下の写真は、1781年(革命の8年前)に マリー・アントワネット
が王立セーヴル磁器製作所に注文し、翌年に納入された295点からなるマリー・アントワネットの《真珠と矢車菊》の食器セットAssiette du service à 《perles et barbeaux》de Marie-Antoinetteの中の一枚です。
他に、1784年に王妃が セーヴル
で作らせた王妃マリー・アントワネットの食器セット《豪華な色絵と金彩》Service de table 《riche en couleurs et riche en or》de la reine Marie-Antoinette239枚のうち、およそ50枚が現在ヴェルサイユで見ることができます。
映画「マリー・アントワネット」の中では、同じく 王立セーヴル磁器製作所
による、ルイ15世の寵姫デュ・バリー夫人の食器セット《空色のリボン》 Pièces du service à《ruban blue céleste》de Madame Du Barry1769年、1770年 の華やかなお皿の上に、ラデュレお菓子がのせられ、登場していました。 アントワネットが敵対していたデュ・バリー夫人の名のついたお皿を使うはずはありませんが、これは色彩を重視した ソフィア・コッポラ監督
のおあそびなのでしょうね。 映画のプログラムにもこの写真が大きく出ていますので、ちょっと楽しくなってしまいます。
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