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インスパイア大澤

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2005.03.15
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カテゴリ: 覚書メモ
3月11日の毎日新聞に出ていた記事を少し引用する。

「ラオス辺りは魚が多く、農作業が終わると親も子もカヌーで魚のいる場所に行き、子どもも手製の銛で獲物を狙う。

夜のおかずだ。

子どもは父親らと一緒に遊びながら仕事を覚える。貧しいが、大地と一緒に生き生きと楽しんでいる。女の子は夕方、天秤棒の左右にバケツをぶら下げ、飲み水を汲みに川に下りる。

中学生ぐらいの女の子の役目で、毎日2回、3回と300メートルほどの崖を上下する。」

これを見て、あなたはどう感じますか。
「かわいそう」って感じますか?

私は、家族の中で役割分担して一生懸命生きているんだな、そのときそのときを…、と感じました。

ところが、そのような光景をみて、少なからずの方はこう言います。

「世界の子どもの労働をなくそう」と…。


上の引用部分は、作家の椎名誠氏が基調講演、「旅で見た世界の水と人々の暮らし」をまとめたものの一部です。

そこでは、貴重な水資源について、いろいろな角度からお話されてます。

で、上の水汲みのお話で椎名氏は次のように述べている。
「彼女らは別に苦しんでいるようには見えず、弟が漁をするなら、私は水汲み、という家の中での役割を果たしているだけ。

可哀そうなのはむしろ、そんなことも出来なくなった日本の子どもではないか。」

極々当たり前のお話なのですが、今の日本の子どもにはどう映るのでしょうか?

そして、椎名氏は最後に言っています。

羽田空港の男性トイレは、「人が入るとせせらぎ音が流れる」のだそうです。
それに対して、「用便の音が恥ずかしいなどというのは、世界で一番弱い男だ」「そこまでやる国はどうも病気ではないか」と。

うーん、
今の世の中、価値軸をしっかりもって考え、行動することが大切だと痛感しますね。

周りで当たり前に行われていること、考えに単純に同化、同期するのは、まずい、と感じたお話でした。

今日もここまでご覧いただいた、ご縁のある方には感謝申し上げます。
ありがとうございます。






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Last updated  2005.03.15 10:13:02
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もっそもりやま @ (  ̄ω ̄)ゞ<ももっ おじゃましまーす。 おもしろくて初めか…
インスパイア大澤 @ Re[1]:●協力関係は癒着関係ではない・・・●(10/15) レヴェランスさん >いろんなことに共通…
レヴェランス @ Re:●協力関係は癒着関係ではない・・・●(10/15) いろんなことに共通していることですね。 …

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