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2007/11/10

レンタルマギカ第四話「ひとりじゃない」

テーマ：アニメあれこれ(26326)

カテゴリ：アニメ

　病院とは、古今東西、都市伝説の舞台である。

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　今回の話は、世間に初めて『レンタルマギカ』がお披露目された話です（単行本よりも先行して発表された、雑誌連載第一話）。
　私が『レンタルマギカ』を初めて読んだのもこの話でした。そして、一読で信者と化したのです（笑）。

　もともと『薬局×魔法』という組み合わせを思いつき、それをほんとに小説に書いちゃう自分。
　『会社×魔法』という、非常に近しい設定のこの小説に惹かれてしまうのも止むなし。
　そして、魔法それぞれの体系についてもきちんと考証し、解説しつつ、一つの理屈に統合している点も非常に評価できたのです。

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　この話だけは、単行本収載のお話は、雑誌連載分よりも加筆修正してあります。
　そして、アニメはその変更よりもかなり大きく変更されています。比べてみるのは楽しいと思いますよ。

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　ラストにおける『棺桶と蝶の描写』は、当然ながら原作にはありません（きっぱり）。
　確かに原作のようにまなみの独白だけで演出するのは、アニメでは難しいのかもしれません。しかし、やっぱりスタッフによる演出は暴走気味だと思います、うん。

　なぜ『蝶』なのか、ぼんやりとは推測はできます。
　古代日本では『魂は蝶となって冥界へ下る』と言われています。それにちなんだ描写でしょうね。

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　都市伝説を語る上で、病院は外せないようです。
　日々の営みのように『生と死』が繰り返される舞台では、都市伝説もまた生まれては消えていきます。
　『ほんとにあった怖い話』でも、病院ネタは本当に多いんですよ。

　現在、病院勤務の知り合い達に聞いてみたところ、『ほんまものっていうのは、あるな』とのこと。
　どの病院が、というのは伏せますけどね。

　原作には他にも病院絡みのネタがあります。お楽しみに。

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　かくて少女は、孤独から救いだされる。

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