2023/09/05
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テーマ: 社交ダンス(8731)
カテゴリ: 映画のはなし
英文学はお好きでしょうか。

エミリー・ブロンテの『嵐が丘』やゴールズワージーの『林檎の木』なんかは大好きで何度も読みました。

『エマ』を書いたジェーン・オースティンは1800年頃に活躍した女流作家で、英国留学していた夏目漱石は『写実の泰斗なり。平凡にして活躍せる文字を草して技神に入る』と絶賛しています。

『いつか晴れた日に』 も彼女の『分別と多感』が原作で、今でも印象に残るいい映画でした。





エマ・ウッドハウスは裕福な家に生まれ、美しく頭もいい21歳の女性です。

イギリス南部ハイベリーの邸宅に父親と二人で優雅に暮らしていました。

友人のハリエットには好きな男性がいたんですが、エマがプロポーズを断らせ、自分がふさわしい男性を探すと意気込みます。

この人はと見込んだ男性が別の女性と結婚したり、自分が好きな男性にハリエットも恋したりとなかなかうまくいかないんです。





とっても平和で上品なロマンティック・ラブ・コメディで、平凡な日常が続くので映画に刺激を求めている方向きではありません。

舞踏会のシーンもあって、当時踊られていたであろうダンスも見られますよ。

衣装とか調度品とか食器とかが素晴らしく美しいです。





『EMMA エマ』(原題:Emma.)は2020年のイギリス映画。

監督はオータム・デ・ワイルド、主演はアニャ・テイラー=ジョイです。

この作品が映画化されるのはこれで5回目とか。

2021年、アニヤ・テイラー=ジョイが第78回ゴールデングローブ賞の主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされました。

第93回アカデミー賞では、衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞の2部門にノミネートされています。

映画に刺激を求めない人におすすめの上品な作品です。











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Last updated  2023/09/06 11:35:50 PM
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