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2006年07月24日
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カテゴリ: 映画
お姫様を夢見る少女の未来は・・!?

『嫌われ松子の一生』公式サイト

制作データ; 2006日本/東宝  ジャンル; ヒューマン  上映時間; 130分 
監督; 中島哲也
出演; 中谷美紀・瑛太・伊勢谷友介・香川照之

観賞劇場:7/22(土)ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ

◆STORY◆
昭和22年福岡、一人の女の子が誕生した。彼女の名は川尻松子。教師になり爽やかな同僚とイイ感じになるも、辞職。ここから、松子の転落人生が、始まっていく。愛を求める松子の前にはさまざまな男が現れるが、彼女の選択はことごとく不幸へと繋がってしまうのだった。53歳、河川敷で死体となって発見された彼女の生涯を探る甥が見たものは?


***********************************

う~むむむ。冒頭から 「53歳の松子は河川敷で殺されて犯人はまだ捕まっていない」 というのを
聞いた瞬間、嫌な予感が・・・。正直不幸ながらも、もっと明るく楽しい話かと思ったのだが・・

語り手は、松子の兄の息子であり、松子の甥。

本当は、限りなく暗くなる不幸な松子の一生を、 『下妻物語』 の中島哲也が手がけたというところで
ミュージカル風に 歌や踊り 、CGで 蝶やお花 キラキラ と明るく持ってきたところはさすが。
冷静に考えれば気持ちが暗くなる場面でも、手前に花束が常にあり楽しい画面になっている。

好きな男に暴力を振るわれても、一途に想い愛し続ける松子。
何が彼女をそうさせるのか。それは、幼少時の 親からの愛情不足 だ。

病弱の妹ばかり可愛がり自分には見向きもしない父。父親に振り向いてほしくて愛してもらいたくて、構ってもらいたいという気持ちはとうとう父親には伝わらなかった。松子が家出をして、数年後父親が他界して、もう2度再び父の愛情は得ることはできなくなった。

「暴力を振るう男といるからダメなんだ」 という人もいるだろうが、成長する過程で、愛情に飢えていた松子は、少しでも自分に愛情を注いでくれる人からは離れられなかったのだろう。

私は、この映画は心底からは笑えなかった。原作は、もっと暗く感じるのだろうか。
結局、子供の頃の親の育て方が大きな問題にあるように思える。

【みどころ】
1.松子の不幸な一生をどれだけ明るく演出できるか
2.映像美
3.カメオ出演を含めた出演者の多さ(見つける楽しさ)


***********************************
<総評> ★★☆・・
予告をみて、もっと楽しい映画かと思いきや途中何度も涙しそうになる
まぁ、既婚者の奥さんへの挨拶訪問には引いたが・・

前半の 明るくパワフルな展開を最後まで持って行ってほしかった
130分の上映時間は、長すぎる。2/3位に短縮して、じめっと見せるのではなくサクッと見せてほしかった。せっかく、不幸な生い立ちを映像と歌で明るくしているのに後半の松子の部分が非常にだらけてもったいない感じがぬぐえない。

挿入歌もさまざまで、やっぱり頭に残るのはBONNY PINKの歌。 愛はバブル、愛はトラブル~
『なんて上手い事を言うんだ!韻の踏み方も上手い!』 とこんなところに感心してしまいました



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最終更新日  2006年07月24日 15時07分26秒
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