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I can design who I become.


題名  「機微を見つめる ~心の保育入門~」
著者   山田真理子
出版社  エイデル研究所

機微を見つめる


購入理由

この本は、友人の 増田かおりさん 「子育てチューター養成講座」 で紹介されてます。

講座の中では、「機微(キビ)」「機宜(キギ)」「機関(キカン)」の説明のところを取り上げてて、まずは、その言葉に興味を持ったのと、
増田さんが講座の中でも、ぜひ読むことをお薦めします、と言ってたので、購入しました。


ポイント

講座で薦められたから購入したと書きましたが、講座を受けた後で、なにか気になってたんですね、この本が。
講座が終わってすぐには購入するアクションを起こさなかったんですが、なんだか気になって、
それで何かのついでに購入したというのが現実なんです。

この本、凄い本です。
一般的な理論では、本の中で作者が本当に言いたい事、伝えたいことは、10%ぐらい、といわれてて、
実際にそういう本(特にノウハウ本等)が多いのですが、この本はかなりの部分が新鮮で役に立つ情報満載です。

出産~5際ぐらいまでの間に、どういう風にすれば良いのかがわかります。

第一章 心の発達段階

 第一節《0歳児の発達課題》「私は生きていていいんだ」(基本的信頼感)

 第二節《一歳児の発達課題》「ほら、見つけたよ」(発見・感動・共感)

 第三節《二歳児の発達課題》「走って、ころんで」(身体を通して世界をつかまえる)

 第四節《三歳児の発達課題》「負けないぞ!」(自己主張と攻撃性の発散)

 第五節《四歳児の発達課題》「私がしてあげる」(おせっかいと仲間意識)

 第六節《五歳児の発達課題》「命をもらって生きている」(人生を支える人間観)


心を動かす絵本・動かなくさせる絵本(P96)を読んでて、思わず苦笑いしました。
自分が子どもの時に読んでたのは、心を動かなくさせる絵本、が多かったので。

絵本だったらなんでも良いというわけではないんですね。

絵本で大切なことは、絵本の読み方なんですね。(P113)


子育てにも、ビジョンが必要なんだと感じました。

子と細かくは必要ないとは思いますが、幼稚園(保育園)の頃には、どんな性格になってるか?
小学校の時は?中学校の時は?

あとは、一貫性ですね。
その場その場で親の言ってる事が変わったり、子どものしなさいと言ってる事を親がしてなかったり、
反対に、子どもにしてはいけないと言ってる事を、親がしてたりすると、子どもは混乱しますからね。

小さいときに子どもにチャレンジさせないで、大きくなってからチャレンジしなさいと言っても無理だと思うんですね。
その子どもには、チャレンジ=やってはいけない事、とプログラミングされてると思うので。

子どもにチャレンジしなさいと言って、親自身が全然チャレンジしてなかったら、これまた意味がないと思うし。

子どもは親の鏡であると言いますが、まさにそのとおりですね。


自分の勝手な解釈では、この本には、人間が生まれたときに持ってきたプログラムが、
どういうものであるのかが書かれてると感じました。

そのプログラムを正しく作動させるのも、停止させてしまうのも、親の育て方(関わり方)次第。

生まれた後に、自然に作られていくプログラムも、親の育て方(関わり方)次第。


そんな事を感じさせてくれました。

保育に興味のある方には、もちろんお薦めの本です。

人間ってどういうものなのかなぁということに興味のある方にも、お薦めです。


満足度 ☆☆☆☆







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Last updated  2006.06.08 06:54:02
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