2007/01/16
XML
テーマ: 社交ダンス(9053)
カテゴリ: TVのはなし
カップルを組んでも、必ずしも相性がいいとは限りません。

ダンス・オーディション番組のための即席カップルなら、なおのこと。

4組目に登場するドミトリーとジョイは、人も羨むような美男美女カップルです。

ここまで勝ち残ってきている訳ですから、ダンスの腕も人並み以上。この2人の課題はサンバでした。

ドミトリーはラテンダンサーですから、サンバは得意中の得意。

しかしジャズダンス専門の女子高生ジョイは、重心を低く保つことに慣れていません。

本番直前になってもまだもめていました。

『マシュ・ケ・ナダ』にのって登場した二人は、実力差が素人目にも明らか。

審査員の講評も厳しいものでした。

「ジョイは顔は笑っていても緊張しているのが分かって、本当の笑顔じゃないから見ているほうも楽しくない。」

「ダンスで最初に習うのは足を伸ばすことのはず。それすら出来ていないジョイがこの舞台に立つのは早すぎた。」

「カップルダンスでは互いの欠点を補い合う必要があるが、ドミトリーは協力していなかった。」

サンバを踊ったことのない人に一週間で踊りこなせと言うのは酷だと思います。それが出来なければこのステージに立つ資格がないのだとしたら、確かにジョイはまだ力不足なのでしょう。




5組目はナタリーとムーサ。コンテンポラリーに挑戦します。

ナタリーは本領発揮ですが、ムーサはストリートダンサーですからこんなバレエのような動きは専門外です。

裸足のダンサーが流れるように踊るコンテンポラリー、2人は『Closer』という曲に乗って愛を表現します。

振りつけも素晴らしく、ムーサは技術面で危なげなところもありましたが見事にやり遂げ審査員からも絶賛されます。

「ムーサが不安に感じるところはナタリーが表情で観客を引きつけ、みごとにカバーしていた。」

「2人の相性のよさが伝わってきた。人間の弱さや感情の起伏を理解してそれを表現できていた。」

「子供ぽい踊りではなく、大人の男女を演じて見せた。」

4組目のカップルと対照的な2人でした。

お互いが才能を尊敬し合い、相手の実力を信じて踊っていました。その信頼関係は見ているほうにも好印象として伝わってきます。




6組目は、ハイディとライアン。課題はポップスです。音楽がチャチャみたいなので、ラテンダンサーのハイディは、チャチャを踊り出すんじゃないなんて言ってました。

ヒップホップの振りつけ師シェーンは、相性もいいしテクニックも申し分ないと絶賛しますが、コンテンポラリーのミアは違う意見でした。

「ハイディの動きには力強さや安定感がたりない。ライアンにはそれがあるから、2人がもっと歩み寄ればもっといいものが出来る。」

客席からは大きなブーイング。

私たちも『えーー!!あれで力強くないって、ほんと?』

しかし、ハイディのコメントは素晴らしいものでした。この人は頭がいいです。

「私がこの番組に参加したのはもっとダンスの腕を上げるためです。去年の番組で出演者たちが、番組を通じて何倍にも腕を上げていくのを見ました。ミアの指摘には感謝しています。次までに絶対直してきます。」





<今日のポイント>

1 自分のパートナーを信頼して、足りないところは補い合おう。フロアに立ったら、たった一人の味方なのだから。

2 自分の踊りの欠点を指摘されたら、それを感謝しよう。それは全て自分を向上させる肥やしとなる。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/01/17 09:33:10 PM
コメント(14) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: