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私が町内の消防団に所属していた頃、ですから20数年前のことになりますが、火災の原因のトップは「放火」及び「放火の疑い」の合計数と聞かされていました。
或る夏など頻発する出動に消防団の制服を枕元に置いて寝たこともありますが、その多くは不審火、当時は同一犯ではないかと神経を尖らせたものでした。
火は勿論ですが火事は煙が怖い、一度など放水の筒先を建物に向けていたのですが発生する煙とガスで目が明けていられなくなりました。本職の広域消防の方から「消防団は撤収」と叫ばれ、「放水止め、撤収」と後方に向って怒鳴ったことを思い出します。
外部に居てもそんな具合です、況してや室内で一酸化炭素を吸い込んだら一瞬で命を落とします。濡れたタオルで口を覆いなるべく這うように非難する、そう言われる所以です。
刑法での順番は分かりませんが、私は殺人より放火の方が罪が重いと考えます。お盆を前にして酷い事件が起きたもの、極刑を望みます。