2021年01月02日
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お正月は、食卓に 煮〆 雑煮 とめいめいの祝い箸が並べられ、家族全員が着席
すると、家長が「お祝い!」と言って おおぶく茶 を飲むことから始まります。
おおぶく茶(皇服茶または大福茶)は「おおぶくの梅」と白昆布を入れたお茶
で、父は「おんぶくのお茶」と言っていました。梅はカリカリした小粒の梅干
しを使います。白昆布は 鏡餅 に飾るものと同じなので、わが家では鏡餅を飾る
前に、白昆布の端を4人分×3が日=12枚切って拝借し、用意しておきます。

湯飲みに梅干しと細い白昆布を入れ、熱い煎茶を注ぐと、できあがり。梅昆布
茶というのがありますが、それの煎茶ベースといった感じで、さっぱりとした
口当たりです。食事開始の「お祝い!」のときに全部飲んでしまわなくても良
く、煮〆を食べながら口直しに飲んでもかまいません。本来は「行事」で、正
月の祝い肴とともに心していただくものだったのでしょう。気分が引き締まる
ひとときです。なお、写真の湯飲みの家紋は、わが家の「丸に違い矢」です。






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最終更新日  2021年01月02日 10時13分38秒
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