スリランカ宝石留学物語

スリランカ宝石留学物語

ごあいさつ*^-^*


(自己紹介を兼ねた挨拶ですが、ちょっと長いです。)


ブログ「スリランカ宝石留学物語」を書き始めたのは、
コロンボでGem-A(英国宝石学協会)の宝石学の勉強をしている頃でした。
タイトルから推測すると宝石を勉強する為にスリランカへ留学したように思われますが、
主人の仕事(宝石とは関係無し)でスリランカに駐在したのがきっかけです。


スリランカと言えば、
1・紅茶
2・アユルベーダ
3・宝石



紅茶を飲むのも好きだし、伝統医療のアユルベーダもとても興味がありました。
宝石は?と言うと・・・それまで縁がなければ、関心もありませんでした。

20代の頃は、
宝石=贅沢品
宝石の華やかで派手なイメージと共に「宝石に目がくらむ」という言葉もある通り、
ネガティブにとらえていました。

「見た目の美しさより中身で勝負!」と思っていました。
勝負できるレベルではなかったのですが・・^^;
20代の頃はそんなことをしゃーしゃーと言っていたものです。
当時は、その「若さ」が「強み」でもあったのでしょう。



私には娘が一人います。
当時、彼女が8歳になり自分の自由な時間も増え、


     何かスリランカでしかできない勉強がしたい!


と思うようになりました。



その時に知ったのが、Gem-Aの宝石学で、
FGA(Fellow of the Gemmological Association of Great Britain)
というコースでした。
世界的な資格が取得できるということでしたが、かなりタフなコースでした。
(このコースは日本をはじめ世界各国で取得可能)

その時に宝石の「インクルージョン」の世界に魅かれました。
顕微鏡に広がる小さな世界に何度も何度も励まされて1年間勉強しました。
(スリランカはブリティシュ・カウンシルで年2回試験があるので最短が1年)

FGAに合格したのは、2007年の3月です。
人生で最高にうれしくて、自分に大きな自信が持てた瞬間でした。



そう、

    「瞬間」だったのです。



登山のように、
やっと登りきったと思った大きな山の頂点のその先に
さらなる大きな山が広がっているのが見えました。
それは、ロンドンで毎年秋に開催される宝石学学会に行った時です。

経験あるジェモロジストと出会う度に、
ちっぽけな自分、未熟な自分、・・・劣等感を感じました。


それはジェモロジストになって7年経った今でも感じる時があります。


そして、
それが「自分をさらに先へ進ませる」ことへの大きな刺激になっているのも確かです。
そんな気持ちを持ちながら体験談、感じたことを2006年からブログに書いています。



まだまだ山を登るように、このブログも書き続けていければ幸いです。



2012年から、主人の仕事の都合でスリランカを離れ、
バングラデシュ・ダッカに住むようになりました。
宝石三昧な生活をしていたコロンボを離れ、洪水のイメージしかないバングラデシュへ。
長く住み慣れたスリランカを離れる時は寂し気持ちでいっぱいでした。


そして、2015年1月からインド、ニューデリーに在住しています。
(主人の仕事の都合)



「置かれた場所で咲きなさい」
渡辺和子さんの本のタイトルです。
どんな場所でも自分という花をしっかり咲かせたいと思います。


片山新子 
Shinko Katayama/ info@globalreach.co.jp


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