ヒヤシンス*朝カフェ:感動したことは必ず人に話す☆人間は一番近くにあるものに影響を受ける

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2006年09月24日
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空が白み始めてきた。空は私の祭壇だ。白のテーブルクロスの上に、緑と黄色の草花を花器に盛付けて。白熱灯に緑が透けてキレイ。お線香一本が終わる間を目安に、お部屋を整える。スペース・クリアリングの意味がわかった日。これから一ヶ月、朝3時過ぎに目覚め、ご挨拶をして、環境整備から一日を始めよう。

◇◇◇

神様おはようございます。全国全世界の兄弟姉妹の皆様おはようございます。今年2006年もまたすがすがしい気分でラマダーンに参加できるとは・・なんという幸せ者でありましょう。(3:15起床)私が暮らす地域、本日の<日の出/日の入>は(5:24/17:31)です。その間だけ飲まず食わずで過ごすという参加です。

イスラム教徒ではありませんが、心の旅の、旅行者として便乗参加させて頂きます。快く許可して下さいませ。願わくば、笑顔で歓迎し、受け入れてもらえますように。便乗という他の人の乗り物に一緒に乗せてもらい、この時流をよき機会として活用させて頂くことに感謝します。よりよき導きがありますように。

日の出の時間がせまる。(イスラム掲示板と同行者kawausoさんの所へ行き、出発の挨拶を書き込む)最後の浄水を飲み干す。空が白み始めてきた。PCを開いたまま、私は何をしたか。西の空が見える大スクリーン窓(縦横1、5m×2m)、白いカーテンをひき、窓を開ける。空に向って、神様と世界に向かって挨拶をした。

広い空、私の祭壇だ。東の窓を開ける。まずは水。神様と仏様用の水、花瓶の水、窓の外のベランダに向けて流す。新しい水を汲む。(秋のお彼岸の後半、思いつきだが、ガラス器二つにたっぷりの水もテーブルに)ロウソクに火をともし、お線香一本に火をつけ、お経を口ずさみながら、どんどん体が動く。

お線香一本の間くらいのきもちで、お経を口ずさみながら、体は動き、部屋の空気をかき回す。ドアを開け放した。ズックを履いて、マンションの階段を駆け降りて、花とグリーンを手折る。カボチャの花のついたツルの枝、南天を少し、キウイの枝、ゴウヤの実のついた枝、黄色い名前のわからない花などを収穫。

部屋中心のテーブルに白系テーブルクロス。その上に白の花器たっぷりに飾る。(活けてる間も、口ずさんでいる)台所の片付け、床拭き、トイレ掃除、軽くサササササ。とっくにお線香一本は終わっていたが。お経を口ずさみながら、仏さまの前にきて、お経本を開いて最後だけキチンと。吐く息が長いと気づく。

気がつけば、日の出から動きはじめて一時間が経っていた。お彼岸だからかもしれないけれど、最近、こういう朝がちょっとだけ続いている。日が暮れる前になったら、ヨモギ、青シソ、紫シソを摘んでみよう。水洗いして、口の中に入れてクチャクチャクチャ。生ニンジンと一緒に食べると、がぜん甘く食べれる。

ここは、市の中心地域にありながら、家の廻りは菜園や空き地の緑があり。今日の草花は、隣の菜園のものが、マンションとの境の網の塀から、はみ出たものをいただく。この間の夕方、紫蘇やヨモギを摘んでいたら、畑のおじさんが声をかけてくれた。元気に挨拶して数分話す。もっとちゃんとしたのあげるよって。

けど、咄嗟に断ってしまった。もらっても、今、必要なものは、ほんの少しでいいから。ちょっとまとまったものをもらうと余してしまう。家庭菜園のおじさんも、いっぱい収穫しても余してしまうから、与えたい心いっぱい。こっちはおこぼれ少しで足りる。けど次の時は「うん!ちょうだい頂戴」とかわいく言おう。

朝一番の部屋の気を整える。木火土金水の五行。家の主人の片われとして気を動かす。◆朝の空気、朝の植物を取り込む・・<気/木> ◆ロウソクの火・・<火> ◆灰にお線香を立てる・・<土> ◆お経というリズムとサウンド、りんの鐘の音色・・<金> ◆コップ、ガラス器のたっぷりの水・・<水>

「ガラクタ捨てれば未来がひらける」著者カレン・キングストンのスペース・クリアリングとは、コノ部屋の空気だ!と、思った。物捨てをごっそりしたお蔭で、ほこりを拭きあげる部屋全体の表面積がグン!と少なくなったのだ。その分、だんぜん時間短縮、サササササで終わる。線香一本分の時間のきもちで。<終>


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■ラマダーン(アラビア語)はヒジュラ暦の第9月。

日本ではラマダンともいう。イスラム教徒の義務の一つである「断食(サウム)」では、この月の日の出から日没までのあいだ、飲食を絶つ。「ラマダーン」を「断食」のことと誤って捉える人も少なくないが、月名である。また、1ヶ月間という期間を完全に絶食する訳ではなく、日没から日の出までの間に一日分の食事を摂る。

旅行者や重労働者、病人など、合理的な事情のある場合は昼間の断食を免除される一方、敬虔なムスリムは自らの唾を嚥下することさえ忌避するなど、ひと口に「断食」と言ってもその適用範囲にはある程度の柔軟性と幅を持つ点にも注意が必要である。断食をするかどうかは原則として宗教的モラルの問題である。また、基本的に異教徒には強制されない

断食は飲食物の摂取量を減らすことが目的なのではなく、あくまで宗教的な試練として課される。むしろラマダン中は夜食が盛大になり通常より食糧品の売れ行きが良くなるといわれる。 ラマダン中には世界中のイスラム教徒が同じ試練を共有することから、ある種の神聖さを持つ時期であるとみなされている。断食明けの祭りは盛大である。

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Last updated  2006年09月25日 00時01分40秒
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