東村山グルメ日記

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マサ@東村山

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2005年01月30日
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カテゴリ: お好み焼き
 お陰さまでこのブログ、地元の人も読んでくださるようになり、いろんなお店情報が寄せられるようになった。今回紹介するお好み焼き屋「竹辰」も2人の方から紹介してもらったお店だ。場所は新秋津駅を出てロータリーを右に歩き、最初の交差点を右に曲がって新秋津駅前通り商店街に入る。そこを40メートルほど歩いた右側だ。



 お店に入ると、優しそうなおばちゃんが「いらっしゃい」とニッコリ。店内は入ってすぐ右手に大きな鉄板とカウンターがあり、その周りに小さな鉄板のあるテーブルがいくつかある。「たこ焼きと焼きそばが美味しい」ということだったので、私はその言葉通り「たこ焼き」(10個280円)と「焼きそば」(450円)を注文した。
 たこ焼きはたこ焼き器の中にすでに何十個かつくりおいてあるので、すぐに出てきた。



 最近はピンポン玉サイズの大玉のたこ焼きが主流になってしまったが、昔はもう少し小ぶりだった。その昔の大きさそのまんまのたこ焼きにちょっと感動。食べると、つくりおきのハズなのに熱々で、ハフハフと口を開けて冷まさないと食べられない。味は本当に「懐かしい」って感じ。小さいせいもあるけど、これなら何個でもイケちゃいそうだ。
 食べていると、おばちゃんが目の前で焼きそばをつくり始めた。このお店は昭和47年(1972年)開業というから、かれこれ37年も、おばちゃんはこうしてつくってきたワケだ。手際がいいのは当たり前で、あっと言う間に焼きそばが出来上がった。



 焼きそばってシンプルな料理だけど、意外に美味しいモノに巡りあえない。でも、ココなら大抵の人は納得するんじゃないかな。キャベツはシャキッとしているし、麺にも豚肉にもよくソースが絡んでいる。旨い。

 オープンして37年ってことは、ココでたこ焼きや焼きそば、もんじゃ焼きなどを食べて育った人が結婚して子供を産み、またその子が食べに来る……と2世代でお世話になっている人もいるだろう。このお店を紹介してくれた人の話では、ネットでこのお店の話題が盛り上がり、ココでオフ会をした人もいるのだとか。おそらくその人たちは「あれ、テーブルってこんなに小さかったっけ」なんて感じながら思い出の味を満喫したことだろう。
 そんなことを考えながら食べていると、初老の男性がフラッと入ってきた。おばちゃんにひと声、挨拶すると立ち上がって瓶ビールを取り出し「もらうよ」とひと言。おばちゃんはお通し代わりなのか、たこ焼きをスッと出す。この一連の流れ、シビレましたね。たこ焼きをつまみにビールを飲むなんて、私はこの時まで考えたことなかった。
 たこ焼きって屋台とか専門のお店で食べたりするから、私にはクレープなどと同じ「おやつ」という意識しかなかったのだが、考えてみれば十分ビールに合うよね。今度、やってみよう。

 子供には子供の、大人には大人の楽しみ方があるお好み焼き屋。こういうお店、最近は少なくなっているから、久々にくつろいだ気持ちになった。ちなみに、もんじゃ以外の普通のお好み焼きは頼めばおばちゃんが焼いてくれるというから、「お好み焼きをつくるのは苦手」という人はおばちゃんに任せてみるといいかもよ。

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 このブログで知り合った若いご夫婦が「楽しい飲み屋」を紹介してくれるというので、一緒に行ったのが沖縄料理のお店「美。ちゅら」。場所は久米川駅南口を右に出て、踏み切りから伸びる道路を左に曲がり、「 らーめん たつ 」の手前の細い道に入ると、30メートルほど先に赤い看板が見えてくる。



 もともとは3軒ほど隣で営業していたのだが移転し、この日は新装オープン日だった。オープンを祝う花が表にズラリと並んでいたのだが、中にはこんな人からのモノもあった。



 沖縄が生んだスーパーアイドルグループではないか。なぜ、このお店に? 「フィンガー5」のメンバーの1人が東村山に住んでいると聞いたことはあったけど、現実にこういうモノを目撃すると素直に「すげぇ~」と思ってしまう(何せ私は小学生の頃、リアルタイムでフィンガー5を見てましたから)。
 中に入ると、入り口近くに小さなステージがあり、三線(さんしん。沖縄三味線のこと)がいくつか立てかけてある。すでに店内は常連客で満員だ。やがてお店のマスターである秀人さんがステージに向かい、三線を持って歌い始めた。



 携帯電話のカメラで撮影しているから、あまり写りは良くないが(早くがデジカメが欲しい!)、この秀人さん、すごいイケメン。しかも三線うまいし、声もいい。「涙そうそう」「島唄」「島人ぬ宝」などのよく知られた歌から、沖縄民謡まで歌いまくり、そのうちお店のスタッフなのか、粋なコスチュームを身にまとった人が踊りだし、さらにお客さんの1人がステージにやってきて三線を弾き始める……飲むのを忘れてしまうほどの盛り上がりで、みんなのエンジンがかかってきたところで歌本が回され、全員で「花」を合唱。いやあ、楽しかった。
「仕事で疲れた時などにココに来ると、元気になれるんですよ」と紹介してくれたご夫婦は話してくれたが、その気持ち、わかる気がする。
 この日は新装オープンということで、通常の料理は一切ナシ。だから日を改めてまた遊びに行き、このお店のことを美味しい料理とともに紹介しようと思う。


 さて、「ココって東村山?」と思いたくなるほど、沖縄音楽と沖縄気分を満喫した私たちは次に「 FOGGY 」へ向かった。実は毎月最終土曜にはこのお店でクラブイベントが行われるのだ。店内は薄暗くしてあり、携帯カメラでは撮影不可能なのが残念だが(早くデジカメが欲しい!)、これもすごく盛り上がった。Yuichi Hayashida Bandがライブ演奏してくれたのだが、久々に音にシビレた。カッコいい! ドラムとベースが適度に体に響き、それにあわせてキーボードやギター、サックスの音を聴いていると軽いトランス状態になってしまった。
 生演奏のあとはDJの流す音にあわせてみんな踊りだし、まさにクラブ状態。脚の細いファッショナブルな女の子がいたりして、「ココって本当に東村山? 渋谷じゃないの?」と錯覚してしまった。ご夫婦とともにお店を出ると、外は閑散とした商店街通り。確かにココは東村山だ。
「いやあ、こんな音楽が楽しめるなんて思いませんでした」と話すご夫婦。私もそう思った。「東村山って凄い」と改めて思ったよ。





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最終更新日  2007年10月13日 05時59分10秒
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