チェンライ プーチャイサイリゾート＆スパ
ミャンマー、ラオスとの国境、ゴールデントライアングルの近くにある都市、チェンライ。この空港と市街地から一時間かけて田園をゆくと、素朴なおじさんがいる竹のゲートが。ここが「プーチャイサイ」。どうも「チャイサイ山」って意味らしい。そこから十数分、山道をごとごと。頂上のフロントへたどり着く。途中にあった畑はホテルでいただく食材を育てているらしく、山ひとつのリゾートとはいえども、畑、従業員寮、ペット小屋も含まれている様子。この山でできた素材がいただけちゃうのかあと感慨が高まりながらの到着となりました。
着いて気になるのはかわいい葉で屋根を拭かれたレストラン、そしていきなりはしゃいで迎えてくれた真っ白い巨大犬（しゅうしゅう、生後半年、なんと東京生まれ、グレートピレニーズ）。写真を見てあこがれていたもののまさかここまでのネイチャリゾートとは！
どうも私たちの前に集団のタイ人旅行者がいたらしく、チェックインまでまだ時間があるので、どうしようかなと立ち尽くすと「陶芸ができるんですよ。一緒にやりませんか？」と女性オーナー。このタバコをすっているいかれた、いや、いかした人形なんかが作れちゃうみたい。
レストラン
山頂に突き出した森の中のオープンエアのレストラン。チェンライの田園風景、ジャングルみたいな森の中の景色を高い場所から眺められて、最高の気分。ただしレストランはここしかなし。そして町に出るには車で1時間。タクシーもトゥクトゥクも遠いし山間だからとうぜん町から来てくれません。移動をしないと決め込むと、滞在4日間、朝、昼、晩をここで食事しなくてはなりません。ちなみにルームサービスもここの料理だから（・・；）。正直料理はバンコクのタイ料理屋の方がおいしい。特にお肉は硬いし、チェンライだったらまず期待するイサ－ン料理（東北料理）もあまりおいていない。ガイヤーンすらないなんて衝撃！
でも欧米人のためにパスタとか他の西洋料理はおいてあるのでタイ料理に飽きたらどうぞ。もちろん食べませんでしたがね。
客室
全部竹でできているといっても世の中限度があるだろうとタカをくくっていたあたい。すんまへん、負けました。ほんとに竹でした。
ここにひとつ手違いが。エクゼクティブスイートを予約したはずが、それより広い２ベットルームにしてくれたとのこと。でも私はエクゼクティブスイートが良かった。だってバスタブないんだもの。でもたかーい天井、エキゾティックな作りにうっとり。「大雨きたら流されそうだね」と、このホテルのジオラマのような外観をみて、妹が口をゆがめていっとったが、そんなことは無視してステイを楽しむことにしようっと。だってこんなものまで竹ですぞ。アメニティーも竹の入れ物の中に入ってるし。
館内探検＆動物たち
館内っていうかこれは山一つが全部リゾートで探検しまくり。プチ川口浩となって（歳がばれる）山を歩きまくれます。その結果、よっぱらって笑いながら山を歩き回ったもんで、あたい、捻挫しました。次回は気をつける（泣）
だって、プーチャイサイ（チャイサイ山）1個がホテルなんだもん！
探検！探検！毒蛇いないかな（汗）
プーチャイサイの動物たち。
まずは隊長！しかもゲストリレーションもできそうな巨大犬、しゅうしゅう。このでかさでまだ生後半年。実は東京生まれ。東京にプロモーションにきていたオーナーに一目ぼれされ、この山奥につれてこられたピレネー犬。山の小道を歩けばうさぎくんに、ねこくん。
プール
ホテルに泊まる条件の最大条件の一つがプール。特にタイは暑いからねー。ここのプールをクレアで見た瞬間、「ぎゃーーー！」ですよ。これは泊まらねば！って思ったものです。まずジャングルに落ちてしまいそうな際に大きなデイベット。普通のベットのサイズですよ、これ！そしてプールは山の中腹にあり、ジャングルの中の池のよう。当然プールの中で泳いでいても下界の景色が目に入ってきます。すんごいスリル。空に浮いているような感じなんです。
スパ
リゾート＆スパというだけあって当然スパがあるんですがこれがすごぉい！私はぴかぴかお顔のためにフェイシャルエステ。わっでぃひろりんは毎日狂ったようにフェイシャル、全身、タイマッサージなどのスパメニューをこなしておりました。ちなみにプールもこのスパ内にあるのだよ。
テラスの時間
このホテルで一番長い時間を過ごしたのがテラス。そこからの眺めは桃源郷のようで、着いたその日からテラスでルームサービスをたのんで、乾杯。朝はコーヒーを飲みながら朝もやにかすむ田園と山々を望み、お昼はうとうとしながらワインを飲み、夜は蚊取り線香を炊きながら、ビールで乾杯。あ、ほとんど飲んでますがな（涙）。
テラスで飲んだお酒の中で一番のヒットがこれ。チェンライのナイトバザールで購入したライチ（日本じゃ冷凍くらいしか食べたことがないー）と、メーサロンでわっでぃひろりんがお茶を狂ったように購入している中、めざとくみつけた瓶！茶畑でワインゲット！？お店のおばちゃんに笑われながら購入するも、これがライチのワイン！ひゃー！このライチワインに氷を入れて、ライチノ果実を入れて飲んで、ワインを吸ったライチを食べ。そして目の前は大自然！きゃーーー！極楽を通り越して宇宙だ、宇宙（意味不明）！
ちなみにこの後、2006年に火災にあいました･･･火災後のレポートは新プーチャイサイマウンテンリゾート＆スパをご覧ください（＾＾）
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