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ナイーブとは、「飾りけがなく素直な様」「純粋で傷つきやすい様」「繊細」という意味で使われる和製英語。なお、英語本来のnaiveは「うぶ」「世間知らず」「お人よし」「無警戒」「ばか正直」を意味する。日本におけるナイーブの意味を表す英語本来の語はsensitiveである。 ナイーブは和製英語であるが、美術の素朴派として「ナイーブ・アート」という童心的な絵画を指して使う事もある。 Wikipedia(ウィキペディア)記事検索より抜粋「ナイーヴ・アート」(Naïve Art)。農民たちが西欧の美術教育・美術表現に関する教育を受けずに描きはじめた絵、と説明を受けました。それゆえの、その純粋で素朴な力強さや独創性が評価されるようになったそうです。「素朴派」とも言います。 ナイーブ美術館。 代表的な画家「イワン・ラブジン氏」の絵画。ラブジン氏の絵画(版画)は日本で、10万から30万~ほどで売買されているようですが、ザグレブの街の画廊では、4~8万円くらいの価格でした。(版画) 日本でも開催された展示のポスターが貼ってありました。日本人画家、原田泰治さんは、ある記述のなかで、このナイーブアートを描く画家の『心の生計をたてるために自分達は描くのだ』という言葉に感銘をうけられたそうですね。私がナイーブ・アート『絵』と出逢ったのは、今から13年前、夫がクロアチアから「ナイーブ絵画」をお土産にくれたのが始まりでした。その絵は何とも、、ホンワカした絵でした。無名の方の絵でしたが、それからクロアチアに行く度に、夫は同じ人の絵を持ち帰ってくれたのです。今回は私も探しましたが、何せ6年ぶりです。どこを訪ねても、、もう、、ありませんでした、、残念です、、、、イワン・ラブジン氏の画風とは、大分違うのですが、素朴画です。クロアチア、、少し田舎に行けば、普通に暮らす庶民が、心の有り様のままに描いている絵を見つけることが出来ます。自宅の玄関を、台所を、居間をギャラリーにしてね。いいですね~。描きたいから描く。胸の奥が、、ジンジンきます。『うまかったり、まずかったり、きれいだったり、きたなかったりする、 ということに対して、 絶対にうぬぼれたり、また恥じたりする事はない。 あるものが、ありのままに出るということ、 まして、それを自分の力で積極的に押し出して、表現しているならば、 それは決して恥ずかしい事ではないはずだ。』という、岡本太郎氏の言葉を思い起させた『ナイーブ・アート』でした。 華しゃんは、、書と、恥は、、毎日、かいて、、いまふ、、、 ザグレブ話、これにて完結。長く引きずってしまいましたが、クロアチアはいい国です。
2007.11.10
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ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ散りぬへ支 時之利天古曽 与乃中の 花毛はな奈れ 人毛ひと那連細川ガラシャ (明智 珠)の辞世の句です。さて、話は変わって、、←まだ、何にも話してませんけど~~私の母は、「人は一人では生きられないんだよ、人という字は人が人を支えあっている字なんだから」というような事をよく言います。テレビか何かの影響でも受けたに違いありません、今でも、そう言っています。私はそれを聞くたびに、「それ、、間違いでっせ~~」と訂正したいのを堪えているのですが、母の人生は、これまで沢山の人に支えられ、6人の子供たちを育ててきたものですから、それはそれは口癖のように、「人はお互い助け合って、声掛け合って、励ましあって生きていかなあかんねんよ」と、何度も言わずにおれないのでしょう。さて「 人 」と言う字の成り立ちは、ご存知の通り人間の姿の象形文字です。人が歩いている姿・杖をついている姿・かがんでいる姿、などを図化したものですが、あくまでも、ひとりの人を表しています。この「 人 」という字が誕生した時代に果たしてどれ程の支え合いがあったのでしょうか。むしろ、人は大地を支えに「ひとり」で立ち上がる、という方が本当のような気がします、、あ、あかん、、 こんな事ゆうたら母に10倍くらい突っ込まれて、反撃されて、『知識のみを先行させる浅はかな価値観だ』と叱られそうです。では、ここで補足の気分転換をば。「 人 」・・・・・・左図より、【 化 】人ともう一人の人が天地逆になって化けるという字。一人は生きている人。もう一人は倒れてしまいもう起き上がることが出来ない人を意味し、死んだ人の姿をあらわし、化けるです。【 比 】人と人が横を向いて比べるです。【 北 】人と人が背中合わせ、反対を向いていると言うことで北。何故、北がハンタイなのか、それは古く中国の王は都の中心の大通りに南向きの御殿を建て、国を支配していました。国の正面は南、それから「北」という字はハンタイの事を意味するようになりました。この「北」という文字に身体をあらわす「月・にくづき」をつけて【 背 】、そむく、という読み方もしますね。【 並 】人と人が正面を向いて並ぶです。 参考文献 図説漢字の成り立ち事典 辻井京雲著 教育出版 文字始原 象形文字遊行 粟津 潔著 東京出版 他にも「 人 」という字から派生する文字は沢山あります。やはり人は「ひとり」であってもいろんな事に関わって生きているのは間違いないようです。本日の書、ガラシャの「花も花なれ 人も人なれ」の言葉に様々な意訳がありますが、現代にも深い意味と余韻を持たらしてくれますね。犬という字は、左を向いてしゃがんだ形に、、、右上の、、点は、、尻尾を振っている形の、「象形文字」でふ、アンタ、、尻尾、、見えないジャン、、♪インザのランキング参加→一日一回どれか一つクリック 宜しくお願いします。
2009.11.11
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「母」お母さまわたしは 時とするとお母さまがたいへん小さいひとのようにおもへてきてこのてのひらのうへへいただいてあなたを拝んでいるようなきがしてくることがありますこんな明るい日なぞわたくしの心は美しくなってしまってお母さんをこの胸へかざりいばってやりたいようなきがします 詩人・八木重吉 (1898~1927) 今日の書にある大きな文字は【母】の象形文字です。漢字の成り立ち事典 辻井京雲著 教育出版より抜粋ご存知のように、図右は、女の人が手を前に組み、座っている優しい姿で【女】という字。図左が、二つの点々が加わって「おっぱい」がついて【母】の文字。陽気に誘われて、母と義母に電話をしました。母達の元気な声に嬉しくなり、今日は八木重吉氏の詩を書いてみようかと思ったのです。が、、、思うようには書けませなんだ、、こんな明るい日なぞわたくしの心は美しくなってしまってお母さんをこの胸へかざりいばってやりたいようなきがしますそう、、そんな気分で書き始めましたのに、突然の大雨、、、、オランダの天気はまだまだ気まぐれなようで、私の美しいこころも、、、やっぱり、気まぐれかい!↑もっと修行しなはれ、、華しゃんは、気まぐれでも、、お母たまは、、いつも、優ちい、、でふにほんブログ村↑一日一回ポチッ とお願いします。
2009.10.13
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