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こんばんわ。行政書士のタダスケです。
今日は桜が本当に綺麗で最高の1日でした。
さて、今日はタイトルにもありますように 行政書士と民生委員との関係 についてですが、「密接」とまで書いているのにはやはり理由があります。それは後ほど・・・
民生委員って皆さんはご存知でしたか?私も数年前まではあまり知らなかったです・・・
この民生委員の方々は、厚生労働大臣の委嘱を受けて、地域の社会福祉全般にわたって相談、支援活動を行っているボランティアの方々をいいます。
この方々は、生活保護家庭や母子家庭などのいわゆる経済的弱者の支援活動が主な活動ですが、そのほかにも1人暮らしや障害者の方などの相談・支援活動も行っています。
「え?おかしいんじゃないの?社会福祉と行政書士の仕事は全然関係ないんじゃないの?」と思われた方も少なくないかもしれませ。では民生委員の方々がよく受ける相談や支援内容を挙げてみましょう。何か見えてきませんか?
◆ 在宅福祉
介護に関する相談、ホームヘルパーやショートステイなどの在宅福祉サービスの利用・社会福祉施設への入所に関すること。
◆ 住宅関係
契約更新・解除、修繕・造作・増改築、地代、借地借家契約条件に関すること。
◆ 家族関係
結婚・離婚・扶養・親子・相続関係の問題や、近所付き合いに関すること。
◆ 消費者保護関係
クーリングオフ、キャッチセールスや、高齢者対象の販売その他悪質商法に関すること。
◆ 育児・教育関係
育児、しつけ、いじめなどの問題、児童の健全、育成、非行に関すること。
◆ 健康 関係
疾病、障害、予防、治療、精神衛生、保健衛生などに関すること。
◆ 仕事 関係
就職、失業、雇用、職業指導、内職、賃金などの問題に関すること。
いかがでしょうか?何か見えてこないでしょうか?
例えば、「住宅関係」については、地代の値上げや値下げに関する問題や供託金などに関する問題がありますが、このような問題の際には行政書士の業務に 「内容証明」作成 によって相手方と交渉する糸口をつくることが可能です。
さらに「家族関係」を見てみると、「離婚、扶養、相続」などの記載がありますね。これらは行政書士の業務の一部である 「離婚給付契約書」や「負担付贈与契約書」、「遺言書」「遺産分割協議書」さらには「DV・不貞に関する慰謝料請求関連書面」などの書類作成や相談業務 と密接に「関連し」ています。
この他にもたくさんあるのですが、民生委員の仕事はボランティアとはいえ多岐にわたるといえます。そしていつどこで起こってもおかしくない事例ばかりですね。
行政書士にもそのような相談が多く寄せられてきます。そのほとんどが、いわゆる会社設立や人材派遣業申請などの 「非日常的」 なものではなく上記のような 「日常的」な問題 が多く寄せられてきます。
このブログを民生委員の方が観ていらっしゃったら、是非ご意見・ご感想をお寄せ下さい。
そして地域住民の方の日常的な問題の解決の糸口を一緒に探しましょう!