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表面を滑りやすくするためにPOM板を張っていたのですが、もともとPOMは接着に不向きな材料で木ネジで固定してたのですが、逆にそれが引っ掛かりや木くずが溜まって滑りが悪くなるという本末転倒。
他にもいろいろと使い勝手が悪いところがあり、この連休中に思い切って新しいルーターテーブルを製作することにしました。
天板にはスピーカーに使用しているものと同じ15mm厚のアカシア集成材を2枚重ねています。
サイズを500x600mmから600x600mmに拡張して、ルーターベースは流用です。
今回の目玉は可変式ルーターフェンスです。閉じればフラットになります
ルーターやトリマー購入の際に参考にさせてもらっているサイトで良い感じのルーターフェンスを見ましたのでそれを参考に汎用部品をベースにまずは試作。
フェンス本体はAFS-15150B-6というヘビー級フレームです。
可変式ですが双方のレールがずれては意味がなくなるのでレール間の連結にSTナットにタップを切って先端ボール止めネジで上・前・後ろの3方からテンションをかけて、レール間を連結しています。
アルミフレームの垂直はハードブラケットSW100の直角精度頼りですが、固定強度を重視しすぎてボルト使い過ぎました、調整がめちゃくちゃ大変です。
レール間の調整に最大16本、フェンス位置調整に4本ボルトを調整が必要です。
正直半分のサイズのSW3060でも十分だったかもしれないです。
テーブルにTスロットレールをダブルで取り付けていますが、これは最初に作ったルーターテーブルでフェンス位置調整の際にTスロットナットを緩めるとレール内でナットがこすってスムーズにスライドできないことから、スライドガイドとしてマイタースロットランナーとは別に固定用のTスロットナットのダブルレールにしています。
テーブルに対する加工は一通りできたので、表面保護と滑りやすくするためにブライワックスを塗ってとりあえず試作完了です。
実際のところ、調整が大変なのでもう少しパーツ類の見直しをして使いやすくなるように改良をしていく予定ですが、如何せん連休中なので部品が手配できないので、今回の製作はここまでです。
フェンスの間の連結部材なんかはアルミや真鍮からの削りだしの方が具合がよさそうですし、スプリングを仕掛けてセンタリングしやすくするとかもいいですね。
スロットランナーも用途的に短くても使えるように加工した方がよさそうです。
とどめはフェンスのスロットがアルミフレームなのでマイターレール用のフェザーボードが使えません。
専用のフェザーボード取付具の製作は早急に必要ですね。