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2024年05月25日
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カテゴリ: 健康
おはようございます、ひなこです。



実は、今年に入ってから、夫が手術のためイスタンブールのM病院に入院しました。

ここは、海外からの患者も積極的に受け入れている高級な所で、正面玄関から回転ドアで中に入ると、右手にスターバックス、吹き抜けの2階を見上げると、ビッグシェフというレストランがあり(病室に出前もしてくれる)、正面には英語の話せるきれいどころのコンシェルジュ数名が立ち、その後ろでは自動ピアノが演奏しているという、「ここ、5つ星ホテルか?」という感じのきらびやかな世界が広がっていました。
村から出てきた身には、「おおーっ、あまりに別世界!」という感じで、まず血液検査などを夫が受けているのを待っている間、私は静かにブーツについていた泥をウェットティッシュで拭いました。(村を出てきた早朝、雨が降ってぬかるんでいた)

料金も全然ちがうんでしょうが、昨日書いたギョルジュクの病院の部屋と比べたら、3倍以上は広く、私が寝るソファーベッドも、ここのはちゃんとソファーからベッドになるのでシングルサイズではなく大きかったです。
ギョルジュクのは、アームチェアが縦に伸びる形式で、シングルの幅もないものでした。寝台列車並みというか、寝返りできません、みたいな。
イスタンブールでは、入院中の飲み水のミネラルウォーターは、ハウスキーパーから無料でどんどん貰えました。
ギョルジュクの病院では、近所のスーパーに私が買いに行きましたが。

部屋には電気ケトルがあり、紅茶ティーバッグ、緑茶ティーバッグ、ネスカフェスティック、粉ミルクスティック、木製のかき混ぜ棒、陶器のカップとソーサーも完備されていました。
ギョルジュクには、そんなのなかったです。スーパーに行ったから、カップラーメン買えたんだけどなぁ。

部屋が広いので、テレビも大きいし、チャンネルも沢山。NHKワールドジャパンで、初場所も見れました。

冷蔵庫やハンガー、ワードローブも収納家具で壁沿いに完備。
ドアの所の壁には全身が映る鏡。

ギョルジュクの病室は狭いので、冷蔵庫の扉は患者用のベッドにつかえて開かず、冷蔵庫の上にあるワードローブは高すぎてハンガーに手が届かず、設計ミスという感じでかなり残念でした。

イスタンブールの病院のバスルームには、これまたホテルのように、使い捨ての歯ブラシ歯みがき粉セットや、シャワーキャップ、カミソリ、綿棒、ソーイングセットみたいのが完備されていて、シャワーには、シャンプーーとボディーソープのボトルが。ヘアードライヤーもありました。
フェイスタオル、バスタオル、バスマットも毎日取り替えてくれます。

そして、ご飯なんですが、前の日に次の日に何が食べたいが、オーダーを取りに来てくれます。
まぁ、この部署は、委託なんでしょうが、機能していなくて、頼んだ物が来るとは限らない、来たらラッキーみたいなノリでしたが、品数も量も多くて、美味しく頂きました。
トルコ人、ヨーグルトとパンのない食事は考えられないんだなというのが、よく分かりました。

セキュリティーもしっかりしていて、各病棟ブロックに入るには、プラスチックのカードをかざすようになっていて、このカードは、自分の滞在許可カードと引き換えにもらえました。(退院する時カードを返却して、滞在許可カードを返してもらった)

あとは、そうですねぇ、医者のレベルは高いんだけど(医者は患者が選べるから良い人選ぶじゃないですか)、それに比べると看護師のレベルはばらつきがある感じでしたかね。中にはすごく手際の良い仕事の出来る人もいましたけど、ダメダメな人もいて、シフトもあるので、四六時中「誰某呼べぇ!」って訳にもいかないですしね。
あと、やっぱり病気してる人は暗くなるから、明るい人には助けられましたね。軽薄なだけだと頭にきますけど、ちゃんとテキパキ仕事をしてよく気がつく優しく明るい人というんでしょうかね。(私には向いてない職業だ)
それによく見ると、制服の色なんか違っていて、同じ看護師でも手術に同伴していると思われる「偉いぞ、私!」みたいなオーラのお姉様もいて、そういう人は医者の巡回に付いてきていました。そういう人や看護師兼コーディネーターみたいな人々は、そもそも学歴が違うのか、キャリアの年数が違うのか、制服も違うし、別格感満載でした。
普通の看護師さん達は、かなり私語が多く、ナースステーションで大笑いして皆で盛り上がっているのが聞こえてくると、「日本の看護師だったらありえないよな」と思っていました。

そんなわけで、居心地が良かったので、夫は「もっと入院していてもいいですか?未だ家に帰るのは不安」なんて、通常より長く滞在し、夫婦で長々お世話になりました。
担当医に「こんなに長く居た人いないですよ」と言われてました。海外って日本に比べると、とっとと退院させると思います。お産の次の日退院とかね。

そして、夫は病人でもそこのところはしっかりしているので、追加料金なしで長居を堪能していたようですよ。

ご機嫌よう!





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最終更新日  2024年06月01日 11時20分51秒
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