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ウェッジウッド、img10363979845.jpg

wwprtcs.jpg

ミントン、img10572139115.jpg

リモージュ

jpl038_small2.jpg

リチャードジノリ、

img10361460468.jpg

マイセン、セーブル・・・・

どれもいつかは料理を盛ってみたいなぁ~!と憧れるお皿です。

これらの食器を磁器と言いますが、

磁器の開発には大変な苦労があったようです(TT)

中世のヨーロッパでは、まだ磁器を作ることができませんでした。

陶工は行われていまし たが、どうしても磁器の白さを出す事ができなかったのです。

その透き通る様な白の美しさに魅了され、

時の権力者達は競って磁器を欲しがりまし た。

夜会の席で磁器を使えば自分の力を誇示することができたのです。

それともう一つ権力者達が磁器を欲しがった理由がありました。

それは、磁器の白さには邪悪な物を近寄せない力があり、

毒の入った料理を盛ると割れ ると信じられていたのです。

このことから当時、政治的な暗殺が多かった事がわかります。 

チョット話がそれましたが、そんな不安も磁器を珍重する理由の一つだったのです。

磁器開発の話に戻りますが、当時の磁器は全て中国からの輸入品でした。

それは磁器を作るための陶土(高嶺・カオリン)が

中国の景徳鎮でしか取れなかったので す。  

d1_1.jpg

ヨーロッパ各国の王は

自分の国にカオリンと同じ陶土がないか国中を探させまし た。 

そしてやっとドイツの「ヨハン・フリードリッヒ・ベットガー」が、

カオリンと同じケイ酸アルミニウムを含む陶土を発見したのです!! 

その結果ドイツが ヨーロッパで初めて磁器の開発に成功しました。

それが「マイセン磁器」です。

この製法は極秘中の極秘とされ、

陶土を発見したヨハンは死ぬまで幽閉されてしまいまし た・・・。 

なんだか気の毒ですね(TT) 

その後他の国でも陶土が発見され、

ヨーロッパ全 土で磁器が作られる様になりました。

それから技術も進みカオリンの代わりに、

牛の骨などを焼いた灰を陶土に混ぜて焼き上 げた

「ボーンチャイナ」も開発されました! 

綺麗な白い器を作るために色んな物語があっ たんですね(^^)






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最終更新日  February 21, 2007 09:19:52 AM
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