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みえこ55 @ Re:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) お久しぶりです〜^o^ ブログにコメントを…
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rose_chocolat @ Re[1]:2015年my映画ランキング:元気にしています(01/02) みえこ55さん こちらこそレス遅くなりす…
2008.10.24
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監督・脚本 : 三原光尋

出演 : 中谷美紀 、 藤竜也 、 田中圭 、 下元史朗 、 木下ほうか 、 山田雅人 、 甲本雅裕 、 平泉成 、 八千草薫


鑑賞劇場 :  シネスイッチ銀座


公式サイトはこちら。



<Story>


港町の片隅にたたずむ“小上海飯店”。
店主の王さん(藤竜也)が心を込めて作る料理を食べに、地元のお客さんで一杯の店に現れる貴子(中谷美紀)。
貴子の、デパートへの出店要請を、即座に断る王さん。
だが、貴子は諦めずに、客として通い続ける。

トマトと卵の炒めもの、加賀芋の煮込み、蟹シュウマイ…。仕事を離れ、心から味わう貴子に、忘れていた笑顔が戻る。
そして、王さんの突然の病と店の存在の危機に、貴子が一大決心。
「会社辞めました。私に料理を教えてください!」
再び開店する日を目標に、二人三脚の修行生活が始まる…。(作品資料より)


しあわせのかおり - goo 映画
しあわせのかおり - goo 映画





<感想>

とにかく予告のお料理がおいしそうでたまらなくて、これは絶対に観ようと思ってましたので。。。
ジュワ~っと音を立てて出来上がっていく中華料理の数々。。。 たまりません^^

実はシネスイッチで上映されていたもう1本、 『マルタのやさしい刺繍』 が観たかったんですが、
もんのすご~~い人!!
朝から「立ち見」だったそうで・・・
ここでしか関東では上映がないみたいで、お客さんが集中しそうです。
いくら何でも立ち見は、と思ってこちらに変更。早く拡大上映していただけないかしら。
ですが『しあわせのかおり』も、かなりお客様入ってましたけどね。
でもこれもとても観たかったので、かえって座れる余裕があってよかったかも。



金沢の小さな中華料理店を営む初老の男・王、そしてそこに関わっていくうら若き女性・貴子。
最初は商売がらみ、だが次第にその店の料理に惚れこむ貴子。それだけの魅力がある料理って素晴らしい。ただ「美味しい」だけではないんだろうな・・・ って感じます。
その作り手の「こころ」が入っていないと、料理って人の感動を誘うことはできません。
中国から渡ってきた時の想い、家族に対しての想い、映画の中で語られていく様々な想いが、王さんの料理にはきっと込められているのでしょう。

そしてまた貴子も、自分自身の想いに押しつぶされそうになりながら生きている。
そんな毎日に出会った料理。
沁み渡るように身体に入っていくという感覚、そんな料理に出会えることが何ともうらやましくもあります。




しあわせのかおり
(C)2008「しあわせのかおり」製作委員会





両者に共通しているのは、「再生」ということ。
今まで起こってきたことからは逃れられない。だが、そこから先をどうやって生きていくのか。
忘れればいいじゃない・・・ と人は簡単に言うが、どれだけの時間をかけたって忘れられないものがある。
自分が今、必要としていることに打ち込んで行く。そのことによって癒えていく傷がある。
とことん向き合って取り組んで。その中で確実にスキルとなるものがあり、評価もされて、自分の居場所ができて、傷口が少しづつふさがっていって。
再生とは、ゆっくりと、ゆっくりと、行われていくものだから。





中谷美紀さんは、あの華奢な身体でちゃんと中華鍋を振っていて、
やらせなしでちゃんとお料理を作るところが収録されてました。
いつも彼女のプロ意識には感心させられるんですが、今回もですね。
中華鍋の「鍋振り」って、コツを覚えないと大変難しい。ただ力だけで振ったら身体痛めちゃいますから。
中華料理の火力を鍋全体に均一に行きわたらせるためには、相当な技が必要なんですが、見た感じ彼女の鍋振りはとてもしっかりとしていたように思います。
すごいですよね。

そして藤竜也さんもちゃんとお料理シーンをこなしておられて。
千切りなんてとてもお上手です。手元もきちんと写ってましたから。

そしてこの映画で出てくる中華料理は何と50種類! どれも大変美味しそう。
小上海飯店には「海定食」「山定食」があり、「海」だとエビチリとか鯛の蒸し物とかが出てきて、「山」だとトマトと玉子の炒め物や、鶏肉のから揚げのようなものが出てくるんですよね。
それに小鉢とかご飯、副菜、麺なんかがついててね。あと極めつけは蟹しゅうまい・・・ いや~美味しそう♪ (→ そればっかり)
下の写真はセットからのものです。




しあわせのかおり 中華料理
(C)2008「しあわせのかおり」製作委員会





伝えたいことはしっかり伝わっているし、視覚的にも(特に料理などはね)十分満足なのですが、ところどころ間延びしてしまったり、逆に肝心な説明がなかったりした部分がありました。
すごく絶賛したいんですができないのはその点なんですね。
ですが物語としては王道を行ってますし、紹興ロケも興味深かったです。
美味しいものが大好き、温かい気持ちにさせられたい、そんな時にはいい1本じゃないでしょうか。





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今日の評価 : ★★★☆


















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Last updated  2009.05.05 23:34:50
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