年率200%の株式投資ブログ
今週の銘柄分析は 不二サッシ です。 → 株価推移 早速、バリュエーションマトリックスで割安度を見てみましょう。* バリュエーションマトリックスの読み解き方については こちらへ
今週の銘柄分析は 不二サッシ です。 → 株価推移
早速、バリュエーションマトリックスで割安度を見てみましょう。* バリュエーションマトリックスの読み解き方については こちらへ
【企業価値評価】株主価値が184億円に対し、時価総額が76億円と、かなり割安のようです。。事業価値が533億円に対し有利子負債が485億円と非常に大きくなっています。割安に放置されているのは、膨大な有利子負債をマーケットがマイナス評価しているからでしょうか。 2006年3月期の有価証券報告書で支払い利息を確認しますと約15億円です。営業利益は約17億円ですから、利益のほとんどは利息払いで消えていってしまうようです。たしかに、破綻してしまうのではないかと心配になってもおかしくはありませんね。
【企業価値評価】株主価値が184億円に対し、時価総額が76億円と、かなり割安のようです。。事業価値が533億円に対し有利子負債が485億円と非常に大きくなっています。割安に放置されているのは、膨大な有利子負債をマーケットがマイナス評価しているからでしょうか。
2006年3月期の有価証券報告書で支払い利息を確認しますと約15億円です。営業利益は約17億円ですから、利益のほとんどは利息払いで消えていってしまうようです。たしかに、破綻してしまうのではないかと心配になってもおかしくはありませんね。
【ROICツリー】固定資産回転率が上がってきています。余剰の資産の整理をすすめている結果が、数字に表れています。ROICの上昇は、投下資本が減少したからでしょうか。資産整理をし、借入を整理しています。原価率は若干悪化しているようです。販管費率は若干好転しているようです。リストラが若干ながら進んでいる様子が伺えます。
【B/S 及び P/L】有形固定資産、短期借入金等、株主資産が大きく減少していることがわかります。 売上高はここ数年減少傾向であることがわかります。IR担当に確認したところ、原因は競争による価格低下だそうです。 2006年期には利益が大きくマイナスになっています。有価証券報告書によりますと、特別損失が原因であることがわかります。
【B/S 及び P/L】有形固定資産、短期借入金等、株主資産が大きく減少していることがわかります。
売上高はここ数年減少傾向であることがわかります。IR担当に確認したところ、原因は競争による価格低下だそうです。
2006年期には利益が大きくマイナスになっています。有価証券報告書によりますと、特別損失が原因であることがわかります。
【キャッシュフロー】投資キャッシュフローは毎期出ているようですが、営業キャッシュフローの範囲内でまかなえているようです。 フリーキャッシュフローは毎期プラスですから本業の方はそこそこ利益を産み出せる構造といえるかもしれません。財務キャッシュフローのマイナスは借金の返済です。毎期、着実に返済を進めているようです。
【キャッシュフロー】投資キャッシュフローは毎期出ているようですが、営業キャッシュフローの範囲内でまかなえているようです。
フリーキャッシュフローは毎期プラスですから本業の方はそこそこ利益を産み出せる構造といえるかもしれません。財務キャッシュフローのマイナスは借金の返済です。毎期、着実に返済を進めているようです。
【総括】バブル期に作った借金にあえいでいる様子がはっきりと読み取れますね。 本業の方で大きく稼いでいるわけではありませんから、一気に借金返済というのは難しいかもしれません。ただし、着実にバランスシートを圧縮し、何とか復活しようとしている姿勢は評価できるのではないでしょか。もし、この企業に投資するとするのであれば、 1、バランスシートの圧縮 → 借金の返済計画とその実効の確実性を確かめる必要あり 2、業務の構造改革による利益率の改善 が論点になるのではないでしょうか。この2つが明確に分かれば投資判断を下せそうですね。 さて、いかがでしたでしょうか? バリュエーションマトリックスを使った分析結果を見れば一瞬にしてその企業の財務内容や体質、成長のフェーズ、将来性等を把握することができます。 この分析結果をもとに、有価証券報告書を読み込んだり、IRへのヒヤリングを行ったりしてみてください。そうすることで投資判断にいたるまでの時間を圧倒的に短くしさらに勝率も高める ことができるでしょう。 バリューマトリクスは、シェアーズが提供しているサービスの一つです。詳しくは こちら をご覧下さい。 ※記載された株式銘柄については、参考銘柄として取り上げたものであり、 個別の銘柄について推奨するものではありません。 また、数値・データ・予測等については、 公表された過去の実績や数値をもとに掲載したものであり、 将来の成果を保証するものではありません。 実際の株式投資にあたっては、お客様ご自身のご判断と責任においてお願いいたします。
【総括】バブル期に作った借金にあえいでいる様子がはっきりと読み取れますね。 本業の方で大きく稼いでいるわけではありませんから、一気に借金返済というのは難しいかもしれません。ただし、着実にバランスシートを圧縮し、何とか復活しようとしている姿勢は評価できるのではないでしょか。もし、この企業に投資するとするのであれば、 1、バランスシートの圧縮 → 借金の返済計画とその実効の確実性を確かめる必要あり 2、業務の構造改革による利益率の改善 が論点になるのではないでしょうか。この2つが明確に分かれば投資判断を下せそうですね。
さて、いかがでしたでしょうか? バリュエーションマトリックスを使った分析結果を見れば一瞬にしてその企業の財務内容や体質、成長のフェーズ、将来性等を把握することができます。 この分析結果をもとに、有価証券報告書を読み込んだり、IRへのヒヤリングを行ったりしてみてください。そうすることで投資判断にいたるまでの時間を圧倒的に短くしさらに勝率も高める ことができるでしょう。
バリューマトリクスは、シェアーズが提供しているサービスの一つです。詳しくは こちら をご覧下さい。
※記載された株式銘柄については、参考銘柄として取り上げたものであり、 個別の銘柄について推奨するものではありません。 また、数値・データ・予測等については、 公表された過去の実績や数値をもとに掲載したものであり、 将来の成果を保証するものではありません。 実際の株式投資にあたっては、お客様ご自身のご判断と責任においてお願いいたします。
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