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2012.03.28

焼畑って環境によくない、お薦めできない農業法だと思っていました

アマゾンやインドネシアの熱帯雨林が焼畑で壊されている、

というニュースを何度か見たからです。

でも本当は土地と食物が協力しあうもの？！

土地から作物をいただくだけでなく、

農業のおかげで土地も元気になるそうです

『美味しんぼ』に青森県の焼畑が紹介されていました。

山を焼いて畑を作ります。

1年ごとに大豆、アワ、小麦、大豆、そばと5年間蒔いて育てていると

その間にどこからか飛んできた種や実から木が生えてきます。

気が生えてきたら他の土地に移動

残された土地はまたその木が森を作るのです。

作物にとっては焼いた時の灰で酸性土が中和されるし、

栄養である窒素がたくさんもらえます。

森にとっては大豆や小麦のおかげで土地が肥えて

森に返される時の木の成長が早いのですって。

熱帯雨林で行われている焼畑は、こうして循環する焼畑ではなく

ただただ畑を増やしたいがために焼いてしまうという別物

しかもきちんとした技術がないのに焼いてしまうので、

延焼で大火事になったり、ガソリンを使って焼いたため健康被害がでたり・・

これからはもう少しニュースに注意できるかな？

それにしても『美味しんぼ』は108巻

全部読んでいるわけではないので、読んでみたいです