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今日の一冊

(4)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(90683)

カテゴリ：カテゴリ未分類

題名　「成功者になるために４　「わかった」と言わせる説明の達人に変わる本」
著者　　中谷彰宏
出版社　全日出版

購入理由
先週末で一時閉館した丸善・日本橋店に昼休みに行ったときに、
このシリーズの４冊目のこの本を見て、まずは表紙が気になったんですよね、色が。
で、手にとって読んでみたら、今の自分に必要かなぁと思えたんです。
でも、以前にもこのＨＰに書いたとおり、中谷さんの本はあまり買うところまでは行かないんですね、自分は。
でも今回は身銭を切るのも必要かなぁと考えたんです。

そのキーワードは、成功者になるために、だったんです。
中谷さんが考えてる、成功者ってどんなものかなぁという興味がありました。

じゃ、シリーズの１冊目から読もうと思って、シリーズ４冊を購入。

ポイント
中谷さんのいつもの、この本は、３人のために書きました。
１　せっかくいいアイデアが浮かんでも、説明がヘタで説得できない人。
２　説明がヘタで、誤解されて損をしている人。
３　仕事でも恋愛でも、コミュニケーションがうまくなりたい人。

気に入ったフレーズ

　あらゆるところに、説明がある。
　日常生活の中で、説明の練習をしよう。

　「口べた」と言った時点で、説明を放棄している。
　「口べた」と「説明がヘタ」は違います。

　口がうまい・ヘタではなく、相手に伝えようとする気持ちが大切。
　「どうしたら相手にわかりやすく説明できるか」を考えることが、
　コミュニケーションの第一歩なのです。

　「相手に理解してもらう」ということは、
　「自分が相手を理解する」ということだ。

　「とにかく・・・・・・」で説明は失敗する。
　「とにかく」で逃げない。

　言い慣れた言葉は早口になる。
　いつも言っていることほど、ゆっくり丁寧に説明しよう。

　「話せば長くなる」と言われると、聞きたくなくなる。
　「単純な話なんです」と言おう。

　注意事項は、３つまで。
　簡単な話であることを、まず伝えよう。

　１つわかれば、次々とわかる。
　まず、いちばん簡単な小さなことを、説明しよう。

　言いすぎると、聞いている人はわからなくなる。
　知っていることを「全部」話そうとしない。

　「一言」で言われるのが、一番わかりやすい。
　シンプルに徹しよう。

　１回で理解させようとするから、イライラしてしまう。
　何度でも、説明しよう。

　自分が使ったことのない商品は、説明できない。
　「この人も使ったんだな」と思ってもらおう。

　のめり込みすぎると、説明できない。
　説明しすぎないように、クールでいよう。

　説明を渋ると、逆に聞いてもらえる。
　相手を、つきはなそう。

　「忘れてください」と言うことを、相手は覚える。
　覚えてもらいたいことほど「忘れてください」と言おう。

　全部を理解してもらおうとすると、１つも理解してもらえない。
　全部を理解してもらうのではなく、１つでも理解してもらおう。

　１つわかれば、それが突破口になる。
　「わかった」という小さな体験を、してもらおう。

　全員にわかってもらおうとすると、１人にもわかってもらえない。
　わかってくれる１人に、まず理解してもらおう。

　１つの説明の長さの上限は、６０秒。
　１時間×１回の説明より、１分×６０回の説明をしよう。

　短い説明は、長い説明に勝る。
　説明を１分以上しない。

　長い説明は、口コミにならない。
　１分の話を、口コミにのせよう。

　一流の選手は、自分の言葉でプレーの説明ができる。
　感覚的なことを、論理的に説明できるようになろう。

　いろいろと目から鱗的なお話しが満載の本です。
　読んでみて損のない本です。
　コミュニケーションをとることが好きな人にお勧めです。

満足度　☆☆☆★

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