アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

2006.03.21
XML
カテゴリ: 美術館・展覧会
この前、 京都高島屋グランドホール で19日まで催されていた
「日本の美を描く~平山郁夫展」を観てきた。
いつものように、アサヒメイトで無料のイベントだ。
朝日生命のカレンダー原画11街道の素描・扇面画約100点と
「月華厳島」など本画7点が展示されている。
以前、 「故郷の風景 平山郁夫展」 もタダで観たが(笑)
あちらは、平山氏の生涯を振り返るような作りになっていたが
こちらは、国東半島に始まり、しまなみ海道、吉備路、熊野路、讃岐路
出雲路、平泉、奥の細道などの素描画が中心になっており
竹林のある会場を巡っていくと、まるで日本一周したかのような気分になった。
厳島神社、出雲大社、松江城、中尊寺とか行った事ないので
すごく行きたくなりました。
シンプルな絵の素描画は、構図と色使いの良さが
多くの人を魅了してるのでしょうね。

素描画に関しては、印刷物でも十分良さは伝わりますけど
やはり本画は、実物を観ないと良さが実感出来ない。
「斑鳩里曼荼羅」や「勝間田池残照」は、非常に美しかったです。
そして、この展覧会の目玉は何といっても厳島神社を描いた
縦1・92m、横3・84mの超大作「月華厳島」でしょう。
その圧倒的な迫力と美しさに目を奪われます。
隣に同じ大きさの下図が展示されてるのも注目です。
日本画は岩絵具を使い、油絵具に比べて修正が容易ではなく
本画制作にとりかかる前に、下図(下絵)を制作する。
下図には描かれていた物が、完成された作品では描かれなかった事は
実に興味深い。

最後にシルクロードの旅を描いた扇面画で、締めくくられている。
まるで旅の思い出を切り取ったスナップ写真の様でした。

平山郁夫平成の画業(1) 平山郁夫平成の画業(2) 平山郁夫平成の画業(3) 平山郁夫『法隆寺夢殿』複製 平山郁夫『法起寺の月』リトグラフ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.03.21 22:14:46
[美術館・展覧会] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

夢穂 @ Re:GWは武道館(04/28) 育ちざかりか。ぽっちゃりさんの お嬢さん…
徳虎 @ Re:猛虎ショー(04/01) お久しぶりです 8対1で勝たなきゃいけ…
夢穂 @ Re:ゲス御用達うどん(03/31) よ~わからんのはゲスはあかんのに 世界の…
管理人@ Re:夢穂さん >今年も底辺で >混セになりそうですね …
夢穂 @ Re:侍が無料で見れるデー(03/28) オリックスファンでもないけど とりあえず…

Favorite Blog

蛸焼 New! 徳虎さん

連日の0封負け ま… New! タイガース非公式サイト2代目さん

西武3連戦 トラトラ甲子園さん

抜け雀/3(桂春若 2… 雨里2006さん

殿上人日記 夢穂さん
殿上人日記(仮) 殿上人夢穂さん
パイプの部屋 yohkuraさん

Free Space



© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: