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オーブンクレイでねむりネコの原型を作ったら、型取りをする。今回は、シリコンゴムではなく、「お湯まる」を使う。これは、熱湯につけると柔らかくなる素材で、価格も安い。原型をどのように二分割するか、検討してマーカーで点線を引いていく。それがすんだら、油粘土にその点線まで埋める。お湯まる二本を鍋にいれ、柔らかくなるまで煮る。ころあいをみて、ワリバシで取り出し、型取りし易いようにお湯まるの形を整え、原型にかぶせて四方から押し付ける。この押し付け方で型取りが決まる。もし、失敗してもお湯まるは、またお湯に入れれば柔らかくなるので満足できるまでやる。型が出来たら、これに銀粘土を入れて型抜きする。
2006.10.05
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私が子供のころネコをかっていた。子ネコの時から育てたので、私になついていた。名前は、「チビ」チビが、夜遊びして戻ってくると、もう戸口は閉まっている。すると、私の部屋のところで、「ニャー」と鳴く。私が窓をすこし開けると、かるくジャンプして入ってくる。夜露でぬれたからだを、きれいにするとベッドの上に上がり丸くなる。たしかにチビは、私になついていたが、私以上の存在がいた。それは、まいにち毎日エサを出してくれる私の母親だ。私が呼んでも、耳を動かしもしないのに、遠くで母が、「チビ」と呼んだだけで、すぐに駆けだして行った。ねこを銀粘土で作るために、オーブンクレイで原型を作った。そして120℃で焼く
2006.10.05
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シリコンゴムの型で鋳造するために、ゴム型の湯口、湯だまりを大きくする。湯(ドロドロに熔けた金属)が型のすみずみまで、きれいに流れるように考えて、空気抜きのミゾを彫り込む。ゴム型に離型剤をぬる。ホワイトメタルはスズ、アンチモン、銅の合金で、融点が240℃なので、家庭用コンロで簡単に熔ける。ゴム型を合わせて木片で固定しておき、その中に湯を流しこむ用意をする。古いフライパンにホワイトメタルをいれ加熱していく。熔け始めると、酸化皮膜ができるが、型の中にはこれを流しこまないようにしなければならない。火傷しないように革の手袋をはめて、フライパンの湯を慎重に型に流し込む。数分後、ゴム型をはずし中から鋳造されたものを取りだし、駒の角の部分まで、きれいに形成されているか確認する。不十分なところは、空気抜きを彫り込んで、再び鋳造する。これを繰り返して、満足できるまで鋳造する。鋳造された駒には、湯だまり部分とバリが付いているので、これを取り除き、ヤスリで修正し、そのあと耐水ペーパーで磨きあげていく。これを、銀磨き剤でさらに磨きあげると、銀と見間違うくらいに、輝く。
2006.10.03
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わたしが長考している間、息子はクチ三味線全開で跳ねまわり、時々やって来ては「まーだー?」とのぞきこむ。そして、イライラした私が「くち三味線はやめろ」といいおわる前に、姿は消えてしまっている。こころを落ち着けて息子の駒台を確認して、考え抜いた一手をやっと指した。「おーい。さしたぞー。」その声を聞いて息子は駆けつけてきた。私の駒の動きを確認し、次の瞬間いきなり指した。まったく想定外の一手で、私には投了しかなかった。「またお父さんに勝った~。」の声を聞きながら盤を見返してみると、何かへんだ・・・なにか・・・最後の駒がどこから出てきたのか・・・?「最後の駒、どこにあったの?」という私の問いに、どこからか息子の声がした。「お手手に持ってたの~。」耐熱シリコンゴムで型取りしたら、減摩合金(ホワイトメタル)を流し込む。そのための準備をする。
2006.10.02
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スカルピーで作った将棋の駒のうらには、何を描くか迷ったが、ヒョットコの顔を浮き彫りにすることにした。これを電気炉に入れて、130度で15分ぐらい焼くと、粘土状から硬くなる。硬化したところで、目の細かいサンドペーパーをかけて仕上げる。これを原型として、表と裏の二回に分けて耐熱シリコンゴムで型取りする。
2006.10.02
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まだひらがなしか読めなかった息子に、将棋を教えた。一つ一つの駒に読みがなのシールを貼り、駒ごとの動きを一覧にしたものも作った。子供はものを覚えるのが、早い。わたしは忘れるほうが早い。最初はわたしの駒を落としたりして、手加減していたが数ヶ月ごには、平手(ハンデ無し)で互角の戦いになった。それも数ヶ月後には、形勢は逆転してしまい、わたしの長考が五分、十分とながくなっていった。わたしが無い知恵をだそうと必死に考えている横で、我がむすこは鼻歌をうたい、しまいには廊下を駆け廻りだした。そして、息子の出方をすべてよんだ上で指したわたしの一手を、駆けまわる足をちょっとだけ止めた息子は、簡単に撃破し・・・・最初はカワイイと思っていた息子の鼻歌が、耳ざわりになってきた。いくらプロ棋士の羽生さんは、「くち三味線はしないよ。」といっても息子の勝利の鼻歌も、くち三味線も止められなかった。私は息子にあるプレゼントを作ることにした。スカルピーという樹脂粘土で王将の駒を作った。そして、裏にはあるものを浮き彫りにした。
2006.10.02
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