いろんな毎日

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切迫早産




くま(ミニ) 切迫早産 くま(ミニ)




季節は初夏になり、スイミングでこまめに体重を計られているからか

急激な体重増加もなく、胎動もどんどん元気になっていました。

少し前にベビー用品売り場のおばさんに「8は末広がりだから8ヶ月で揃えるといいんですよ」

なんて言われたので、本やネットで必要なもののリストを先に作っておいて

8ヶ月に入ってから出産準備やベビー用品の買い物も始めました。

小さい肌着を選んでいることがまるで夢のようで、ドキドキワクワクしました。


7月に入り、その日は9ヶ月の検診に出かけて帰りは妊娠以来初めてのパフェを食べて

しばらくおあずけのカラオケに行っておこう!と旦那さんと一緒に検診に出かけました。

後期の検診はずっと腹部エコーで、9ヶ月入るとに1回内診があると聞いていたのですが

先生は「あ、頭触れるかも!」と慌てた様子。子宮口も少し開きかけてると言うのです。

自覚症状のないまま、診察室から車椅子で病室まで運ばれそのまま入院となりました。33週でした。


トイレも食事も横になったまま、という病院で一番の絶対安静が言い渡され

あれよあれよと陣痛防止の点滴(ウテメリン)と導尿がセットされました。

食事も1人だけご飯がおにぎり、おかずはひと口サイズにカット済、フォークまで付いた安静食。


大部屋で他の人はまだ妊娠初期で軽い安静だったのでとても良くしてもらい

話もはずんで毎晩消灯時間になるまで個々のカーテンを開けてみんなでおしゃべりしていました。

急な入院になったこと、今生まれてしまったら赤ちゃんが心配なこと

出産への不安や今の心配事で考え込むこともいろいろありましたが

同室の人や看護婦さんに恵まれてなんとか臨月まで絶対完全安静を過ごすことができました。


臨月になり、陣痛防止の点滴も外されました。

「外した反動で陣痛が起きることがあるから」ともう2日間ほど入院しましたが

ウンともスンとも言わず、お腹が張ることすらなくそのまま退院しました。

3週間ほぼ寝たきりだったのでさすがに足は弱っていましたが、

臨月を迎えて気持ちは充実していました。あとは陣痛を待つのみです。





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