2023/08/13
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テーマ: 社交ダンス(8731)
昨年夏にJDSFの試験を受けて

この先も誰かを指導することがあるのか微妙なんですが、指導員になると年に一度以上、指導員研修を受講する義務があるそうで、今年初めて参加してきたんです。

会場は茨城県ひたちなか市のワークプラザ勝田。





茨城県は指導員資格を持つ人が200名くらいおられるそうで、7月末に茨城で開催された第1回目には130名の参加があり、今回は70名くらいとのこと。

各県で年に何度か開催されるので、都合のいい時に最寄りの場所を選んで参加できます。





練習着に着替えて約2時間の講習を受けました。

去年までは机に座っての講義もあったそうなんですが、今年は実技のみです。

講師は埼玉PD所属の高橋一昌・由紀子組。 全日本マスターズ福井 のシニア I スタンダードで優勝された選手だそうです。





テーマは『ダンスにおける体幹と体内の揺らぎについて』でした。

先生方はJBDFのプロからPDへ7年前に転向されたそうで、JBDF競技選手時代のエピソードをお話しくださいました。

ゴッゾーリの踊り に感銘を受けて、見よう見まねでコピーし競技に出た時の失敗談です。

正しいテクニックを学ぶことが大切という教訓を得られたとか。

私たちも初心者の頃、早く上手くなりたくて当時チャンピオンだった ブライアン の踊りをコピーしたことがあったっけなあと懐かしく思い出しました。





さて、まず体幹の話。

スタンダードは両足の間の中間バランスで立てる必要があるので、上体のバランスを保つために体幹は非常に重要とのことでした。

どちらか片足の上に重心を完全に乗せる方が上体を保つのは簡単のようです。

会場の皆さんはしっかりした体幹をお持ちの方々でしたので、前後に大きく脚を開いた状態でバランスを保つことは難なくクリア。





ホールドについての詳しい説明は、これまでいろんな先生方に聞いた断片をつなぐような、とても参考になるものでした。

昔は男女で半身ずれて、相手におへそを向けるホールドだったのが、今はトップの開きをより大きく見せるために接触部分は体の1/3程度になっているそうです。

おへそも相手には向けないで、身体もひねらず、男性は進行方向に真っ直ぐ右の骨盤を向けて、左の腰は女性のシェープに合わせて若干上がるとのこと。





男性の左手は女性がシェープを作った時の目の高さ。

身長差があるカップルや、女性が大きくシェープを作る場合、左手はそれに合わせて低くなりますが、手は肘の高さより下にはならないので、その場合は膝とか股関節で調整する必要があるようです。

男性の右手は女性の左肩甲骨を包む感じで、指先は下を向けないこと。

大きなトップラインを作るために、先生は右手を女性の肩から出るスレスレに構えるとおっしゃってました。





女性は上半身だけ少し左へアイソレーションして、おへそは男性に向けません。

女性の右手はカーブを作ること、男性の左ひじはシャープに角度をつけること。

どの程度シェープするかは女性の柔軟性とか筋力に因るみたいですが、ホールドした時女性は少し右腰を上げること、左手は最後に乗せることは共通のようです。





先生たちが回ってカップルそれぞれのホールドをチェックしてくださったんです。

大将が由紀子先生とホールドすると、動いてないのになんかすごく踊れそうなカップルに見えて感動しました。

女性のシェープによって、見栄えがずいぶん変わるんですね。

私にできるかなあ。

このあと休憩を挟んで第2のテーマ揺らぎの講義に移ります。

少し長くなりそうですので続きはまた明日。お楽しみに。


競技会の準備はOK?






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Last updated  2023/08/14 07:26:44 PM
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