに協力する事になる。少女と2人の少年が紡ぐ、死と再生……魂の物語。(ウィキより)5巻くらいまではちらちらと立ち読みしていましたが、やっぱりたまの立ち読みなので、話がよくわからなくなりしばらく読むのを止めていました。今回ひょんなことで10巻までよく機会があり、一気読みしたら・・・あれれ、面白いやん!!はい、とても楽しめました。10巻の最後ではシト君の身体は乗っ取られ、暦ちゃんは「死者の舌を食べられた」状態で血だらけで床に横たわり、みちるは平凡な少女ではなく実は超特殊な「シンギュラリティ」だと薄荷に言われ、(しかもその薄荷は、彼岸人の裏切り者グループのボス?とっても不穏。)ああ、いったい何がどうなるの!?皆は平和な日々に戻れるの!?と大変先が気になる終わり方でした。しかし、、、あれーーー?学園系のゾンビファンタジーだと思ったんだけど、見直してみるとまともに学園生活が描かれていたのって最初だけ?おまけにいつのまにかチカ&シトの活動舞台は香港ですよ;ラブキャラ 鼈甲・・・普段のどんより暗~い姿が好み。 ざらめ・・ちっちゃい姿も可愛いけど、大きい姿もかっこいい♪ ソテツ・・おねーちゃん達に大人気のイイ男 うっわーみんな見事に人外だww そして無事に生きて(?)最終回を迎えられるか微妙な位置の人たちデス。。 (途中で主人公達のために死亡とかがあっても不自然ではない位置だと思う)
2008年09月02日
・・・・・・中略・・・・・・ 鮮血のサスペンスホラー!! 人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。明の兄も2年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。 (公式より)第1話がコチラから読めます^^いやーーー、表紙を並べてみるとホント不気味ですなぁ。書店で気になっていたのですが、こういう表紙は雰囲気出てていいんだけれども、肝心の作中の絵や線の雰囲気が想像できないので購入には至らなかったのです。でもこの度機会があり一気読みです(*´ω`*)いやぁ、アクション!アクション!!ですね。一気に読んだのでどこがどの巻の内容だったのかとかが今一つ記憶に残っていませんが、スピード感がありどんどんと読んじゃいました。途中から明が「師匠」と山篭りして髪もひげも伸びて別人のようないい男になったのにびっくり!死なないと思っていた中核人物が死んでしまうこともあり、敵だと思ってた存在に同情してしまうような描写もありで、バッサバッサと敵を倒し、逃げて、戦いあうアクションものとしてだけではなく、人間ドラマとしても非常に楽しめました。奥が深いなぁ。死んでしまった人たちのことも、忘れずに後に繋げる主人公の姿がステキです。とはいえ、さすがに序盤に死んだ人のことはどうも忘れていそうだなぁ…笑明と仲間たちは最初、「謎の美女」に頼まれて吸血鬼退治に島に行くのですが、その際に人数集めとして「卒業旅行」と言って他の人間を数名連れてきたのです。が、島に着くなりあっさり捕獲され、「食料」として吸血鬼たちに囚われることになり、先の第一弾の餌として明グループ以外(←この辺運がいいですよね)の男女が連れて行かれ…この、先に餌になった人たちには婚約したカップルとかも居たのです。。そしてその後の描写……なんともやりきれない気分になりました。そして、そんな婚約ホヤホヤの幸せカップルを、こーんな危険なところへ連れて行った主人公達に怒りも感じましたが……あれ、忘れられてる?うーむ。。。最初は気軽な気持ちで吸血鬼退治を受けてみたものの、いざ来てみて思った以上に危険な島に来てしまった!!とわかった明たちは目的を吸血鬼討伐から島からの脱出に切り替えます。そして、ある事件をきっかけに明の目的がまた変化します。ずばり!吸血鬼の大将であり惨劇の元凶である「雅」の討伐に!!ということで修行でぐんぐん強くなる明、及ばずながらも続く他メンバー。後半はずっと雅を倒すために、近づくために奮闘中ということでしょうか。1つの敵に対しての戦闘シーンも長いので、あと何巻ぐらい続くのかさっぱり予測できません。でも、面白いですよ^^あ、ちなみにここの「吸血鬼」は雅でゴージャスで粋に美学を追求する……とかいう少女マンガに出てくるようなヨーロッパ的な吸血鬼ではありません。どっちかというとゲームの「バイオハザード」のようなゾンビ的な雰囲気です。(人間以外の吸血鬼化した動物や、オニになったものの外見は「寄生獣」っぽいところがあるかも)2009年には映画化するそうですよーまぁ、これを実写でやってもなぁ…と思うので、さして見たいとは思いませんが……。
2008年08月27日
同人ゲームでのそれまでの常識を覆す人気となった、いろいろ「伝説」な『月姫』の漫画です。現在5巻まで出ているのですが、彼氏さんが4巻までしか持っていなかったためここまでしか読んでません。てか彼氏さん、時々意外な本を持っていてびっくりデス。えーと、ゲーム未プレイでアニメも見ていない私には、このお話しはさっぱりでした。一応それなりには面白いんですが、面白い!と言い切るには・・・材料が足りないぃぃ。。伏線がどがっと引かれているので、そもそも各人物の個人設定すらのみこめてません。主人公が人や物の「死の線」が見えて、そこを切る事でどんなものでも壊せる力を持っているのはいいとして、どうしてその力が使えるのかとか、本人も忘れている胸の傷跡の訳とか、その傷跡からの謎の出血とか、ピンチ時に現れる凶悪人格(?)って何とか、敵の「転生する吸血鬼」ロワの視界を夢で経験する訳とか、彼の妹の不思議な力とか、4巻の時点でもまだまだ、だだだーーーーっと謎だらけでああ、、さっぱりです。絵はキレイだし、感情や情景も丁寧に描かれているので、とりあえずある程度伏線が消化されるか、完結してからどかっと読みたい作品でした。 5巻6巻も発売中
2008年01月15日
ラダが何を思ったか古本屋で全巻買い揃えてきたので、とりあえず10巻まで借りてきました。(なんで完全版買わないんだろう)いやぁ、すごいボリュームです。コマが細かいし、意外にせりふが多かったりして隅々まで見てると時間かかります。喜---というわけで、いきなりですが昔話---封神に初めて触れたのはきっと、小学生中学年の頃です。知りたてのアニメイトで、どういういきさつでか「ファインドアウト」(注:同人情報雑誌。廃刊)を親に買ってもらったことがありました。当時の私はもちろんそんな同人などさっぱりで、ただ「キレーなイラストがいっぱいの本」とだけ認識して絵しか見てませんでした。もったいない・・・(ていうか、なんとなくハズレと認識しちゃってました)で、妙に気になったのがあるページに小さく乗っていた変わった格好のキャラクター彼はピエロでした。なによりピエロが嫌いという当時の私にしては珍しく、やたらにとにかく彼が気になりました。---6年になって、夏休みに京都新聞の企画で行った子供旅行で知り合った女の子が、見たこともない漫画を1冊持ってきていたのです。びっくりです。荷物が重いのに、しかも家族旅行じゃないのになぜ本を??と思いましたが仲良くなったので読ませてもらったところ、 彼がいました。ここでようやくタイトルと出版社を知りました。---中学で出来た友人が集めている子だったので、ようやく続きが読めました。ストーリーが進んでも、彼は素敵でした。アニメも始まりました。地元テレビは超ローカル局のクセに、しっかり日曜12時に放送してくれました。彼が動いていました。しゃべってました。ちなみにこの頃同人世界に足を突っ込みまして、3年になるころには夢小説を漁ってました。でも、なかなか彼の夢は見つかりません。ジャンル的にはあるはあるんです。でも楊ぜんや望ばかりだったんです。ちなみに、封神の話をするオタや一般の友人達には不思議と彼を「本命」にしている人はいず、正直好みを疑われます。ええ、現在進行形です。ああ、申公豹様!!!(同士募集中)
2007年03月09日
補習で最新技術で作られた江戸体験テーマパーク(博物館)にやってきた主人公。散策中に突然目の前に現れた化け物に出会った瞬間、彼は「江戸」にいた・・・主人公のいた日常「彼岸」 ともうひとつの世界「あまつき」あまつきに存在しなかった彼は、唯一定められていない未来を描ける存在。しょっぱなから鵺が出てくるし、その後も次々天狗(美形)やら狐やらわらわらですっ。和風・妖怪大好きにはたまらねぇっす!!4巻になってもまだまだ分からないことだらけ。主人公はなぜあまつきに、天帝とは、紺はどうなる、鵺を操る夜行の狙いは、そもそもあまつきとは、大江戸幕末巡回展とは、時々彼岸(現代)サイドで不穏な動きが描かれたりするのですが、具体的な関わりはまだまだ不明。え、謎解きの楽しみ?むむむ、わたくし難しいことはわからんですよぉ~・・・ ドラマCDドラマCD「あまつき」春に雷 花に風
2007年03月02日
夏目友人帳(第1巻) 夏目友人帳(第2巻)「妖怪が見える」という秘密を抱えた孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目に!! 祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることになった夏目は…!? あやかし契約奇談!(説明より)ちょっと前の朝日新聞の日曜の読書欄で紹介されていて気になっていた本。出てくる妖怪たちや話がとっても好みで、たまらなくなってしまいました。特に、ほこらの神様と、旧校舎の神様のお話・それと燕のお話は・・・なんだろう、人と人ざるものの悲しい距離に涙が止まりませんでした。妖怪(神様)がどんなに思っても、人からは見えなくて。そこにいるのに、気づかれない、通じ合えない。だから、そこで満足するだけで、見返りを期待してはいけないんですよね。寂しいな。ああ、なにが書きたいんだろう私。とりあえず久々に大泣きした。(こんな話が作りたい・・・) マンホール(1) マンホール(2)新種フィラリアを植え込まれた「感染者」がマンホールから放たれた。つぎつぎと被害は拡大。やがて明らかになる恐ろしい計画!じつは完結の3巻を読んでないので今書くべきか微妙なかんじなんですが・・・。コマが迫力あって本当に気持ち悪い~~謎の人物(写真家)の存在と彼の実験とかは別として、ストーリーの進み方とかはなんか篠田節子さんのパニックホラーを思い出した。なんか、不思議と切ないとこもあって、ただのホラーで終わらないとこがいいな。これまた出会えて感謝な本! Samurai deeper Kyo(38)いよいよ完結。長かった~(っていうか読むの遅いぜ;)戦闘はもうなにがなんだかなのですが、よくあることなのでその辺は置いといて。途中途中に熱いセリフが結構あってちょっと恥ずかしかったりもしましたが、満足のいく終わりでよかったよかった。壬生の件が終わっても、みんなが相変わらずなのがなんかいい感じで、ほろりときちゃいました。真田さんとかはまだ天下統一に色々あるだろうけど、とりあえず大団円次回はどんなの描かれるのかな~ Vassalord.(1)ちょっと危険な香りのヴァンパイア物語。主人公は神に仕える、十字架も日光も平気な異例のヴァンパイアでありハンター。そんな堅物の彼の「マスター」はおちゃらけた強大な力を持つヴァンパイア。優等生風と遊び人おじ様のやりとり、ピスメに続きなんとも乙女心鷲掴みなビジュアルにまさしく垂涎!!でも、良いのは見た目だけじゃないんです!日光で灰になってしまうとか、蝙蝠になるとか、初めての部屋には招かれないと入れないとか、そんな吸血鬼もののお約束がどっさりなのがもう!! クリムゾンクロス「そう―追うがいい。私を憎んで。死が二人を分かつまで」 嘲笑に歪んだ唇から、真珠色の牙が除く。血に塗れた牙から真紅の雫が滴り、カールの額に血の洗礼を施す。幼いカールが、ヘルシングになって初めて見たのは、その光景だった。そのとき逃した、旧く禍々しき吸血鬼(ヴァンパイア)、名はエリオット。彼を追い、倒すことだけがカールの願いだった。しかし永遠の命に倦んだエリオットは、残酷な遊戯をカールに仕掛ける。ねぎししょうこが描く、ノイエ・ヴァンピリズム・レジェンド!!上に同じくこちらもヴァンパイア。さらに同じく神を信仰する主人公はヴァンパイアでありハンター。宿敵は彼を吸血鬼にした「マスター」。・・・でも、こっちには笑いはかけらもないのです。「カフェ吉」のように、美形満載で萌え萌えな展開を予想してしまったらあら悲惨。美形は多いですが、でも暗い・・・長い時を生きる、不死といってもいいほど力を持ったヴァンパイアの、倦怠感が痛々しいです。花嫁にと吸血鬼に育てられた過去を持つ少女が出てくるのですが、記憶の吸血鬼を求め、愛をこう少女に対し結局吸血鬼にとっては何の意味も感慨もない出来事だったんですね・・・。永遠の存在と人間の恋物語ってすごく好きなんですが、残された人外たちもいつかこんな風になるのかなぁとか思うとたまらない。
2006年11月12日
拝み屋横丁顛末記の宮本福助先生のサイン会に行ってきました~月曜に整理券をもらいに7巻買いに行って、待ちに待った本番です痛む足もなんのその自転車15分の近鉄までさっさか向かいました。朝ラダに散々引き止められましたが・・・そういえば近鉄ってあと150日ちょっとでなくなっちゃうんですよ・・・なんか寂しいなぁ。。プラッツになってからはあんまり利用しませんでしたが、それでも昔からご近所さんですし、あるのが当然になっちゃってましたからねぇで、サイン会割と初めの方に並んでいたのであっという間に宮本さんと対面です。ぜんぜん作者像とか作ってなかったのですが、それでもちょっとびっくり。うわぁ、和装がとてもよく似合っておられるきれいなおねえさまだぁでもって横におられる担当さん(とおぼしき茶髪の男性)との掛け合いも面白くて(なんて失礼ですが)改めて意識+思わず緊張しちゃいました///サインを書かれる手はすごく細くて指が長くて、ああ・・・この手からあの絵が生まれるのねともう大注目!不安なくらいに目がぎらぎらしていたらごめんなさい。変態じゃないんですよ?自分の番が終わるとさっさか帰ったのですが、せっかくだからもっとじっくり見ておけばよかったかにゃー
2006年09月30日
新装版が出ました 冥界(しかも東京支部)舞台の単発ギャグストーリーとくればもう大好物です。美形なのに中身が非常にダメ男な閻魔様にはじまり、一癖二癖で足りないようなキャラが盛りだくさんです。なかでもお気に入りは天輪王様。見た目はとっても美形なんですが、もうほんとぅに超絶お馬鹿!閻魔様に逆恨みして殺そうと目論んのでいるのですが、することなすことさすがへタレ靴に画鋲入れたり小学生並みかというの嫌がらせの連続。おいおいそれじゃぁ死なないよと周りが不思議がってみれば、実はかまってほしかっただけ・・・というその憐憫っぷりにトリのハートは鷲づかまれました設定やら細部に目を向けるとあれ?なところも有りますが、お勧めです。
2006年09月27日
・・・出るの遅いですよ-------------------今回も1巻まるまる戦闘シーンです。もう何かすごい迫力。。楽天の感想にもあったけれど、ほんと映画でも見てるみたいな。戦況の変化としてはまず、事の発端の次くらいに責任のあるであろう散々暴走してくれた「大司教様」がついにお亡くなりに。あっさりといえばあっさりな最後ですが、その最後の最後でちょっとほろりとさせてくれるエピソードがあってくそぅやられたぜ!てか回想シーンもあるのですが・・・子供のころから人相悪いなこいつ。。(でも生意気そうでかわいい・・・)でもってアーカードも暴走気味です。こちらはなんと人間だったころの記憶やらいろいろ見れてどっきどきです!!マスターってば少年のころからすごく美少年だったのねアーカードの偉大さが改めて・・・すべてを忘れたようにセラスと飄々と仕事をしている今は、彼にとっては夢のような時間なのかもしれないなぁ。セラスといえば、やっぱり。彼女もまた得体の知れない存在ですね。すごく特別な位置に置かれている事といい、少佐がますます底知れなかったり、神父までが人間やめてしまったりといよいよクライマックス近し?文字数で言ったらそんな多いことないんだけど、コマの強さでずしっと読み応えを感じる漫画でした。ご馳走様でもってごめんなさい。相変わらずカバー裏と後書きと作者紹介のテンションについていけません。。
2006年09月23日
読む気はなかったんですが、たまたま知人が貸してくれたので挑戦してみました。怖いのは好きだけど苦手なんです。怖いものみたさ以上に、やっぱり好きだから見ちゃうんだけど・・・でも怖いのは怖いのですよ~~~夜が怖くなるのをわかりつつも寝る前に読んでしまう筋金入りのお馬鹿さんでございます。--------------特に好みというものでもなくだからといってどうということもなく、本当にまあまあな感じでした。ごめんなさい。ただ、赤い水関連の化け物たちがやっぱり非常に気持ち悪かった!!ぼこぉぉっでろぉ~っとしていて・・・夢に見そうああいった化け物独特の知性がない(もしくは極端に低い)という設定も恐ろしさ倍増のポイントですね。こっちの常識が通じなくて、何を思ってどういった理屈で行動しているのかとかが読めないからさらに怖い。不審者とかが気持ち悪かったり怖かったりする理由も、相手がわけわかんないってのが多いですもん。理解できないのってすごく怖い。。気づかないうちに一瞬で死んでしまった人が、一番幸福だと思います。ホラー映画とか漫画とか、怖い思いして生き残っても、あれって絶対後でトラウマになったり精神壊したりしてると思うんですけど。。
2006年09月15日
完「トイレの花子さん」や「口裂け女」などの都市伝説(寓話)が、それが「存在する」と思った人にとりつき事件を起こすという設定で、寓話を祓う探偵・亜想と彼にとりつく花子さんと少女・カナエの物語。------------あんまりバラシなし------------お話や噂が、それを想像し、信じるから実体化して「現実」になってしまうって、なんか「妖魔夜行」「百鬼夜翔」(スニーカー文庫)みたいだなぁ。あのシリーズも人の思いによって「妖怪」が生まれるって設定で、どんどん社会状況に応じた新しい特徴の妖怪が生まれていたし、やはり人間の夜(闇)への恐怖・畏れが妖怪を生むっていうのは王道ですね。しょっぱなは「ベッドの下の男」。いつのまにやらベッドの下に男が隠れていて、寝るが最後殺されてしまうって寓話に取り付かれたカナエが探偵のもとにやってきます。このベッドの下の男の話は先日読んだ「プラトニック・チェーン」でも取り上げられていた都市伝説なので、なんだか懐かしかった♪でもって1巻末の「人面魚」の話がもうほんとに気持ち悪くて・・・夜に読んだことを切実後悔しました人面魚っていうか半漁人ですよ。人間ちょいでかな魚が手足を生やしてべったんべったん陸を大勢で歩いて襲ってくるの。。亜想も花子もメッタ刺しにされちゃってカナエちゃん危機一髪!ハッピーエンドかと思いや最後の最後でまたきっしょいシーンが!!そんなストーリーなので、気持ち悪いよ怖いよごめんなさい勘弁してください と思いながらもそれでも興味があってついつい読んでしまいました。でもって、ぞわぞわしてもまた次の巻へと先へ先へどんどん手が伸びる~3巻の「メリーさん」も怖かったぁーーーやっぱりこれも人形の大群なんですけど、いやぁもう人形ってただでさえ怖く描かれるのにそんな超ホラーな場面を描かれたら・・・ブルブル何気に人死にシーンが多い気がします。はい。でもそういうシーン以外は基本がコメディ(しかもちょっとハートフル)なのでグログロが続くわけではないので苦手な人もたぶん大丈夫?多少なら笑いありホラーありでとっつきやすく楽しめると思います。妖怪とかオカルト好きなら言うことなしでしょうけど☆要素たっぷりといえば、「口裂け女」はいい感じな恋愛ストーリー入りです。依頼主の少年が、口裂け女化してしまった彼女に対する真摯な愛を向ける姿に感激!本当は初めは妥協で、でも付き合っていくうちに・・・ いつからだろう僕が彼女を好きになっていたのは・・・きゅんときます。なんだか他人事じゃないんですもん。ホラー部分でないところで気になったらのは、亜想の趣味がエロ漫画集めで部屋が埋まるほど持っている(増加中)という設定が最初にあったので、なにかあるのかと思ったら・・・それ関係が本当に何もなくてびっくり。ていうか女の子はエロ漫画なんて読まないじゃないか、お前だけだぞ!みたいなことを花子に言うシーンがあるのですが・・・え、あ、そうですか。あの・・・よ、読みますよ・・・??とかなんだか寂しくなってきたので終了
2006年09月14日
待ちに待った第二巻!3年たってようやく出ました。ああ、長かった・・・------ネタバレひとさじ-------途中から怒涛の急展開ですね。1巻でお姉さま方のハートをさらったナタク君といきなりぶつかり合って、その後悟空は覚醒、子「処分」を命じる観世音菩薩に逆らい反逆罪確定の金蝉達・・・。一体これからどうなっちゃうの!?と3巻が待ち遠しいです。また3年もかからないといいのだけれどもうちょっと平和な日常が続くのかなぁーとか思ってたんで結構ショック。結局ナタクと全然遊んでないんですよね。闘神でなくただの少年として過ごした時間のなんと短く儚いことか・・・。悟空との時間を思い出して、悟空を殺せという父親の絶対の命に背き自分に剣を刺した姿が衝撃的で。最初で最後のナタクの反抗。人の関係は時間だけじゃないのよね。とりあえず、主メンバー以外は、今回驚くところしか出番のなかった竜の彼がこの後絡むのかどうかというところが非常に気になりました。1巻は結構嫌な感じに絡んでるので、このまますっと何も起こさず消えていかないといいんですけどね。しかし、口調や主な性格・外見などが現世と天界でほぼ同じとは何か妙なものですね。現世での経験や状況で今の彼らがあるものと思っていましたので、なんだかなぁ。どんな過去でも最終的には天界の時のようになるみたいでちょっと複雑。-------------------------------------
2006年08月19日
現在3巻まで。東京を舞台に、人殺しを生業にする少女・赤ずきんと、彼女を取り巻く一癖も二癖もある人々・・・--------ネタばれでーす---------殺しても死なない赤ずきん。切っても焼いても復活しちゃう、不老不死でエロエロな赤ずきん。人間じゃあそりゃあないでしょうね。しかし魔界のお姫様だったとは!しかも大罪犯して刑罰執行中ときましたか。全てを思い出したわけですが、しかしそうすると記憶喪失中の「赤ずきん」と今後の彼女はなんか別人ってことですよね。これからが本筋だとすると・・・1・2巻は導入?長!!「~だお」と話すつぎはぎの少女が大層可愛かったのですが、殺されちゃって残念。そのまま死んじゃったら正直あまり感動もないのですが、最後にご主人との絆のシーンを盛り込んでくれたせいで、泣いちゃいました不覚。これで感涙とかありえないと思っていたのになぁ・・・。淫魔の少年がとんでもなく可愛いです。途中少年の ぼろぼろ涙をうかべた獣耳姿が披露されましたが、あれは女性読者へのサービスですか?だとしたら、バッチリ受け取りましたよ玉置先生!! 4巻の簡単な感想はこっちに。 ■
2006年08月11日
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