東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2005年01月10日
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カテゴリ: 焼き鳥・串焼き
 私の場合、普段「焼き鳥が食いてぇ!」と思う時は、焼き鳥なら何でもいい場合が多い。だから赤ちょうちんの一杯飲み屋でもいいし、コンビニの“レンジでチン”の焼き鳥でもいい。でも、極たまに「美味しい焼き鳥が食いてぇ!」と思うことがある。そんな時に行くのが今回紹介する「和楽」だ。
 場所は久米川駅北口を出てすぐ右に曲がり、サンクスの手前の角を左に曲がって、すぐ左手にある。

和楽
 シャレた外観に負けず、店内もシックで落ち着いた雰囲気。キレイだし、BGMはジャズだし、とても「焼き鳥屋」という感じではない。
 このお店のウリは阿波尾鶏という地鶏を使った炭火焼き。私はビールとともに串物を5種(すべてタレ)と料理を2つ頼んだ。


レバー
 まず最初に出てきたのはレバー(1本158円)。ビールをグビッとやってから、ひと口。いやあ、何て言えばいいんだろう。柔らかくて、噛むとプチッと弾けてレバーのエキスが口の中で溶けて流れ込むような感じ。タレがまた上品な甘さで、モロに私好み。これならレバー嫌いの人でも食べられるんじゃないだろうか。


つくね
 次に来たのはつくね(1本295円)。よくナンコツを細かく刻んだモノを入れて歯応えを出しているつくねがあるが、それとは対照的で柔らかい。ナンコツ入りも好きだけど、これはこれで美味しい。ニンジンなどの細かく刻んだ野菜が入っていて、その旨さが鶏の旨さとマッチしている。これも好きな一品だ。


ナンコツ唐揚
 続いて出てきたのは「ナンコツの唐揚」(500円)。これは2種類のナンコツを揚げが楽しめるようになっている。レモンを境に右が普通にナンコツのみを揚げたモノ、左は肉付きのナンコツを揚げたモノ。まずはそのままで食べてみる。どうもコロモがカリッて感じじゃない。ならばと、レモンを掛けて食べるが。これも今ひとつ。焼き鳥の口直し用にと出されていた大根おろしに醤油を垂らし、それを乗せて食べると……イケる。いかんなぁ、ビール2杯目に突入だ。


せせり
 ナンコツの唐揚を食べている間にせせり(1本179円)が出てきた。せせりとは首の肉のこと。プリッとした弾力のある食感と脂肪分の少ない肉の旨味が楽しめる。旨い。


皮
 さてお次は私の大好きな皮(1本158円)。これは文句なしに旨い。何て言えばいいんだろう、手羽先とか胸肉を焼いた時、皮の表面はカリッと香ばしく、すぐ内側は脂肪が溶けて柔らかくなっているじゃないですか。あの皮を串にしてタレを付けて焼いた感じなんですよ。カリッ、ジュワッという口の中での2つの食感がたまらない。炭火だからできるワザです。


ヒナ串
 トリを飾って出てきたのはヒナ串(1本158円)。旨いです。言うことないですよ。
 どれもタレでこれだけ旨いんだから、塩でも当然、美味しいハズです。


 私は東村山の焼き鳥屋を全店制覇したワケではないのですが、おそらくこのお店は東村山で一番旨い焼き鳥屋だと思う。ただねぇ、値段がちょっと高いかな……と。今回もビール2杯、串9本、ナンコツの唐揚、セロリ、お通しで計3696円。東村山では大体、串1本100円が相場だから、同じもの頼んで3000円以下になるハズだ。貧乏サラリーマンにとっては、普段からちょくちょく通える焼き鳥屋ではない。個人的にはホッピーが置いてないのも辛い。
 でも、都内で美味しいと言われる焼き鳥屋と比べれば、遥かに安い値段設定だ。しかも雰囲気もバッチリ。デートによし、大事な人をもてなすにもいい。覚えておいて損のない“使えるお店”だ。





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最終更新日  2007年10月13日 05時48分01秒
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