PR
カテゴリ
キーワードサーチ
コメント新着
サイド自由欄
「SSTものがたり」を阪本啓一さんに読んでいただいた。よい評価をいただき、感謝している。出版社とは、近日中に打ち合わせを行うことになっている。その前に、ちょっぴり自信を頂戴した。
□「会社員に、活!」第11回
◎休日の設計(2)
分厚い小説を通勤電車に、持ち込むようになった。それでも月に四冊の新刊本が限界だった。休日は、ほとんどゴロゴロしていた。休日も「知的な毎日」に当てよう。そう決心した。土日を通じて、六時間を目標とする。
新しい挑戦がはじまる。ワクワクしている自分がいた。最初の山は乗り越えた、と確信した。五〇歳の節目は、目の前に迫っていた。
机の前の張り紙を取り替えた。「書評を書く」と書いた。「読む」と「書く」の、対(つい)をつなごうと思った。読書感想文は苦手だったけれど、猛烈に誰かに※発信したい、自分がいた。
※発信する
のちに気がつくのだが、「発信する」ということは、とてつもなく大切なことだ。集め、磨き、発信する。この一連の流れは、確実に「知」を高めてくれる。何も発信していないときには、気づかなかった。
発信するから、自分自身を磨き続けなければならない。そこに同好の士が集う。彼らから学び、さらに「知」は高みにのぼる。知の循環は、発信していなければ実現しない。