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まだまだ序盤、現代ダーマ編から。
次の砂漠編からページ区切りたかったが、文字数オーバーしたので仕方ない。
この調子だと3ページあっても足りないかもね?
[Page.1]
8/05
ついに、ダーマ神殿を取り返した。
数日の復興作業の後、転職の儀式が再開される。
早速、フォズに話しかけて転職を申し込もう。
最初の職業は、カイトが船乗り、マリベルが僧侶、ガボが盗賊。
戦士や僧侶などの定番職ばかりというのもつまらないので、こんな感じにしてみた。
この転職システム自体は、DQ6やPS版DQ7と基本同じ。
だが今回は基本職のマスターに必要なバトル回数が軒並み減少しているようだ。
一方で、上級職で習得できる呪文や特技は転職すると使えなくなる。
大きなボス戦では、すでに極めた職業に戻ることも必要かもしれない。
世話になった仲間達とも、話していこう。
親衛隊に入りたがっていたフーラルだが、性に合わなさそうなので辞退することに。
盗賊として、新たな旅に出る。
ネリスと2人で神殿に滞在していたザジは、戦士に転職。
姉を守るためだと言うが、ネリスにしてみればむしろそんなザジが心配の種。
それに気づいたのか、ザジは1人で旅を始めることにした。
今ならカシムを信用できるから。
ザジ:一緒に戦ってくれて、うれしかったよ
ダーマ神殿が活気づく一方、ふきだまりの町からは住民がほとんどいなくなっていた。
その主、スイフーは屋敷の屋上に。
ある意味では住民達を守るために、魂砕き以外は何でもありの無法地帯を作ってきたのかもしれない。
さらに言えば、彼が支配者になれたのは魔物のおかげと言えるのだろうか。
いずれにしても、ダーマ地方に平和が戻った今となってはこの町は終わるだろう。
スイフー:オレはこの町とともに滅びるだろうよ
小説版では、「オレ」が「鬼」に置き替えられている。
それだけでも、この台詞から受ける印象が大きく異なる。
さあ、そろそろカイト達も出発しよう。
この地で起きた、数々のすばらしき出会いに感謝して。
・・・だが、ダーマ編という名の地獄はまだ終わっていなかった。
いつものように、現代に現れたダーマ神殿を訪れる一行。
人のよさそうな壮年の男が大神官をしている。
ガボは転職するならフォズ大神官がいいって言ってるが。
アクセス悪いのは気になるけど、たまには顔出すか。仲間なんだし。
問題はここから。
ふきだまりの町があった場所に行くと、神官が1人行き倒れ・・・たふりをしている。
実は彼、神官と見せかけた山賊である!
仲間を3人呼び寄せ、一行にバトルを仕掛けるではないか。
さんぞく兵が あらわれた!
さんぞくマージが あらわれた!
さんぞくが あらわれた!
エテポンゲが あらわれた!
すさまじく強いことで有名な、山賊4人衆のお出ましだ。
単純に数だけでも向こうの方が多い上、全員が全体攻撃と状態異常攻撃を使いこなす。
順番に見ていこう。
まず、さんぞく兵。デビルアーマー風の見かけに違わず攻撃力が高い。
持ち技は、火炎斬り、ぬすっと斬り、ムーンサルト、ちからため、まぶしい光。
さんぞくマージは向こうのリーダーらしい。ぬすっと斬り、武器を振り回す、ベギラマ、ラリホーを持つ。
呪文2つが非常に危険だ。幸いにもHPが低いので真っ先に倒すべし。
さんぞくは通常攻撃の他、石つぶてと毒蛾の粉を使う。
毒蛾の粉による混乱に要注意だ。こっちが数で不利なので、1人でも止まると一瞬で戦線が崩壊する。
そして、エテポンゲ。なぜか彼だけ名前がある。くさった死体風の外見だが、一応人間らしい。
通常攻撃、爪を振り下ろす、マッスルダンス、石つぶて、毒の息、マホトラ踊りを使用。意外にも技の数は一番多い。
上記の通り、こんな連中が一斉にかかってくるのだから非常に手強い。
ついでに言えば負けバトルではない。
しかも、これに勝利して山賊のアジトに行かなければ石版が手に入らず、物語が進まないので
どうしてもこのタイミングで勝利する必要がある。
突破口としては、状態異常が全体的に有効な点。
ボスながらラリホーに弱いので、積極的に使って行く。
もう普通に呪文が使えるようになったため、マリベルが持っていた眠りの杖はガボに渡す。
2人がかりならいい感じに相手を止めていけるだろう。
・・・と思ったのだが、それでも苦戦は避けられない。
なにせ、相手は素早さがやたら高いのでほとんど先制できないのだ。
盗賊に転職したガボでも、先制を許すことが多いくらい。
そこでラリホーや毒蛾の粉でも食らってしまえば、ラリホーを使いたくても使えない。
こっちが止まっている間に、ベギラマや石つぶての連打で始末されるってわけだ。
なお、負けると埋められる。所持金は減らない。
気力が続くなら、何度でも挑める。
ひとまず、さんぞくを最優先で止める。ラリホーに加えてメダパニも効くので、星のかけらも使っていく。
できればさんぞく兵も止める。エテポンゲは放置してもいい。
その間に、さんぞくマージを集中攻撃する。
彼にはラリホーが効かないので、真っ先に倒すことで呪文を封じる。
この時、ブーメラン系は使わないこと。敵が起きる確率を上げてしまうので。
さんぞく兵とさんぞくのいずれかを次に狙い、エテポンゲを最後に倒せばOKだ。
さんぞくマージを倒す前にマリベルが倒されるが、2対4の状況から押し返した。
過去に西の洞窟があった場所が、山賊のアジトになっている。
さっき戦ったエテポンゲがいる。改めて思うが、名前だけで強烈なインパクトを放っている。
マリベル:聞いた、カイト?え、エテポンゲだってさ、あーはっはっはっは
く、苦しい・・・笑い死にしそう・・・
でもって、山賊のカシラは石版を持っている。戦って勝てばもらえるかな?
今回は1人だけで来るので、さっきの山賊4人衆と比べれば明らかに楽な相手。
アルテマソードを使おうとするが、MP不足で使えない。
2回だけ使ってくるイオラに注意すれば、問題ないだろう。
この石版は、持ち主がより強い人を見つけたら渡すものらしい。
魔王の話や、その魔王と戦った神の兵士の子孫が住むというメザレの村について話を聞ける。
過去ダーマ編をクリアした時、そのメザレがある島も復活していた。
魔法のじゅうたんがあるようだが、入手できるのはまだ先の話か。
ダーマ編だけでプレイ記録3回分になった。それだけ濃密なエピソードだったのだ。
そろそろ、次の旅へ向かおう。
16:42
カイト:Lv15 マリベル:Lv15 ガボ:Lv14
8/06
9番目の石版を完成させると、砂漠に降り立つ。
ここには城と村が1つずつある。
村は厳戒態勢で入れないが、城でハディートと会った後なら入ることができる。
この村には若い男がほとんどいない。
どうやら、魔王の像を作るため魔物軍に連れていかれたらしい。
ウッドパルナの逆ってことか。
魔よけのツボのおかげで村は安全だが、魔物を倒しに行く戦力は無い。
まずは城の魔物を一掃しよう。族長の家で休んだら再び乗り込む。
ボーンライダーとのバトルだ。
この1戦ではハディートが加わる。
攻撃力90前後で、はやぶさ斬りを使用するが
様子を見るだけで攻撃しないことも多い。ちょい微妙。
とはいえ、会心の一撃220ダメージのおかげであっさり勝利できた。
NPCの特殊会心では、ダメージの1の位が2,5,7,0しか見た記憶がない。
これは計算式の最後に2.5倍しているからだろうか。
村に戻り、砂漠の証をもらったことで
住民達から話を聞けるようになる。
西にあるナイラ河と関係ありそうな、金色の角を持った竜の頭の化石が
現代の発掘現場にあったっけか。
この化石を持ってくると、ナイラ河のイベントでティラノスが出現する。
ドラゴンと亀を合わせたような生き物だ。
あとは魔王像に乗り込むのみ。
ハディートが同行してくれるかと思ったが、1人で進んで行く。まさに鉄砲玉だ。
仕掛けは少ないが、魔物は強敵揃い。
きりもみ回転するスモークポットは可能な限り回避したい。
エイプバットは、ばくれつけんを連打してくる。ラリホーで止めるべし。
やはり今回は職業の熟練度がすぐ上がるようになっている。ここで早くも★4~5になった。
盗賊に転職したガボのトラマナが早速役立った。
この時点では石つぶても十分ダメージソースになる。ベギラマの少し下くらい。
しかし、基本職は全体的にステータスが低下する傾向にある。
特にMHPの低下はバトルの難易度上昇に直結する。
そんな中、船乗りはMHPが上がる。基本職にあっては貴重な職だ。
カイト(船乗り)が140、ガボ(盗賊)が90、マリベル(僧侶)が83といったところ。
当然のようにボス戦あり。紫のリザードマン、セトだ。
名前の由来はエジプト神話か。
ここでもハディートは参戦してくれない。肝心な時にorz
セトは確実に2回攻撃を行う。
通常攻撃、武器を振り回す、みなごろし、ちからため、ルカニを使用する。
なんといっても、みなごろしが非常に強力。
ガボとマリベルはHPMAXにしていないと倒される。
しかも仕様が変更されたのか、今作のみなごろしは自分には当たらないらしい。
これはもう、倒されないことを願うしかない。
みなごろし以外は集中攻撃してくるので、狙われたメンバーを全力で守るのみ。
途中マリベルに通常攻撃+みなごろしが一気に飛んでくるが、防御していたのでダメージは50。
こういう時に防御を駆使したい。
あとはスカラを使いつつ攻撃するのみ。
最近の作品と同様、スカラは時間経過で消える。
しかも今作では効果切れメッセージが無いので見逃しやすい。なぜ消した?
1人対象のスカラは効果切れ前に更新するのも面倒なので、早めにスクルトが欲しいところだ。
セト戦は2度目で勝利。
魔王像の両目から闇のルビーを回収すれば、ここでやることは終わりだ。
現代では、砂漠の城が見事に復興している。
村は砂嵐の影響で砂に埋まったようだが、その上に新たな村ができた。
今の族長の息子は4兄弟のようだが、上3人はどうしようもないという。
確かに屋外で3人で話し込んでいるのを見ただけで、大したことないオーラが出ているように思える。
裏の小さな家に住む弟は、外見がハディートに似ている。おそらく重要なのはこっちだろう。
早速、次も行こう。
黄色の石版を揃え、降り立ったのはクレージュ地方。
島の北の方に、大きな木がある。
クレージュの村はその近くなのだが、異様な雰囲気が伝わってくる。
住民達が揃いも揃って、自ら魔王と名乗ってくるではないか。
村の中央にある井戸があやしいのだが・・・。
村長をはじめ、正気を保っている人もいるので彼らから話を聞くべし。
どうやら、村の井戸水に毒がまかれているようだ。
大きな木は神木と呼ばれており、魔力を感じさせる。
おかしくなった村人達が木を斬り倒そうとしているが、どういうことなんだ?
おそらく、その黒い服の男が操っているのだろうけれど。
止めようとすると村人達が襲ってくる。
ベギラゴンとメラゾーマとイオナズンの集中攻撃・・・だがMPが無いらしく不発する。
あやしい男と戦うが、大した相手ではない。
神木の近くにある小屋には、守り人が1人住んでいる。
事件の影響か体調が悪そうだ。
これは神木の朝露で治すことができる。
もしかして、朝露を井戸に入れれば村人も元通りになるかも?
そう思って村に戻るが、村人達から妨害される。
井戸の周囲8方向全部を人で固めるという。文字通りの人海作戦。
これでは近づけないではないか。
ならば別ルートだ。神木の近くから井戸の地下に入れる。
魔物が出るので倒しながら進んで行く。
内部はほぼ1本道で、宝箱も見当たらない。
ここではなんとメタルスライムが登場!
バトル中のみならず、フィールドでも逃げるので
その前に接近してバトルを仕掛けたい。
2体だけ倒すことができた。
この時点での経験値1000は少々物足りない気もするが、それでも他の魔物の数十倍にはなる。
にしても、メタルスライムって硬いのかやわらかいのかよくわからんな。
スライムのようにやわらかそうな動き方してるんだけど。
他には、悪魔のツボが普通に出てくる。
今でも結構いい稼ぎになってくれる。
終着点にて、いどまじんが登場。
しかしボスにしては弱い。これで終わりとは思えない・・・
と思ったらやはり終わってなかった。あやしい男が正体を現す!
ウルフデビルとバトル。
2回攻撃はしないが攻撃力が高く、バイキルト+ばくれつけんコンボを仕掛けてくる。
ばくれつけんは「対象ランダムの4連続攻撃」。かなり強烈だ。
バイキルトが1段目にしか乗らないのが救い。
ただし物理攻撃しか持ってないので、スカラをかけまくればシャットアウト可能。
攻撃の当たりどころが悪く、ガボとマリベルが倒されるが
守備力200オーバーまで上げたカイトなら1人でも戦える。
4回攻撃したらスカラを更新、を繰り返す。必要に応じてベホイミを。
MPが切れる前に倒せればOKだ。
これにて一件落着。
神木の守り人から祝福の杖をもらったら、過去のクレージュでやることは終わり。
現代のクレージュは、成長した世界樹によって人が集まるようになり
なかなか大きな町に発展した。
あの事件を教訓としたのか、今では水路が引かれており井戸も複数ある。
世界樹の方に行けば世界樹の葉を入手でき、町では世界樹のしずくを1個1000Gで買うことができる。
ただし、1個も持っていない場合に限る。
今後の旅に役立てるとしようか。
20:20
カイト:Lv17 マリベル:Lv17 ガボ:Lv16
8/10
11番目の石版世界は、リートルード地方。
テトリスのように四角形をつなげた石版の形が特徴的だ。
天才建築家バロックの作品が目を引くリートルードの町。
北にある橋が完成したらしく、明日は開通式の日だという。
・・・が、宿屋で1泊しても開通式が行われない。
誰に聞いても、明日だと言われる。
もう1泊しても同じだ。
これは明らかに妙だ・・・が、そこまで意外というほどではない。
石版世界では何が起きてもおかしくないと思えるようになってきた。
そう感じていたのは一行だけではない。
橋を作った張本人のバロックも、この違和感に気づいていた。
大陸東にある彼のアトリエを訪れると、時計塔の鍵を渡される。
時間の流れに異常があるなら、その原因はおそらくリートルードの時計塔にある。
時計塔を止めると、リートルードの時間が止まる。
人が時間を支配するために時計塔はある、とはこういうことか。
この状態で、医者クリーニの家の地下にある絵から
ダンジョンに入ることができる。
それほど広くないが迷いやすい。
ここでは、カイトとマリベルがバギマを習得する。
石つぶてより強力だが、MP4の消費が地味に重く感じる。
やはりボス戦あり。タイムマスターとバトルだ。
この一戦では、取り巻きとして出現するマキマキ2体の方が要注意と言える。
攻撃手段は通常攻撃とヒャドくらいしか持ってないが、なんと
時の砂
を使ってバトルをやり直してくる。
運が悪いと何十分でも戦わされるorz
これを止めるには、ラリホーを使うといい。
タイムマスターのマジックバリアに備え、眠りの杖も使って確実に止める。
タイムマスター本人は、40~50ダメージの通常攻撃と、メラミ、イオラを使用。
いずれにしても、MHP100前後のガボやマリベルにはかなり重い。
攻撃の合間に、多少余裕を持って回復したい。
クレージュでもらった祝福の杖はガボに持たせてある。これなら3人全員が回復を行える。
途中で世界樹の葉を1枚使うものの、1度で勝利した。
マキマキに3、4回ほど行動を許したが、時の砂を使われなかったのはもちろん運だ。
リートルードの時間の流れが元に戻り、町の北西にできた橋が開通する。
その先はグリンフレークだった。
前回訪れた時から30年が経過しているが、あの昼メロの続きを見ることになる。
この時代には、東のメモリアリーフもできている。
今作では初めて、飼われているスライムベスを見かけた。ビッキーという。
実はしゃべることができるが、飼い主には秘密。
ちなみに、スライムが言葉を話せるかどうかは個体による。
メモリアリーフの店には、疾風のバンダナが売り物に。素早さが30も上がる装飾品だ。
全員で先手を打てば、ザコ戦なら攻撃呪文や特技の連打で敵集団に何もさせずに勝てるし
強敵が相手であっても、確実に回復を行える。
970Gと安いので、全員これを装備してもいいくらいだ。
DQにおけるすばやさは非常に重要。
上記に書いた通り、先手を取って得られるアドバンテージは計り知れない。
ピオリムという、すばやさを上げる呪文もあるのだが今作では習得できない。
登場作品がかなり限られている呪文だ。
石版世界のリートルードでのイベントはここまで。
現代のリートルードにも行ってみよう。
メモリアリーフ地方につながる橋をはじめ、バロック建築の数々はこの時代でも健在だ。
ここに新たにできたのは、ランキング協会。
力自慢、賢さ、かっこよさのランキングがある。
早速登録してみると、マリベルがかっこよさ29位に入る。
どの部門でも、1位になると何かもらえるようだ。
かつてバロックのアトリエがあった場所に、塔ができている。
これこそ彼が作った最後の作品、バロックタワー。
最上階には宝が置かれているというが、
無数の仕掛けの上に魔物までいるこの塔を登るのは、簡単なことではない。
魔物といえば、1階の柱にはエンタシスマンが潜んでいる。
建物の柱によく似た魔物だ。
メラはもはや怖くないが、不思議な踊りでMPを削ってくる。
あとは、ここにもメタルスライムが出る。逃げる前にバトルを仕掛けるべし。
この塔で、石版を2つ入手した。
熟練度が上がりきったので、転職してから次へ。
カイトは盗賊、ガボは羊飼い、マリベルは魔法使いに。
全体的にMHPの下がる転職となった。
この後に難関のハーメリアというタイミングで・・・大丈夫なのか?
22:40
カイト:Lv18 マリベル:Lv18 ガボ:Lv17
8/13
ハーメリア地方は、かなり大きな大陸となっている。
町や村が複数ありそうだ。
まずは、アボンの村にたどり着く。山の中の小さな村だ。
ここを訪れた老楽師の噂が気になる。
平和な村に見えるが、実のところ事件はこれから起きる。
村長の家で1泊すると、なんと村人が全員いなくなっているではないか。
アボンだけに・・・
という話が、PS版発売当時ネットの一部で語られたという。
2000年だから、2ch黎明期だ。
手掛かりはないので、一行は旅を続ける。
トンネルを抜けて、フズの村へ。フィッシュベルによく似た漁村だ。
小さな村だが、品揃えのいい武器防具屋がある。
旅の戦士がバトルアックスを買おうとしている。
DQ3から頻繁に登場する、大きな3枚刃の斧だ。
重いが、重心が安定していて扱いやすいらしい。
でもって、このフズでも宿屋に泊まると村人が消える。
石版世界で起きる事件は、本当になんでもありだと思わせる・・・。
北東のハーメリアにて真相が発覚する。
噂の老楽師の弾くトゥーラの魔力により、人々を旅の扉に誘導していたのだ。
ワープすると、山奥の塔に出る。岩山に隔てられ、歩いては行けない塔だ。
一行が塔の最上階にて、老楽師と話していると外では大雨が降り始める!
一瞬にして、大陸全てが沈んだではないか。
老楽師はこれを予知して、人々をこの塔に避難させたのだ。
普通に言っても聞きそうにないからね。
この事件を引き起こしたのは、海底都市に住むグラコスと思われる。乗り込んで倒すのみだ。
フィールドは船で移動することになり、ランダムエンカウントとなる。
PS版ではクリアするまで現代に戻れないが、今回は戻れるようになった。
これなら行き詰まりそうでも何とかなるだろう。
海底都市は、なかなか複雑なダンジョンになっている。
ここからツボックやミミックが出るので注意したい。
特にミミックのザキは成功率が高くなっているようで、命の石を2個消費した。
砂漠の村で買っておいてよかったよ。
こういう時にマホトラがあればと本気で思う。
大抵の作品において、ミミックにはマホトラが有効。向こうも使ってくるのだが、それでもザキの可能性を減らせるので使う価値は十分ある。
対策ができるようになるまでは、インパスで回避していこう。
他には、ヘルダイバーが手強い。
やたらHPが高い上、火炎の息とヒャダルコを使用。ラリホーがそれなりに効くのが救いだ。
ここに来る前に買った、炎の爪のメラミ効果が頼りになる。
DQ6でもお世話になったが、今回はこれが店売りされているのだからありがたい。
マリベルはメラミを習得。DQ6での魔法使い★1習得が話題となった呪文だ。
今回は★5習得と、相応の位置に。もちろん覚えれば相当使える。
カイトは、船乗り★8のいなずまをメインウェポンに。
MP消費無しで全体に40ダメージだ。非常に便利。わかりにくいがイオ系に分類される。
そういや、山奥の塔には合体スライムが出たっけか。
合体する前のスライムLv8は、1体につき経験値を100くれる。
うまいこと倒しまくれば一気に稼げる。
ボスはもちろんグラコス。DQ6よりも登場時期が早くなったが、自軍と比較しての強さは今回が上。
時々2回行動、通常攻撃、なぎ払い、氷の息、ハリケーン、猛毒の霧を使用する。
全体攻撃の頻度が高く、連続して使われると一気に追い込まれる。
やはりここでMHPの低い職についたのは失敗だったか?
ただ、MHP82しかないマリベルに関しては
マジカルスカートと魔法の盾でハリケーンをほぼ無効にできる。
これだけでも相当ありがたい。買い揃えておいてよかった。
氷の息は、ガボが習得しているウールガードで半減できる。氷ブレスにだけ有効なフバーハだ。
こちらからの攻撃は、メラミを中心にする。
ガボとマリベルは手が空けば迷いなくこれを撃つ。
カイトは通常攻撃で。道中手に入れた、さざなみの剣を装備だ。大体40くらい。
また、このバトルのみ例の老楽師が一緒に戦ってくれる。
攻撃力は65前後と低いが、イオ、ベホイミ、天使の歌声を使用。
天使の歌声はザオラルと同じ効果だ。
一応マリベルもザオラルを覚えているが、ここは老楽師に期待。
急を要する場合は世界中の葉を使用する。
このバトルは2度目で勝利。
氷の息+なぎ払いでピンチのところを、カイトの会心の一撃117ダメージで決めた。
残りHPはカイトが47、ガボが6、マリベルが1だった。
旅の扉で、山奥の塔に戻る。
この老楽師、やはり元ユバール族のジャンなのだろうか。
彼からもらえるものを含め、数枚の石版を入手。
さらに、人魚の月を手に入れた。
これを現代のメザレに持って行けば、魔法のじゅうたんをもらえる。
行動範囲が広がるので、早速現代の世界を回る。
気になるのは、ある場所に封印された伝説の英雄の話。
どうやらホットストーンがキーアイテムになりそうだ。
ホンダラが持っていたが、大富豪のブルジオに売ったというので彼の邸宅を訪れる。
ブルジオが同行することを条件に、ホットストーンを入手した。
で、問題の場所はというと
ハーメリア大陸の北西にある、とても高い塔だ。
見かけからわかる通り、最上階への道のりは非常に長い。
特に面倒なのが、5,7,9階の迷路。
狭い道にエンタシスマンでも立ちふさがっていたら、バトルしない限り抜けられない。
ここでブルジオを守りながら戦うのは、簡単なことではないだろう。
バトルで不利な補正を受けたりはしないが。
カイトのいなずま、ガボのひきさけといった範囲攻撃の特技が充実しており
それらを先制で使えば優位に立つことができる。
マリベルは攻撃呪文で。コスパのいいバギマが今のところメインウェポンだ。
3人で範囲攻撃を使いまくれば、ここのザコはほぼ壊滅状態にできる。
10階まで登り、ホットストーンを使うと伝説の英雄・メルビンが復活する。
話によると、神と魔王が最後の戦いを行う直前
神は後の世のため、メルビンを封印したという。
そして今も魔王はどこかに潜んでいる・・・となれば、手を組む他ないだろう。
というわけで、メルビンが仲間に加わった。
やっと厳しい3人旅を終えることができる。
素早さ以外はどのステータスも高めで、幅広い職業に適性を持っている。
伝説の英雄と言っておきながら、職歴が全く無いことが疑問だが・・・。
久々に小説版の話を。
ダーマ編から一気にここまで話が飛び、終了後はいきなりマーディラス編になる。
ブルジオは登場せず、ホンダラが同行することになる。頭痛の種にしかならないorz
変更点はもう1つある。メルビンは最初からパラディン★8であり
登場直後のバトルでいきなりグランドクロスを使用、ダンビラムーチョを跡形も無く消し去った。
メルビン:さて・・・次に消えたいのは、何奴でござるかな?
なんて言われたら、逃げるしかないというものだろう。
神直属のパラディンなので、終盤になるまで転職を一切しなかったのも小説版メルビンの特徴。
その後、現代のハーメリアへ。
学者アズモフの依頼で、山奥の塔のモンスター退治を引き受ける。お礼に石版を、となれば受けるしかない。
過去と異なり、徒歩でも行ける。
地下にいるキングスライムは、通常よりかなり強いので注意したい相手だ。
5階にはギガミュータントがいる。こちらもボス扱い。
氷の息をウールガードで防御して、メラミの集中打で攻める。
物語はまだまだ続く。
27:27
カイト:Lv22 マリベル:Lv22 ガボ:Lv20 メルビン:Lv19
8/16
13番目の冒険の舞台は、緑豊かなプロビナ地方。
プロビナ村は、教会に置かれた女神像により魔物が近づかないらしく平和そのものだ。
・・・と思ったが、そうとも言い切れない。
そんな女神像があるなら、この村以外の住民も欲しいに決まっている。
隣にある大国ラグラーズが、兵を送ってくる。
教会は山頂にあり、洞窟を通って行く。中には魔物も出る。
氷の息を使うグリーンドラゴンと、ザキを使う悪魔の書が要注意だろう。
ここに来る前に、2度目の転職を行っておいた。
カイトが魔法使い、マリベルが戦士、ガボが船乗り、メルビンが僧侶を選択する。
このプロビナと次のルーメンはそれほど難しくなかった記憶があるので、
今のうちにカイトが魔法使いをマスターしておくと後で得すると判断した。
だが強烈なマイナス補正のおかげで、MHPは100。職補正無しの168から、実に4割も減少する。
その一方で、戦士に転職したマリベルのMHPは無補正の149から163に上昇した。
実のところガボに次いで高く、これなら先頭も行けるのではないかと思えるほどだ。
ガボは146→167、メルビンは176→140。
考えた結果、並び順はガボ、メルビン、マリベル、カイト。
主人公が一番後ろという、Black的には非常にレア・・・というより前例が無い並びだ。
あと、PS版の時はここでやっと最初の職をマスターしたという記録が残っている。
今作のエンカウント回数増加と、基本職の熟練度ノルマ軽減の影響が大きい。
女神像を奪いに来たラグラーズ兵の前で、村長の息子ラズエルが女神像を破壊する。
これならもう人間同士での争いは・・・
なんて言ってたら向こうは兵士じゃなくて魔物だったではないか。
このクラスの魔物相手に対抗できるプロビナの住民、結構強いな。
だがやはり魔物の方が強かったらしく、しばらくすると全員魂を抜かれていた。
元通りにするには、壊れた女神像を教会に持って行って修復するしかない。
その前に、竜騎兵とバトルだ。
戦ってみるとやたら強い。攻撃190/守備160という場違いなステータスの上、こちらの攻撃呪文はほとんど無効。
さらに、バギクロスと爆裂拳が飛んでくる。
こんなん勝てるわけが・・・。
と思ったらイベントが発生。修復された女神像の力で、竜騎兵が弱体化する。
攻撃は100前後、守備も52まで下がる。
これなら特に問題なく勝てる。メルビン以外の3人で、メラミを撃ちまくり!
洞窟を3回往復する間に、カイトもメラミを覚えたのだ。
これで、プロビナの住民達は元通り。
1人と牛1頭を除いて、だが。彼らは戻る時に入れ替わってしまったらしい。
現代では、彼の子孫は牛と話せる一家になっていた。
先祖が牛だったんじゃないかって?もしかしなくても・・・ね。
現代の山頂への洞窟には、魔物は出ない。あっという間に教会まで登れる。
厳密には人食い箱1体だけ出てきたが、今なら1ターンで勝てる相手だ。
ここでは石版を2枚入手するのみ。
さて、次行こう。
赤い石版を揃えて、ルーメン地方へ。
ここに来るための石版は、過去の砂漠の城を訪れないと揃わない。
ちょうど復興作業中というところだった。
魔王像から抜き取った闇のルビーを片方だけもらったが、後で使うのだろうか。
出発点から西に、ルーメンの村はある。
この村は魔物に支配されており、人間の住民達には絶望しかない。
我が物顔で魔物がここに住んでいるのだ。
村に入った途端にバトルが発生する。
ガボ:オイラ戦うのはいいけど、せめてメシ食ってからにしたかったぞ!
村の中でも魔物に話しかけるとバトルになることもある。こりゃ、ゆっくりメシ食うことは難しそうだ。
さらに、ヘルバオムという魔物の襲撃の跡なのか、地面に穴も開いている。
教会も魔物が占拠しているが、神父は井戸の中に逃げ込んでいるためセーブ可能だ。
見張りの爆弾岩がいなくなったところを見計らい、町長の家に入る。
親玉のボルンガとバトルだ。早くもボス戦。
物理攻撃しかしてこないが、攻撃力180からの攻撃は強力そのものだ。
強化打撃の他に、ちからためも使用する。次のターン、カイトは防御。他はスカラ込みでなんとか。
ためてからの一撃がマリベルに直撃、ダメージは160。戦士に転職してなければ一撃だった。
マリベル:ぐはっ・・・。ねえ・・・あたし、まだ生きてる?ねえ・・・生きてる?
PS版だったら、おそらくこの台詞が聞けたことだろう。
いたストポータブルでも、破産するとこれを言う。
撤退した魔物を追って、闇のドラゴンの塔へ。
最上階にいる闇のドラゴンが、本当のボスだ。
2回攻撃こそしてこないが、激しい炎と氷の息を使用。
炎と氷、2種類のブレスはDQおなじみの全体攻撃。味方側も使えるが、敵の方が使用頻度は格段に高い。
激しい炎ともなると、フバーハ無しで受けるのは厳しくなってくる。
だが持ってないので、あまり来ないことを祈りつつ早く倒すしか対策はない。
せめて氷の息だけでもウールガードで対策しておく。
ルーメン地方の闇が払われる。
これで一件落着、現代のルーメンに行ってみる。
・・・が、あるのは町の残骸だけ。
どうやら今回は「事件が複数回に分けて起きる」という新手のストーリーのようだ。
今度は、かつてルーメンを襲ったという植物モンスターのヘルバオムが再び襲来。
地面から根っこが出てきて、うねくっているではないか。気色悪いったらない。
戦ってみると、攻撃力150前後の一撃が飛んでくる。ほぼ確実に先制されるのがつらい。
しかも建物の中だろうと遠慮なく出てくる。例え2階でも。
町長の家では、住み着いていた爆弾岩のロッキーがメガンテを使い
根っこを3本ほど消滅させる。魔物だって、いいことしてくれるのだ。
井戸の中から入れる洞窟の奥に、ヘルバオムの本体がいる。
時々2回行動で、猛毒の霧、甘い息、まぶしい光、マホトーンを使用する。
状態異常が豊富だが、攻撃手段は通常攻撃だけ。
同時に出る根っこ2本を先に折ったら、状態異常を治しながら攻撃だ。
植物なら炎に弱いはず。3人でメラミの集中砲火!
これで現代のルーメンに平和が・・・戻っていなかった。
3度目の過去のルーメンからは、邪悪な気配は感じない。
町長が1体のワームを飼っていた。名前はチビィという。
今のところ大人しいとはいえ、魔物を飼っている町長に対し住民の不安は頂点に。
退治を頼まれるが、魔物ってだけで倒すのはちょっとね。ここは断る。
その直後、3度目の魔物襲来事件が発生。
チビィの色違い、ヘルワームの大群だ。まさかチビィが呼んできたのか?
しかしとんでもない数だ。マップを切り替えると復活する。
広間で3体倒した後、町長の家で1体倒すのがイベント進行の手順。
倒しても倒してもヘルワームは増えるばかり、ここは逃げるしか・・・
と思ったら、森に放したはずのチビィが現れヘルワームの集団を追い払ってくれる。
自らを犠牲にして・・・。
これでやっとルーメンの災厄は終わる。
現代では、チビィが勇者として語り継がれている。ワームだとは知らずに。
カイト達が手下扱いになっていることといい、どんな話の伝わり方をしたのやら。
闇のドラゴンの塔では、黒い石版を1枚入手。どこかで使うのだろう。
次に進む前に、リートルードへ寄り道。
ランキング協会でトップを狙ってみよう。
力自慢は現時点では無理っぽいが(ガボが30位に入っただけ)、他の2つは行けそうな気がする。
だがそれぞれ不動の1位がおり、サブイベントをこなさないと追い抜けない。
かっこよさは砂漠の城の北西にある家、かしこさはハーメリアでイベントが発生する。
後者では知識の帽子が盗まれている。
犯人はおそらく、かしこさランキングで急に順位を上げた人物だろう。
ちょうどトップが入れ替わっていた。新たなトップの名は・・・エテポンゲ。
そう、あの山賊4人衆の1人だ。
知識の帽子をかぶっただけでトップになれるものなのか・・・?
自分のための盗みはご法度だと、山賊のカシラにどやされるのだった。
かしこさから行こう。この時期なら、大体130ポイントほどあればトップになれる。
挑むのはマリベルかメルビンがいい。
もらった知識の帽子の他にインテリメガネもつけて、魔法使いか吟遊詩人に転職すれば届くだろう。
ランキング1位になると、教会から装備品がもらえる。黄金のティアラと知力の兜だ。
かしこさランキングを極めた2人に、それぞれ装備させる。
かっこよさはDQ6のベストドレッサーコンテストと基本同じ。
装備品のコーディネイトで、ボーナスを得られる。
その代わりトップへのハードルは高く、200ポイントは欲しい。
ここはカイトとマリベルを出す。
カイトは絹のタキシードと蝶ネクタイのセットを装備。あとはプラチナソード、プラチナシールド、鉄兜を。
マリベルはマジカルスカートと網タイツのセットを軸に、モーニングスター、魔法の盾、それにさっきもらった黄金のティアラを組み合わせる。
これなら両者とも、ボーナス込みで200以上になる。
プラチナメイルとスパンコールドレスを入手した。
前者は守備力も耐性も優秀なので、早速カイトが装備。
しかし後者は追加効果が無く、実戦向きではなさそうだ。
32:22
カイト:Lv24 マリベル:Lv24 ガボ:Lv22 メルビン:Lv21
8/19
続いては、マーディラス地方に降り立つ。
プロビナとルーメンはそれほど苦戦しなかったが、ここは難しかった記憶がある。
ダーマ以降多くのエピソードを飛ばしてきた小説版も、この話は扱われる。
入る前に転職。カイトは僧侶、マリベルとガボは武闘家、メルビンは戦士になった。
マーディラスに入る前に、首尾よくカイトの魔法使い期間を終えることができた。
今度は、全体的にHPが高めの編成だ。MPの低さをどう補うか。
物語後半を上級職で通したいので、今は基本職をできるだけ多くマスターする方針。
マリベルはこの職を極めれば、勇者になる条件の「上級職3つマスター」への道が開かれる。
すでに戦士、魔法使い、僧侶を経験してきたので、武闘家を合わせると
バトルマスター、パラディン、魔法戦士、賢者の転職条件を満たせる。
マリベルは魔法使いタイプなので、バトルマスター以外の3つを選ぶ予定だ。
カイトは戦士を残すのみ。海賊、賢者、魔法戦士になれる。
小説と同じ職歴にしてみた。
ガボは次に僧侶を極めれば、パラディン、海賊、魔物マスターに転職できる。
メルビンは武闘家をマスターして、バトルマスターとパラディンになる見通しだ。ゴッドハンドを目指す。
このエピソードの中心は、マーディラス城と城下町。魔法の研究で有名な国だ。
町の西側一帯は研究所となっており、普段は入れない。
住民達と話していると、いきなり小さな子にメラを撃たれそうになった。
今の一行ならどうってことないが、食らわないに越したことはない。
彼女はミクワという。将来のために魔法を勉強しているのだとか。小説版にも登場している。
国王のゼッペルは、実はカイト達とそう変わらない年齢だ。
究極魔法を研究しているらしいが、どうも嫌な予感がする。
大陸の南東には、大神殿もある。
ここの主である大神官は、マーディラス国では国王と並び立つ存在だ。
城下町と大神殿、それに南西にある洞窟を何度か往復することになる。地味に面倒。
移動するのがフィールド上な分だけ、プロビナよりはマシか。
フィールドといえば、スモークポットを見かけた。
ダーマ編で見た魔物なので今となってはザコだが、ラリホーを使うので
他に強敵がいる状況でならいる意味は大きい。
DQ2のラリホーアントのような役回りか?
2回目の城下町にて、あやしい男と出くわす。
クレージュで会ったのと同じ外見だ。
魔法の使い方を教えてやると言い出し、ミクワに向けてメラゾーマを撃つ!
飛び出して来た教会の神父が身代わりとなる。
直撃しても生きているとは、この神父ただ者ではない。
一般人ならほぼ間違いなくあの世行きだろう。
敵のメラゾーマは威力120前後なので、彼のHPは140~150といったところか。
カイト達と比べても見劣りしない数値だ。
(職補正無しで、カイト178、マリベル161、ガボ159、メルビン193)
この神父の名はディノ、国王ゼッペルの幼馴染である。
さらにもう1人、ルーシアを加えて3人で昔はよく遊んでいたという。
カイトやマリベルにとっては、自らの過去を思い返させる話だろう。
だがそんな日々は、彼らが8歳の時に終わった。
隣国ラグラーズとの戦争によって、ルーシアが城前の崖から落ちて行方不明に。
この戦争でマーディラスは敗れ、ラグラーズの軍門に下っていた。
再び独立国となったのは最近のことらしい。
ラグラーズ軍の人々も国王も生きてはいるが、ルーシアのことがあったからか
兵士長だけは処刑されたという。
だんだんと雲行きがあやしくなってきたが、同時に興味もでてきた。
今しばらく、マーディラスの行く末を見守ろう。
ゼッペルの究極魔法に対し、大神官は対抗魔法を研究中。
だがまだ完成には時間がかかりそう。
3度目のマーディラス城下町では、入るとすぐイベント。
あやしい男こと、メディルの使いとバトル!
たまに2回攻撃、メラミ、バギクロス、ラリホーマ、マホトーン、マホカンタを使用する。
さっきイベントで使用したメラゾーマは今回なぜか使ってこない。ありがたいが。
しかし、ラリホーマで止まったりマホトーンで呪文を封じられている隙に
バギクロスを連打されてはたまったものではない。
敵の場合もやはりバギ系はダメージのばらつきが大きく、時には100ダメージ近くに達する。
全体的に攻撃呪文や特技には強いため、こちらからは通常攻撃で攻める。
回復はガボが持つ祝福の杖をメインに。
ラリホーマに対してはキアリクを。船乗りが習得できる呪文だ。
実は僧侶はこれを覚えられないため、戦士や僧侶といった定番職にだけ注目していると見逃してしまう。
ステータス補正の優秀さもあって、船乗りは今回かなり重要な職業になったと言える。
2度目の挑戦でメディルの使いを撃破した後、一行は研究所へ。
ついに究極魔法が完成した。
発動直前でのゼッペルとディノの会話は、国王と神父としてではなく親友同士としてのものだった。
究極魔法マナスティス・・・自らを魔物に変え、大陸をも吹き飛ばす力を得る魔法だ。
この魔法を発動させたゼッペルからは、恐ろしいまでの気を感じる。
メルビンいわく、あれは魔王のものだったとのこと。
止めるためには戦うしかないが、その強さは規格外。
メラゾーマ、イオナズン、凍える吹雪を使用する。
さらに攻撃力も推定260ほどあり、痛恨まで放つ。
ダメだ、とても勝てる相手じゃない・・・。
そこに大神官が現れ、対抗魔法マジャスティスを使ってくれる。
まだ未完成らしく、完全な効果は発揮しないが
それでもゼッペルの強さを抑えることはできた。
これなら戦って勝てそうだ。
たまに2回攻撃、メラゾーマ、ベギラゴン、氷の息を使用。
今度はこちらからの攻撃呪文も有効なので、隙あらばメラミで攻める。
基本的にはルカニからの通常攻撃だ。
前述の通りMPが低めの職編成になっているので、MPは回復のために温存したい。
呪文は装備で、氷の息はウールガードで防ぐ。
メルビン用に買っておいた魔法の鎧がここで役立つ。
・・・と思っていたが、実はMP不足への対策があった。マホキテである。
魔法使い★3で覚える呪文で、敵から呪文を使われた時に
その消費MPと同じだけ回復できるという効果を持つ。
呪文を使いまくるボス相手なら、かなりいい感じに回復できそうだ。
と思ったのだが、今作のマホキテは効果時間がかなり短く
肝心なところで効果が切れている(効果切れのメッセージも出ない)。
開幕で使うのではなく、MPを回復したい時に
少しだけ早めのタイミングで張っておくのがよさそうだ。
自分にしか張れないことも覚えておきたい。
確実性を求めるならアイテムを使うべきなんだが、
DQにおいてMP回復アイテムは貴重なんでね・・・。
なお、DQ5でならマホキテは相当活躍してくれた。
この激戦に勝利すれば、マーディラスのエピソードはクリアだ。
大神殿に寄り道してから戻る。
強敵は出てきたが、バトル回数の少ないエピソードだった。
34:17
カイト:Lv24 マリベル:Lv24 ガボ:Lv22 メルビン:Lv22
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