2009/01/22
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テーマ: 社交ダンス(8751)
シルエットのお話の続きです。ポイズに関して見逃した方は こちらから どうぞ。

スタンダードのホールドのやり方もいろんな流派があるみたいですね。

競技ダンスは時代とともにますますスピードやキレを追求したダイナミックな踊りになってきていますので、ホールドの仕方もよりダイレクトにリードが伝わる方向に変遷して来ているようです。

昔はつないでいる男性の左手と女性の右手の間に卵が入るみたいなソフトな握り方だったそうですが、現世界チャンピオンのゴッゾーリなんかは、かなりギューっとつないでいるとのこと。




今回まさひろ先生に教えていただいた方法はヒルトン流なんでしょうか,その辺はちょっと聞きそびれましたが、男女の親指をピッタリ合わせる方式でした。

『ちょっと違和感があるかもしれませんが,試しに踊ってみて下さい。』

何か,大将の手がかぶって来て踊りにくいです。私の手首の力が弱すぎるのかな。

大将が先生に質問しました。




『親指の長さが凄く違うときはどうしたらいいですか。』

先生は珍しい例なんで見てみましょうとおっしゃって、参加者全員私達のところに大集合。

『あら~,ちっちゃい手なのね。』


むむむ。(そこ、見るとことちがいますから)


『まあ、かわいらしい。』


そ・そぉ?(これは褒められてるのか?)


要するに私の手が小さすぎて大将の親指が『だんしんグー』みたいにはみ出してしまってるんです。

これは親指の合わせ方が間違ってたみたい。親指の付け根を合わせるんじゃなくて、先端の高さを合わせるそうです。





次はもう一方の手の話。

男性の右手は女性の左の肩甲骨を包むように。

ただのパーじゃないんですね。

ふくらみが必要なんです。

マーカスのレッスンで先生は『おっ○い触るように』といわれたらしいんですが、指をそろえた方がきれいですから、たぶんそれほど大きくない代物を想定しているんだと思います。




競技会では審判の先生もいろいろ見方がありますから、評価もまちまちだったりしますが、二人のシルエットの『ホールド』に関しては美しさの基準がはっきりしてます。

ですから、ホールドがきれいで崩れずに踊りきれたら評価は上がるはずなんですね。

どこが崩れやすいかっていうと、やっぱり両肘の位置。

高さが左右でずれてたり、ボディに対して後ろにいったり前にいったり。

この時初めて気がついたんですけど、わたしなんかワルツのナチュラルターンの3歩目でターっと右手伸ばしきってました。

これ、だめです。吊るし柿。




自分では思いっきりストレッチしてるつもりだったんですが、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。

両肘を結んだラインと背骨とはいつもきれいな十字形がいいというお話でした。

さ、ホールドが決まったので、これで止まってるときのシルエットは完璧です。次はムーブメントのお話。










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Last updated  2009/01/22 08:44:50 PM
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