2015/04/13
XML
テーマ: 社交ダンス(9048)
カテゴリ: 映画のはなし
ビッグバン提唱者で有名なイギリスの物理学者ホーキング博士。

脳の命令が筋肉に伝わらない難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)を21歳で発症し、余命2年と言われていたそうです。

『車椅子の物理学者』の頭脳は健全で、現在でもブラックホールなど現代宇宙論に多大な影響を与え続けている天才。

この映画はホーキング博士の若い頃を描いた作品です。





ホーキング博士の前に名前を並べているベネディクト・カンバーバッチは 『シャーロック』 で人気の役者さんです。

病気の進行する様子や話し方、凄くリアルに演じていてモンテカルロTV映像祭 男優賞を受賞しています。





1963年、ケンブリッジ大学大学院で博士論文のテーマに取り組んでいた理論物理専攻のスティーブン・ホーキング。

彼の興味は宇宙でした。

当時主流だった『宇宙には始まりも終わりもない』という定常宇宙論を覆すビッグバン宇宙論を展開し、それを証明する宇宙背景放射が偶然にも翌年発見されたんですね。

ベル研究所のアーノ・ペンジアスとロバート・W・ウィルソンがこの発見で1987年にノーベル賞を受賞するんですが、そのインタビューと合わせて物語が進行して行きます。





彼に思いを寄せるジェーンは病気が発症してからも彼を支え続け結婚して3人のお子さんがいらっしゃるそうです。

もう離婚されてますけどね。





たまにテレビで拝見する姿から、病気に負けない強い精神力の持ち主と言うイメージを持っていましたが、映画の中で描写される様子から様々な葛藤が想像出来ました。

次第に筋肉を動かせなくなって行ってやがて呼吸器を司る筋肉にも影響が及び溺れるような感じで死に至ると医師に告げられたホーキングは、バスタブにもぐって何度も時間を計るんです。

一体どのくらい息を止めていられるか調べるために。





ビッグバン宇宙をひらめく瞬間とか、友達の数学者とか、興味深いシーンがいろいろありました。

『ホーキング、宇宙を語る』、むかし読んだ気がするんですがもう忘れました。チャンスがあったらもう一度読んでみようかなと思いました。

予告編は こちら です。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015/04/16 08:02:52 AM
コメント(0) | コメントを書く
[映画のはなし] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: