みお＆ゆきのツキアップ日記

★家で死のう！その８★

★４月４日（Gate♯16）

【地球のミッションを見失わないようにする日】

命のはかなさに畏怖を感じ、無力感に襲われたり、脱力感に苛まれる日。

地球での滞在期間はあと残りわずかだとしても、自分のことにだけとらわれて、
地球のミッションを見失わないようにしよう。

（以上転載）

家で死のう！ [ 萬田緑平 ]

『家で死のう！その７』からの続きです。

　2023年３月下旬から本格スタートした、子が親を実家で看取るための

　母と娘の３ヶ月間の共同生活、その貴重な体験を、ゆきのレポートで

　９回に渡ってお届けする連載シリーズです。

　・・・・・・・・

　第８回【あの世とこの世のはざまで・・・】

「在宅での看取りをされるご家族へ」に書かれているように、

母は意味不明な言葉を発するようになりました。

　夜中の２時に「もうすぐ逝きそうだから皆を呼んで」と言うことも。

　嘔吐が続く苦しさから「まだ逝けない。早く逝かせて欲しい」という訴えに

　弟は「ケアマネージャーとの最初の契約時に、『痛みや苦しみがないようにする』と

　言ってたのに…」と、なすすべがないことに少し苛立っていました。

　母は虚空をじっと見つめて「天使がいる」「みんながいる」と言ったり。

　「みんなって誰？」と聞くと「○○（初孫の名前）の赤ちゃんの時とか…」

　そんな初孫はこの２ヶ月前に結婚式を挙げ、孫の結婚式までは死ねないと

　言っていた母は無事出席できたものの披露宴中に具合が悪くなり、

　会場のホテルの一室で横にならせてもらったのでした。

　彼（初孫）は自分も母の側にいたいと言ってくれて、看護師が「呼吸が遅くなって

　いるので明日か明後日かも」と言って帰った夜から私と交代して看てくれたら、

　復活したように呼吸が安定してきたのでした。

　ちょうど週末だったので、仕事のある弟家族たちも集まり、

　総出で母のベッドを取り囲んでお世話してくれました。

　母のことを皆に任せて台所で洗い物をしていると「おばあちゃんが呼んでる」と

　言うので母の側に行くといきなり「盛大にこの行事をやってちょうだい。うんちぶりぶり、

　みんなでするの」と言うので周りにいた家族一同大爆笑。

　「お母さん、笑かしてくれるわ～」と応えると「笑かしてるんじゃないの、

　うんちぶりぶりするの」と何度も「うんちぶりぶり」を連呼するので、

　もうみんなで泣き笑いでした。

　その日の朝、おむつ交換したときに初めて大をしていたから、そんなことを言ったのかなと。

　母は83歳になるまで尿漏れとか尿失禁とかに無縁で、トイレも近くなかった骨盤低筋が強い人

　だったので、おむつに排泄するということになかなか慣れずにいたのでした。

　第９回【最後の日を迎えて】に続く

　・・・・・・・・

　この頃になると私（みお）が付き添っていたときにも、義母は、

　天井の一点をじっと見つめて、明らかにこの世界とは別の世界を

　ありありと見ているようなそんな表情をしているときがありました。

　それはきっと、こちらの動画で語られている「お迎え現象（4:35～）」

　の一部だったのかもしれません。（中程の縄文の話も興味深いです）

　それ以外にも、初孫くんがまだ子どもの頃に、義母は夢で、初孫くんが

　近くの公園の滑り台から落ちる正夢を見たこともあり、その頃から二人は

　とても絆が深かったように思いました。

　　　　　☆今月のテーマ『家で死のう！その８』のツボ☆

　　　　　　　・この世からあの世へ移行世～（笑）

心からの感謝とダジャレをこめて・・・・みお＼（＠＾Ｏ＾＠）／

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