2021/02/16
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テーマ: 社交ダンス(8732)
カテゴリ: 映画のはなし
『バットマン ビギンズ』

バットマンの宿敵ジョーカーを演じたヒース・レジャーは作品の完成を待たずに急性薬物中毒で死亡。

28歳の若さでした。

死後『ダークナイト』の演技により、アカデミー助演男優賞を受賞しました。





この作品でジョーカーは、人間の本質に迫る究極の選択を迫ってきます。

誰もが少しは持ち合わせている黒い心を刺激してくるんですね。

冒頭の銀行強盗シーンでは、ピエロのマスクをかぶった強盗団が登場。

『仲間は少ない方が分け前は増える』という考えのもと、分担された役目を終えた仲間を次々と殺すように命じられていて、結局最後に一人しか残らないんです。

ピエロのマスクを外した顔は化粧のハゲかかったピエロ、ジョーカー本人でした。

仲間の命と金を天秤にかけて、必ず全員が金の方を選択すると踏んだジョーカーの恐ろしい作戦です。





ゴッサム市警の善玉ジム・ゴードン警部はバットマンと協力してマフィア撲滅に力を注いでいました。

そこにハンサムで高潔な地方検事ハービー・デントが加わります。

バットマンの幼なじみのレイチェルとハービーは付き合っていて、微妙な三角関係が生じます。

バットマンことブルースは、裏仕事を隠すために表向きでは大金持ちのプレーボーイを演じていたのでレイチェルは引き気味だったんですね。





マフィアと組んだジョーカーは、バットマンが正体を明かすまで市民を殺し続けると宣言。

レイチェルとハービーを誘拐して別々に拉致し、爆弾を仕掛けてバットマンに究極の選択を強いるんです。

バットマンがレイチェルを、ゴードン警部がハービーを救出に向かいますが、ジョーカーの情報は嘘でした。

普通ヒロインは死なないものですが、レイチェルは爆死します。





レイチェルを失ったハービーは復讐の鬼トゥーフェイスとなって、彼女の死に加担した者全てを抹殺し始めます。

コインを投げて生死を決めるという究極の運試しで。

市民の希望の光だったハービーのイメージを壊したくなかったバットマンは、彼の犯した罪を被ってダークナイト(暗黒の騎士)となります。





ジョーカーはもう一つ、とんでもない選択を突きつけてきました。

ゴッサムシティから退去する市民を満載した2艘のフェリー、実は爆弾が仕掛けてあって、起爆装置はお互い相手の船にあります。

0時までに相手の船を爆破するスイッチを押せばもう1艘は助けるとのこと。





自分が乗ってたらどうするでしょう。

スイッチ押すか押さないかで乗客同士もめますよ。

死にたくないけど殺したくもないし…。

片方の船には移送中の囚人たちが多数乗っていることで、この難問をさらに味のある物にしていました。

命の天秤、果たしてどちらに傾くのか。





ジョーカーは非常に個性的なキャラで、彼を主人公とした 映画ジョーカー も面白かったです。

この作品が第81回アカデミー賞の8部門(助演男優賞、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響編集賞、編集賞)にノミネートされ、2部門(助演男優賞、音響編集賞)を受賞したというのも納得できます。

『ダークナイト』(原題: The Dark Knight)は、2008年のアメリカ・イギリス共作映画で、主演は前作同様クリスチャン・ベールです。










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Last updated  2021/02/16 08:01:27 PM
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