2023年04月23日
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今年は春が異常に暖かかったためか、おかげさまで庭の草木の生育が良く、い
や良すぎて、すでに南天やくぬぎなどは伸びすぎた枝を剪定しています。草で
あるはずの イタリアンパセリ も、花桃ややつでより高くなろうかという勢いで
す。庭の隅の2代目の山椒も、楠や枇杷よりも突き出た枝を切りました。まだ
伸びて間もないので、木ノ芽も新鮮で、虫や卵も付いておらず、荒葉にもなっ
ていません。もったいなく思えて、これを佃煮に煮いてみることにしました。

毎年、大型連休あたりに「 実山椒のしょうゆ漬け 」は作りますが、山椒の葉を
調理するのは初めてです。木ノ芽と言っても、1つが15cmほどあるものもあ
り、とげも鋭いです。これを慎重に、1つの木ノ芽から15枚程度の丸い葉を、
全部丁寧にはさみで外します。つまり木ノ芽の軸は捨てます。この「葉」が約
カップ1杯あり、まずこれを茹でこぼしてアクを抜きました。茹で汁が真っ黄
色になり、葉だけをすくって水にさらします。葉の青みは若干残っています。

今度はフライパンにしょうゆ、酒、みりん各大さじ1、砂糖大さじ半分と、湯
がいた葉を加えて弱火で煮詰めていきます。水分が少なくなれば、できあがり
です。冷まして、夕食に出しました。炊きたてのごはんに乗せて食べると、生
なら軟らかいはずの葉が、パリパリとしています。砂糖やみりんのせいでしょ
うか。ごはんとともに噛むと、甘辛い佃煮の味とともに、口じゅうに山椒の香
りが広がりました。今しか作れない季節の味なのかもしれないと思いました。






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最終更新日  2023年04月23日 22時14分37秒
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