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2013年07月15日
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カテゴリ: いそたー
らーめん激戦区といわれる所でらーめんを食べてきた。
自分はらーめんに詳しいわけでもなく、特に行きたいというお店というわけではなく、有名店かどうかもわからず、飲んだ後に小腹が空いていたのでなんとなく入ったお店だった。

表通りより一本入った路地の店だったが、客入りもよく店員も元気に働いており、明るく感じのよい店だった。
カウンターには運ぶ係の女の子が一人いて
「どうぞ、どうぞ~、ご利用どうぞ~♪」
にこにこしながら、ひたすら繰り返していた。

店内は食券を購入してらーめんを待つ客と、運ばれてきたらーめんをすすっている客しかいない。
このうえいったい何をご利用しろというのか?
店のマニュアルなのか、この娘は少々頭が悪いのか?

しばらくして運ばれてきたらーめんを食べる。

・・・普通。

激戦区で勝負できる味ではなさそうだが・・・
それでもカウンターの女の子は、ひたすらにこにこと愛想をふりまき
「どうぞ、どうぞ~、ご利用どうぞ~♪」
馬鹿の一つ覚えのように繰り返している。

女の子のどうぞどうぞを聞きながら、さしてうまくもないらーめんを食べていると、不思議なことにここがとてもいい店のような気がしてきた。
なんじゃこりゃ?
サブリミナルってやつ???
普通のらーめんをまた食べてもいいような気分になっている。
これが看板娘効果ってやつなのか!!!

単純なセリフの繰り返しによる刷り込みの恐ろしさに気がついた。
「どうぞ、どうぞ」すげー!(@0@;
なんか安心しちゃう。
ぜひマネして営業に取り入れてみよう~っと。





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最終更新日  2013年07月15日 17時16分21秒
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