学習する組織を創りたい!!

学習する組織を創りたい!!

2004/07/13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 「ハチマキ、落としちゃった。」
 「お父さん、もらってきてよ。」

 6歳になるエミは、お祭りのときに、
係りの人から受取ったハチマキを落としてしまった。
そのハチマキがないと、おみやげの「お菓子詰め合わせ」と
交換できないことになっている。

 大人だったら、次になにをすれば、ハチマキが手に入るかを経験で知っている。
でも、子どもにとっては、始めての困った体験。
あなただったら、どうしますか?

 ダナ・カストロ著「あたなは、子どもに『死』を教えられますか?」に、
行動戦略という言葉がのっています。

 「幼児期において、子どもの感情や親子の関係を調整したり、
  管理したりすることは、大人が責任をもてやるべきことです。
  成長するにしたがって子どもは、大人に助けられながら
  人間関係のモデルを自分のものとしていきます。
  子どもは少しずつ、自分の必要を満たすような行動戦略を
  自分一人でとることができるようになっていきます。
  さらに、複雑な状況を想定し、対処するための方法を
  考えていけるように成長していきます。」

 人間関係のモデルを自分のものとしていく経験。
事件が起きたときがチャンスです。

 ハチマキ事件の時、私がとった行動。
ぴょん☆:「お菓子もらえなくて、悲しいのは、エミだよね。」
ぴょん☆:「お父さんは、ハチマキもらいにいかないよ」
エミ  :「どうすればいいの」
ぴょん☆:「どうすればいいと思う?」
エミ  :「やくいんさんに、おとしたこといってみる」

 そして、エミは、あわただしく動き回る役員の人達を、じっと観察していた。
そして、話しを聞いてくれそうな人を見つけ、駆け出していった。

 ハチマキを手にいれたエミは、とっても嬉しそうだった。
そして、少し自信がついたように見えた。

 行動戦略を子どもに覚えさせるチャンスは、いろんな時にやってきます。
大切なことは、大人の心がけのように思います。





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最終更新日  2004/07/14 08:54:22 AM


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