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Jan 23, 2006
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カテゴリ:  音楽雑記
前日のコンサートの余韻もさめぬまま、会場ロビーで買った「月刊ショパン2月臨時増刊号:第15回ショパンコンクール」なる冊子をパラパラと読んでいた。月刊ショパンの2005年12月号の記事と多少かぶるところはあるのだが、ここはとりあえず入手するしかないだろう、と結局買ってしまった1冊。

こちらにもライブCDの付録付き。つまり2006年1月号に引き続いてCDのオマケがついてくる。1月号CDは独奏曲中心の構成だったが、こちら増刊号のほうは「コンチェルト&ソナタハイライト」と称し、ファイナリストたちの2次,本選の演奏が収録されている。といっても、ソナタにしてもコンチェルトにしても皆、大曲ゆえ、1楽章のみだったり2楽章のみだったり。続きはCDを買って聴いてね!にもちょっぴりとれるのは、気のせいか(笑)。それでも、まずは雰囲気だけでも味わえるのは嬉しい。

さてさて、記事のほうはといえば、月刊ショパン2005年12月号を買った人には「あれ、見たことがある写真がいっぱい!」となるのだが、増刊号の嬉しいところは、セミファイナリストにも着目されているところ。月刊誌のほうはどうしても入賞者中心になってしまうのは仕方がないゆえ、そこでフォローしきれなかったところをうまく取り入れてくれているようだ。

そして、優勝者であるブレハッチ氏関連記事も更につっこんだ内容へと。なにしろ、ブレハッチ氏の自宅(間取り図付き!(笑))まで公開しているのだ。更に、あのピアノ漫画「ピアノの森」でお馴染みの漫画家 一色まこと氏のコンクール観戦記、これはかなり面白い。面白すぎて、前日のコンサートの余韻がふっとんでしまうかと思った。そうか、そういう切り口もあったか、と。(ご本人いわく、ピアノやクラシックには全くのド素人だ、と力説されている)

もうひとつ着目したのは、コンクールに向けて使用した楽譜についての記事。ご存じ、「エキエル版」と呼ばれるナショナルエディションは、今回のコンクールでの出場規定の中で「推奨楽譜」とされている。というわけで、月刊ショパンの12月号のほうでは、ピアニストの河合優子さんが「ナショナルエディションをいかしたピアニストたち」というお題目にて、ナショナルエディションが演奏のなかでどのように活かされていたのかを優しい口調で語っていた。

一方、増刊号のほうでは、評論家である下田幸二氏が「ナショナルエディション推奨の功罪」について、下田氏ご自身の考察を含めて、今回のコンクールの現状を分析されている。これらの読み比べもなかなか興味深いところである。なお、こちらでは、「パデレフスキ版とエキエル版の音の相違」についてショパンの楽曲をいくつを取り上げ、その違いが掲載されているので、参考にしてみると良いだろう。

第15回ショパンコンクールが終わってから既に3ヶ月、まだまだショパン熱はそう簡単に冷めさせてはくれないのか。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

ところで、このショパン増刊号、一体いつ発売だったのかしら、と公式サイトで確認しても、まだこの増刊号の情報自体が掲載されていない(1月23日現在)。

それよりも、月刊ショパンの公式サイトで目についたのが

「ショパンが愛したという"すみれ"は、どのような花だったのだろう」

という文字。そういえば月刊ショパンのサイトは全体的にすみれ色(紫)が基調になっている。勿論、「すみれ」を意識してサイトデザインも考えられたのだろう、と思う。ここで私の着目はショパンコンクールから一気に「すみれ」に飛んでしまった。

ショパンってすみれが好きだったの?

どうやらショパンは、部屋にお花を置くのが好きだったとみえる。そして、香りの良い可愛い「すみれ」をとても愛していた、と(ショパンの手紙でもそれは伺えるようだ)。

部屋にすみれの花を置き、ピアノを弾くひととき。
そうして、百数十年前に想いを巡らせてみるのも良いかもしれない。

・・・って、私のこのピアノ部屋のどこにすみれの花を置くスペースがあるのじゃ・・・・

すみれを置く前に、すみれを置くスペースからつくらなければならないか。
これはかなりハードルの高い作業だ。

ちなみにすみれの花言葉は「誠実」「真実の愛」。
愛に「真実」以外、何があるというのだ??偽の愛??それを愛というのか。


(あれ?もしかして、本題のほうがオマケ的な記事になってしまったか??)

【本日のピアノ練習メモ】
●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc
#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)
#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)
●全24調4オクターブスケール

●クラーマー=ビューロー60練習曲 #24,#25
#24:音型に合った腕と手首を使う練習2。とりあえず本日でおしまい。だが、完璧とはいえない状態なので、定期的におさらいしてみよう!
#25:手首を使う練習3。今日は右の内声側を和音にして弾く練習を繰り返す。上声と内声の違いを意識するにはこれが一番。明日も引き続きこの練習を続けよう。

●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI
アルマンド:弾きこみ段階。
クーラント:繰り返し練習している割にはいまだ余裕さに欠けている。一部、どうしてもベーレンライター版の装飾が気に入らず、ウィーン原典版を取り入れてみる。(上からの開始音があるトリルを下からに変更)
サラバンド:A稿にて弾きこみ段階。
メヌエットI:2小節に出てくる左トリルがどうもスムーズに処理できていない。その他はある程度慣れてきた。

●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17
#16:テンポ120→126→130の3パターンで練習。
#17:和音の粒が悪い点はなかなか改善できず、それどころか旋律が浮き出ずじまい。ある種、ノクターン13番後半の練習にもなりそうだ。

●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1


本日のおさらい
●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)
●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7






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Last updated  Jan 24, 2006 11:01:02 AM
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