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2005/11/04

(14)

テーマ：ひとり言・・？(17630)

カテゴリ：ひとりごと

不思議に思っていることがある。
すっごくおかしいのに、海外に出るまで気がつかなかったことだ。

突然だが、印刷会社でカラー印刷をするには
シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色の網点を組み合わせて
いろんな色に見せる方法と、
すでに色が決まった特色インキを使う方法がある。

で、その特色インキはわずか数社のインキメーカーが
世界のシェアを占めており
うちらは各社が作った色規格に沿って色の指定をするのだ。
（この業界10年以上のわりには説明がヘタだな・・）

と、つまんない話はサラッと流すとして
オーストラリアでは一般的に特色の色指定は
パントーン社 の色規格を使っている。

PMS

こちらパントーンの色見本帳。デザイナーには必需品！

・・・で、
Do-itが日本で使っていた、おそらく日本では一番メジャーなのが
大日本インキ化学工業 の色規格

略して 「DIC」 である。

最後に「K」はつかないものの
どう変えて発音しても

ディック

なのである。

当然、

ハゲ頭で頑固なカタブツ課長でも・・・
入社したて、何も知らなそうな清純お嬢様でも・・・

印刷の現場では
「ディック」を連呼！

しかもDICの色（確か数百色）には
どの色か分かるように番号がついているので
皆、番号で呼ぶ。

「Do-itのお気に入りはディック52番だけど
つい、よく使っちゃうのはディック157番なのよね～」

知らない人が聞いたら
間違いなくDo-itは

ディックをコレクションしている色情狂ではないか！
しかも３桁かよ・・

大日本インキさん、もうちょっと違う省略の仕方、なかったんですか？

でも実は、コレクションして番号で呼びつけてみたい気もする・・・

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