世界の食文化と美味しい暮らし【公式】料理研究家 指宿さゆり(スタッフ運営)

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2024.11.09
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カテゴリ: こども料理教室
特別こども料理教室『海鮮焼きそば弁当』

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多くの経験をもって知恵があれば、日々の暮らしに役に立つ上に
ちょっとした豊かさが生まれる自炊の力を、こどもの頃から身につけていただきたいと
今回は『お弁当をテーマ』とし考えてもらったものです。

まずは何を作りたい?
親子でどんなものを食べたい?
などなどを提案を出し合い、一つの形を作り上げてもらいました。
そして何より『家によくある食材を搾り出そう』ということで発案していただきました。
その中で、麺とお米が家に常々あるかもと普段の食事でのお話でしたので
炭水化物✖️炭水化物ですが(笑)夢のお弁当が出来上がりました。
カニカマ星人のアイデアを忍ばせて。
小さめフライパンでやると簡単にできる調理法を学びました。





お弁当には私たち大人も多くのエピソード、思い出があると思います。
例えば遠足や運動会などもあったり、近所の美味しいお弁当だったり。
仕出しのお弁当やデパ地下や駅弁。
本当にさまざまなお弁当を経験していると思います。
それぐらい、日本の食文化にお弁当は欠かせないものです。コンビニだってそうですね。
給食もお弁当の形で提供される学校もあります。
そこで私が不思議だと思うのは、『お弁当が冷たい』ことが不満だそうです。
お弁当というものは、本来は常温でいただきますし、冷めても美味しくいただけるという利点があってこそなのだというお話も、こどもたちにいたしました。電子レンジで温めるようになったのもかれこれ過去30年ぐらい前からで、さほど歴史が長くはないのです。
まして仕出し弁当なども温めていただくことは難しいですし、容器の問題もあります。
日本の先人たちは冷めても美味しい工夫を生み出してきたのですから。
ですので、盛り付け方一つでさらに食べやすくなることも学んでもらいました。
料理は苦手意識があればあるほど、暮らしにとってマイナス部分が大きく影響します。
けれど料理への苦手意識が薄れれば薄れるほど、日々の暮らしにとって必ずプラスの働きを持つものです。
そんな知恵と経験をたくさんもっていれば、自活力も上がるでしょうし。

お弁当=温めて当たり前ではないことも、知ってもらえたと思います。
私自身は、コンビニでお弁当を買うこともないですが、時代の変化で温かくして当たり前になってきているのだと改めて驚きました。
さて海鮮焼きそばは、ワンランクも上の満足になるちょっとし工夫でお店以上の美味しさにしがりました。
おにぎりもいつもよく食べる具材で仕上げる。
一つの箱に詰めれば、立派なお弁当に。

お弁当の知恵を美味しく学びました。
海老はおまけです(笑)

料理研究家 指宿さゆり

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最終更新日  2024.11.09 11:13:53


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