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猫を抱いて象と泳ぐこのタイトルを読んで内容を思い浮かびますか。この本最近の一押しです。主人公はリトル・アリョーヒンチェスを取り上げたお話です。おそらく心にちょっとした障壁を抱えている少年この少年は、親を持たず弟とともに祖父母に育てられます。彼が興味を持ったのは象のインディラ機を逸して大きくなりすぎ地上に降りれなくなり一生をデパートの屋上でおくった象。そして壁と壁の隙間に挟まれて出れなくなった少女、ミイラ。かれは、導かれるように廃バスの中で生活するマスターにチェスを教わります。かつて『盤上の詩人』と呼ばれたチェスのグランドマスター、アレクサンドル・アリョーヒンかれもまた猫を右手に抱き左手でチェスを打ちました。少年はリトル・アリョーヒンとしてからくり人形の中でチェスを打つことになります・・・象のインディラ、壁に挟まれた少女ミイラそしてかれの尊敬するマスターは、その肥満したからだゆえ死後その住居である廃バスから出られなくなってしまいます。体が大きくなることを恐怖にまで感じていたリトル・アリョーヒンその彼が最後を迎えた場所は・・・それは、果たして苦しみだったのだろうか。。。う~ん『博士が愛した数式』同様じ~んと残りますよ!!ぽやのおススメの1冊です(*^_^*)
2009年06月06日
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チェーン・ポイズン最初は、『二十歳の原点/高野悦子』から始まるこの『二十歳の原点』ぽや高校入学の年、当時の教師が授業で熱烈に取り上げ影響を受け読んだ記憶がある。作者は、半年後に自殺していたんだ。当時のぽやには、安保、全共闘、機動隊・・・あまりにも遠い世界で特段の感銘を受けた記憶はない。でも、この小説『チェーン・ポイズン』では鍵となっている。ある入手困難な毒物によって同時期に3人の人間が自殺している。自殺を考えているなら、実行しておかしくない時期より1年というタイムラグで。週刊誌の記者、原田は、その自殺を調べ始める・・・。私だけかしら?!特に固有名詞をきちっと読み込まないぽやは最後になって、あ・・・って。一人だと思っていた女性が最後には二人に。死にたい・・・と思っていた人間が後1年の猶予を与えられたとき死ぬ気の1年で新しい未来を切り開けるかそれとも、そのままの気持ちで1年を通り過ぎるかあ・・・ネタばらしすぎかしら?!
2009年03月24日
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アカペラアカペラ、ソリチュード、ネロリの3作品日本のひずみの中にある家族のストーリーが詰まっている本。『アカペラ』15歳の孫たまことじっちゃんの心温まるお話。母親がいるとじっちゃんは壊れていく!たまこは肉親を越えた愛情でじっちゃんを守る。ちょっと読者をはらはらさせる場面もあったりでも下の介護からなにから15歳の娘が愛情をもってやり抜いてる姿にやっぱり心打たれちゃう。最近の若者、たまこの話し言葉で綴られる小説には不思議と暗さを感じない。なんかぽや好きです。このお話。『ソリチュード』若い恋を反対され全てを投げ出し家出をした主人公春一が父の死を知り、20年ぶりに実家に戻ってくる。自然に受け入れてくれる母、かつての恋人、友人実家での月日は、春一をゆっくり融かしてくれる。そして2ヶ月の滞在後、東京に一人戻っていく春一・・・。『ネロリ』病弱な弟の面倒を見ているうちに婚期を逃してしまった志保子50歳が目前に迫ったとき、社長秘書という安定した職業も社長の世代交代から辞す事になってしまう。そんな矢先一回りも下の男性との出会いで突然のプロポーズを受ける。一度はあきらめた女性としての行き方にゆらいだ瞬間その男性の母親よりもう跡継ぎを産めない年齢を理由に身を引いて欲しいと言われる。そして姉弟は、再び二人で生きていく・・・。この本なんか好きです。出来たらこの人の作品もう一作読んで確かめてみたくなりました。
2009年01月16日
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八日目の蝉なんだか無性に泣けました。女の子の愛らしい描写それを愛しむ母親の目もうなりきってしまいそう!!不倫相手の子どもをやむなく中絶しそれが原因で子どもを持てないからだとなった希和子は、亡き子の予定日のほぼ1月後に誕生した正妻の女の子をほんの出来心から盗んで薫と名づけ自分の子として一緒に逃避行を続ける。その旅はとても危うくそれゆえに、二人の絆は強くなっていく。このまま二人を逃がしてあげたい!と思わず感情移入してしまうが物語の中盤にして二人は引き裂かれ喜和子は誘拐犯として逮捕され薫は恵理菜としてもとの家族に返される。そして時は流れ大学生の恵理菜は不倫しその男の子どもを身ごもる。回想として綴られる恵理菜のその後を読んでいると事件の解決がほんとによかったのだろうか・・・とさえ思わせる。恵理菜は、同じく親により人生をゆがめられてしまった千草とともに過去から解き放たれる為に、そして自分で歩き出すために過去を知る旅に出る。あ~あの偽親子の再会はないのだろうか?とため息で読み進めていると最後に・・・。なんだかため息で終わるような小説です。わが子もこんなに愛しかったんだ。って、母親になれたことを感謝しつつ女の子は母の分身のようでまた格別なのね!って思って見たり。オススメです。
2009年01月08日
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昨日終電に乗り遅れ、タクシー帰りのパパ。今朝ぽやママにおみやげ!ってゲイルズバーグの春を愛すとジェニーの肖像をプレゼントしてくれました。ジャック・フィニィの方は短編「愛の手紙」を読んでみるといいよ!というので早速。愛の手紙古い机の隠し抽斗から現れた恋文80年もの月日を経て、交わされる時空を超えた愛の手紙。前に読んだ「トムは真夜中の庭で」を思い出しました。ものすごくロマンチックな短編です。なじぇにパパはこれをぽやに?!そっか(*^_^*)出会った時の新鮮な思いをもう一度ってことかな?!
2008年10月31日
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東京島すごくえぐい本です。32人が流れ着いた太平洋の涯の島に女は清子ひとりだけ。いつまで待っても助けの船は来ず、いつしか皆は島をトウキョウ島と呼ぶようになる。果たして、ここは地獄か、楽園か?いつか脱出できるのか―。食欲と性欲と感情を剥き出しに、生にすがりつく人間たちの極限状態を描いた長篇。ぽやの感想は♪チキチーター(ABBA)千希と智意太笑える(*^_^*)です!!最後はそうくるか!って、ある面納得の結論。非日常を強く強く感じたいならぜひにという感じでしょうか。
2008年10月30日
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最初は少し読みにくくって進まなかったんです。祖母の死をきっかけに息子を連れて、幼少期を過ごしたもと鉱山町に。息子は、登校拒否中。父子は、向き合わぬまま祖母の葬儀が進められます。そんな中、ある出会いから父は、幼少期の想い出の中に。自分の生きた30年前だって子どもは、時に残酷で、非常でそれでも、それにかかわってくれるおせっかいでもあり、無責任でもある大人がいました。別に今の子どもが特に変わったわけではない。子どもに関わる大人が変わったんだ。父は、帰りの車内で息子に自分のそれら全てを語る決心をします。なにか解決の糸口を想像させる終わり方でした。親はどんな経験をもしておくべきなんだなぁって思いました。そして親子は語り合わないといけないのですね!!母の「これから育児はどんどん大変になるわよ」の意味少しわかった気がします。
2008年09月29日
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きみの友だち重松作品は大好きです。終盤、泣きながら読んでいるぽやママに長男は、「どんな結末?!教えて教えて」としつこく食い下がり次男は、「ママ悲しいの?!大丈夫?!」とティッシュペーパーを持って飛んできました。『きみ』とは主人公の代名詞恵美ちゃん、ぶんちゃん、堀田ちゃん、三好君、ハナちゃん、佐藤君、西村さん、モト君、再び恵美ちゃん短編の塊がひとつのストーリーになっている。それそれが、脇役として登場し、自分の章では主役になる。脇役として登場したその子も、自分の章ではとても魅力的に描かれている。でもやっぱり恵美ちゃんがぽやは好き!「わたしは『みんな』って嫌いだから。『みんな』が『みんな』でいるうちは、友達じゃない、絶対に」「いなくなっても一生忘れない友だちが、一人、いればいい」最終章で、そういうことか・・・っていう結末が待っているけどとても読み終わりのすがすがしい1冊。オススメです!!
2008年09月21日
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ピュリッツアー賞受賞作『The Road』これは、恐ろしい物語です。ありえそうだから。父と息子が南を目指して漂流します。世界を滅ぼす何かが起こり生き残った人類は、殺しあいその肉をも食料として生き延びようとしています。人類の滅亡の日、天使のような清らかな少年が生まれます。父は、この少年こそ自分の命、生きがいとして守り抜きます。もし自分がこの少年を守りぬけなくなったとき苦渋の選択がよぎり・・・そして親子は・・・読みながらあまりに描写がリアルで思わず、帰ってきた息子たちを抱きしめてしまいました。今世界には、こんな危機が実は迫っているのかも。新型インフルエンザ、核、生物兵器・・・そんな時、私たち親は子どもを守り抜くことが出来るのでしょうか?!鳥肌です。
2008年09月04日
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夏の庭20刷改版これも少年のお話です。仲良し3人組の中の一人のおばあちゃんが亡くなったことにより3人は、死ぬとはどういうことなんだろう?!と未知の死・死体に取り付かれていきます。町外れに暮らすいかにも死期が近そうな老人を観察することで死の瞬間を体験しようとした少年たち彼らに覗かれていくうち、老人はすこしずつ元気になりそして、老人と少年の交流が始まります。・・・ぼくはそうやって、いろいろなことを見過ごしているような、そんな不安に今でもおそわれるんだ。「息が出来ない。息のしかたがわからなくなっちゃったんだ。死んじゃうよ、おかあさん」その時ぼくは、初めて気がついた。もう会えない?山下に、もう二度と?それなのに、今は夏で、僕は生きていて、世界はなにごともなかったように動き続けるのだろうか?それは、すごくおそろしいことのように思えた。 死んでもいい、と思えるほどのなにかを、いつかぼくはできるだろうか。たとえやりとげることはできなくても、そんななにかをみつけたいとぼくは思った。そうでなくっちゃ、なんのために生きているんだ。 ・・・眠っているようにはどうしても見えなかった。・・・眠っているのとは、違う。死んでいる。ここにあるのは・・・抜け殻で、・・・そのものではない、そんな感じだ。それはぼくが始めてみる死んだ人だけど、ぼくは少しも恐ろしいとは感じていなかった。お化けや幽霊や妖怪といった、ぼくたちがこわがりながらも興味しんしんだったものたちはその時、ぼくの頭のなかからすっかり遠のいてしまっていた。・・・の体は、長い間着古した服のように、やさしく、親しげに、そこに横たわっている。 ぼくはしっかりと見とどけなくてはならない。最後まで、決して目をそらしてはならない。 ひと夏の体験を通して喪われ逝くものと、決して失われないものとに触れた少年たちの物語です。
2008年09月01日
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手みやげを買いにこれ買っちゃいました。ぱらぱら見ていたらたまらなくおいしそう!!シンプルな表紙に「ホンマにいい店しか載ってません。」と書いてありましたがなんだかその通りみたい!!わざわざ目当てのものを求めて店に何かを買いに行くってぽやはあんまりないけどなんだか車に積んでおいたら近くを通ったときに思いがけずおいしいものと出会えそう!!グルメな皆様は、いくつかご存知のお店、商品もあるんでしょうね。みてるだけで、幸せな気分になれますよ。
2008年08月25日
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しずかな日々を読んだらこの人の作品がもう一冊読みたくなって十二歳『しずかな日々』は、小学校高学年の男の子の成長の過程自立・友情・人(家族)との距離感を『十二歳』は、同じく小学校高学年の女の子の危うさ、アンバランスさを誰もが通ってきた道なのにどこかに置いてきてしまったキュンとくる思い出を蘇らせてくれるような1冊です。男の子のママぽやは『しずかな日々』すごく安心、感動しました。大事に育てすぎてしまった我が家の長男にもいつか、たどって欲しいなぁ!!
2008年08月19日
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我が家で今超うけているのが『かしこいじいさん』ポーズこの本図書館で偶然見つけたのですが、とにかくアルフレッド・ベナヴィデス・ベドジャさんの版画が最高なんです!3人のかしこいじいさんのとるポーズが最高にいかしてる!!長男が真似すると最高におもしろい!ちょこっと絵本から抜粋いかがでしょう!!皆様ももうじいさんのとりこになっていませんか(*^^*)
2008年01月21日
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トムは真夜中の庭で新版遠い昔既にご覧になっているでしょか。翻訳者の高杉一郎氏が先日お亡くなりになりましたね。ぽやはこれを機に初読しました。今日はパパが子供たちと『アース』を観にいってくれていたので集中して読めました。トムは弟がはしかになったことで夏休みの間、親戚のうちに預けられます。古びたマンション遊び相手も遊ぶ場所もなく退屈な毎日そんなトムはホールに置かれた古い大時計の鐘の音に誘われるように起き出し外につながる扉を開きます。そこには昼間なかったはずのすばらしい庭園が広がり少女ハティと出会います。ハティと庭園にどんどん魅せられていくトムしかし別れの瞬間は近づいてきます。タイムトラベル感動のラストが待っています。幼いトムとハティが庭園で体験すること感じることは自らの幼少時のきらきらみずみずしい思い出につながっていきます。きっとわくわく読み進められると思いますよ!最後に高杉一郎氏の御冥福をお祈りいたします。
2008年01月14日
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なになに!!これまた我が家にどんぴしゃなシリーズを(^^;;)というわけでTVCM、新聞1面広告を目ざとくチェックのぽやとAnくん『地球の鉱物コレクション』第一号早速購入です。お目当てはもちろんこちら初回号は390円石も宣伝の写真通りなかなか良質なようですね!!ところが次回号からは990円。隔週刊らしいのですが全部そろえるとなるといいお値段。次回は金ぴかのパイライト(黄鉄鉱)ほしい(>_
2008年01月12日
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時の迷路文明の迷路自然遺産の迷路進化の迷路これどれもAnくんを釘付けです!!実はぽやもなんだけど夜「一緒にやろう!」といわれると目がチカチカ厳しいです(^^;;)見開きで(めいろ)(かくしえ)(むつかしいめいろ)(クイズ)が楽しめるようになっています。ぽやは隠し絵探しが大好き!!皆さんも親子で楽しんでみませんか!
2007年11月14日
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ものすごく面白い本発見です!とにかく顔顔顔・・・いろんな顔のオンパレード表紙にもあるアルチンボルドの顔花で出来た顔、果物で出来た顔、魚で出来た顔(^^;;)これルーブルにもたしか『夏』という作品がありましたよね!その後顔は国芳、ゴッホ、・・・、ムンク、・・・、ピカソ、・・・クレー、・・・ダリ、・・・マグリット・・・こんな風に顔に焦点をあてて見比べてみるって、ほんと面白い。Anくんがすきそうなのはカンデンスキー、ダリ、クレーあたりかしら?!ぽやオススメの1冊芸術の秋にいかがでしょう!!
2007年11月05日
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生活の中でいつも傍らにいたおばあちゃん孫たちの健康を祈り兜や雛人形を毎年飾り、孫たちとともにピアノや漢字練習。それはいつまでもぼけない、寝たきりにならないおばあちゃんの努力。旅行が大好きでいつもなにか仕事を見つけて働いていたおばあちゃん。そんなおばあちゃんも月日とともに 一つづつ習慣・楽しみにしていたことを止めていく。それでも自分のことだけはやりつづけようとがんばっていたおばあちゃんがある日お風呂から上がって椅子に座ったまま寝続け、いくら読んでも起きなくなってしまった・・・在宅介護を取り上げた絵本です。おばあちゃんは病院で手当てを受けた後家族の待つ自宅に戻ってきます。家族はもちろん地域の福祉関係者、医療関係者の温かいサポートを得ておばあちゃんは旅立ちます。この絵本の中には未来の親や自分がいるようで複雑な想いで読みました。「たあちゃんが 4ねんせいになったころから、おばあちゃんは、かぞくりょこうもきせつの かざりの だしいれもあさの みぞそうじもせんたくものを たたむのも、ひとつずつ やめていった。」(本文引用)ぽやは ここに一番じーんと来たのです。歳をとるということは、こういうことなんだろうなぁ・・・今まで孫の幼稚園行事で声をかけると大阪から飛んできた実母。最近上京の回数がめっきり減ってきました。母得意の編物や洋裁先日「使って!」と布や毛糸が送られてきました。出来ていたことが出来なくなっていくことこれは見ている周りも淋しく歯がゆいことですが本人が一番淋しく辛いのかもしれません。この絵本は、将来のこといろいろ何かヒントを与えてくれる本だった気がします。
2007年09月30日
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長男が布団の中であらすじを話してくれました。実は2回目です。最初は学校の先生がみんなに読んでくれたようです。泣いてしまった男の子もいたとか。今回は自分で再読したようです。「男の子はおじいちゃんが大好きだったのお父さんよりもお母さんよりもいつもいっしょだったの今度いっしょに温泉に行こうって約束したけどおじいちゃん腰が痛くなって行けなかったんだ。 入院の前の日、男の子はおかあさんにお願いして入れると温泉になる粉をかってもらっておじいちゃんとお風呂に入ったんだ。おじいちゃんはお風呂の中で ”ごくらくごくらく”って。おじいちゃんは悪い病気で死んじゃったの。男の子はお風呂に入るたびに”ごくらくごくらく”って言うようになったんだよ」「う~ん 」「そうだ1つ 忘れてたおじいちゃんは大工さんだったんだよ。男の子のおもちゃを全部作ってくれたんだ。」「そっか・・・素敵なおじいちゃんだね!うちのおじいちゃんはどう?!」「え!!全然絵本のおじいちゃんの方がいいよ」「そう(^^;;)Anくんのおじいちゃんも十分がんばってきたんだけどねぇ」「えっ?!大工さんだったの?!」「あ・・・社○さんだったよ」「社○さんって大工も出来るの?!」「出来ない。。。」「じゃあ、大工さんのほうがかっこいい!」今近くの本屋に在庫確認しました。きっとこの本は、長男の忘れられない1冊になりそうな気がします。買って置こうかな!って思っています。
2007年09月19日
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『100万回生きたねこ』これをまた借りてきたんです。読んだことはあるのですが深読みしてなかったようで。パパがダ・ヴィンチ9月号[「100万回生きたねこ」を読み返す] の見出しを見てきて是非通読したい!と昨日図書館で探してきたのです。ぽや『ダヴィンチ』の方は読んでいないのですが絵本をじっくり読み返してみるとすごいことが含まれているような気がしてきます。輪廻や成仏のような宗教的なもの感じたり、生きがいや愛のあり方人生そのものだったり。これは読み手の受け方によっていろんなとり方が可能なまさに名絵本なのだなぁ!って思ったのでした。よろしければ皆様の感想も教えてくださいね!!
2007年09月02日
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これ見つけたときには「ぃやっほ~!!」って感じでしたね(*^^*) とにかくいけてます!!大阪の呉服屋の6男坊として生まれた天王屋図夫六(てんのうやずぶろく)。彼は50歳の時冒険家として第二の人生を始める。この図夫六さんが世界で見つけた奇奇怪怪な生物それを集めたのがこの『ずぶろく園』と『ずぶろく園2』是非是非皆様にも見て欲しいなぁ。長男ずっぱまり感想文はこれで書くそうです(^^;;)
2007年07月29日
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『木』『隠れ家』『さとる』昔すっごくワクワク読んだ絵本があるのです。ところがタイトルがわからない。。。想い出を引っ張り出してやっと思い出したのが上の3つのキーワードこれでぽやの探している本を教えて?!ってこの日記にかいたら誰か教えてくれるかしら?!きっとままちりさんなら!!ダメもとで検索をかけたらあらあら1発で出てきました。きっとこれだと思うのです。表紙の絵がぽやが思い描いていたものとちょっと違うような気がします。中を開いてみないと核心はもてないのですが、もしかしたら挿絵の中の1枚の印象のほうが強く残っているのかも知れません。これを夏休み息子に読ませたい!!今日は早速図書館に行ってきます(*^^*)
2007年07月27日
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10人のこどもを持つパパパパは子供たちのあさごはんに、着替えに・・・と大忙し絵本にママは登場しません。ある日パパは、一人になりたくなり子供たちをおばあさんに託し手作りの船で海にでます。たっぷり睡眠をとったパパは、なぜか淋しく、むなしいのです。そして・・・一人で育児をがんばっているパパさんへ素敵な絵本の紹介です。
2007年07月05日
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雨ですね・・・こんな日は、少し静かに一日を過ごしたいなぁ。私の中の”時に孤独になりたい”という部分がこの絵本に惹きつけられました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぼくは、だれもいない世界の果てでひとりきりでくらしていた。一日が、ゆっくりとすぎ、楽しかった。少年は、散策をしたり、本を読んだり、自然に耳を傾けたり一人っきりで暮らしていたけど何でも自分の力でやっていたあの日は幸せだった。ある日奇妙な姿の実業化が現れて「世界の果て」をレジャーランドに変えてしまう。少年は都会の子供たちとスリル満点の遊びに熱中するが・・・少年が気付いた大切なこと、それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ネーミングも素敵なんですよ!少年が住んでいた場所「世界の果て」その後選んだ場所「世界の頂上」時に一人で過ごす時間が心を育て強くするそんなことを気付かせてくれる1冊です。大人の皆様もいかがでしょうか(*^^*)
2007年04月25日
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ものすごく素敵な絵本に出会いました。全ページ恐竜のアップリケや刺繍で形成されています。ぽやが今まで見た、どんな刺繍・アップリケ本より生き生きした、多種の恐竜が登場します。恐竜好きのお子様の入園・入学の準備品の参考にきっとなるはず!!我が家の次男も恐竜大好き!!どれを付けてあげようか、眺めているだけで、楽しくなっちゃいます。
2007年04月23日
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ママのおなかが大きくなって、ザザは今までのように、ママに抱っこしてもえなくなって赤ちゃんが生まれてからは一人で遊ぶことも増えてなんだか弟が生まれてつまんない。。。そんなザザが・・・うわっ!!この本、長男にぴったり(*^^*) って早速読み聞かせたらAnくん途中から不機嫌「みたくない」Anくんの長男としての圧縮された思いは想像以上なのかも(>_
2007年02月24日
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今年もあと数日TVの『BOOK OF THE YEAR』コーナーに影響され朝食をとりながらパパと久々本の話。ぽや自分の部屋からノート持参実は先日、リンクさせていただいているままちりさんの日記でこのノートの存在を思い出したのでした。これぽやがH10年『カラマーゾフの兄弟』を2回目に挑戦したときにつけていたノート。カタカナにアレルギーがありそれもミーチャやらワーニャやらアリョウシャやら・・・愛称のつけ方がわかんない!!何故に人の名前が統一されてないの???って大混乱の末、放り出した1回目の失敗を受けつけたノート結局このノートもごちゃごちゃに入り組み中巻の途中でやっぱり断念パパにノートを見せながらパパ:「ドストエフスキーの作品は3日、長編カラマーゾフなら5日で読むのがいいんだよね・・・どこまで読んだの?!」ぽや:「中巻の最初かな?!」パパ:「誰が好きか思い入れて読んだ?!」ぽや「それどころじゃなかったよ、パパは誰が好きだった?!」パパ:「イワン」ぽや:「(ノートより)後妻の子、次男、フョードロウィチ、愛称ワーニャ、知性・実行力とも優れている・冷静な常識の判断・学識・プライド高・慎重・・・そうだね、一番まともな人だね」パパ:「ぽやカフカは読んだっけ?!」ぽや:「筑摩の世界文学大系のカフカは読んだ」パパ:「じゃ『城』は読んでないんだね。でもあの3段組よく読めたね(*^^*) 」ぽや:「ぽやカフカは好きだよ」最近ぽやがついていけてないからあんまり本の話してなかったね!!パパはぽやのレベルまで降りてきてくれるから劣等感なく楽しくお話できる。そんなパパとぽや家今年の1冊以前紹介したこの本絵本です。とても深い絵本です。パパと「最後のこの絵焼きつくよね!」と
2006年12月23日
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子供たちと夕食終わって「ねえ!本屋さんいかない?!」って子供たちを誘ってみた。歩いて数分の本屋さん。レンタルコーナーも隣接子供のコーナーには椅子も設置音のなる絵本など見本を豊富に出し自由に触らせてくれる。感心するのがラインナップほぼ毎週ぶらっと行くけどこまめに入れ替えてる。絵本も読み飽きない店長のセンスがいいんだろうなぁ!!ネットで買うのもいいんだけどやっぱり手にして見てから買いたいぽやは街の本屋さん大切にしていきたいなぁ(o^_^o)で、今日の収穫『だいじょうぶだよ、ゾウさん』 ゾウは死期が近づくと姿を隠すって話しはぽやも知ってました。この絵本には、年老いたゾウとわかいネズミが出てきます。2人はとても仲良く、お互いをいたわり、補い合い生活しています。ある日ゾウは、自分の老いを感じゾウが最期を迎えるゾウの国に行きたいと望みます。若いネズミには、まだそれを受け入れることが出来ません。再び元の生活に戻った2人ゾウは確実に死に近づいていきます。それを直視してきたネズミは、大好きなゾウをゾウのお母さん、お父さんが眠るゾウの国へ送り出す決心を・・・このお話はゾウとネズミのお話ですがぽやには、祖父母と孫のお話のようにも感じとれました。書評に死に触れずに育つ現在の子供たちにこの本を通して死を考える機会が出来ることを望むといってようなことがあったけどいい本だなぁってぽやも思いました。1500円へそくり溜めてぽやの蔵書にしよう(o^_^o)さて今夜はハロウィーンここ数年この日にはこの本を読んでます。『ハロウィーン 作 みうらますこ』ジャック・オ・ランタン毎年作ろうと思いつつかぼちゃまるまる1個は高すぎる!!もったいない(^_^;)と実現出来てません・・・
2006年10月31日
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子供と夕飯を食べて今日は月曜歯ブラシ強化曜日2人の仕上げ磨き念入りに目に入りそうになってた前髪も2人一緒にチョキチョキして慌しく3人でお風呂に入ってさて!!少しばかりPCやらせてね。最近ほんの50CCぐらいの赤ワインいただいてます。今日の子供たちおやすみのお供は、『あいしているから』 何かを、またはだれかを本当に愛するということは、あいてにとっていちばん必要なことをしてあげること。たとえ自分にとって、それがどんなにつらいことでも・・・。モールくんは、すから落ちたひなどりを家に連れてかえります。野生の小鳥はペットにはなりません・・・『バムとケロのさむいあさ』 ご存知本屋にはシリーズが平積みされてますね!ぽやはこの本で、「〇〇どこだ!」ゲームをします。だって背景までとっても繊細でかわいいんだもん。次男も長男に負けずに頑張って探してます(o^_^o)
2006年10月30日
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表紙の絵には、正直惹きつけられなかったんだけどタイトルでむむ!って読んでみてほろっときました(o^_^o)とっても いい おてんきなのにママは あさから ごきげんななめビスケットも くれないしごほんも よんでくれないしいっしょに あそんでもくれないの・・・・・(本文引用)そうなんですママは忙しく家事と格闘中ところが何もかもうまくいかなくって思わず涙しちゃうママ。。。そんな時小さいけど頼もしい”ぼく”がママの涙をそっとぬぐい、やさしくキスして素敵な魔法をかけてくれるどんな魔法かは家庭によりきっと様々でも子供がかけてくれる魔法はママの気持ちを癒してくれるはず!!ママ忙し虫にとりつかれまわりが見えなくなってたね!!きっとママならそんな経験あるよね(o^_^o)こんな絵本ぽや書きたいんだなぁ。。。
2006年10月11日
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以前とーっても気になった詩があってその日、御茶ノ水の三省堂まで出ていたパパにメールして買ってきてもらったのがこれです。 『わたしを束ねないで/新川和江』わたしを束ねないであらせいとうの花のように白い葱のように束ねないでください わたしは稲穂秋 大地が胸を焦がす見渡すかぎりの金色の稲穂・・・・・・・わたしを名付けないでください娘という名 妻という名重々しい母という名でしつらえた座に座りきりにさせないでください 私は風りんごの木と泉のありかを知っている風・・・・・・・この詩のためにこの本を買ったけど最近読み返してみたら『自分の感受性ぐらい/茨木のり子』ぱさぱさに乾いていく心をひとのせいにはするなみずから水やりを怠っておいて気難しくなってきたのを友人のせいにはするなしなやかさを失ったのはどちらなのか苛立つのを近親のせいにはするななにもかも下手だったのはわたくし初心消えかかるのを暮らしのせいにはするなそもそもが ひよわな志にすぎなかった駄目なことの一切を時代のせいにはするなわずかに光る尊厳の放棄・・・・・・・・・今はこれがどうも響いてくるのです。
2006年09月23日
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ミッケシリーズ全8巻はもうそれこそ繰返し繰返し、覚えるほど借りたけど、昨日図書館で続遍『チャレンジミッケ!』を発見。 初代ミッケよりなんだか日本人向けの繊細さを感じるなぁ!!もうミッケファンならチェック済みかな?!朝から長男と宝物探し!!これ楽しいんだo(^-^)oまだの方、本屋へ、図書館へ、ネットへGO!!
2006年09月04日
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久々に、図書館を経由しないで書店で見つけ、その場で読んだ後、購入してしましました。 『いつも だれかが・・・ユッタ・バウアー作・絵徳間書店』今日から親元離れキャンプに出かけた6歳の長男に昨夜寝る前に、時間をかけて読み聞かせました。おじいちゃんが、おそらく老衰で(?!)この世を去る間際孫に話して聞かせます。自分の幼少時代からのあれこれを・・・少年は、恐れを知らず果敢に成長しそして大人になり、人生のいろいろを知り結婚をし、子供を産み、孫を持つ。晩年を振り返り、「わしは とても しあわせだった」と。絵本の中には、人生のどの場面にも天使が登場しそっと本人に気づかれる事なく彼を見守り、支え、助けています。彼がいよいよ臨終を迎えた時彼が今度は、孫の天使として孫の側に、いつも・・・ いつも だれかが・・・あなたが今こうやって元気に毎日を送れているのはきっとあなたの後ろにも心配性で、優しく、根気強い天使がいてくれるからかも!!なーんて考えると素敵じゃないですか!!よろしければこの本探してみてね(o^_^o)
2006年08月28日
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なんだろう・・・図書館で幼児のオススメコーナーにあったのにぽやが、そしてパパが感銘を受けました。昨日借りたんだけど感想をどう紹介していいのか・・・繰返し繰返し読んでみた。「この本買おうか!」って、やっぱりパパもそう思っていたみたい。すっごく感じる本です。是非!!『悲しい本 SAD BOOKマイケル・ローゼン作クェンティン・ブレイク絵谷川俊太郎訳あかね書房』<以下引用>悲しみはどこにあるのか?いたるところにある。そいつはやってきて、きみを見つける。悲しみは、いつくるのか?時をえらばない。そいつはやってきて、きみを見つける。悲しみとは何ものか?人は選ばない。そいつはやってきて、きみを見つける。・・・・・・・・・・・・・・誕生日おめでとう・・・に始まるなにもかも。・・・・・・・・・・・・・・活字のない最終ページローソクの火を見つめる初老の男性の絵はぽやに語る。全ての悲しみは瞼のなかに・・・とにかく絵が訴えてくる。心に悲しみをもつ皆様この絵と対話してみては。
2006年08月20日
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”びゅんびゅんごま”ってご存知ですか?!作り方は簡単厚紙の真中に2つの穴をあけてそこに紐を通したもの児童館のイベントで先週Anくんちょっと変形バージョンを作ってきました。 年長さんがほぼ一人で作った割にはこれ結構よく回るのです。ぽやもパパも夢中でまわしてみたり(^_^;)きれい回るとシャボン玉みたいに見えるんですよ!!図書館でこんな本見つけました。『びゅんびゅんごまがまわったら宮川ひろ・作 林明子・絵童心社』 これすっごくステキな本です。ちょこっと紹介すると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小学校の校庭に続く、自然たっぷりの遊び場そこは子供たちの大好きなところところが主人公こうすけがそこでケガをしてしまったことにより遊び場に入る入り口には鍵がつけられ閉鎖されてしまう。大好きな遊び場を取り戻そうとこうすけたちは新任の校長先生に直談判ところがこの強面の校長先生、実はとってもお茶目。びゅんびゅんごまを通して子供たちの遊び力をどんどん引き出していく!!子供たちは自ら遊びを作り出す能力を開花させとうとう遊び場も手に入れる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・現代の事勿れ主義子供自らが本来持っているはずの遊びを創造する力教育者のあり方この一冊でいろいろなこと感じました。ぽやが野生児だった幼少時代を思い起こした一冊です。最近子供心が失われてきた方どうか潤ってください。そしてびゅんびゅんごま熱中しますよ!!作ってみてね(o^_^o)
2006年07月09日
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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』いよいよ明日発売ですねo(^-^)oこのシリーズは買うとかさばるので図書館を利用。今までのは全て図書館で読破しました。この『・・・謎のプリンス』実は半年ほど前に図書館に予約済み。本が実際に手に入ってから抽選で予約の順番が決まるそうです。さてぽやいつ読めるかな?!ちなみに今図書館から、『電車男』の順番がきて借りています(^_^;)
2006年05月16日
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何ヶ月前かしら・・・もう1年近くたってるかも(o^_^o)先週末『いま、会いにゆきます市川拓司』 の順番がきたと図書館から連絡があった。なんか読みたい時期がずれちゃって借りに行くのどうしようかと迷ったんだけどせっかくだから行ってきた。いま読みかけの本が4冊あってとりあえず棚上げしてたらなんとすっごいタイミングで本日映画『いま、会いにゆきます』がTVで放送。見てしまった。。。ぽやの贅沢な楽しみの1つ映像で感銘を受けた作品の原作を読む事。いまから読み始めます。そういえばいまリリーフランキーがTVに出てる。『東京タワー』もよかったなぁ・・・『チーム・バチスタの栄光』もオススメです(o^_^o)いま深夜の読書が非常に楽しいぽやです。
2006年04月16日
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「うっ・・・坂口くんかっこいい!こんな息子が欲しい」とTV見ながらもらすとパパ呆れ顔尚も「どっちかこうならんかなぁ?!」パパ「さぁ・・・」気のない返事。今日から始まった『医龍』見ましたか?!さてさて”バチスタ”ってそういう手術技法のことなんだ・・・と納得ですかさず『チーム・バチスタの栄光海堂 尊 (著)』放送終了後、取り寄せしました。第4回 2006年 「このミステリーがすごい!」大賞受賞作原作のマンガ読むのもいいけどこっちも面白そう!!明日から読み始めます。ワクワク(o^_^o)
2006年04月13日
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