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ネット犯罪の量刑一覧


 長くサイト作りやメールなどで、インターネットを楽しんでいるためか、さまざまな出来事に出会ってきました。
 その中で、インターネットの世界と、現実世界で、ネット上での犯罪の方が、「安易に犯罪の意識無く実行出来る為か、罪も軽いんじゃないか」と、思っている人たちがたくさんいるように感じられます。
 しかし実際の刑罰は、現実世界となんら変わりありません。

ネット上のさまざまな行為によっては、主だったものを挙げてみても以下の刑罰等になることがあります。

侮辱罪          勾留または科料
名誉毀損罪        3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
信用毀損罪        3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
業務妨害罪        3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金

脅迫罪          2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金
著作権違反罪       著作権法による

文書偽造罪        それそれの法条により罰せられる(未遂も含む)
不実電磁的公正証書供用罪 5年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
電磁的記録不正作出罪   5年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
不正電磁的記録供用罪   5年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金
電子計算機使用詐欺罪   10年以下の懲役(未遂の含む)
電磁的記録毀棄罪     3カ月以上7年以下、5年以下の懲役
電磁的公正証書原本不事実記載罪
             5年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金

詐欺罪          懲役10年以下(未遂も含む)
恐喝罪          懲役10年以下(未遂も含む)
わいせつ文書等頒布罪   2年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金もしくは科料

軽犯罪          拘留か科料
横領罪          5年以下の懲役
(「ネット犯罪対策一般」より)
などが挙げられます。

 ※特に著作権違反罪ですが、著作物と認められる定義が非常に限定されているため、簡単に他人に著作権違反罪を振りかざすことは出来ません。が、その前段階としての「おたくは、私共のページのコピー&ペースト、もしくは引用を勝手にしてませんか?」というご意見は、ここのサイトでも、最初の一年にはけっこう来ていました。そしてその対応に苦労することが多かったのを憶えています。今はコツがつかめてきましたが。また問題を感じられましたらお手柔らかに。


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