つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

2024年02月19日
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カテゴリ: アート


19世紀後半、フランスに誕生した印象派は世界各地に
影響を及ぼしていった。そんな印象派の広がりをアメリ
カのウスター美術館の作品を中心に紹介した展覧会。

オーソドックスにバルビゾン派あたりの風景画から始まり
本家フランスの作家たち、そして日本をはじめ世界各地の
印象派の画家たちの紹介へとつなげています。

アメリカの印象派画家はメアリー・カサットくらいしか知
らないのですが、今回はチャイルド・ハッサムなど新しい
作家を知ったのが収穫でした。アメリカではビッグネーム
なんでしょうけれど、どうしても本場フランスの印象派画
家の陰に隠れて地味な存在です。日本の印象派画家も同様
に感じます。

今回、ダントツでよかったのはやはりモネの睡蓮。1908年
の作品で、私のいちばん好きなDIC川村記念美術館蔵の睡蓮
の翌年に描かれたもの。ウスター美術館は1909年にこの睡蓮
を購入したことで、世界ではじめて睡蓮を購入した美術館と
なったという蘊蓄も知った。とにかくパステルカラー調の
優しい色合いがすばらしい。初夏の早朝から午前中にかけて
のジベルニーの庭での光景でしょうか。



ショップで美術館名にちなんでウスターソースを売っていた
のには笑えました。ちなみにウスターソースの元祖はイギリ
スとのことでした。(2/11)





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最終更新日  2024年02月19日 14時11分38秒
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