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回数はDQ6とそう変わらない数字に落ち着きそうだが、
1回ごとの文章が多少長めになっている影響だろうか。

さて、3ページ目。
マーディラス編終了の直後から入る。

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謎の神殿に戻るとすぐにイベントが発生。
フィッシュベルにいる、マリベルの父親が病気になったという知らせが飛んでくる。
ここで一時別行動になったのは、転職で変化していた服装をデフォルトに戻すためか。
これ以上家族に心配はかけられないと、マリベルはここで旅を降りることとなる。
Lv24で、経験値は93,994。

カイトの家では、ボルカノから気になる情報。
北西の大陸で、旅人の一団がいるという。
過去に1度会った、ユバール族だ。
かなり時期が開いたが、今から現代ユバール編のエピソードが始まる。

過去イベントと同じ場所に、ユバールの休息地がある。
冒頭はまさに過去イベントをなぞるようなもの・・・だが、
現在の踊り手アイラは、休息地を飛び出していってしまう。
ユバールの踊り手の系譜は、彼女で10代目になるらしい。
2代目のライラは今も語り継がれるほど有名。
だがその一方、トゥーラの弾き手がいない。
現状では神を復活させる儀式が行えないということだ。

アイラはそんな踊り手の先祖ライラと、伝説の守り手の子孫。
話を聞いた限りだと、その守り手とはキーファで間違いない。
弾き手を探すという名目で、カイト達の仲間になるのだが
実際のところは一族の宿命に縛られずに旅がしたいというのがメインだろう。
やはり、キーファに似たのか。

加入時からLv21。他のメンバーより少し低いくらい。
踊り子★8、戦士★3の職歴を最初から持っている。
注目はなんといっても、最初から持っているユバールの剣。
攻撃力90という、この時期としては破格の性能を持つ。
(カイト達の武器の攻撃力は現在のところ60前後)
防具はしょぼいので、マリベルから外しておいたマジカルスカートと黄金のティアラ、
それにマーディラスで宝箱から入手した魔法の盾を回す。
あとは疾風のバンダナを装備すれば、ひとまずOKだろう。
職業は戦士でスタートする。


続いて、現代のマーディラスを訪れる。
魔法の研究で有名だった過去とは大きく異なり、芸術と音楽の国となっている。
ラグラーズ城が存在していないが、あの後マーディラスと和平を結び
今では2つの国は1つになったという。

現代のマーディラスを率いるのは、グレーテ姫。
ゼッペル同様に若く、同年代のカイト達の訪問に対して乗り気だ。
しばらく話した後、トゥーラ弾きを捜していることを伝えると
大神殿でトゥーラ弾きの大会を開くことを約束してくれる。
開催はしばらく後になるので、物語を進めたらまた来よう。

あとは大神殿で、石版を1つ入手。
この時代にはマジャスティスも完成しており、カイトが習得できる。


残りの台座も少なくなってきた。
ジグソーパズルのような緑の石版6個を組み合わせると、聖風の谷地方へ行ける。
ダーマとは別の意味で、DQ7屈指の難関と名高い。

羽を持つリファ族が生活している集落があるので、まずそこに。
北にある神殿から吹いてくる風に乗り、人々は空を飛ぶことができる。
ただ1人だけ、羽を持たない子がいる。名前はフィリアという。
族長の娘なんだが、実の子ではないのか・・・?

ちなみに、ここの宿は1人50Gと非常に高額。
もちろん必要とあらば使うしかないんだが、この価格は正直勘弁して欲しいorz
直前のマーディラス城下町も1人30Gで、宿の高い町が続いている。
しかも過去の場合はルーラで他の町に飛べないので、この高い宿代を回避するのも難しい。

後に訪れる現代の聖風の谷も高いが、現代なら他に行けばいいので気にならない。
現代に限るなら、安宿といえばウッドパルナとダーマ神殿が挙げられる。
メモリアリーフ北のギュイオンヌ修道院や、マーディラス地方の大神殿には無料宿があるが
どちらもルーラで直飛びできないので微妙。

ちなみに、シリーズを通しての高い宿といえば(すごろく場は除く)
DQ6の欲望の町であろう。1人100Gというふざけた価格だorz

話を戻す。やはりここでも事件が起きている。
神殿の上空に黒い雲が広がっているという。いかにも不吉だ。
そこに安置されている神の石の回収を頼まれる。

神殿へ行くには、途中で黒雲の迷路を抜けなければならない。
それぞれブレスを使う、スライムブレスとネイルビーストが強敵だ。

出口近くにて、闇の魔神とのボス戦が発生。
たまに2回攻撃する。通常攻撃、飛びかかる攻撃、押しつぶす、かまいたち、バギクロスを使用。
バギクロスが強烈な反面、不気味に笑うだけでターンを流すこともある。
とはいえ強敵なので、攻撃を集中してさっさと倒そう。
メルビンは通常攻撃、アイラは火炎斬りで攻める。
ボス戦だと、祝福の杖を持つガボは回復に追われるため
持っている炎の爪を今ひとつ活かせない。
メルビンに持たせる方がよかったか。

運が悪くなければ勝てる相手だが、これで終わりとは思えない。
真の恐怖はこれから来ると言い残して消えた。

神殿で神の石を入手したら、谷まで戻る。
この時、黒雲の迷路を再び通らなければならない。MP不足でギリギリの退却になった。

そして本当の事件が起きる。
神殿からの風が止まり、空が暗く染まっていくではないか。
ほとんどのリファ族達はまともに動けなくなる。
やはり、あの黒雲をなんとかしなければこの地に平和は無いということだ。

神の石が置かれていた台座の奥は、さっきは探索してこなかった。
リファ族にしか開けない扉があるからだ。
この扉を開けるため、フィリアが同行する。現状、ここの住民で唯一動ける。
羽こそ持たないが、実は彼女もリファ族だという。
扉を開けられればそれが証明されるだろう。

久々の同行者だが、バトルはできない。
まあこんな小さな子を戦わせるのも厳しいか。ザジやフォズが例外なだけであって。
慎重に、かつ迅速に向かおう。

神殿の扉を開いてさらに進むと、黒雲に覆われた精霊像を発見。これをどうにかすればいいってことか。
神の石を台座に戻し、壁を動かす仕掛けを解けばOK。

・・・が、当然ながらまだ終わってない。
むしろ、この直後が一番重要だ。
この聖風の谷エピソードがDQ7屈指の難関といわれる、元凶が現れる。

ヘルクラウダーである。

時々2回行動、持ち技は通常攻撃の他、かまいたち、真空波、それに仲間呼び。
攻撃力は185なので、通常攻撃で大体60ダメージといったところだ。
恐ろしいのは攻撃特技2つ。かまいたちは単体攻撃、真空波は全体攻撃。
そのダメージはともに100前後にもなる。
まだこっちは平均Lv23だというのに、イオナズンを超えるほどの全体攻撃をぶっ放してくるのだ。
真空波の入った2回攻撃をされるだけでパーティが壊滅しかねない。
さすがに1ターンで2連発はしてこなかったが、もしされたら・・・運が悪かったとあきらめよう。

それだけではない。仲間呼びでベビークラウドを出現させる。最大で4体だ。
その辺のザコの2倍ほどのHPを持ち、バギマとラリホーを使用。
こんな強敵と戦ってる時に、ラリホーなんて使われたらたまったものではない。
バギマはもちろん、通常攻撃も地味に無視できない威力だ。攻撃力は100ほど。

さらに言えば、マリベルが抜けた影響で回復の手が不足しがちでもある。
MPが十分あるのはカイトだけという現状だ。ガボの祝福の杖でなんとかというところ。
メルビンも回復呪文はあるが、戦士のMPでは当てにならない。

以上の要素が合わさって、DQ7を代表する強ボスとして有名だ。
対策だが、本体には状態異常が効かないので正攻法しかない。
メルビンとアイラのかもめ返しをメイン火力にする。飛行系なのでダメージが増える。
手が空いたらカイトはメラミ、ガボは炎の爪で攻撃だ。
バギ系以外なら、攻撃呪文は軒並み有効。
ベビークラウドは、呼ばれたらすぐ対策する。ラリホーもマホトーンも有効なので、それで止めておく。
羊数え歌がベストだ。結構いい確率で効いてくれる。

あとは、真空波込みの2回攻撃が来ないうちに倒すだけ。
運が悪いと戦力があっても勝てないので、時の砂も持っておきたい。
3回巻き戻して、4回目でやっと勝てた。真空波が2回しか来なかったおかげだ。
世界樹の葉を2枚、魔法の聖水を1個使用。これは仕方ない。出し惜しみしている場合ではない。
本体を倒したら、ここぞとばかりに範囲攻撃を連打してベビークラウドも一掃だ。
イオラ!ひきさけ!ベギラマ!マッスルダンス!

なんとか勝ててよかった・・・。
聖風の谷に戻り、フィリアから神の石をもらう。
どこかで役立つのだろう、きっと。

現代の聖風の谷にも行く。
この時代のリファ族は羽を持たない。これも時代の流れか。
族長が人前に現れないってのが気になるが、今のところ関連イベントは無い。
大陸北の神殿も健在。精霊像とともに、フィリアの物語が伝説として語り継がれている。

神殿に石版が2枚あるので回収するが、本棚を調べるとエビルバイブルが出現!
まさか本棚にもトラップモンスターが潜んでいるとは。
それも、通常エンカウントの無い建物内で。油断も隙もあったものじゃない。
あと、大陸の南東には見覚えのない塔が存在する。過去の時代には無かったが、その割に古い。
何か秘密がありそうだが、入れないので調べられず。

37:27
カイト:Lv25 ガボ:Lv23 メルビン:Lv23 アイラ:Lv22



8/21

すでにプレイ時間は30h台後半。
6以前のDQなら、十分クリアにたどり着ける時間に達している。FFでも12を除けば。
しかし、このDQ7はまだ中盤。エンディングまでの距離はかなり残っている。
やたら長いストーリーを、存分に味わっているところだ。

さて、今回はレブレサック地方を訪れる。
立ち込める濃い霧が、事件を予測させる・・・。

レブレサックの村で、やはり魔物による事件が起きていた。
魔物は東の山におり、何人かの村人が退治に向かったが失敗。
彼らと入れ替わりに神父の服を着た魔物が1体現れ、教会に住み着いている。
村人達は、この霧も教会の魔物のせいだと言っているが。

ここの宿も1人40Gと高額。
まあ、イベント中に村長の家で休めるのでそれほど気にならないが。
教会のシスター達は魔物に追い出されたため、村長の家の2階に間借り中。

南の森で村人を助けるイベントが発生。
ここで戦うフォレストガード3体は、通常よりHPが高いボス扱いの魔物だ。
戦う分には、マヌーサをかけて攻撃特技といかずちの杖ベギラマの連打で問題ない。

さて、問題は教会の魔物だ。
教会の一室にいるが、部屋に鍵がかかっており会うことはできないのだが・・・あれは本当に魔物なのか?
体が緑色で、般若の面のような顔をしているが
それを除けば普通の神父と変わりない。
まさか、呪いか何かで魔物の姿に変えられたんじゃないか?
もはやなんでもありの、DQ7の石版世界だ。このくらい起きたって今さら驚かない。

この村に住む木こり夫婦の息子、ルカスも同じように迷っている。
そういや、彼の家には金色の女神像があるな。
同じものを、プロビナで見かけたような・・・?

一方、村人達は教会の魔物を退治することで頭がいっぱいだ。
だけど本当にこの魔物が全ての元凶なのか?
おびき寄せて村人達が総攻撃を仕掛けても、抵抗ひとつしない。
だが、しゃべることもできないので事態は変わらない・・・。

ルカスが止めようとするが、村長は話を聞く前にシャットアウトし
一行もろとも魔物の岩山に追放する。
これだから石頭連中ってやつは・・・。
正直言って、今回ばかりは途中で助ける気なくしても仕方ないかもしれない。

山の入り口は見張られているので、別ルートからの脱出を目指す。
道幅が狭いのでバトル回数がかさみやすいダンジョンだ。
ルカスが同行するが、参戦はしない。
会話には加わるので、話しながらこの山を歩いていこう。

迷路のような山道を進むと、山頂にたどり着く。
そこでは霧を作り出す魔物の一団と、神父が1人。
だがこの神父こそが、今回の黒幕だ。
ここに来た本物の神父と、1つ取引をしたのだ。
「姿を入れ替えることを条件に、レブレサックを襲わない」という取引を。
ただし、神父が生きている間はという期限付きで。
つまり村人達は、自分で自分の村を滅ぼそうとしていることになる。

複数の意味で大変なことになったが、まずはこの偽神父ことボトクを倒そう。
毎回2回行動し、通常攻撃、猛毒の霧、マホトーン、ベホイミを持つ。
攻撃力は大体160くらいか。
しばらく戦ってみて気付いたが、ボトクは集中攻撃を行う。
通常攻撃の他には攻撃手段が無いので、狙われたメンバーにスカラをかけまくれば
ほとんど完全に攻撃を防ぐことができる。
ただ、マホトーンがあるので油断はできない。
相手の行動パターンを見切る前に、祝福の杖を持つガボが倒され
さらに唯一のザオラル使いであるメルビンにマホトーンを決められる。
しかも、キアリーもガボしか持ってない。僧侶ではなく羊飼いの呪文なのだ。
今作では不利な状態異常もターン経過で解除されるので、それを待って態勢を立て直す。
最後は4人で勝利することができた。

その後は、自動でレブレサックに戻る。
なんとか間に合い、神父を助けることに成功する。
ボトクを倒したことで、姿が入れ替わる魔法も解除された。

夜明け前に、神父はこの村を去っていく。
いわく、彼を見るだけで村人達はこの事件を思い出してしまうと。
せめてものお守りにと、ルカスは金色の女神像を神父に渡す。

話がつながった。この神父は、プロビナで会ったのと同一人物だ。
彼はレブレサックの教会に、メモを1枚残していた。
「いかなる時でも、人を信じ人を愛せ」
シンプルな言葉だが、真の意味を理解できる人はそう多くないだろう。
・・・いや、誰にもわからないのかもしれない。あの神父を除けば。

一夜明けて、一行もレブレサックを出発する。
村人達はこの事件を忘れないため、村の広場に記念碑を作る。


一方、現代のレブレサック。
いきなり子供のいじめを目にすることになる。聖風の谷といいまったく・・・。

問題の所在は、この村に伝えられる過去の物語だ。
魔物に変えられた神父を、村を訪れた旅人達が倒そうとして
村人みんなで神父を守ったという話が伝えられている。
一行にとって、これは納得できるはずもない。
当時の村人が作った記念碑はあるのだが、
よく見ると後でパーツが継ぎ足されて文章が差し替えられているのがわかる。

しかし、事件の中心にいたルカスの一族には正しい話が伝えられている。
彼と同じ帽子をかぶった少年、リフにも。
記念碑から外された正しいパーツは、村長の家の地下に埋められていた。
そちらには正しい歴史と、その過ちを忘れない当時の村人達の決意、そして神父と旅人達への感謝が刻まれていた。

これを見つけた村の子供達は、村中にこの話を伝えて回る。
一行も村長に問いただす、が・・・

あろうことか、村長は記念碑のパーツを破壊するではないか!
あとは当然のようにしらばっくれるのみ。

DQ7、いや全DQでも最悪のイベントと言えるかもしれない。
8年ぶりにプレイしたにも関わらず、レブレサックのエピソードのうちこのシーンだけは明確に覚えていたのだ。
(小説版ではエピソードごとカットされている)
もしマリベルがいたら、この場で攻撃呪文ぶっ放すんじゃないか?
だとしても多分止めないだろうけど。正直言ってBlackがこの場にいたら、殴りかからなかったと言える自信は無い。
・・・見方を変えれば、悪い意味で名エピソードと言えるのかもしれない。
ネットでも有名で、ニコニコ大百科ではレブレサックだけで記事1つ作られているほど。

救いは、真実を知る子供達の人数が増えたこと。
彼らが大人になった時、また正しい歴史が伝えられるようになるのだろう。
それがこのレブレサックの、唯一の希望だ。
彼らから石版を1枚もらって、村を出る。
墓地には冒険者ヌルスケの墓があり、小さなメダルが5枚も手に入る。チェックを忘れずに。

39:05
カイト:Lv26 ガボ:Lv23 メルビン:Lv23 アイラ:Lv22



8/22

謎の神殿にある石版の台座は、全部で18個。
ついに最後の石版を完成させる時が来た。冒険の舞台は、コスタール地方。
ラストエピソードにふさわしく、主人公の出生の秘密にも関係する重要な話だ。

降り立って早々、今まで以上に重い闇の気配を感じる。
北に歩くとコスタールの城下町だ。

街全体から、異様なまでの負のオーラを感じる。
それもそのはず、ここで起きている事件は身の毛もよだつ恐ろしいものだった。
街ごと呪いをかけられており、ここで生まれた子供は
最初の満月の夜になると魔物と化してしまう。
ちょうど今夜は満月。一行も、ちょうどその現場を目にすることとなる。

北にある大灯台があやしいが、中は暗闇らしい。
ホビットの洞窟にある光ゴケがあれば、それを使って入れそうだ。

他には、海賊マール・デ・ドラゴーンとその統領シャークアイの話を聞ける。
しばらく前にコスタールに滞在し、魔物軍から国を守ってきた。
だが決戦を挑んだ時、遠くの海で船ごと氷漬けになったという。
その際、妻のアニエスは出産を控えていたため城に残ったが
生まれるはずだった子供は跡形も無く消滅してしまったらしい。
なんてこった。

ホビットの洞窟は、コスタールから東にある。
ここに住むホビット達は揃って人間嫌いだが、通るだけなら認めてくれる。

目的を果たす前に、ガマデウスとのボス戦が発生。
通常攻撃の他に、氷の息、猛毒の霧、ザオリクを使う。
取り巻きがいるため、2回行動はしない。

で、その取り巻きだが・・・たつのこナイトとシードラゴンズの2体。
それぞれ氷の息と激しい炎を使用する。
前者はウールガードで防げるからいいが、後者は現時点では防ぎようがない。まだフバーハ持ってないorz
さすがにこの時期ではもう上級職になっているだろうというバランス調整か・・・。

ガマデウスとたつのこナイトには、ラリホーが効く。これが突破口になる。
確率はそれほど高くないが、羊数え歌なら全体範囲ということもあって使う意味は十分ある。
初手でガボが羊数え歌を使ったら、あとの3人でシードラゴンズを集中攻撃だ。
ドラゴン族に分類されるのかどうか微妙なところだ。ドラゴン斬り使ってみたが、効いてるのか?
何度か時の砂で仕切り直したが、全滅はせずに突破した。

コスタールに戻ると、大灯台の邪悪な炎を消すために必要な七色のしずくを取ってくることになる。
現代のエスタード島にある入江で入手できる。
謎の神殿から、青の旅の扉でワープしよう。
熟練度が上がりきっていたので、転職も行う。
カイトが戦士、メルビンが武闘家、ガボとアイラが僧侶。
アイラ以外は、この職をマスターしたら上級職ルートに入れる。
3つの上級職になる条件を満たせるので、勇者まで目指すことができる。


ホビットの洞窟で入手した光ゴケを使うことで、大灯台の内部を探索できるようになる。
内部も移動する足場など、手間のかかる仕掛けが設置されている。
そして、はぐれメタルに出くわす!
DQの冒険者なら知らない人はいない、経験値の塊だ。
ちょうどいいことに、戦士をマスターしたばかりのメルビンとアイラがいるので
2人に魔神斬りの連打を指示する。
いちかばちかで会心の一撃を狙って攻撃する特技だ。命中率は1/3とも3/8とも言われる。
これほどメタル狩りに適した特技は他に無い。

また、踊る宝石も出現。倒せば525Gくれるので、金稼ぎに便利。
だが今作ではザキを使ってくるので油断はできない。速攻あるのみ。

コスタール地方で2度目のボス戦も発生する。相手はバリクナジャ。
通常攻撃の他、痛恨、地響き、ベホイミを持つ。2回行動はしない。
攻撃力は190といったところか。それなりに高いが、1回なら怖くはない。
ただ、ガボとアイラは痛恨で一撃されるMHPしか持ってないので、そこだけ注意する。
カイトとメルビンは痛恨が来てもしのげるHPをキープしておく。
攻撃呪文や特技は大体有効なので、攻撃手段は大ダメージを期待できるものを。
最後に痛恨でアイラが一撃KOされるも、他のメンバーの攻撃で仕留めた。

大灯台の最上階で輝くは、エンゴウの時と同じ闇の炎だった。
これを七色のしずくで消す。
代わりに灯す聖なる炎は、過去のエンゴウでもらってくることができる。
今となってはなつかしい、この火山の大陸での冒険。
当時のメンバーは、今やカイトしか残っていない。
エンゴウでは結構な時間が経過したようだ。

あとは、もう1度過去のコスタールで大灯台に登るのみ。
はぐれメタルは全部で7体狩ることができた。
このコスタール編だけで、カイトのLvは26から30に上昇。
一気に敵とのLv差を埋める。

コスタールに凱旋した一行は、王から水竜の剣をもらう。
攻撃力125という、DQなら大体トップクラスの武器に分類される性能を持つ。
さらに、道具使用でメイルストロムの効果。
バギクロス並みに強烈な攻撃呪文だ。こんなものをノーコストで撃てていいのか?

さらに海底王が登場。
アニエスがいなくなっているのだが、マール・デ・ドラゴーンの復活を待つために
人間より長生きできる人魚になったという。
消えた子供もどこかで生きているだろうと。
海賊の総領は、水の精霊の紋章を持って生まれるといわれる。
もしや、カイトが持っているのが・・・?

ホビットの洞窟でも、石版が1枚もらえる。立ち寄っておこう。
こちらでは、海鳴りの杖を宝箱から入手。
道具使用でコーラルレインの効果だ。前述のメイルストロム同様、海賊が覚える今作初登場の呪文。
珍しい強打系の攻撃呪文で、威力や範囲はマヒャドと同じくらい。ノーコストで撃つには強烈過ぎる。
今回、この辺は大盤振る舞いだ。ザコ戦では大幅に有利になれる。


さて、現代のコスタール。
国王は側近を連れて、ホビットの洞窟に移住したらしい。城の機能はそっちにある。
街は旅人達が集まっており、城の内部はカジノに改装されている。
コイン100枚だけ買って遊んでみた。
完全に運任せのスロットより、自分で判断する要素のあるポーカーの方が稼ぎやすい。
ツーペアでもいいから役を揃えて、ダブルアップでコインを増やすのが重要だ。

小説版では、試しにスロットで遊んでみたら大勝ちしてしまった一幕がある。
神秘の鎧とメタルキングヘルムを持ち帰り。
つまり、稼ぎ出したコインは実に70000枚。ビギナーズラックなんてものじゃない・・・。

42:04
カイト:Lv30 ガボ:Lv28 メルビン:Lv28 アイラ:Lv28



8/23

謎の神殿の石版から行ける18の陸地を、全て現代に出現させることができた。
さて、これからどうしよう?
気になるのは、まだ使ってない黒い石版が数枚。
世界のどこかに、まだ見ぬ台座があるというのか?

正解ルートは、フォロッドから東にある遺跡。
聖風の谷で手に入れた神の石があれば、ここからサンゴの洞窟に入ることができる。
魔物が出るが、はっきり言って弱い。むしろ熟練度稼ぎにちょうどよさそうなダンジョンだ。
ここを抜けて道なりに進むと、天上の神殿にたどり着く。
かつて神とともに戦った兵士達が住む拠点だ。
ルーラで飛べる上に、無料で回復もできる。

さらに、ここには石版の台座が1つだけある。
各地で手に入れた黒い石版を使おう。
いつも通り、過去へ飛ぶ。行き先はフォロッド東の陸地だ。
こちらでもサンゴの洞窟を通ることになる。
聖なる祭壇を起動させたら、ここでやることは終わり。歩いて戻ろう。

ここまでやると、神の石を乗り物として使うことができる。
ラーミアや気球と同じく、魔物と戦うことなくフィールドを自由に移動できる。
こういう時は、今までの移動手段で行けない場所を探すと道が開けそうだ。

また、天上の神殿で買い物が可能に。武器屋と防具屋の品揃えはすばらしい。
雷鳴の剣、水の羽衣、プリンセスローブを購入した。
総額60,800Gになるが、プロビナあたりから装備をほとんど買ってなかったので
道中で手に入れた装備を売った金も合わせて70,000G以上の資金を持っていた。
Blackとしては、歴代DQでも1番大きな買い物だったかもしれない。

まず、ハーメリア大陸北のほこらで石版を入手できる。
ここは空を飛べなければ入れない場所。やはりか。

その次に行く場所については、エスタード城のバーンズ王が情報を持っている。
ユバールのテントの近くにある発掘現場から、魔物が出現したとのこと。
この奥にも台座が1つある。行き先は魔空間の神殿、魔王の本拠だ。
タイミングはちょうど神と魔王が戦った直後。
向こうも万全の状態ではない。この隙を突いて勝つ。

内部はそこそこ長いが、仕掛けらしい仕掛けはほとんど無い。
宝箱は5階に1個だけあるが、ミミックだ。
このフロアからは登り階段が4つあり、右下が正解。

魔物はかなり強いが、こちらの特技ラッシュがあれば敵ではない。
水竜の剣使用のメイルストロムに加え、雷鳴の剣使用のライディンも使って行く。
ダメージは80前後だが、全体攻撃の上に耐性で防がれにくいので十分頼りになる。
特技なら、かまいたちが便利。単体攻撃だが、このLvなら100前後を出せる。
しかし、なぜかAIは海鳴りの杖を使ってくれない。使えばコーラルレインの効果なんだが。

注意点として、ここではミミックが通常エンカウントでも出てくる。戦いたくない相手だ。
逆に、はぐれメタルを見たら積極的に仕掛けよう。
ここでも3体ほど狩ることができた。
こんなにLv上がっていいのかね?留守番中のマリベルとの差が・・・。


最深部にいるのは、もちろん魔王オルゴ・デミーラ。
2回話しかけるとバトルに突入する。

時々2回行動する。
持ち技は、通常攻撃、メラゾーマ、イオナズン、稲妻、かまいたち、マグマ、念じボール、あやしい瞳、いてつく波動。
多彩な上に、強烈な技も多数含まれている。
どちらかといえば呪文対策を重視したい。魔法の鎧や水の羽衣などを装備するといいか。
あとは念じボールがあまり来ないことを願う。
95ダメージが2回といったところだ。同じメンバーに両方当たると非常に危険。
アントリアと違ってラリホーなど効かないので、ここは運のみ。

こちらからの攻撃は、道具使用をメインに。
水竜の剣、雷鳴の剣、海鳴りの杖を存分に使う。
だが回復に問題が発生。僧侶であるガボとアイラはともに★6、ベホマ習得に足りない。
Lv30に達し、職補正抜きでのMHPは200を超えてきたところ。そろそろベホマが欲しくなる。
カイトやメルビンならベホマを習得済みだが、それぞれ戦士と武闘家でMPが低い。

これだけならまだ勝てなくはない。
が、そこは魔王。第2段階もある!
時々2回行動、通常攻撃、突き刺し、激しい炎、氷の息、真空波、凍てつく波動を持つ。
ブレス2種類が強烈な上に使用頻度も高く、激しい炎を連打されると回復も間に合わない。
それに単体攻撃の突き刺しも加わる。ダメージは160~170くらい。ガボとアイラは一撃KOされる。
とても防ぎ切れる攻撃ではない・・・。

これは、フバーハが無いと無理か。
現職が★7に達している、カイトとメルビンだけでも転職させよう。
カイトは賢者、メルビンはパラディンに。ついに上級職になることができた。
賢者★2でフバーハを習得。これで再挑戦する。
転職したことでMPが大幅に増え、彼らが回復に回ることもできる。
ガボとアイラもベホマを習得したので、前とは安定感が格段に違う。

あとは、突き刺しに注意しながら攻撃を重ねるだけ。
どうしても一撃で倒されることが多いので、ザオラルが頼りだ。
第1段階と合わせて、敵HPは7200もある。長期戦は避けられない。
最後は残りHP3のアイラが決めた。


魔王を倒した今こそ、神を復活させる時。
マーディラスの大神殿で行われる、トゥーラ弾き大会に一行も出席する。
大地のトゥーラを弾きこなせたのは、ヨハン1人だけ。彼がジャンの子孫なのだろうか。
あちこち連れ回すこともできそうではあるが、ここはユバールの休息地に直行だ。
先ほどユバール西の陸地が復活していることは、ユバール族の面々も知っている。
あとは過去と同じように祭壇の沈む湖へ行き、水を抜いてから儀式を行えばよい。
湖の洞窟では魔物も出る。当たり前のようにHP200前後に達しているが、特技ラッシュで無問題。
ここに来る前に、ガボは魔物マスターに、アイラは武闘家に転職しておいた。

ついに神が復活する。この世界を守る神が。
エスタード島だけでなく、世界全てに平和が訪れたのだ。
グランエスタード城では、「序曲のマーチ」の演奏が聴ける。
このBGMでの凱旋は、もはやDQおなじみと言っていい。

46:06
カイト:Lv32 ガボ:Lv31 メルビン:Lv31 アイラ:Lv30



8/27

そして、月日は流れた。
ウッドパルナの北北西に、神の居城となるクリスタルパレスが完成。
各地の首脳陣が集められる。
カイト、ガボ、アイラの3人は、バーンズ王の護衛としてこの地に向かうこととなる。
移動手段は飛空石なので、すぐ行ける。

現代世界で会った重要人物とたくさん再会できる。
フォロッドやマーディラス、コスタールの王から
クレージュやオルフィーの長老、ダーマの大神官代理まで勢揃いだ。
誰も来てないのは、ウッドパルナ、プロビナ、ルーメン、レブレサックくらいか。

探索してみると、アイテムも手に入る。
その辺の宝箱に最後の鍵が。本当に突然の入手だった。
これでいろいろアイテムが手に入りそうなので、後でまた各地を回ってみようか。

本日は、神から直々にメッセージが下されるとのこと。
一行は入れないはずだったのだが、宮殿の外で事件があったとのことで
見張りはメルビンとともに出て行った。
これはメルビンの演技・・・かと思ったが違ったようだ。
後で彼がホンダラと押し問答しているところに出くわした。

神が降臨する。台詞が中央揃えで表示されるあたり、人間とは違うという演出か。
メッセージは「争いをなくすために、武器を捨てよ」。
魔物がいないなら、確かに平和のためには効果的だろう。魔物がいなければだが。

・・・問題はこの後起きた。
一体全体どうなったのか、神の手によりエスタード島が封印される!
同時に、なぜかメルビンが反逆者として扱われ宮殿を追い出されるのだった。


今まで訪れてきた石版世界と同じように、エスタード島の上空は真っ暗に。
しかも魔物まで出現する。これは異常事態だ。
飛空石も魔法のじゅうたんも、ルーラすら使用不能に。
さらに謎の神殿から過去へ行くこともできなくなっている。管理人もかなり困っている。

当然のように、BGMは「哀しみの日々」。
封印された町や村では大抵これが使われる。むしろ使われてない所を探す方が早いくらい。
1度もこの曲を聴かずに終わったエピソードは、ユバールとリートルードしか無い。
それほどまでに、暗い展開ばかりだったということだろうか・・・。

各地を旅してきたマリベルは、この異変に気づいていた。
ここから再びパーティに加わる。
Lv24でMHP161、なんとか戦える数値だろう。武闘家に転職したままなのがよかった。
もし魔法使いだったら大変なことになる。
PS版をやった時は実際そうなってしまい、MHP100前後のまま
ここから待ち受ける厳しい終盤戦を乗り切るハメになったのだ。あれは大変だった。

並び順は、アイラ、ガボ、カイト、マリベルにする。
今しばらくは賢者のカイトが呪文役を引き受けよう。

小説話。このイベントはしっかり描かれており、
アルスとアイラの2人で魔物の大群を迎え撃つ。
住民達から見れば、一行が謎の神殿の謎を解いて各地の封印を解除したのが
エスタード島に魔物が襲来した原因・・・ということになるのだろうか。
一行の好奇心や探究心、もっと言えば「夢」によって平和が破られた。
なぜなら夢とは願望であり、欲望でもあるから。
それはカイト達だからできたことであって、他の住民達にもできることではなかったのかもしれない。
マリベル:弱いあなた達は、じっと震えていればいい
     あたしは強いから・・・強くありたいから、夢を後悔しないわ。絶対に

小説版DQ7を語る上で欠かせない名言だ。冒険者の意志と覚悟を感じる。


マリベルの提案で、始まりの地を訪れる一行。
エスタード島の東、謎の神殿だ。
石版世界に行くことはできず、旅の扉も無効になっている。
が、後者は聖なる炎があれば起動できるという。

ちょうど、クリスタルパレスから逃げたメルビンがコスタールにいる。
ここの大灯台なら聖なる炎が手に入るだろう。

一時的に、メルビンの1人旅になる。
ホビットの洞窟で国王に謁見した後、大灯台を登るという行程だ。
この時は特別に、魔物も1体でしか出現しない。
ちょうどいいことに、メルビンの職業はパラディン。ステータスに穴のない強力な職業だ。
基本的には奇跡の剣で攻撃する。攻撃しながら回復できるこの剣は、1人旅では特に心強い。
常に1対1ゆえダメージ計算も容易なので、最近覚えた捨て身を存分に使う。
先制攻撃で通常の2倍ダメージを与えるが、その後ターンエンドまで受けるダメージも2倍になる特技だ。
だが、とどめを刺せる時に使うならデメリットは無視できる。

現代の大灯台を探索するのはこれが初めてだが、ここでアイテムを回収しても何ら問題はない。
道中で使った回復呪文はベホイミ1度だけだった。
過去と異なり、宝箱にミミックは混ざってない。
インパスを覚えてないメルビンが開けても大丈夫だ。


送ってもらった聖なる炎で、エンゴウ行きの旅の扉が起動する。
ここも封印されているようだ。
占い師のパミラとともに、炎の山を探索する。
過去と現代を合わせると、これが都合3回目だ。

現代でも炎の山内部には魔物がいたが、
今回出くわすのは以前とは比較にならないほど強い。
基本は今まで通りの特技ラッシュで速攻に限る。
マリベルは作戦を命令させろにして、海鳴りの杖使用のコーラルレインをメインウェポンに。
ライディンやメイルストロムも、相変わらず主力として使える。
ただメイルストロムはグループ攻撃なので、魔物がバラけて出た時は
カイトは賢者で覚えたマヒャドを使用する。

ここにはゴールデンスライムがいる。初代モンスターズで登場した、金色の大型スライムだ。
文字通り、3000Gもの大金を持つ。片っ端から狩るべし!

地下深くマグマがたぎる洞窟の最深部に、炎の精霊はいる。
戦って勝てば力を貸してくれるというので、腕試しといこう。
1回行動で、メラミ、メラゾーマ、激しい炎、マグマ、火柱、おたけびを使用する。通常攻撃すらしない。
強力な技が揃うが、中でも要注意は火柱。無策だと180くらいのダメージになる。
他は装備やフバーハで対策すれば問題ない。
凍てつく波動は使わず、こちらからのルカニも有効なので
バイキルト+通常攻撃を主力にしていく。
突入前に買った、ガボのドラゴンクロウがここで役立つ。装備込みで攻撃力177だ。
それでもカイトやメルビン、アイラに及ばないが・・・。

神による封印は予想外に強力で、破るには他の精霊も揃える必要がある。
謎の神殿から、1度フィッシュベルに戻り。
沖合に、船が1隻現れていた。
熟練のDQプレイヤーでも見たことないほど大きな船だ。

この船の名は、マール・デ・ドラゴーン。
コスタールで聞いた、海賊団の本拠だ。
陸地の封印の副作用か、船の封印は逆に解除されたらしい。
当時のままの総領シャークアイに迎えられる。

まだ船で自由に行動することはできないが、ダーマ地方へは行けるようになった。
これで転職が可能だ。
現在のところ★3~★4なので、クリアまであと1回転職できるというところか。
ラストにどの職を選ぶか・・・まあ熟練度上がったら考えよう。

さらに、この船には武器屋と防具屋が2人ずついる。
いずれも世界トップクラスの目利き商人で、その品揃えはDQ7最高と言ってもいいほど。
ドラゴンローブを1つ買って、マリベルに装備。守備力が一気に50も上がる。
他にも水鏡の盾やギガントアーマーなど、欲しい装備はたくさん。
これからもっと金を稼がなくては。

48:44
カイト:Lv33 マリベル:Lv25 ガボ:Lv31 アイラ:Lv31



8/29

フィッシュベルに戻ったら、すぐ謎の神殿へ。
地と風の旅の扉が使用可能になっている。
ここは順不同だが、地から行ってみよう。

大地の精霊がいるのは、砂漠地方。
石版世界でも精霊を信仰していたな、このエリアは。

一行が来るより前に、城に魔物の襲来があった。
女王は城地下の神殿で神に祈ったのだが・・・
「何を言っても信じてくれるか」と前置きして、女王は続ける。

神は言った。とても禍々しい声で。



そ こ に あっ た の か



全くの無音で、この台詞を再現する女王は恐ろしいことこの上なかった。
ちょうどリアル時間で朝1時だったこともあり、強烈なホラーの不意打ちを食らってしまったではないか。
直後に魔物が現れ、闇のルビーを奪っていった。
過去の魔王像の目にはめられていたもので、2個セットになっている。
片割れはカイトが持っていたが、クリスタルパレスで神に渡した。
これは妙だな・・・。

案内役に、族長の息子を1人同行させるのだが
三つ子の方は全く使い物にならない。
A:がくがくがくがく、か、神様お助け・・・
B:ぶるぶるぶるぶる、せ、精霊様お助け・・・
C:びくびくびくびく、じ、女王様お助け・・・

情けなさレベルまで3人揃っているという。

頼れるのは末っ子だけ。
ハディートに似た外見を持つこの青年は、サイードという。
彼とともに、大地の精霊像に向かう。
砂漠の村の中央にあるツボに入り、旅の扉で飛べばすぐだ。

今まで入れなかった精霊像の奥は、地底ピラミッドにつながる。
外から見るとまさに逆さピラミッドだ。
ボスはいないが、仕掛け満載のダンジョン。
4つの宝石を全て入手することが目的になる。

このダンジョンはDQ7で唯一、5人で戦うことができる。
今作では最後の参戦NPCとなるサイードは、ハディートをそのまま強くしたような戦士だ。
はやぶさ斬りに加え、さみだれ剣も習得している。しかし様子見だけで何もしないこともある。
攻撃力は260~270という破格の高さ。
カイトを前衛職にして、さらに水竜の剣を装備してやっと追い付けるくらい。

さらに、サイードは特殊会心も使用できる。
1回だけ出してくれたが、そのダメージは実に692。アルテマソードを超えて、ミナディン級の威力だ。
カイト達の方は、バイキルト+通常攻撃でやっと200あたり。
ザジやフォズ、ハディートの会心の一撃が大体同じくらいだった。
狙って出せないとはいえ、やはりこの威力はすさまじい。


大地の精霊を復活させ、次に向かうは聖風の谷。
今回はリファ族の神殿をスタートにして向かうこととなる。
以前行った時は会えなかった族長セファーナが、今回は登場する。
前に家から出てこなかったのはそれもそのはず、過去のリファ族のような羽が出現したのだ。

セファーナとともに、大陸の南東にある風の塔を登る。
ここも以前は入れなかったダンジョンだ。
塔にしては、割と洞窟寄りな内装を持つ。
フロア数だけなら世界一高い塔にも引けを取らないが、道のりは長く感じない。
頂上では、大人になったフィリアが少しだけ登場。
セファーナの羽は、もしかするとフィリアが持つはずだったものなのか・・・?

そのまま上空にある始祖たちの村にたどり着く。
こちらは羽を持つリファ族が生活する村だ。どこかのタイミングで、リファ族は2つの集団に分かれたようだ。
ここからさらに風の迷宮を探索し、そこでやっと風のローブを入手できる。
地上のリファ族が持つ精霊像と、上空のリファ族が持つローブ。
この2つを合わせれば、風の精霊を復活させることができる。

が、風の迷宮は特殊なダンジョン。
直方体をいくつもつなぎ合わせたような立体構造になっている。
下手すると3D酔いの原因になりかねないので、さっさと突破するに限る。
技術的な問題なのか、ここはランダムエンカウント。
バギ系の効かないゲリュオンが地味に強敵だった。

出現するボスはネンガル。銀色のダンビラムーチョだ。
♀なのかそれともオカマなのか?
一行を「美しいボディの栄養にする」なんて言ってるよ。妙な意味で恐ろしい。

見かけに違わず完全な物理攻撃タイプ。
通常攻撃、体当たり、剣の舞、痛恨を使用する。
攻撃力270前後の怪力から放たれるこれらの攻撃は強力だ。
剣の舞は70ダメージ×4といったところ。
だが物理攻撃しかしないということは、スクルトでほとんどシャットアウトに近い。
痛恨はあっても使用確率は低いらしいので、スクルトを切らさなければ十分勝てる。
こちらからはバイキルト+通常攻撃や、水竜の剣メイルストロムといった
いつもの攻撃手段で戦えば全く問題ない。

今回は特に苦戦することもなく勝利できたが、PS版では相当の強敵だった。
スクルトの習得方法が、「僧侶と羊飼いを★5にする」というものだったのだ。
バトル回数がかさむ上、この2つの職に連続でつくこともほとんど無いので逃しやすい。
さらに、ここに来る時マリベルが魔法使いだったのでMHPが100にも達しておらず
剣の舞の流れ弾であっさり倒されていた。
やっぱり職歴技は無くてよかったよ。

風のローブを手に入れたら、リファ族の神殿まで戻る。
徒歩しかできないので結構遠いが仕方ない。
そこで精霊像にローブを着せればOKだ。
風のアミュレットは、装備すると素早さが50も上がる。誰に装備させようか。


最後に残った水の精霊は、エスタード島にいる。
マール・デ・ドラゴーンで七色の入江に近づくとイベント発生だ。バトルは無し。
地水火風の精霊が揃い、各地の封印を解除したら
クリスタルパレスで神を呼び出す。

・・・予感はしていたが、神は偽者だった。
その正体は、他ならぬ魔王オルゴ・デミーラ!
魔空間の神殿で散り際に残した言葉の通り、生きていたのだ。
クリスタルパレスの地下から、新たな建物が出現。
見るからに禍々しい新たな宮殿、その名はダークパレス。

メルビンと合流した一行は、1度グランエスタード城に引き返す。
次こそ、本当に決着をつける!

51:23
カイト:Lv34 マリベル:Lv27 ガボ:Lv32 メルビン:Lv31 アイラ:Lv32


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