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すごかった!!!阪神ファンには、ほんとたまらない勝利でしたね!初回から、いきなり7連打!横浜のまずい守備もなんこもありましたが、7連打で一挙6点!6回には能見もレフト前にタイムリー!一人打てなかったマートンが直後にスリーラン!これで、先発全員安打!!14安打10得点で試合が荒れそうですが能見が8回無失点!9奪三振 まったく打たれそうな雰囲気もなくタイミングあわず、三振の山でした!!!投球数が120を超えたため9回は渡辺に渡辺もすばらしく、完封リレー!!男前藤井が連夜のお立ち台!!体重も行っていなかった打率だった浅井と猛打賞コンビでした!1回表 【石川】 ファーストゴロ 【森本】 空振り三振 【金城】 ライトフライ 1回裏 【マートン】 空振り三振 【平野】 センターヒット 【鳥谷】 セカンドヒット 【新井貴】 レフトタイムリーヒット T1-0YB 【ブラゼル】 ライトタイムリーヒット T2-0YB 【関本】 センタータイムリーヒット T3-0YB 【浅井】 レフト線タイムリーツーベース T4-0YB 【藤井彰】 センター2点タイムリーヒット T6-0YB 【能見】 キャッチャー犠打 2回表 【村田】 空振り三振 【スレッジ】 空振り三振 【中村】 空振り三振 3回表 【渡辺】 センターフライ 【武山】 空振り三振 【代打・稲田】 ライトヒット 【石川】 セカンドゴロ 4回表 【森本】 空振り三振 【金城】 サードゴロ 【村田】 サードゴロ(エラー) 【スレッジ】 ファーストゴロ 5回表 【中村】 レフト線ツーベース 【渡辺】 レフトフライ 【武山】 セカンドフライ 【代打・一輝】 見逃し三振 6回表 【石川】 センターヒット 【森本】 見逃し三振 【金城】 センターヒット 【村田】 サード併殺打 6回裏 (投手交代)篠原 → 真田 【ブラゼル】 デッドボール (代走)新井良 【関本】 ファーストファウルフライ 【浅井】 レフトヒット 【藤井彰】 ライトヒット 【能見】 レフトタイムリーヒット T7-0YB 【マートン】 左中間3ランホームラン T10-0YB 7回表 (守備交代)柴田 センター 【スレッジ】 センターフライ 【中村】 ライトフライ 【渡辺】 ライトスリーベース 【代打・下園】 サードライナー 8回表 【代打・内藤】 サードファウルフライ 【石川】 空振り三振 【森本】 レフトヒット 【金城】 レフトヒット 【藤田】 ショートゴロ 8回裏 (投手交代)藤江 → 山口 【浅井】 センターヒット 【藤井彰】 レフトヒット (代走)小宮山 9回表 (投手交代)能見 → 渡辺 【細山田】 空振り三振 【中村】 ショートフライ 【渡辺】 空振り三振 ▼阪 神-横 浜 8回戦 (4勝4敗、甲子園、18:00、42458人) 横 浜 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪 神 6 0 0 0 0 4 0 0 x 10 【投手】(横)ゴンザレス、小杉、篠原、真田、藤江、山口-武山、細山田(神)能見、渡辺-藤井彰、小宮山【責任投手】(勝)能見12試合4勝6敗(敗)ゴンザレス2試合1勝1敗【本塁打】(横)(神)マートン6号3ラン(6回、真田)【戦評】 阪神は一回、新井貴の先制打など7連続長短打で6点を挙げ主導権を握った。六回はマートンの3ランなどで4点を加えた。先発全員の14安打で今季初の同一カード3連勝。能見が8回無失点、9奪三振で4勝目。横浜は4連敗。
Jul 3, 2011
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ほんと、男前やわ~!藤井様!!ホームランの次は、スクイズで2打点!そして、同級生新井も2試合連続ホームラン!!今日も虎打線は絶好調!マートン、平野、ブラゼルがマルチ鳥谷は三塁打で、横浜のミスで、ホームインメッセンジャーは五勝目福原、榎田、小林が0点に!最後、あぶなかったけど、球児もしめました!!!いまの阪神は、一番強いね~この調子で7月は全勝だ!!!!1回裏 【平野】 ライト線ツーベース T0-0YB 【新井貴】 左中間2ランホームラン T2-0YB2回裏 【藤井彰】 レフトソロホームラン T3-0YB3回裏 【マートン】 サードゴロ T3-1YB 【平野】 セカンドヒット T3-1YB 【鳥谷】 センターフライ T3-1YB 【新井貴】 サードゴロ T3-1YB4回裏 【ブラゼル】 センターヒット 【関本】 センターヒット 【金本】 ショートゴロ 【藤井彰】 ピッチャー犠打 T4-2YB5回裏 (投手交代)須田 → 小杉 【マートン】 レフトヒット 【平野】 キャッチャー犠打 (投手交代)小杉 → 大原慎 【鳥谷】 ライトオーバータイムリースリーベース T5-3YB 【新井貴】 サードゴロ(エラー) T6-3YB6回表 (守備交代)浅井 レフト (投手交代)メッセンジャー → 福原 【ハーパー】 空振り三振 【渡辺】 左中間ツーベース 【代打・稲田】 空振り三振 【代打・中村】 ショートゴロ 7回表 (投手交代)福原 → 榎田 【石川】 ショートゴロ T6-3YB 【森本】 レフトフライ T6-3YB 【金城】 レフトフライ T6-3YB8回表 (守備交代)柴田 センター (投手交代)榎田 → 小林宏 【村田】 ライトフライ 【スレッジ】 右中間ツーベース 【ハーパー】 セカンドライナー 【渡辺】 空振り三振 ▼阪 神-横 浜 7回戦 (横浜4勝3敗、甲子園、18:02、46831人) 横 浜 0 0 1 1 1 0 0 0 1 4 阪 神 2 1 0 1 2 0 0 0 x 6 【投手】(横)須田、小杉、大原慎、江尻、牛田、藤江-武山、細山田(神)メッセンジャー、福原、榎田、小林宏、藤川-藤井彰【責任投手】(勝)メッセンジャー10試合5勝1敗(S)藤川22試合1勝17S(敗)須田12試合2勝6敗【本塁打】(横)スレッジ13号ソロ(4回、メッセンジャー)(神)新井貴7号2ラン(1回、須田)、藤井彰1号ソロ(2回、須田)【戦評】 阪神は一回に新井貴の7号2ランで先制した。4-3の五回には鳥谷の適時三塁打に失策が絡み2点を追加。メッセンジャーが5回3失点で5勝目。六回から4投手の継投で逃げ切り、藤川が17セーブ目を挙げた。横浜は3連敗。
Jul 2, 2011
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虎・岩田、無死満塁斬った!斬った!どや! 誰もが同点を覚悟した局面で伝家の宝刀がキレにキレた。1点を守る三回無死満塁。岩田は石川、森本を連続空振り三振、下園も投ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。決め球はすべて得意のスライダーだった。 「(スライダーは)自分の攻める球。あそこで投げないと。絶対に抑えるという気持ちでした」最大のピンチをしのぎ8回1失点に抑えた。わずか1安打に封じ、自身初の4連勝でチームトップタイの5勝目(5敗)をマーク。「ここから貯金を作っていきたい」と笑みをこぼした。真弓監督も「向こうが、自分のスイングをできていなかった」と褒めたたえた。 勝負どころで異彩を放ったスライダーはプロ野球界でも屈指の切れ味を誇る。だが、鋭く曲がり落ちるがゆえ、扱いに悩んだこともあった。2009年のシーズン最終戦となった10月9日ヤクルト戦(神宮)。クライマックス・シリーズ(CS)進出をかけた一戦に相手右打者は、生命線の内角スライダーから逃げない。死球を恐れて内角攻めの投球を鈍らせ、6回2失点で敗戦投手。しばらく“後遺症”となった。この時、頭を抱える姿を見て、救ってくれたのが右のエース、久保だった。 「悩む必要なんかないやん。プロの打者がお前のスライダーを打つのを“あきらめる”んやで。自信を持って投げたらいい」。この一言で吹っ切れた。この日も7三振のうち4個をスライダーで奪った。ただ、自己ワーストの6四死球は課題。お立ち台で開口一番、反省の弁を述べた。 「四球が多かったりしたので、しっかりクリアしていきます」 3万弱の虎党はこのフレーズに確信したはず。まだまだ、岩田は勝ってくれる、と-。虎、通算4000勝おおきに!史上6球団目!阪神は1日、横浜6回戦(倉敷マスカットスタジアム)で勝利。今季通算25勝目を挙げ、2リーグ分立(1950年)後通算4000勝に到達した。巨人(4554勝)を筆頭に西武、中日、ソフトバンク、オリックスに次いで6球団目。なお、阪神の1リーグ時代からの通算は4730勝(歴代最多は巨人の5337勝)。
Jul 1, 2011
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虎17安打で10得点!新井が火を付け役 まるで打ち出の小づちだ。阪神が今季最多の17安打で大量10得点。今季苦手にしていた山本を四回までで引きずり降ろし、和田打撃コーチは「2回やられているからね」と満足げに振り返った。 火付け役は新井貴だ。1-0の三回。無死満塁のピンチをしのいだ裏の攻撃で左中間席に6号ソロ。「しっかり振り切れた」と言う5月24日以来の一発でチームを勢いづけると、四回にマートン、平野、鳥谷の3連続長短打で2点を奪った。その後も八回、途中出場の上本がプロ初本塁打となる2ランを放つなど、攻め手を緩めなかった。 新井貴はリーグ戦再開後、5試合でわずか1安打と不振で「今、底やな」とこぼしていた。しかし、この日は犠飛もあり、復調の兆しを見せ「きっかけにしていきたい」と話した。(共同)上本(八回にプロ初本塁打)「ボールに食らいついていった。自分の力じゃない。打撃投手やスコアラーのおかげ」マートン(3安打)「きょうは投手も良く、自分だけでなく、みんなが良かった」虎・鳥谷、ファンも唸るプレー!4安打に好守 目の肥えた野球ファンを唸らせるプレーの連続だった。隠れたヒーローは鳥谷だ。まずは一回の守備。横浜先頭・石川の中堅へ抜けそうな打球をダイビングキャッチして一塁で刺した。「飛んできた打球はすべてアウトにするつもりです」。サラリと言うところがカッコイイ。抜けていれば、岩田の好投があったかどうか。 4安打はすべて左腕投手から。六回。二塁ベース手前から一気加速の三塁打も見事なら、中飛でのタッチアップ生還も一流の判断だった。3番打者が、遊撃手が機能すれば圧勝できる-。野球のセオリーを証明する試合だった。阪神・新井が久々の一発「振り切った」 阪神の新井貴が1-0の三回に、5月24日以来となる6号ソロを放った。甘い変化球を左中間席に運び「しっかり振り切ることができた」と喜んだ。 リーグ戦再開後は5試合でわずか1安打と苦しみ、前の試合後には「今、底やな」と話していた主砲。7月に入り、どうやら最悪の時期は脱したようだ。虎・新井、3回にドカン!98打席ぶり弾! 雨を切り裂き、左中間スタンドに突き刺した“花火”が、猛打快勝を呼び込んだ。溜まっていたフラストレーションを晴らすような新井の6号ソロが、猛虎打線に火をつけた。 「しっかりと振り切ることができた。どんどん振っていこうと思っていた」1-0で迎えた三回一死。横浜先発・山本の甘いフォークを完ぺきに仕留めた。5月24日の西武戦(甲子園)以来24試合98打席ぶりの一発で流れを引き寄せた。 四、五回に2点ずつを加えると、六回無死三塁で中堅へ犠飛を打ち上げ2打点目をマーク。八回無死一、二塁では遊ゴロ併殺打に倒れたが、年に数度しかない地方遠征で復調の兆しを見せた。 「年に1回しかないところだから、できるだけ子ども達にサインとかをしてあげたいよね」 6月28日に富山、29日は福井で試合し、この日は倉敷。普段、訪れない地方球場では特に、ファンとのふれ合いを大切にする。それは不振の中でもかわらない。福井ではバックネット裏の金網の隙間から手を伸ばすファンの求めに応じ、ペンを走らせた。 前日は真弓監督、和田コーチから熱心な指導を受けたが、まさに“一発回答”だ。 完全復調へ、データの“後押し”も受けていた。虎入り後の3試合で12打数5安打6打点をマークしていた倉敷マスカットスタジアム。試合前までリーグ戦再開後5戦1安打だったが、相性のいい球場での一撃は光明を感じさせた。 「これをいいキッカケにしたいね」。両手に残る感触が、新井の顔を上向かせる。本来の姿を甲子園で取り戻す。虎・平野、中押し打「渡辺さんと僕で打った」 渡辺さんに捧げるタイムリーとなった。2-0で迎えた四回一死二塁。2番・平野が横浜・山本の外角128キロスライダーを、逆らわずに左中間へ。貴重な適時二塁打を放った。 「スコアラーさんのデータ通りです。スコアラーさんと僕とで打ったタイムリーです」 広報に託した平野のコメントに、この日、告別式だったチーフスコアラーへの“感謝の思い”がにじみ出ていた。 今季2戦2敗と、阪神が苦しんでいた山本。対策の先頭に立ってきたのがもちろん、渡辺氏だった。そのデータを生かした貴重な一打。 一回一死では、二塁へのボテボテの当たりで、一塁へヘッドスライディング。気迫で内野安打とした。この日の3得点を、天国の“お父さん”へ届けた。虎・金本、420二塁打!今度は張本に並ぶ 29日の広島戦(福井)で通算419本目の二塁打を放ち、長嶋茂雄・巨人終身名誉監督を抜いたばかりの金本が、五回無死一塁から右翼線へ鋭いライナーで二塁打。通算420本目とし、今度は、張本勲氏に並む歴代5位タイに浮上した。 同4位の王ソフトバンク会長の422本も迫っており、まさに二塁打の“ON越え”も目前。この日は2安打と、状態は徐々に上がってきている。虎・上本、プロ初弾!2ケタ得点演出2ラン! ビックリ箱”は意外な場所に仕掛けられていた。八回二死一塁。低めの126キロスライダーを振り抜いた上本の打球は、グングン伸びて左翼席まで到達。おそらく生涯忘れることのないプロ1号アーチだ。 「球に食らいついていきました。自分の力じゃないです。打撃投手の皆さんやスコアラーさんに感謝したいです」 1メートル73、63キロ。一見、プロ野球選手には思えないほど線が細い。タテジマ戦士の中では最もホームランに縁遠いように思えたプロ3年生の一撃で、阪神は2けた得点に。 本当なら、万々歳のメモリアルデーになるはずだった。が、背番号4の開口一番は…。 「それよりも、エラーのことで反省しかないです」 六回、関本の代走で途中出場。そのまま二塁の守備について、最初の打者・スレッジの正面に飛んできた来た打球を弾いた。「E」マークが灯る。今季初失策どころか、プロ初失策だった。足と守備を期待されている上本にとっては、専門分野でのミスは許されないのだ。 プロ初失策とプロ初本塁打を同時に記録してしまう不思議な経験をしてしまった男。笑って初アーチを振り返るためには、堅守に磨きをかけるしかない。虎・関本ド根性や!捨て身押し出しV死球! 阪神は横浜に今季最多の17安打を浴びせて10得点の爆勝。猛打の発端は一回、二死満塁から関本賢太郎内野手(32)の“ド根性死球”による先制点。6月27日に亡くなった渡辺長助チーフスコアラー(享年54)の通夜から一夜明け。闘志むき出し真弓虎の7月反攻が始まりや!! この姿を見せたい人がいた。そして白星を届けた。虎党の心に残る1勝。それを導いたのは職人の関本だった。帰りのバスへと続く花道で陰のヒーローは痛々しい姿で歩いていた。 「(これまで)球の見え方が少し狂っていたからね。明日につながる内容だった」 左ひじ付近にはテーピングが巻かれている。3打数2安打を振り返る声は弾んでいた。だが、それよりも大事な働きを背番号3はしていた。 一回二死満塁だ。2ストライクからの4球目。内角高めに際どく迫る球が左ひじを直撃。逃げなかった。骨折覚悟とも見える死球だった。鈍い音とともに激痛に顔をゆがめた。 ここまで2戦2敗。苦手の横浜・山本相手。一回に迎えた大事なチャンス。ここで無得点なら痛い場面-。捨て身の姿で貴重な1点をもたらした。 流れを引き寄せた大きな先制点。和田打撃コーチが苦手から奪ったことを強調した。 「先制が大きかった? そうだね。これまで2回やられているし三度目の正直だね」 32歳の気持ちの出たプレーに応えるように攻撃陣に火がついた。今季最多の17安打。だが、それよりも気持ちの出たプレーの連続が、快勝を呼んだ。岡野手チーフコーチが指摘する。 「きょうはミスも出たりはしたけど、久々の快勝やね。気持ちがすごく出ていた。根性というかね。いい兆しがでたな」 関本はタテジマ一筋15年目。だからこそ勝負の厳しさが身に染みていた。そして…。天国の恩師への感謝もあった。6月27日に入団当時、虎風荘寮長でもあった渡辺チーフスコアラーが急逝。前日30日には通夜に参列。この日の告別式は他のナイン同様、参列できなかったが、白星を送ることはできた。「とてもうれしそうに僕のヒットを喜んでくれました。そんな渡辺さんがもういないと思うとすごく寂しい」などと公式ブログに哀悼の意をつづった。 関本だけではない。平野、鳥谷…。いやナイン全員がみせた気迫。6月の札幌遠征後には甲子園での練習を巡り、闘志が足りないと、一時は指摘された真弓虎だったが、7月最初の試合で“ド根性野球”でものにした。 「やっぱりみんな少しずつ調子を上げてきているんでね」 大きな1勝は2リーグ分立後通算4000勝のメモリアル星。真弓監督は手応えを強調する。必死のパッチで体を張って、気迫を前面に押し出して…。泥臭さを絵に描いたような男・関本が虎を逆転優勝へ導く。
Jul 1, 2011
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やりました!虎キラー、虎以外には連敗中の山本をやっとKOです!新井、上本に一発!上本は初ホームランでした!鳥谷4安打1打点1三塁打1盗塁マートン猛打賞、2打点平野、ブラゼル、関本2安打1打点金本も2安打岩田は、無死満塁から、1,2,3番を連続三振にピッチャーゴロ死四球多かったですが、内野ゴロでの1点に抑えました!ストレートが、よく走っていて、スライダーは、ワンバウンドで、三振の山!もう横浜には負けません!!!1回表 【石川】 ショートゴロ 【森本】 セカンドゴロ 【下園】 見逃し三振 1回裏 【平野】 セカンドヒット 【鳥谷】 ライトヒット 【ブラゼル】 デッドボール 【関本】 デッドボール T1-0YB2回表 【村田】 ファーストゴロ 【中村】 ライトフライ 【スレッジ】 ライトフライ 2回裏 【マートン】 レフトヒット 3回表 【渡辺】 ライト線ツーベース 【武山】 デッドボール 【山本】 フォアボール 【石川】 空振り三振 【森本】 空振り三振 【下園】 ピッチャーゴロ 3回裏 【新井貴】 左中間ソロホームラン T2-0YB 【ブラゼル】 レフトヒット 【金本】 セカンドヒット 4回表 【村田】 空振り三振 【中村】 ファーストフライ 【スレッジ】 ファーストゴロ 4回裏 【マートン】 レフト線ツーベース 【平野】 左中間タイムリーツーベース T3-0YB 【鳥谷】 ライトタイムリーヒット T4-0YB ランナー鳥谷が二盗 5回表 【渡辺】 フォアボール 【武山】 セカンド併殺打 【代打・一輝】 空振り三振 5回裏 (投手交代)山本 → 真田 【関本】 ライトヒット 【金本】 ライト線ツーベース (代走)浅井 【マートン】 ライト2点タイムリーヒット T6-0YB (投手交代)真田 → 篠原 6回表 【石川】 フォアボール 【森本】 空振り三振 【下園】 デッドボール ワイルドピッチ 【村田】 ショートゴロ T6-1YB 【中村】 ライトフライ 6回裏 【鳥谷】 右中間スリーベース 【新井貴】 センター犠牲フライ T7-1YB 【関本】 レフト線ツーベース (代走)上本 7回表 【スレッジ】 セカンドゴロ(エラー) 【渡辺】 ファーストゴロ 【代打・新沼】 空振り三振 【代打・金城】 サードゴロ 8回表 【石川】 ファーストゴロ 【森本】 フォアボール 【下園】 ショート併殺打 (投手交代)藤江 → 大原慎 8回裏 【平野】 フォアボール 【鳥谷】 ライトヒット 【ブラゼル】 レフトタイムリーヒット T8-1YB 【上本】 レフト2ランホームラン T10-1YB9回表 (投手交代)岩田 → 久保田 【村田】 レフトフライ 【中村】 ショートヒット (代走)藤田 【スレッジ】 サードファウルフライ 【渡辺】 レフト線ツーベース 【代打・内藤】 見逃し三振▼阪 神-横 浜 6回戦 (横浜4勝2敗、倉敷、18:04、28249人) 横 浜 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪 神 1 0 1 2 2 1 0 3 x 10 【投手】(横)山本、真田、篠原、藤江、大原慎-武山、新沼(神)岩田、久保田-藤井彰【責任投手】(勝)岩田10試合5勝5敗(敗)山本13試合2勝10敗【本塁打】(横)(神)新井貴6号ソロ(3回、山本)、上本1号2ラン(8回、大原慎)【戦評】 阪神が今季最多の17安打で10点を奪い、快勝した。一回に押し出し死球で先制し、三回は新井貴がソロ。四回に3連続長短打で2点を加えるなど、その後も得点を重ねた。岩田は8回1安打1失点で5勝目。横浜の山本は10敗となった。
Jul 1, 2011
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涙こらえ…虎将V誓った「絶対優勝する」 絶対優勝する-。6月27日に心筋梗塞(こうそく)で亡くなった阪神・渡辺長助チーフスコアラー(享年54)の通夜が30日、西宮市内で行われ、320人が参列した。亡きがらと対面した真弓明信監督(57)は声を詰まらせ、弔いVを約束。選手会長の鳥谷敬内野手(30)も呼応した。 虎の涙雨だった。焼香が始まると同時に、西宮市内の斎場の空からポツリ、ポツリと小さな雨粒が降り注いだ。6月27日の深夜、遠征先の富山市内の宿舎で急逝した渡辺チーフスコアラー。長さんの思いを、必ず結実させる-。通夜に駆けつけた真弓監督が、その決意を、強く口にした。 「長さんが、あれだけ熱心に資料を集めてくれて、タイガースが勝つよう、優勝するように一生懸命仕事をしてくれた。その意をくんで、チーム全員、オフにいい報告をできるよう、がんばっていきたいです」 1978年オフにクラウンライターから阪神へトレード移籍した将と同年のドラフト3位で入団した渡辺氏。「同じ年(79年)からプレーして、しかも熊本出身(真弓監督は福岡県出身)で同じ九州なんで、非常に仲良くしてもらっていました」。同じ釜の飯を食ってきた。09年に監督に就任後は、頼りになるチーフスコアラーとして、支えてもらった。 「とにかく野球が好きで、タイガースを愛していて、球場にいる時間が長く熱心にデータを集めてくれていました」 感謝の言葉を続けると「本当に体が大きいし、非常に健康で…。いきなり逝って…。まだ本当に亡くなったことを受け止められない。お別れに来るところなんですが、別れるという気にはなれないですね」と、言葉を震わせ、詰まらせた。 将の思い-。それはチーム関係者、ナイン全員の思いと重なっていた。当初、この日は広島戦が行われた福井からきょう1日の横浜戦の舞台、岡山へ移動し、倉敷マスカット球場で練習予定だった。通夜には監督、ヘッドと選手会幹部4選手が代表で出席することになっていたが、選手からの強い要望で急きょ変更。いったん甲子園に戻って室内練習場で練習し、通夜には全員が参列した。 選手会長の鳥谷は「顔を見ても、まだ信じられないです」と、無念さを隠し切れなかった。 「みんな個々にいろいろな思いがあると思うんで。チームのためにずっとやっていただいたし、日程的にも1日あいて、みんなで来られたことはよかったと思います」 ナインは参列後、新神戸駅から岡山へ移動。選手会長は「スコアラー室で、勝っても負けても、いつも『お疲れ』と声をかけていただいた。何とかいま、自分たちができるのは、優勝を目指してがんばること。それを長さんに伝えました」と全員の意思を代弁した。 首位ヤクルトとはまだ7ゲーム差。6月28日の広島戦(富山)のウイニングボールを祭壇に届けた真弓監督は「とにかく長さんの意をくんで、喜んでくれる試合をどんどんしたいと思います」と誓った。盟友の思い、たくさんの貴重な“遺産”は、決して無駄にしない。虎・平野、3度目球宴「いい報告できる」 “お父さん”に捧げる夢舞台だ! 阪神・平野恵一内野手(31)が30日、選手間投票でマツダオールスターゲームに選出された。6月27日に心筋梗塞で急逝した渡辺長助チーフスコアラーに「いい報告ができる」としみじみ。会見後、西宮市内で行われた通夜で活躍を約束した。 想えば想うほど、思い出があふれた。急逝した渡辺チーフスコアラーへの感謝。 「お父さんって呼んでいた。そしたら(自分を)兄ちゃんって呼んでくれて…」 明るく振る舞いながらも、時には神妙に。球宴出場を決めた平野は、本音を吐露した。 「夢舞台といわれるところ。球宴で何をしたいかより、出して頂けるのが光栄です。下手くそなのに頑張ってきてよかったと思える瞬間。長助さんも亡くなられたから…。いい報告ができたのが一番です」 2年連続3度目の出場は成長の証だ。昨季はベストナインとゴールデングラブ賞を獲得。真の飛躍であることを今季のプレーで証明してきた。真っ先に報告したのは、虎の父親だった。 「(会見前に)長助さんがいつも座っていたデスクに報告してきた」 結果が出ず、スコアラー室のドアを叩いたことは多々。 「いつも明るく背中を押してくれた。もっと、もっと野球を教えてほしかった」。支えがあったからこその成長。伝えられなくなった言葉の代わりに、夢舞台への切符を差し出した。 オリックスからトレード移籍し、初めて臨んだ2008年の春季キャンプ。右も左も分からず、宿舎の食堂で1人で食事をした。声をかけてくれたのが渡辺氏だった。 「1人だったのに、いつも一緒に話してくれた。(全体)練習後も(打撃投手を)投げてくれて。毎年恒例になった」。二度と繰り返されない光景を胸にしまい、自分のスタイルを貫くことを誓った。 「今年は特別な年。シーズンと同じ、自分の力を出し切りたい」 練習後、通夜で霊前に手を合わせて岡山に向かったガッツマン。常に全力。それが恩返しだ。阪神・南球団社長「残念…言葉が出ない」 6月27日に心筋梗塞(こうそく)で亡くなった阪神・渡辺長助チーフスコアラー(享年54)の通夜が30日、西宮市内で行われ、320人が参列した。 葬儀委員長をつとめた南球団社長は「何ともいいようが無い…。早すぎる…」と、言葉を失っていた。 「2歳違いの同世代。一言で言えばショック、残念、ですが…。後は言葉が出てきません。家族より一緒にいる時間が長いくらいの付き合い。四六時中、一緒に飯を食って話をして…。そういう世界。そういう仲間が1人、いなくなった…」 また、1軍ナインが急きょ全員参加するなど、1、2軍の現場、関係者など、球団関係者みんなが参列したことに「みんな大勢来てくれて、ありがたい。みんな同じ気持ちだと思います」としんみりと話していた。岡田監督、試合後渡辺さん通夜参列 阪神のチーフスコアラーで6月27日に心筋梗塞(こうそく)のため亡くなった渡辺長助さん(享年54)の通夜が6月30日、西宮市内の斎場でしめやかに営まれ、球団関係者を中心に320人が参列した。 ◇ ◇ オリックス・岡田監督が西武戦後に渡辺さんの通夜が営まれた斎場へ駆けつけた。阪神監督時代の5年間、渡辺さんがチーフスコアラーの間柄だった。「ミーティングでこう攻めるとか決めつけてよう言うとったよ。選手が迷わんようにな。おれも負けたらスコアラーの責任やでって言うたけど、それだけ信念持ってやっていた」と故人をしのんでいた。
Jun 30, 2011
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阪神・平野、渡辺氏の訃報に涙「つらい」 試合後、バスに向かう平野は、人目もはばからず、泣いた。「信じられない。つらいです」。 渡辺氏の突然の訃報。受け入れられない中で迎えた試合。1点リードの五回無死満塁で、福井から粘りに粘って9球目、125キロを右前に運び、貴重な1点を奪った。 「いい場面で回ってきたんで。『長さん、打つよ。打つからね』と言って打席に入りました。一塁ベース上でやばかった(泣きそう)です。長さんが打たせてくれました。絶対に打てると思っていました」と、涙ながらに話していた。阪神・金本、訃報に沈痛「説得力あった」 2試合ぶりに「7番・左翼」でスタメン復帰した阪神・金本は、3打数無安打1四球。安打こそ出なかったが、五回二死満塁では、右中間に鋭い当たりを放った。試合後は渡辺氏の訃報に「自分の考えをしっかりと持っている方でした。ベテラン選手とも平気で言い合っていたし。それが逆に説得力があった。それだけ自信を持っているんだな、という思いが自分にもありました」とコメント。「本当に残念としか言いようがないです」と、沈痛な表情をしていた。阪神・新井、渡辺氏の訃報「残念としか」 阪神4番・新井は28日、渡辺氏の訃報に、「びっくりしました。やさしい人でした。時々スコアラー室にいって、映像を見ているときも、アドバイスなどしていただき、お世話になっていました。なんでこんなやさしい人が…というのが正直な気持ちです」とコメント。「チャートや配球だけじゃなく、フォーム的なアドバイスもしていただいた。残念としか言いようが無い。つらいです…」と続けた。この日は5打数無安打。五回無死満塁で遊飛に倒れるなどまだ調子が上がらないが、同氏の恩に報いるためにも、必ず爆発してみせる。
Jun 28, 2011
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阪神・スタン5勝!大好きコイ斬り5連勝 ずっと“びしょ濡れ”だった。試合開始早々は蒸し暑さからくる汗で。終盤は降り始めた雨で。だが、それが阪神・スタンリッジにとっての最大の敵だったのかもしれない。元気のないカープ打線を見下ろし、手玉に取った。スイスイと105球。8回を3失点でチーム最多の5勝目をマークした。 「きょうはチームにとっても大事なゲームだったけれど、ワタナベさんのこともあったから、何としても勝ちたかった」 来日してまだ2シーズン目。だが、天に召されたチーフスコアラーが、タイガースのために尽くしていた日々はよ~く知っている。 不幸な知らせに動揺することなく、そして、ワタナベさんに恥じることのない好投だった。 三回までは3人ずつで片づけた。完全試合ペース。四回には不運な形から1点を失い、阪神の外国人投手では1968年のバッキー以来43年ぶりとなる2試合連続完封は消えたが、そこから粘った。 八回の2失点でベンチは継投にシフトしたが、十分に投げきる余力はあったはずだ。 「きょうはラッキーでくぐり抜けた面があったので、もうちょっと修正して次回に生かしたい」 チームの勝ち頭は、貪欲だった。次なる相手は中日、そして巨人と続く。腕の見せ所だ。虎・スタン5勝目「何としても勝ちたかった」 阪神のスタンリッジが8回を3失点にまとめ、チームトップの5勝目を挙げた。 渡辺チーフスコアラーの訃報を試合前に宿舎で聞き、右腕は「何としても勝ちたかった」と強い気持ちで臨んだ。相手打線に的を絞らせず、大量援護にも守られる余裕の展開。それでもスタンリッジは「ラッキーだったところもある。次回までに修正したい」と気持ちを引き締めた。阪神・球児、九回緊急発進!弔い星締めた 絶対に勝つ-。全身全霊で阪神・藤川が白星を守り抜いた。 帰りのバスまでの道のり。潤んだ瞳で宙を眺めた。幾多の思い出が脳裏をかすめたのか。渡辺長助チーフスコアラーの訃報について、少し間を置き、口を開いた。 「う~ん…きのうまで元気やったのに…。ショックやね」 左腕の喪章をなびかせながら、手にしたリーグトップタイの16セーブ目。出番は突如、訪れた。4点リードの九回。最初、マウンドに登ったのは榎田だった。そのため、球児は肩を温め、準備をしていたものの、1度はベンチに戻った。しかし、走者が塁にたまり、不穏な空気が漂うとブルペンへ再び直行。「自分が登板するときはいつも勝負どころだから」と語る男は当たり前のように二死一、二塁の場面で緊急リリーフした。 東出に左前適時打こそ、許したが、最後は梵をフォークで空振り三振に仕留めた。点差があったなか、登板過多が心配されるルーキーを起用したのは『きょうは何としても勝ちたい』という真弓監督の思いがあったに違いない。執念のタクトに守護神がきっちりと応えてみせた。女房役の藤井彰からウイニングボールを受け取ると、いつもなら、勝ち投手に渡すが、この日ばかりは真弓監督に手渡した。 『遺族の方に渡してください』-。そんな思いが込められていたはずだ。お世話になった故人に何ができるか。藤川はバスに乗り込む間際、短い言葉にわき出る感情を凝縮させた。 「勝っていくだけ」 それが何よりの弔いになる。逆転Vを絶対にあきらめない。
Jun 28, 2011
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阪神・ブラゼル、悲報乗り越え弔い2発! 長さん、見てくれましたか! 阪神はクレイグ・ブラゼル外野手(31)がアーチ2発で広島を撃破。この日、心筋梗塞で急死した渡辺長助チーフスコアラー(享年54)に白星を捧げた。虎ナイン全員が喪章をつけて、再び3位浮上。天国に旅立った渡辺さんに、秋には必ず『優勝』という朗報を届けるぞ!! 天国に旅立ってしまった恩人が白球を運んでくれた。お前がやらんでどうする! 右から左の富山湾からの風に、人情深い名スコアラーの声が混じっているようだった。 明るかった性格を表すように晴れ間がのぞいた二回に先制2ラン。そして涙雨が降り注いだ九回はダメ押しのソロ。ブラゼルが2度のウイニングランで白星をささげた。 「渡辺さん自身もタイガースでプレーされていて、そういう思いに応えたかった。全力プレーするように、一生懸命、きょう頑張りました」 突然の別れだった。球場に出発する直前、宿舎の一室に全選手が集められた。午前中に渡辺チーフスコアラーが心筋梗塞(こうそく)のため、54歳の若さで死去した。前に立つ真弓監督の説明を聞いた。言葉を失った。 「常にチームのためにやってくれている姿を、何度も目に焼きつけていたから…」 阪神3年目の今季。開幕からB砲は不振に陥った。スタメンを外される荒療治を受けたこともあった。渡辺氏は生前、他のスコアラーと共同でシーズン終了後、キャンプ前、開幕前など節目に合わせて数百枚にも及ぶ選手個々のデータブックを作成。完成と同時に各プレーヤーに配っていた。 “3年目のジンクス”に陥っているブラゼルに対し、渡辺氏も必死でスランプ脱出法を探っていた。今月上旬、こんな話をしていた。 「僕らは僕らなりに考えた情報を提供している。でも、僕らがバットを構えるわけじゃない。やるのは選手。だから、僕らは選手と徹底的に話し合っていかないと。選手が納得した上じゃないと、グラウンドで力を出せない。ブラゼルに対しても、もっともっと僕らが努力していかないと」 長距離砲は、その姿をずっとみていた。だから言った。 「思い出はひとつじゃないよ。(渡辺氏が)タイガースが大好きで、野球が大好きで朝早くから一生懸命、チームのため選手のために全力を尽くしてくれていたから」 昨年10月5日のヤクルト戦(神宮)以来の自身1試合2発だった。四回は右中間二塁打、七回にも三遊間を破り、4安打4打点の大暴れ。今季初の月間勝ち越しを決めた。真弓監督も「ちょっとね、当たりが出てきたね」。 全員が喪章をつけて挑み弔い星。3位に再浮上した。まだシーズンは半分も消化していない。昨季47発のブラゼルが残り90試合で渡辺氏に恩返しをする。阪神、再び3位浮上!ブラゼル2発4打点 チーフスコアラーの死という悲しみを振り払うかのように、阪神のブラゼルが2本塁打を放った。4安打4打点の大活躍で、チームを再び3位に押し上げた。 二回。振り逃げで出塁した新井貴を一塁に置き、福井の直球を捉えた。バックスクリーンへ先制2ラン。「相手のミスの後だし、初球から打てるところは思い切りいこうと思っていた」と言う。九回はダメ押しの7号ソロを放った。 試合前の宿舎で、真弓監督から渡辺チーフスコアラーの訃報を聞いた。ブラゼルは「われわれはプロ。渡辺さんもプレーしてもらいたかったと思う」と左肩に喪章をつけ、気丈に全力プレーをささげた。 25日の巨人戦で本塁打を放ってから、26日に3安打するなど復調気配。真弓監督も「しっかり(球が)見えるようになってきた」と、大砲の復活を喜んだ。(共同)平野(五回に適時打)「ちょうさん(渡辺チーフスコアラー)のおかげで打てた」マートン(3安打)「勝ててよかった。ラッキーだった」阪神、涙の白星!ブラゼル大暴れで7点快勝 阪神は打線が繋がり快勝。ブラゼルは4打数4安打2本塁打で、4打点の活躍を見せ、監督不在の広島を相手に白星を挙げ3位に浮上した。富山湾からの風に白球が乗った。ブラゼルが二回、バックスクリーンへ先制2ランを運んだ。「相手のミスの後だし、初球から打てるところは思い切りいこうと思っていた。(相手先発は)ルーキーだし、早い回に点を入れたかった」。 0-0の二回だった。先頭の新井貴が振り逃げで出塁(記録は三振と暴投)。前カードの巨人3連戦(甲子園)で打率・455、1本塁打、3打点と大暴れした大砲は、広島のドラフト1位・福井(早大)の初球の直球を見逃さなかった。2試合ぶりとなる6号2ランで、北陸の虎党に完全復活した姿をみせつけた。 この日の朝、渡辺長助チーフスコアラーが富山市内のホテルで心筋梗塞(こうそく)のため、死去。54歳という若さだった。選手には宿舎出発前に球団側が説明。関係者によると、全員が沈痛の面持ちで事実を必死で受け止めていたという。現役を退いてからは1、2軍のコーチや合宿所の寮長を歴任するなど猛虎再建の屋台骨となった渡辺氏へ、何としても白星をささげたかった。 福井とは公式戦初対決。チームは今季、“初モノ”に1勝7敗と分が悪かったが、五回には3点を加え、九回にはブラゼルが2本目の本塁打を放った。投手陣は榎田-藤川球と繋いで反撃を許さず白星を飾った。阪神・ブラゼル、6号バックスクリーン弾 阪神のブラゼルが二回に6号先制2ランを放った。振り逃げで出塁した新井貴を一塁に置いて、福井の直球をバックスクリーンへ。「相手のミスの後だし、初球から打てるところは思い切っていこうと思っていた」と振り返った。 飛ばないとされる統一球に苦しんできたが、25日の巨人戦で本塁打を放ち、26日も3安打と復調気配。左の大砲は「ルーキーの投手(が相手)だし、早い回に点を入れたかったので良かった」と喜んだ。虎マートン、渡辺さんに捧げる猛打ショー 天に召された“恩師”を送り出すように、3度快音を響かせた。恩返しの気持ちをバットに込めたマートンが、勝利を呼び込んだ。 「勝ってよかった。(自身の打撃は)いつも通りだよ。福井は新人だど、いいピッチャーだったから、勝ててラッキーだった」 自身の活躍より、勝利を捧げられたことを喜んだ。三回に4試合連続安打となる右前打を放つと、1点差に迫られた直後の五回に、打者一巡の攻撃を呼び込んだ。無死一、二塁から中前へ。広島の先発・福井を満塁の窮地に追い込み、3得点を演出した。 八回にも右前へ放ち、今季7度目の3安打固め打ちで、打率は・311に上昇。何としても勝ちたかった試合で、白星を引き寄せた。 この日の試合前、渡辺チーフスコアラーが心筋梗塞のため亡くなった。チームを支えてきたスタッフの訃報に、M砲も強く心を痛めた。 「家族の一員だと思っていた。自分もすごくお世話になった。人生は急転することがあるという証ではあるんだけど、すごく辛いことだよ」 今では打つことが当たり前になった男にとって、スコアラーは欠かせない存在だ。来日1年目の昨季は毎試合、野球ノートをつけた。受け取ったデータや傾向をベースに、対戦して感じた印象などを書き込んだ。日本野球への適応やシーズン214安打の新記録樹立の裏には、データ班との“共同作業”があった。 オフにアメリカへ帰国するときには、スコアラーから自身の安打集と守備シーンをまとめたダイジェスト版のDVDを受け取り、虎2年目の準備をした。異国の地での成功を常に手助けしてくれた仲間のために戦い、少しだけ頬をゆるめた。 「きょうは本当に、勝てたことがよかった」 バスに乗る前に、もう1度同じフレーズを繰り返した。天国の戦友に届け-。冥福の祈りと朗報を、マートンは捧げていく。阪神・マートン、今季7度目の猛打賞! 阪神・マートンは6月12日の西武戦(西武D)以来、今季7度目の猛打賞(通算31度目)。マートンが猛打賞の試合は今季4勝3敗。昨季、猛打賞は24度を数えた。 3安打を放ち、今季70安打目。このままでいけばシーズン187本ペース。ちなみに昨季は日本記録となる214安打を放った。
Jun 28, 2011
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復調の兆しを見せていたブラゼルが、富山で大当たり!センターバックスクリーンへの特大ツーラン先制ホームランあわやホームランというセンターオーバーフェンス上段直撃のツーベースセンター犠牲フライレフト前ヒットレフトへのホームラン!4安打4打点2本塁打!!!試合前に亡くなった渡辺長助チーフスコアラーへ送る猛打となりました平野のフェンスにぶつかる超ファインプレー福井のミスからの満塁の後、9球粘っての平野のタイムリーマートンの猛打賞スタンリッジも八回投げきりました俊介もヒットに盗塁成功全員が、一丸となって渡辺長助チーフスコアラーのために頑張りました全員で一丸となって、ペナントを渡辺さんに!!!1回裏 【東出】 センターフライ 【梵】 ショートゴロ 【丸】 センターフライ 2回表 【新井貴】 振り逃げ ワイルドピッチ 【ブラゼル】 センター2ランホームラン C0-2T2回裏 【栗原】 空振り三振 【岩本】 ファーストファウルフライ 【小窪】 ライトフライ 3回裏 【天谷】 センターフライ 【石原】 ライトファウルフライ 【福井】 見逃し三振 4回裏 【東出】 セカンドゴロ 【梵】 デッドボール 【丸】 レフトフライ 【栗原】 ショートヒット 【岩本】 レフトタイムリーヒット C1-2T 【小窪】 ショートゴロ 5回表 【藤井彰】 フォアボール 【スタンリッジ】 ピッチャー犠打(エラー) 【マートン】 センターヒット 【平野】 ライトタイムリーヒット C1-3T 【鳥谷】 フォアボール C1-4T (投手交代)福井 → 上野 【新井貴】 ショートフライ 【ブラゼル】 センター犠牲フライ C1-5T 【関本】 デッドボール 【金本】 センターフライ 5回裏 【天谷】 ファーストゴロ 【石原】 セカンドゴロ 【代打・松山】 センターオーバーツーベース 【東出】 ライトフライ 6回表 (投手交代)上野 → ソリアーノ 【藤井彰】 ライトオーバーツーベース 【スタンリッジ】 セカンドフライ 【マートン】 ファーストゴロ 【平野】 セカンドゴロ(エラー) C1-6T6回裏 【梵】 ライトファウルフライ 【丸】 フォアボール 【栗原】 サードフライ 【岩本】 空振り三振 7回裏 (守備交代)俊介 レフト 【小窪】 ショートゴロ 【天谷】 セカンドゴロ 【石原】 デッドボール 【代打・石井】 センターフライ 9回表 (投手交代)岸本 → 永川勝 【新井貴】 センターフライ 【ブラゼル】 左中間ソロホームラン C3-7T 【俊介】 センターヒット ランナー俊介が二盗 ▼広 島-阪 神 7回戦 (阪神4勝3敗、富山、18:00、15356人) 阪 神 0 2 0 0 3 1 0 0 1 7 広 島 0 0 0 1 0 0 0 2 1 4 【投手】(神)スタンリッジ、榎田、藤川-藤井彰(広)福井、上野、ソリアーノ、岸本、永川勝-石原【責任投手】(勝)スタンリッジ10試合5勝2敗(S)藤川21試合1勝16S(敗)福井10試合3勝4敗【本塁打】(神)ブラゼル6号2ラン(2回、福井)、ブラゼル7号ソロ(9回、永川勝)(広)【戦評】 阪神がブラゼルの4安打4打点の活躍で3位に浮上した。二回に先制の2ランを放つと、五回には中犠飛で追加点。九回はダメ押しの7号ソロを中越えに運んだ。スタンリッジが8回3失点で5勝目。広島は新人福井が4敗目。
Jun 28, 2011
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阪神、巨人に連勝で3位浮上!継投で逃げ切る 阪神は今季9勝を挙げている内海を粉砕。メッセンジャーから最後は藤川まで継投し、3連勝で3位に浮上した。 初回に1点を先制された阪神は二回裏、相手のミスもあり二死一、三塁と同点のチャンスを作ると、先発のメッセンジャーが来日初打点となる同点打。四回裏にはブラゼルが今季第5号のソロ本塁打を放ち、1点を勝ち越した。五回裏にはマートン、平野、鳥谷の3連打で1点を追加。七回裏にも1点を追加し、粘る巨人を突き放した。 先発のメッセンジャーは6回途中2失点でピンチを作った場面で見切りをつけ、榎田にスイッチ。榎田はピンチをしのぎ、1回1/3を無失点に抑え、3番手・小林宏にマウンドを託した。 4-2と2点リードで小林宏、藤川とつないでゲームセット。4投手の継投で逃げ切り、巨人に連勝。借金を「5」に減らし、3位に浮上した。藤川(リーグトップに並ぶ15セーブ目)「あまり良くなかったけど、野手に助けてもらった」メッセンジャー(4勝目)「ゲームをつくって、チームに勝つチャンスを与えられてよかった」鳥谷(2安打1打点)「つなぐ気持ちがヒットになった」阪神・和田打撃コーチ(ブラゼルに)「まだ本来の姿じゃない。ただ、気持ちは変わってくるかな」阪神・メッセンジャー、今季4勝目! 先発した阪神・メッセンジャーはバットでも魅せた。1点を追う二回二死一、三塁で、130キロの変化球を中前にはじき返し、同点打となる来日初タイムリーを放った。自らのバットで試合を振り出しに戻し、「やっと出てよかった。1点負けてたし自分で戻したのは気持ちよかった。二回以降の落ち着きにつながったよ」と振り返った。 投げては5回2/3を5安打2失点に抑え、岩田、スタンリッジと並ぶチームトップタイの今季4勝目を挙げた。「全体的に良かった。ゲームを作れたよ」。真夏日のような晴天で、試合後は顔が真っ赤になっていたが「どれだけ焼けたかは、あしたになれば分かるよ」とご機嫌だった。阪神・メッセ、投打に活躍「やっと打てた」 先発した阪神のメッセンジャーが六回途中まで2失点と粘りの投球で4勝目。「ゲームをつくれたのが良かった」と胸を張った。 この日は打撃でも活躍。1点を追う二回2死一、三塁の好機で打席に入り内海のチェンジアップを振り抜き、中前へ。10打席目での今季初安打は貴重な同点適時打となり、「やっと打てた。自分のバットで同点に戻せて気持ち良かった」と真っ赤に日焼けした顔で満面の笑みを浮かべた。また!またぎ!虎・榎田、9戦すべて0封! 振り返った先に見えたのは百点満点の結果だった。二塁アウトを確認しすると、グラブで小さくガッツポーズ。阪神・榎田が勝利の流れを加速させた。 「(七回は)自分でも最初からいくつもりでした。(盗塁阻止は)大きかったと思います」 巨人の追い上げムードを完全に断った瞬間だ。2イニング目の七回一死一塁。フルカウントからけん制球で一走・谷をにらんで、坂本への6球目。低めのスライダーで空振りを奪った。同時に藤井彰が二盗を阻止して三振ゲッツー。内海のスリーバント失敗の後、相手ベンチの最後の一手も完ぺきに封じた。 「(盗塁は)頭にあったけど、自分は四球だけ気をつけた」 捕手を信じてワンバウンドで勝負。藤井彰も「クイックが早いから、打者勝負にいった」と明かした。バッテリーの信頼関係と高い技術が、見事に巨人の攻撃に勝った。 ピンチでの出番も見慣れた光景だ。1点差にされた六回二死一塁で登場。「長打だけ警戒した。小笠原さんかライアルかどちらか取ればいい」。徹底して外角低めを攻め、小笠原の中前打の後、ライアルを三邪飛に仕留めた。3試合連続無失点。23試合の登板と14ホールドは、堂々のチームトップだ。 ハードな要求に応え続けられるのは、裏付けがあるから。2イニングスを投げた5月15日の中日戦(甲子園)。谷繁から内角直球で見逃し三振を奪った。「谷繁さんは捕手。前の打者の配球も見ていると思った」。スライダー狙いを感じて、自分で球種を選択した。球界屈指の名捕手の裏をもかく冷静なマウンドさばき。この日も健在だった。 真弓監督は「いつもみたいに低めにしっかり放って、長打を食らわない安定した投球」と、安心して見守った。左腕のイニングまたぎは9度目だが、いまだ無失点。後ろは復調した小林宏と絶対的守護神・藤川がいる。ルーキーのアシストは、勝利へのカウントダウンとなる。阪神・小林宏、6戦連続無失点!! 阪神・小林宏は八回を無安打無失点で藤川につないだ。「きのう(24日)と同じ、長打だけないように。投球練習からスライダーが抜けて、低く投げようとしすぎて引っかかっていた。そのなかで抑えないと」。一死から四球を出すが、ラミレスを低めの直球で右飛に打ち取り、リーグ首位打者の長野は遊ゴロに仕留めた。本調子ではないものの6試合連続で無失点。前日24日にも1番・坂本からの好打順を零封。2試合連続でクリーンアップをねじ伏せた。阪神・球児、無失点!セ最多タイ15S! 阪神・藤川が九回を無失点に抑えて、林昌勇(ヤクルト)と並んでリーグ最多タイとなる15セーブ目を挙げた。三者凡退に抑えたものの、脇谷を中堅手・柴田の好捕、古城を遊撃手・鳥谷の好守でアウトにしたことを強調し、「最後の2本は野手に助けられたからね。(調子は)あんまり、よくなかった。今度はちゃんとしたいです」。また、これで通算170S。馬原(ソフトバンク)を抜いて、歴代単独7位に浮上した。
Jun 25, 2011
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ブラ予告V弾!虎、3連勝や!3位浮上や!3連勝や! 3位浮上や!! 阪神はクレイグ・ブラゼル内野手(31)が、巨人・内海から四回に勝ち越しの5号ソロ。5月12日以来のAクラス浮上に導いた。試合前、招待した子供たちに約束したベーブ・ルースばりの“予告弾”を実現。覚醒を予感させる一発で連日のG倒を果たし、虎をさらに上昇気流に乗せた! 子供たちとの約束を守った渾身の一撃で、宿敵を打ち砕いた。ブラゼルの放った弾丸5号ソロが、G2連倒&Aクラス入りへ“橋”を架けた。 「ベストを尽くそうと思っていた。打てて本当によかった。(本塁打を打つと)約束していたから。結果的にそれが実行できて、子供たちも喜んでくれたと思う」 まるでベーブ・ルースのような予告弾は1-1の四回だ。巨人先発・内海の投じた3球目。外角低めへのチェンジアップを鋭くスイング。浜風に乗せて、バックスクリーン左へ突き刺した。 自身7連勝中で、リーグ最多9勝左腕から放った勝ち越し弾は、5月28日の楽天戦(Kスタ)以来17試合64打席ぶりの一発。帽子をとって声援に応え、初めて甲子園に招待したファンが観戦する一塁アルプスに向かって、右手を上げた。 「ファンに感謝の気持ちを表したかったから」 自身の似顔絵を応募券として、球団を通じて観戦希望者を募集した。集まった約400枚すべてに目を通し、昨季の本塁打数にちなんで47人の子供とその親を招いた。 「みなさんのためにホームランを打ちたいし、勝てるように頑張るよ」 試合前の対面で、自ら立てた誓いを果たした。1年前にも有言実行の放物線を描いた。昨季の開幕3戦目、3月28日に真弓監督の母・志津恵さんが82歳で亡くなった。指揮官の配慮から公にされなかったが、弔い弾を約束。次戦3月30日の広島戦(マツダ)で2本塁打を放ち、将を勇気づけ、チームをのせた。 B砲の一撃でチームは巨人に2連勝。今季2度目の3連勝で、指揮官も手応えを感じ取った。 「順位はともかく、チームの勢いを大事にしたい。暑くなって体調を考えながらになるが、この勢いを生かしていきたい。(ブラゼルも)この一発で調子を戻してくれれば」。5月12日以来、44日ぶりの3位に浮上したが、今季初の4連勝を見据える将の視線に、ブラゼルの思いが重なる。 「いい調子が続くようにしたい。練習してきたことが実を結んできたけど、まだまだ結果には満足していない。毎日毎日もっとよくなるようにやっていく」 したたる汗をぬぐい、打率・251、5本塁打からの上昇を誓った。ここ10試合は8勝2敗で、借金を5まで減らした。巨人相手にカード3連勝を飾って、セ界の覇権争いへ。今季初のお立ち台が本領発揮の第一歩。この約束も守ってみせる。阪神・ブラゼル、笑顔で記念撮影 連勝や! 3位浮上や!! 阪神はクレイグ・ブラゼル内野手(31)が、巨人・内海から四回に勝ち越しの5号ソロ。5月12日以来のAクラス浮上に導いた。試合前、招待した子供たちに約束したベーブ・ルースばりの“予告弾”を実現。覚醒を予感させる一発で連日のG倒を果たし、虎をさらに上昇気流に乗せた! B砲のファン招待は今回が初めて。昨年のオフに関係者と試行錯誤し、似顔絵での応募を決めた。この日は試合前練習を終えると、グラウンドからファンの元へ直行し、子供たちと記念撮影。驚き、戸惑う子供に、『もっと近くにおいで』と笑顔でジェスチャーしながら、写真に収まった。「タイガースにいる間は何らかの形でファンへの感謝の気持ちを表していきたい」と、今後もファンを聖地に招いていく。阪神・鳥谷、千金タイムリー!内海ボコった 初夏の日差し対策にかけたサングラス越しでも、相手の動揺は見逃さない。ここぞで、阪神・鳥谷の勝負強さが際立った。 「チャンスだったので、何とかつなごうという気持ちが安打になった」 1点リードで迎えた五回だ。一死からマートン、平野の連打で作った一、三塁の好機に、3つ目の快音を重ねた。先発・内海の内角直球を振り抜き、しぶとく一、二塁間を突破。一気にたたみ掛ける3連打で、試合の流れをグッと引き寄せる3点目を追加した。さらに1点差に迫られた七回一死一、二塁でも、流れを変えた。平野の犠打失敗直後に右前打をかっ飛ばし、続く新井の二ゴロ間に奪った4点目をおぜん立て。当たりを取り戻した猛虎打線の潤滑油役を見事に担った。 これで5戦連続安打と乗ってきた3番打者の復調は、チームにとっても好材料だ。5月3日の巨人戦(東京D)で魅せたクリーンアップ3連発の再現とはいかなかったが、今季4度目の中軸そろい踏み打点をマーク。4戦4勝のデータが示すように、役者が打てば、結果はおのずと付いてくる。 真弓監督は「少しずつみんな調子を上げているんで、やるべきことがしっかりできている」と目を細め、和田打撃コーチは「どんな形であれ、クリーンアップに打点がついてよかった」とうなずいた。 リーグ戦再開の前日24日は、午後1時30分にチーム一番乗りで室内練習場に現れ、気温30度を超える中で黙々と汗を流した。「姿勢でチームを元気づけられるようなプレーをしたい」と2年目を迎える選手会長の役割を位置づける。今季は右手人さし指を負傷し、5月に一時戦線離脱したが、二遊間の打球に果敢にダイブして仕留めたラストプレーは、まさに言葉を体現したものだ。 「守りをしっかりやるのが仕事。2つ勝ったので、あした(26日)もがんばります」 黒土まみれのタテジマをまとった背番号「1」は、クールにG3連倒を予告した。怒涛3連打!マートン点火!平野、続いた! 名脇役コンビはクラブハウスへと戻る階段を上りながら声を弾ませた。 「チーム全体の勝利だ。勝てたことが一番」 マートンはそうウインクをすると、平野は「1、2番がいい仕事をすれば、いい流れがくる。マートンもそう思っているはず」と力を込めた。 五回一死走者なし。内海の直球を右前に押っつけたマートンは「ロースコアだったからね」と走者をためることを意識した打撃であったことを強調した。そして、直後に一、二塁間を破った平野は「打線を少しでも楽にさせられるように。いい仕事がしたい。それだけですよ」。鳥谷の中押し打を呼び込み、吹き出る汗を何度もぬぐった。 本来の猛虎打線に確実に近づいてきた。前日24日、和田打撃コーチはこう語ってた。「1、2番がポイントゲッター、リードオフマンの両方をしてくれている。鳥谷も上がってきている。ブラゼルも長打が打てるようになると、もう少し点が入るよ」 言葉通りにB砲に一発も飛び出した。ガッツマンは今季G戦で打率・375と猛爆しており、26日の第3戦もマートン&平野がダイヤモンドをかき回してくれそうだ。 最近10試合で8勝2敗のワケを問われた真弓監督も「やるべきことがしっかりできている」とほおを緩める。虎の飛車角が実に頼もしい。阪神・新井良、さすが!左キラー健在打!さすが左キラー。阪神・新井良は1点リードの七回先頭で代打登場。内海の初球、113キロのスライダーを逆らわずに右前に弾き返した。「二塁手の頭を越すようなイメージで打席に入っていました」。これで今季マークした5本のヒットは、すべて対左だ。ただし、その後、二走として平野のバントに三塁憤死したことに関しては「猛省しないといけない。ワンテンポ、僕が早ければ。次は絶対、失敗しないようにしたい」と力を込めた。阪神・新井、4番意地見せた!連勝貢献! 阪神4番・新井は渋い働きで3連勝に貢献した。七回二死満塁で2番手・越智の149キロを打ち返し、二ゴロの間に4点目をたたき出した。リーグ戦再開後は2戦連続無安打も、打点を挙げた試合は15勝7敗。その打棒が勝利のカギを握るだけに、26日こそは快音連発に期待がかかる。阪神・金本、スタメン!復調手応えあり! 阪神・金本は「7番・左翼」として、2試合連続のスタメン出場。四球、一ゴロと続き、1点リードした六回一死での第3打席では内海の129キロフォークに反応して、一、二塁間を突破。得点にこそつながらなかったが、存在感を示した。12日の西武戦(西武D)で自打球を右足甲に当ててから4試合欠場していたものの、復調の手応えありだ。
Jun 25, 2011
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やりました!今日も能見ではなく、メッセンジャーそのメッセンジャーが、投打に大活躍!!先取点となるタイムリーと4勝目!ブラゼルにも、一発が出ました!!かなり上向いてきましたそして、守備のミスも二日連続、東野、内海からの勝利!!!今日も榎田、小林、球児は完璧です!!最高です!!!!! 2回表 【ライアル】 サードゴロ 【藤村】 ショートゴロ 【内海】 サードゴロ 2回裏 【ブラゼル】 ピッチャーゴロ 【関本】 ショートゴロ(エラー) 【金本】 フォアボール 【藤井彰】 セカンドゴロ 【メッセンジャー】 センタータイムリーヒット T1-1G3回表 【坂本】 セカンドゴロ 【亀井】 空振り三振 【阿部】 ファーストゴロ 4回表 【ラミレス】 ライトフライ 【長野】 ライトヒット 【小笠原】 セカンドゴロ 【ライアル】 空振り三振 4回裏 【ブラゼル】 左中間ソロホームラン T2-1G5回表 【藤村】 セカンドフライ 【内海】 見逃し三振 【坂本】 センターフライ 5回裏 【メッセンジャー】 見逃し三振 【マートン】 ライトヒット 【平野】 ライトヒット 【鳥谷】 ライトタイムリーヒット T3-1G6回表 (投手交代)メッセンジャー → 榎田 【小笠原】 センターヒット 【ライアル】 サードファウルフライ 7回表 【代打・谷】 レフトヒット 【内海】 スリーバント失敗 ランナー谷が二盗アウト 【坂本】 空振り三振 (守備交代)古城 セカンド 7回裏 【代打・新井良】 ライトヒット 【マートン】 ピッチャーゴロ(エラー) 【平野】 ピッチャーゴロ 【鳥谷】 ライトヒット (投手交代)内海 → 越智 【新井貴】 セカンドゴロ T4-2G (投手交代)越智 → 山口 8回表 (守備交代)柴田 センター (投手交代)榎田 → 小林宏 【亀井】 ファーストゴロ 【阿部】 フォアボール 【ラミレス】 ライトフライ 【長野】 ショートゴロ 9回表 (投手交代)小林宏 → 藤川 【小笠原】 空振り三振 【代打・脇谷】 センターフライ 【古城】 ショートゴロ ▼阪 神-巨 人 8回戦 (阪神5勝3敗、甲子園、14:01、46903人) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 巨 人 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 阪 神 0 1 0 1 1 0 1 0 x 4 【投手】(巨)内海、越智、山口、ロメロ-阿部(神)メッセンジャー、榎田、小林宏、藤川-藤井彰【責任投手】(勝)メッセンジャー9試合4勝1敗(S)藤川20試合1勝15S(敗)内海11試合9勝2敗【本塁打】(巨)(神)ブラゼル5号ソロ(4回、内海)【戦評】 阪神が3連勝で3位浮上。四回にブラゼルのソロで勝ち越し、五回と七回にも1点ずつを加えた。六回途中からは継投で反撃を許さなかった。藤川は15セーブ目。巨人は4位に後退。内海を援護できず、守備でも失策で足を引っ張った。
Jun 25, 2011
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阪神・岩田、4勝!G斬り!お見事!! 奇襲ではなく、信頼の証だった。リーグ戦再開の阪神の“開幕投手”は、なんと岩田。大役を担った左腕が、冷静なマウンドさばきでチームトップタイの4勝目をゲットした。 「深く考えずに、言われたところで投げるだけです」 周囲の驚きをよそに、背番号21が快調に発進した。2点リードの三回、二死から4連打で同点とされるも、それ以降がこの日の“肝”だった。 「(三回まで)上体が突っ込んでいたので、起こすことを意識した。四回はより慎重にいきました」 4連打の後、久保投手コーチがマウンドへ。「前からの悪い癖」を指摘された。低めの投球を意識しすぎて体が前に傾き、逆に球が抜けていたが、イニングの合間に見事に修正した。スライダーとツーシームでバットの芯を外す。得意球を生かして6回を85球で7安打2失点で守りきった。 能見が中5日でフル回転-。巨人ベンチもそう思っていた。ただ、真弓監督は不敵に語った。「(能見が)中5日でいく無理をしなきゃいけないということは、考えていなかった」。1人に頼るばかりではいけない。もう、岩田も立派な柱。大事な一戦を任される一枚になった。 さらに、このローテにはもう1つの好材料も。能見は28日の広島戦(富山)から翌週の中日戦(ナゴヤD)、翌々週の巨人戦(甲子園)の初戦に回る見込み。岩田が1日の横浜戦(倉敷)を経て中5日で中日戦に先発すれば、期待の大きな左腕をGDにダブル投入できるわけだ。信頼に応えるように、岩田は完封を含む3連勝。巨人にも今季3戦2勝となった。 「きょうは最近の中では悪かった。次は完投を狙っていけるように調整したい」 言葉にも貫禄十分。左ひじ手術で昨季を棒に振ったエース候補が、ついにローテの核に座りつつある。よっしゃあ!阪神・藤井彰、冷静にリード スタメンマスクを被った阪神・藤井彰は、三回に二死から4連打で2点を奪われるが、その後はホームを踏ませず、タテジマで初のG倒。勝利の瞬間には派手なガッツポーズを見せた。初体験の伝統の一戦については「子供のころから見てた。憧れとかじゃないですけど…。この1試合、1勝というのは(他の試合と)同じ気持ちでピッチャーをリードした」。試合は平常心で臨み、冷静に投手陣をリード。快勝に一役買った。阪神・球児、3人斬り!1回0封14S! 3試合ぶりに九回のマウンドに登った阪神・藤川は1回を3人で締め、リーグトップタイとなる今季14セーブ目を挙げた。リーグ再開の初戦を白星に、「大事な試合? 大事はいつも大事。前の2人(榎田、小林宏)がいい形で投げて、先頭とって楽になった」と冷静だった。これで、16試合連続無失点と記録を延ばした。「また、あした(25日)ね」。頼れる守護神の目は、次戦へと向けられていた。阪神、盤石の救援陣「前の2人がいい形で」 阪神の救援陣が抜群の安定感で試合を締めた。 6回で降板した岩田の後を継いだのはルーキーの榎田。左腕は「与えられたところでしっかり投げるだけ」と2三振を含む三者凡退に仕留めた。 八回は小林宏。先頭の坂本に中前打を許したものの後続を断ち「(調子は)良くなかったけど、抑えられてよかった」と、ほっとした表情を浮かべた。 九回は藤川が三者凡退でぴしゃり。守護神は「前の2人がいい形で投げてくれた」と、満足げな表情でブルペン仲間をたたえた。(共同)藤井彰(移籍後初の巨人戦に)「この一試合、この一勝と思って投手陣をリードした」阪神・久保投手コーチ(好投の4投手に)「点を取ってもらっているから、それを投手陣で守らないと。いいスタートだね」
Jun 24, 2011
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逆襲の虎いくで!!マートンG倒V打や!G倒や!! マートン様サマ~!! 阪神はマット・マートン外野手(29)の3打点などで巨人に快勝。リーグ戦再開星を飾った。これで3位・Gに0・5差と迫り、25日にもAクラスに浮上する。列島各地は30度を超えるなど、一足お先に夏が到来。真弓虎の熱~い“逆襲の夏”も始まりや!!蒸気が上りそうな聖地に、マートンが逆転Vへのレールを敷いた。今季初の3打点で宿敵巨人を迎撃だ。25日も勝てばAクラス。この熱気、この躍動感。猛虎の夏がついにやってくる。 「本当に大きな1勝だよ。チームとして、いいプレーができたと思う。これからも一生懸命、頑張らないといけないね」 拭っても拭っても汗が吹き出る。最高気温32度。4万6821人を詰め込んだマンモスに興奮するヒーローの声が響く。投打の歯車がガッチリとかみ合っての快勝劇。交流戦明けの白星発進でGと0・5差だ。 「外の球が多かったので、うまく対応できた」 3打点とも二死からだった。1点リードの二回。今季7打席無安打だった東野のスライダーに最後は左手だけで左前へ。二走の金本を迎え入れ2点目をたたき出した。 そしてクライマックスは同点の四回。二、三塁に走者を置いて初球の直球を右中間へ。「簡単にボール、ボールはないだろうと」。決勝の2点二塁打を放った。4日の休み明けも、専売特許のヨミはさえていた。 心身ともにリラックスできていた。20日のオフは大阪市内の海遊館に家族で足を運んだ。世界最大級の水族館で悠然と泳ぐジンベイザメなどを眺めていた。翌21日には甲子園での練習後に神戸市内の王子動物園へ。パンダにシマウマの赤ちゃん。無邪気な姿に疲労感は、いつの間にか吹っ飛んでいた。 だからこそ“アクシデント”にも動揺はなかった。実は一回攻撃終了後、友寄球審から注意を受けた。内容は「スピーディーに打席へ」。打席で土を掘り、ベースの上にバットを一度かざし一度外し、素振り。それがM砲のルーティーン。そこに“物言い”がついた形だったが、心配する周囲をよそに自身のリズムを崩すことなかった。 核弾頭が元気なら勝てる。今季打点をあげると9勝3敗。先頭打者弾で復活した8日のロッテ戦(QVC)からは38打数17安打、打率・447、8打点。それと歩調を合わせるようにチームは7勝2敗と好調だ。それを十分感じている真弓監督は最敬礼だ。「(四回は)走者をためて、勝負強いマートンに回った。同点にされた後のタイムリーですからね。大きかったです」。さらに「これからが大事」とかぶとの緒を締めた。 「カミサマハ、ワタシノチカラデス!! マタ、アシタ! アリガト、ゴザイマ~ス!!」 背番号9の日本語に聖地がわく。この雄叫びが逆転優勝への道しるべ。逆襲の夏が始まった。ガツ~ン!阪神・ブラ、特大先制犠飛! 特訓”の成果を、すぐに見せた。交流戦休みの期間で立て直しを図った阪神5番・ブラゼルが、1安打1打点。一回一死満塁では、追い込まれながら東野の内角134キロをうまく拾い、右翼深くへ先制の特大犠飛を放った。 「和田さん(打撃コーチ)が、長打が出るように一緒に練習に付き合ってくれているからね。いい感じになってきた。(浜風がなければ本塁打?と聞かれて)風のことは、どうしようもできないからね」 試合後は納得の笑顔。三回二死からも大きな中飛を放つと、五回二死からは153キロを叩いて、中前打。「(感触は)最初(の犠飛)はそうでもなかったが、次の中飛の方が感触はよかったよ」と手応えをにじませた。 交流戦最後の3試合は11打数1安打。練習再開日の21日には、真弓監督から今季2度目の“突貫工事”を受けた。恒例のノックバットでのロングティーの最中、指揮官、和田打撃コーチからアドバイス。「フォーム的なものじゃない。(打つ)ポイントの問題」とは将の説明。長細いバットで“間”を作りながら、しっかりと鋭く、ヘッドを走らせ続けた。 打率・251、4発、18打点はまだまだ到底、納得できない数字だ。ただ、視界は確実に開けてきた。反攻へ-。ブラゼルは「次へつながる? そうだね。そうなるといいね」と、静かにうなずいた。阪神・金本、ハッスル!打った!走った! 白球に食らいつき、意地を見せた。勝利の余韻に満ちた帰り道。報道陣の問いかけに、阪神・金本は少しだけ頬を緩め、手を挙げて制した。5試合ぶりに戻った戦場で放った2安打が、宿敵撃破を呼び込んだ。 「(金本は)だいぶ足も動くようになっているし、肩の調子もいいんで(先発で起用した)。塁上を駆け回って、非常にスピードがあって、よかったと思います」 真弓監督は賛辞の言葉を惜しまずに振り返った。1点リードの二回先頭で、東野のスライダーを一閃。鋭いライナーで右前へ運んだ。マートンの左前適時打を呼び込むと、2-2と同点に追いつかれた直後には、足で流れを引き寄せた。 四回一死の2打席目。打ちそこねの小フライがギリギリで投手の頭上を越えた。マウンド後方で打球が跳ねる間に、全力疾走で一塁へ。必死のチャンスメークに、勝利の女神が微笑んだ。 二死一塁から岩田の三ゴロをライアルが“トンネル”。一気に三塁を奪うと、M砲が2度目の快音。43歳の一打がチームに活力を呼ぶ。和田打撃コーチは「カネ(金本)が打つと盛り上がるよね。スイングがよくなっている」と目を細めた。 12日の西武戦(西武D)で右足甲に自打球を当て、4試合欠場した。リーグ戦再開を前にしてスタメンか、代打か。起用法に注目が集まった。前日23日の練習では真弓監督から直々のノックを受けた。そして5試合ぶりの“戦線復帰”で2安打2得点。存在感を示した。 痛めている右肩の状態は上向きだが、守備では不安が残る。三回の守備では坂本の左中間への当たりを追った。打球は差し出したグラブの下を抜け二塁打に。直後に亀井の左前打で一気にホームへかえられたが「亀井の当たりは絶対に無理。坂本の打球は最後にドンと落ちるから難しい。仕方ない」と山脇守備走塁コーチ。精いっぱいのプレーを続けた。 16日の阪急阪神HDの株主総会では、自身への厳しい意見が出たが、真価を見せるのはこれから。宿敵から響かせた2度の快音が、猛虎と金本の“反攻”を加速させる。阪神・鳥谷、完全復調10戦14安打! 阪神・鳥谷は4試合連続安打をマーク。4打数1安打ながら、一回一死一塁から放った遊撃内野安打が坂本の悪送球を誘い、先制の好機を演出するなど、リーグ戦再開星に貢献した。 「まだ1試合だけですから。あした続けて勝たないと」と視線はすでに次戦へ。最近10試合では39打数14安打、打率・359。完全に本来の姿を取り戻しているだけに、さらなる活躍が期待される。
Jun 24, 2011
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予想に反して、岩田でしたが、岩田、榎田、小林、球児と好投!とくに抑え三人は完璧でしたね!!!ブラゼルの犠牲フライに、マートンの2タイムリー!そして、ひさびさ金本が走りまくって、元気でした!!!完勝でした!!!!!1回表 【坂本】 サードゴロ 【亀井】 レフト線ヒット 【阿部】 セカンド併殺打 1回裏 【マートン】 見逃し三振 【平野】 センターヒット 【鳥谷】 ショートヒット 【新井貴】 フォアボール 【ブラゼル】 ライト犠牲フライ T1-0G2回表 【ラミレス】 空振り三振 【長野】 セカンドゴロ 【小笠原】 ライトヒット 【ライアル】 ライトフライ 2回裏 【金本】 ライトヒット 【藤井彰】 ファーストファウルフライ 【岩田】 サード犠打 【マートン】 レフトタイムリーヒット T2-0G ランナーマートンが二盗 4回表 【小笠原】 キャッチャーファウルフライ 【ライアル】 空振り三振 【藤村】 空振り三振 4回裏 【関本】 サードライナー 【金本】 ショートヒット 【藤井彰】 空振り三振 【岩田】 サードゴロ(エラー) 【マートン】 右中間2点タイムリーツーベース T4-2G5回表 【代打・高橋信】 空振り三振 【坂本】 ショートゴロ 【亀井】 ピッチャーゴロ 5回裏 (投手交代)東野 → 西村 6回表 (守備交代)俊介 レフト 【阿部】 フォアボール 【ラミレス】 セカンドライナー 【長野】 レフトヒット 【小笠原】 空振り三振 7回表 (投手交代)岩田 → 榎田 【ライアル】 サードゴロ 【藤村】 空振り三振 【代打・谷】 空振り三振 8回表 (投手交代)榎田 → 小林宏 【坂本】 センターヒット 【亀井】 レフトフライ 【阿部】 空振り三振 ワイルドピッチ 【ラミレス】 セカンドゴロ 9回表 (守備交代)柴田 センター (投手交代)小林宏 → 藤川 【長野】 センターフライ 【小笠原】 セカンドゴロ 【代打・高橋由】 空振り三振 ▼阪 神-巨 人 7回戦 (阪神4勝3敗、甲子園、18:02、46821人) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 巨 人 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 阪 神 1 1 0 2 0 0 0 0 x 4 【投手】(巨)東野、西村、高木-阿部(神)岩田、榎田、小林宏、藤川-藤井彰【責任投手】(勝)岩田9試合4勝5敗(S)藤川19試合1勝14S(敗)東野11試合2勝7敗【本塁打】(巨)(神)【戦評】 阪神は2-2の四回二死二、三塁からマートンが右中間に勝ち越しの2点二塁打を放った。マートンは2安打3打点の活躍。岩田が6回2失点で4勝目。七回以降の継投も決まった。巨人は四回にライアルの失策が失点につながった。
Jun 24, 2011
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阪神・鳥谷、完全復活!今季初3打点や! 梅雨の晴れ間が広がった甲子園の空に、3度快音を響かせた。今季初の3打点を挙げた阪神・鳥谷が、交流戦快勝締めにほおを緩めた。 「何とか点を入れておかないといけない場面だったので、打ててよかったです。内角甘めにきたんで引っ張った」 2点リードで迎えた四回だ。下位打線が無死一、三塁とチャンスメークするも1、2番が相次いで凡退。そんな嫌なムードを頼れる3番が振り払った。永井の内角直球を一閃。右翼線を襲う適時二塁打で、3点目をたたき出した。「前の打席で三塁に進められなかったんで…」。 三回無死二塁で見逃し三振を喫した悔しさを晴らすと、待望の一撃も飛び出した。5点リードの六回二死一塁で、2番手・ヒメネスの147キロをフルスイング。弾丸ライナーで黄色く染まった右翼席へ運んだ。5月3日の巨人戦(東京D)以来、33試合&117打席ぶりのトドメを差す2号2ラン。「オマケみたいなものですね」と振り返ったが、一塁ベースをけると、めずらしく右こぶしを握った。 打っては今季3度目の猛打賞、守っても華麗に2併殺を完成させた。そして、四回二死二、三塁。新井の左前打で二走鳥谷は、ホームへ好走塁だ。右手人さし指のつめの裂傷を負った5月15日の中日戦(甲子園)から1カ月が経ち、完全復活を印象づけた。 背中でナインを引っ張る選手会長は、ユニホームを脱げば3児のパパだ。「去年は父の日か誕生日に、子どもが描いた絵をもらいました」。ファンの期待に応え、子どもたちが待つ家路を急ぐヒーローは、どこか誇らしげだった。 和田打撃コーチは「指をやってから引っ張る打球が少なかった。これから上がっていくと思う」と復調を予告した。 アクシデントを乗り越え、背番号「1」の反攻態勢が整ってきた。阪神・新井、鳥谷に負けじとタイムリー! どんよりとした曇り空の下で、阪神の4番新井も負けじと輝きを放った。前夜の降雨コールドゲームによる敗北で、スッキリとしない虎党の心を、快勝劇で晴れやかにした。 「ナイスゲームです」 3点リードで迎えた四回二死二、三塁。永井が投じた133キロのフォークを捉えると、白球は左前で弾んだ。2点適時打は、8打席ぶりの「H」マーク。6月12日の西武戦(西武D)以来のタイムリーだ。 新井の1試合複数打点となると5月3日の巨人戦(東京D)。あの鳥谷、新井、ブラゼルのクリーンアップ3連発が飛び出した試合までさかのぼる。昨季112打点を挙げた主砲も、今季50試合を終え26打点。猛虎打線の核を担う者としてはまだまだ物足りない数字だったが、もう心配はいらない。 復調ぎみの、3番鳥谷に合わせて、4番の状態もここにきて右肩上がり。交流戦最終戦も勝利で締め、上昇ムードでリーグ再開を迎えることができる。 「しっかり準備をして、またね。(リーグ再開まで)ちょっと日にちが空くんで、しっかり準備をしてやっていきたい」 この日、打線は10安打7得点を挙げたが、復調したと呼ぶにはまだ早い。昨季チーム打率・290を残した“新・ダイナマイト打線”の完全復活へ-。それは4番のバットしだいだ。虎・平野、13度目のマルチ「去年みたいに」 阪神・平野は三回に左翼線へ二塁打を放つなど5打数2安打。今季13度目のマルチ安打を記録した。打率も・291と上がったがまだ本調子とはいえない。昨季は打率・350を残し、他球団からのマークは激しくなったが、切り込み隊長は「そこをかいくぐってね。なんとか僕が塁に出て、できれば去年みたいに(打線が)つながっていけばいい」とリーグ戦からの巻き返しを誓った。阪神・林、好機演出「うまく引っ張れた」 2試合ぶりに左翼で先発出場した阪神・林が、先制の好機を演出した。二回一死一塁で右前打を放ち、一死一、三塁とチャンスを広げた。 「つないでつないでと、気持ちでいきました。うまく引っ張れた。(塁に)出てよかった」。前回出場の15日の日本ハム戦(甲子園)でも七回に好機を広げる遊撃内野安打を放ち、ダルビッシュ攻略に貢献。一発も秘める左の大砲が、打線につながりをもたらしている。阪神・関本、渋く7試合連続Hや 阪神・関本は交流戦白星フィニッシュに渋い働きで貢献した。「6番・二塁」で8試合連続先発し、二回一死で四球を選んで出塁。続く林の右前打で一気に三塁まで進むと、藤井彰の適時打で先制のホームを踏んだ。 三回には中前打を放ち、連続試合安打を「7」に伸ばした。
Jun 19, 2011
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阪神・スタン、苦手デーゲームで今季初完封! まだ明るい聖地で歓喜のジェット風船が舞った。そんな色鮮やかな光景よりも、白い歯をこぼす端正なマスクは映えていた。阪神・スタンリッジが今季初完封。それも苦手と言われ続けたデーゲームで初めて成し遂げた。 「デーゲームでやっただろ。これから『デーゲームで投げられない』とかいう目で見ないでね」 ニヤリと笑い、アメリカンジョークたっぷりに振り返った132球。通算12試合で2勝3敗、防御率7・03だったデーゲームで快投だ。一回一死一、三塁のピンチをしのぐと、その後は圧巻。「一番よかった」という130キロ台のカットボールでカウントを稼ぎ、手元で微妙に動く最速152キロの直球で楽天打線をねじ伏せた。ストライク先行の理想的な投球で7奪三振。真弓監督も「球の切れ、コントロールもよかった」と手放しで喜んだ。 “ファーザーズ・デー”に愛する2人の父親へ注文通りのプレゼントを贈った。3日前の16日には義理の父・ビルさん(64)に電話で「もし父の日に投げるなら、完封してくれよ」とお願いされた。前日18日には実父・ウェインさん(61)とも連絡を取り、「普通に投げればいいんじゃないか」と背中を押してもらった。昨季7月19日広島戦(甲子園)以来、335日ぶりのシャットアウト勝ち。見事期待に応えてみせた。 練習熱心な右腕は万全なコンディション作りを怠らない。先発翌日はランニング中心のメニューで血液の循環をよくして、疲労物質を取り除くことが必要不可欠。そこで助っ人は、登板翌日にチーム練習だけでなく、自主的に兵庫・武庫川沿いでジョギングを行う。試合でベストを尽くすために1年以上続けるルーティーンワークが好結果を生んでいる。 「スタンドで(息子の)キャッシュや奥さんも見に来ていた。自分にとってもよかったよ」 最高のパパとしての姿も見せたナイスガイ。リーグ戦再開後も頼もしい男の活躍が猛虎に希望の光をもたらす。阪神・スタンリッジ、今季初完封で4勝目 阪神の先発・スタンリッジは楽天打線を4安打に抑え今季初完封で4勝目。打線は鳥谷が2ランを含む3安打3打点でチームを引っ張った。 阪神は三回までに、藤井彰の適時打などで2点をリード。四回に鳥谷、新井の適時打で3点を追加すると、六回には鳥谷が今季2号となる2ランを放ち、7-0としてスタンリッジを援護した。 大量リードをもらったスタンリッジは、打たせて取るピッチングで楽天打線を翻弄。最終回には松井稼に三塁打を打たれたが、牧田を一ゴロに仕留め今季初完封。9日のロッテ戦に続く連勝で、4勝目を挙げた。藤井彰(先制打に好リードの活躍に)「(適時打は)たまたま。スタンリッジがすごくいい投球をしてくれた」新井貴(四回に適時打で2打点に)「ナイスゲーム」阪神・和田打撃コーチ(右方向へ3安打を放った鳥谷に)「今までは引っ張る打撃がなかった。今後は(状態が)上がってくると思う」阪神・スタン、藤井彰に感謝しきり阪神の先発・スタンリッジは終始、女房役の藤井彰に感謝の思いを口にした。まずはお立ち台で「藤井さんのリードがよかった」と話すと、報道陣の囲み取材でも「調子もよかったし、結果にも満足している」と語った後、自ら話を切り出した。「でも、特に大きかったのは藤井さんのリードだよ。自分と同じ考えで、同じプランでリードしてくれる。感謝したい」。絶大な信頼関係が完封をもたらしたのは間違いない。阪神・藤井彰、V撃!あっぱれ満点新女房どやっ! 俺が主役や!! 阪神は藤井彰人捕手(35)が打って、走って、守って…の大活躍で交流戦ラストを白星で締めくくった。24日からリーグ戦が再開。いきなり甲子園に巨人を迎え撃つ。借金7。首位ヤクルトとのゲーム差6・5は射程圏内。これから虎の逆襲や!! アルプスを埋め尽くすファンに、自宅で待つ愛娘に、パパの凄さを見せつけた。初めて立った甲子園のお立ち台。「僕じゃなくて鳥谷じゃないんですか?」。藤井彰の控え目な言葉にスタンドが沸く。交流戦最終戦。小さなヒーローの背中が、誰よりも大きく見えた。 「(打席で)ヤバイな~と思っていたんですよ。点が入ったからよかった。追加点もとれて、ダメ押しと、いい感じで点が入ったから、スタン(リッジ)もいいリズムで投げられたと思う」 攻守で会心の勝利を演出した。まずは二回。一死一、三塁から楽天の先発・永井の外角スライダーを思い切り叩いた。三遊間をしぶとく破るタイムリーで先制点を挙げると、四回先頭では144キロの直球をとらえた。中堅左へのライナーで全力疾走し、息を切らしながら二塁へ。好機を作り、鳥谷、新井のタイムリーを呼び込んだ。 守備では三回二死一塁で鉄平の二盗を阻止。スタンリッジを巧みにリードし、楽天打線を散発4安打に封じ込めた。8日のロッテ戦(QVC)で先発マスク初勝利を飾ってから、これで先発7試合で6勝1敗。城島の代役どころか、いまやチームの救世主だ。 前日18日は35度目の誕生日。長女・彩乃ちゃん(7)が手紙をくれ、笑顔で送り出してくれたが、雨天コールド負け。悔しい思いを抱えて自宅に帰ると、愛娘が出迎えてくれた。 「帰ったら起きて待っていてくれた。次の日が日曜日だから起きていてね。試合も見ていてくれた。何やってんねんって言われたよ。2、3歳から野球見てるから、全部分かるんですよね」 翌朝再び『パパ頑張ってね』と背中を押された。父の日だと「知らなかった」父親は、娘から2日続けてのエールを胸に、前日のうっぷんを晴らした。 「ずっといいリードをしてくれている。打つ方は意外としぶといんでね」。虎入りの父である真弓監督は、教え子の奮闘に目を細めた。近鉄時代に教えを受け、FA宣言した自分を真っ先に口説いてくれた。グラウンド上の父とも呼べる指揮官がベストファーザー賞を授与された日に、白星のプレゼント。 「まだ借金があるんでね。一つ、二つ、三つと返していきたい」 24日からリーグ戦が再開。1・5ゲーム差で追う3位巨人と聖地で相まみえる。まだ借金7を抱えるが、藤井彰が流れは引き寄せた。まずはG倒だ。扇の要が、猛虎の反攻を導く。
Jun 19, 2011
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やりました!!!!!藤井、鳥谷が、うちまくったり、はしりまくったりそして、楽天のひどい守備もたくさんありましたスタンリッジ!!すばらしい投球でした!!星野さんの下でやってた矢野と赤星の解説おもしろかったなぁ昨日のいやな雨天コールドで、また悪い時の感じがよぎりましたがすごく気持ちよい勝利でした!この調子で、弱いセリーグ相手に勝ちまくるぞ!!!!1回表 【鉄平】 ショートヒット 【聖澤】 ファースト犠打 【松井稼】 ファーストゴロ(エラー) 【ガルシア】 ライトフライ 【草野】 ピッチャーゴロ 2回表 【高須】 セカンドライナー 【横川】 見逃し三振 【嶋】 空振り三振 2回裏 【ブラゼル】 センターフライ 【関本】 フォアボール 【林】 ライトヒット 【藤井彰】 レフトタイムリーヒット T1-0E 【スタンリッジ】 スリーバント失敗 【マートン】 ショートゴロ 3回表 【永井】 サードゴロ 【鉄平】 レフトヒット 【聖澤】 空振り三振 ランナー鉄平が二盗アウト 【松井稼】 途中終了 3回裏 【平野】 レフト線ツーベース 【鳥谷】 見逃し三振 【新井貴】 ファーストファウルフライ 【ブラゼル】 サードフライ(エラー) T2-0E 【関本】 センターヒット 4回表 【松井稼】 セカンドゴロ 【ガルシア】 空振り三振 【草野】 ピッチャーゴロ 4回裏 【藤井彰】 センターツーベース 【スタンリッジ】 キャッチャーゴロ(エラー) 【マートン】 ライトフライ 【平野】 空振り三振 【鳥谷】 ライト線タイムリーツーベース T3-0E 【新井貴】 レフト2点タイムリーヒット T5-0E5回表 【高須】 ライトヒット 【横川】 ショートゴロ 【嶋】 セカンド併殺打 (守備交代)伊志嶺 キャッチャー 6回表 【代打・銀次】 センターフライ 【鉄平】 フォアボール 【聖澤】 見逃し三振 【松井稼】 サードゴロ 6回裏 (投手交代)永井 → ヒメネス 【スタンリッジ】 見逃し三振 【マートン】 ショートゴロ 【平野】 レフトヒット 【鳥谷】 ライト2ランホームラン T7-0E7回表 (守備交代)柴田 センター 【ガルシア】 ショートゴロ 【草野】 レフトフライ 【高須】 ショートフライ 8回表 【横川】 見逃し三振 【伊志嶺】 空振り三振 【代打・ルイーズ】 センターフライ 9回表 【鉄平】 フォアボール 【聖澤】 セカンド併殺打 【松井稼】 ライト線スリーベース 【牧田】 ファーストゴロ ▼阪 神-楽 天 4回戦 (2勝2敗、甲子園、14:02、46901人) 楽 天 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪 神 0 1 1 3 0 2 0 0 x 7 【投手】(楽)永井、ヒメネス、美馬-嶋、伊志嶺(神)スタンリッジ-藤井彰【責任投手】(勝)スタンリッジ9試合4勝2敗(敗)永井10試合3勝3敗【本塁打】(楽)(神)鳥谷2号2ラン(6回、ヒメネス)【戦評】 阪神が快勝した。スタンリッジは緩急を使った投球で4安打に抑え、4勝目を今季初完封で飾った。打線は二回に藤井彰の左前適時打で先制し、その後も効果的に得点した。楽天は失策が失点につながり、再び最下位に転落した。
Jun 19, 2011
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阪神・マートン、神の子や!奇跡!ダル倒! 奇跡や! ミラクルや!! 阪神が日本ハム戦の七回、マット・マートン外野手(29)の右前打でダルビッシュ有投手(24)を粉砕。三回には連続イニング無失点記録を「46」で止め、ニッポンの不沈艦エースを仕留めた。鮮やかなダル倒で4位に浮上し、3位巨人とは0.5差。さあ、快進撃の始まりや!!まさに、アンビリーバブル。今季最多4万6951人の観衆が“奇跡の証人”だ。虎党の絶叫がこだました七回。ダル攻略の主人公となったのはマートンだった。「神様はわたしの力です。毎度、おおきに」。虎党の視線を一身に集めたお立ち台。いつもの日本語のフレーズが、いつにも増して、ハートに染みた。文字通りのミラクル。甲子園に新たな“歴史”を刻んだ瞬間だった。 「シンプルに考えて、打てる球を逃さずにバットのしんで打とうと思った。いいところに飛んでくれたね」。同点で迎えた七回二死一、二塁。ダルビッシュの149キロの外角真っすぐを右前に弾き返した。本塁送球が二走・柴田の足に当たる運も味方に付けた。鮮やかな決勝打。ダルビッシュに51イニングぶりに浴びせた適時打で、難攻不落の男の連勝を8で止めた。 ゼロ行進を46イニングで止めたのもM砲のバットだった。三回、143キロを左中間へ運ぶと、中堅・糸井が弾く間に一気に二塁へ滑り込んだ(記録は中前打と失策)。その後二死三塁で、ダルビッシュの暴投で先制のホームイン。「40回以上も点を取れない投手に、なんとか点を取れる状況にしたかった」。斬り込み隊長を先頭に、チーム一丸でみせた執念が得点に結びついた。 リベンジの舞台だった。1日の前回対戦(札幌D)で9回4安打の完封負け。4タコに終わった試合後、メジャー通算354勝のロジャー・クレメンス以上と評して脱帽したM砲。球団関係者に「彼は打てないよ」と弱音を吐いた。さらに0封を重ねて44イニング連続無失点で乗り込んできた豪腕との再戦だったが意地があった。 試合前の打撃練習では、右投手を通常より約30センチ前に立たせた。試合前のミーティングでは、野手全員が「直球狙い」を合言葉に徹底した。毎日欠かさず野球ノートを付ける助っ人は、スクラップブック作りにも精を出す。アウトカウントを間違えて球をスタンドに投げ込んだ5月26日のロッテ戦(甲子園)の大失態も、自らへの戒めとして加えた。そんな酸いも甘いも詰まった球史にダル攻略も刻まれるに違いない。 武田勝、ダルビッシュのWエースを立てた日本ハムを連破して4位に浮上し、3位巨人に0・5ゲーム差。真弓監督は「きのうからずっと、興奮しています。本当に弾みがつくと思います」と胸を張った。 「ここ6試合で5勝して、チームはいい状態になってきた。これからもいいプレーをしたいね」。マートンの言葉に確かな自信がみなぎる。眠れる猛虎が、ダル撃ちで目覚めた!!阪神・関本、前夜のヒーローまた大暴れや! この男の活躍があれば、甲子園は沸く。攻守に値千金。前夜のヒーローが、また欠かせない仕事をした。貴重過ぎる1点の口火を切ったのは阪神・関本だった。 「何を狙っていたかなんて、いえないよ。3三振でも仕方ないと思って、開き直った。(ダルビッシュは)そのクラスの投手だから」。迷いはなかった。同点の七回先頭、初球のスライダーを振り抜いて三遊間を真っ二つ。5試合連続の安打で、4イニングぶりの走者になった。先制した三回以来となる先頭打者の出塁。何かが起きる雰囲気を呼んだ。代走・俊介を送られてベンチへ。数分後、勝ち越し劇に飛び跳ねた。前日14日も最後の打席でサヨナラ打。投手戦にピリオドを打った男は、2打席連続三振の後の打席でまた輝いた。 「最少失点で切り抜けられて、よかったね」。クールに振り返ったのは、「守り」だ。六回二死一、二塁。稲葉の二遊間のゴロを横っ飛びで止めた。内野安打になったが、抜ければ確実に同点打。誰もが悲鳴を上げた瞬間のビッグプレーだった。同じ回の先頭・小谷野の打球もダイブで死守。結果的に同点にされたが、2つの美技がなければ試合の流れは或いは…。真弓監督も「何とか止めてくれて、ああいう1つ1つのプレーが、勝ちにつながっていく」と絶賛した。 2009年以降は一塁での出場が主になったが、本職で抜群の働きだ。「二塁を守っておけば、一塁はできる」。昨年も今春も、春季キャンプで二塁のノックを受けまくった。かつて804連続守備機会無失策で二塁手のセ・リーグ記録を達成した名手は健在。1球1球捕手の配球を確認して守備位置を変えることは欠かさない。昨年引退した矢野燿大氏(現野球評論家)との信頼関係が厚く、捕手との議論も積極的に交わした。ポジショニングや連係。培ってきた感覚は、何度でも猛虎を救う。 6試合連続スタメンでチームは5勝1敗。生え抜き選手では、桧山に次ぐ15年目のベテランが猛虎を活気づけている。千金死球!阪神・桧山、ダル謝らせた まさに一喜一憂。スタンドのファンも大興奮の七回だったが…。決め手となったのは、代打の神様の“顔”!? 阪神・桧山の価値ある死球が、劇的な勝利へとつながった。 「(死球は)大丈夫、大丈夫」 大きな1勝に試合後の桧山も笑顔、笑顔だ。 流れが変わった。無死一、二塁から藤井彰のバント併殺で、静まり返っていた甲子園。『代打・桧山』のコールに再び沸くも、140キロ後半のえげつないカットボールで簡単に2ストライク。しかし3球目。内角を狙った149キロが右ひざ付近をガツン! 相当痛かったはずだが、元気に一塁へ歩く桧山にダルビッシュも帽子に手をやりペコリ。ムードがもう一度グッと盛り上がった。 マートンの右前打で本塁返球がそれる間には一気にホームを狙う激走も披露。惜しくもタッチアウトだったが、しびれる七回の攻撃となった。 代打打率・333に得点圏打率も・429。42歳を目前に、いまだ衰えぬ存在感。関東遠征中の10日には、母校・東洋大の応援に神宮へかけつけた。後輩の熱闘に闘志をもらうと同時に、同級生らと再会。さらに“驚く再会”もあった。 「俺らの時からずっと応援してくれている人なんや」。桧山が大学生の時から東洋大を応援しているファンと球場内でバッタリ。笑顔で記念写真に応えた。自分に注がれる温かい視線、エール。改めて感じた。元気な姿を見せることが、ファンへの恩返しだ。反攻へ、大ベテランが、これからも存在感を示す。4番の気迫や!虎・新井、ダルの記録止める 阪神の4番の気迫が、ダルビッシュの無失点記録を止めた。三回二死三塁で打席に立った新井のカウント1-1からのダルの暴投で大きな1点が刻まれた。「誰もが認める日本のエースですから。暴投? どんな形であれ点が入ったのはいいこと」。直後の4球目を左前に運び、ダルから2安打。三回の甲子園のスタンドは熱気に溢れていたが、「それは感じていました。会心のゲームじゃないですか。チーム全員の力で勝てたゲームです」と、力強く語った。阪神・柴田、勝利に貢献「気持ちよかった」 七回に遊撃内野安打を放った林の代走で出場した阪神・柴田が、勝ち越しのホームを踏んだ。七回二死一、二塁からマートンが右前打を放つと、二走の柴田は三塁を蹴りホームへ突入。右翼手からの返球がスライディングした柴田に当たり一塁ベンチ方向へ転がる間に生還した。勝利に貢献した若虎は「ああいう形で決勝点を挙げられて気持ちよかった。キャッチャーを突き飛ばすようなスライディングをした」と興奮気味に振り返った。阪神・平野、通算200犠打に「まだまだ」 阪神・平野が三回無死二塁から投前バントを決めて、通算200犠打を達成した。「マートンがいいスタートを切ってくれた。まだまだヘタクソだから、人一倍練習してみんなに認めてもらえるようにならないと」。プロ野球史上31人目と聞かされると「それだけ(しか達成していないの)? うれしいね」と、記録の重さを再認識した様子。この日発表された球宴の中間発表でセ二塁手部門でトップに。現在は内外野二刀流だが、嬉しいファンの後押しだ。
Jun 15, 2011
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なんと、あの強い日ハムに連勝!!それも、武田、ダルに連勝!!ダルビッシュの連続無失点記録は「46回2/3」ワイルドピッチでストップメッセンジャーが好投し、ピンチも関本のファインプレー連発で粘りましたが同点に追いつかれ、しかし、メッセンジャー、榎田がすばらしい投球!!関本、林の連打、代走も二人送って押せ押せ!!しかし藤井の送りバント失敗ゲッツーチャンスが消えたかと思いましたが、桧山が四球、マートンがタイムリー!!!ホームへの送球がそれたところ桧山もつっこみましたが、これはアウト。。。その1点差を藤井とのバッテリーで開花した小林がクリーンナップを三人で!中田、空振り三振 ホフパワー、ファーストゴロ 稲葉、空振り三振 そして、最後球児が二岡に打たれたものの、その前の今成、、あとの陽、そして最後の田中と三三振で、ダルビッシュから勝利をもぎとりました!!!!!!!!1回表 【田中】 サードフライ 【今浪】 レフトフライ 【糸井】 センターヒット 【中田】 レフトヒット 【ホフパワー】 見逃し三振 2回表 【稲葉】 ファーストゴロ 【金子誠】 センターフライ 【大野】 センターフライ 3回表 【ダルビッシュ】 セカンドゴロ 【田中】 フォアボール ランナー田中が二盗 【今浪】 空振り三振 【糸井】 デッドボール 【中田】 空振り三振 3回裏 【マートン】 センターヒット 【平野】 ピッチャー犠打 【鳥谷】 空振り三振 ワイルドピッチ 【新井貴】 レフトヒット T1-0F4回表 【ホフパワー】 サードフライ 【稲葉】 空振り三振 【金子誠】 見逃し三振 5回表 【大野】 センターフライ 【ダルビッシュ】 ショートゴロ 【田中】 セカンドゴロ 6回表 【代打・小谷野】 セカンドゴロ 【糸井】 ライトヒット 【中田】 センターフライ 【ホフパワー】 フォアボール 【稲葉】 セカンドヒット 【金子誠】 レフトタイムリーヒット T1-1F 【大野】 セカンドゴロ 7回表 (投手交代)メッセンジャー → 榎田 【ダルビッシュ】 サードゴロ 【田中】 サードフライ 【小谷野】 フォアボール 【糸井】 見逃し三振 7回裏 【関本】 レフトヒット (代走)俊介 【林】 ショートヒット (代走)柴田 【藤井彰】 キャッチャー併殺打 【代打・桧山】 デッドボール 【マートン】 ライトタイムリーヒット T2-1F8回表 (投手交代)榎田 → 小林宏 【中田】 空振り三振 【ホフパワー】 ファーストゴロ 【稲葉】 空振り三振 9回表 (守備交代)新井良 ファースト (投手交代)小林宏 → 藤川 【代打・今成】 空振り三振 【代打・二岡】 ライトヒット (代走)村田 ランナー村田が二盗 【代打・陽】 空振り三振 【田中】 空振り三振▼阪 神-日本ハム 4回戦 (2勝2敗、甲子園、18:02、46951人) 日ハム 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪 神 0 0 1 0 0 0 1 0 x 2 【投手】(日)ダルビッシュ-大野(神)メッセンジャー、榎田、小林宏、藤川-藤井彰【責任投手】(勝)榎田21試合2勝2敗(S)藤川18試合1勝13S(敗)ダルビッシュ10試合8勝2敗【本塁打】(日)(神)【戦評】 阪神が4位浮上。1-1の七回二死一、二塁からマートンの右前打で勝ち越し、継投で逃げ切った。3試合連続完封していた日本ハムのダルビッシュは、10三振こそ奪ったが8回9安打2失点で2敗目。連続イニング無失点も止まった。
Jun 15, 2011
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しびれました!!!!岩田が武田と、ものすごい投手戦!!!梨田監督も、スライダーが消えた!というほど、ものすごい球の切れ!!!その岩田が、10回のマウンドへ上がるため、投球練習をしながら見つめる二死二塁二度のチャンスをつぶしてしまった関本チャンスに強い関本武田から代わった増井のストレートにタイミングが合わないが、執拗にファールで粘りますそして、フォークをすくって、ショートの頭をギリギリ越すサヨナラ安打!!!!岩田が、ものすごい笑顔で関本を迎えました!!!!六連勝中の日ハムを、サヨナラでの勝利!!!!甲子園に必死のパッチが響きました!!!!!1回表 【田中】 セカンドゴロ 【飯山】 ショートゴロ 【糸井】 フォアボール 【中田】 空振り三振 2回表 【稲葉】 空振り三振 【ホフパワー】 ライトヒット 【金子誠】 レフトヒット 【鶴岡】 ピッチャーゴロ 【武田勝】 空振り三振3回表 【田中】 ショートフライ 【飯山】 サードヒット 【糸井】 ファーストゴロ 【中田】 セカンドフライ4回表 【稲葉】 デッドボール 【ホフパワー】 空振り三振 【金子誠】 空振り三振 【鶴岡】 ライトフライ5回表 【武田勝】 見逃し三振 【田中】 空振り三振 【飯山】 ライトフライ6回表 【糸井】 セカンドゴロ 【中田】 空振り三振 【稲葉】 ピッチャーゴロ(エラー) 【ホフパワー】 ショートフライ7回表 【金子誠】 見逃し三振 【鶴岡】 空振り三振 【武田勝】 見逃し三振8回表 【田中】 セカンドゴロ 【飯山】 サードゴロ 【糸井】 サードヒット 【中田】 センターフライ9回表 【稲葉】 セカンドゴロ 【ホフパワー】 セカンドゴロ 【金子誠】 ピッチャーヒット 【鶴岡】 ピッチャーゴロ 9回裏 (投手交代)武田勝 → 増井 【鳥谷】 見逃し三振 【新井貴】 レフトヒット 【俊介】 サードゴロ 【関本】 センタータイムリーヒット T1-0F▼阪 神-日本ハム 3回戦 (日本ハム2勝1敗、甲子園、18:00、46777人) 日ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪 神 0 0 0 0 0 0 0 0 1x 1 【投手】(日)武田勝、増井-鶴岡(神)岩田-藤井彰【責任投手】(勝)岩田8試合3勝5敗(敗)増井20試合2敗【本塁打】(日)(神)【戦評】 阪神がサヨナラ勝ちで投手戦を制した。0-0の九回二死二塁から関本が決勝の中前打を放った。岩田が5安打に抑え2009年9月以来の完封。11三振を奪った。日本ハムは8回無失点の武田勝を援護できず、連勝は6でストップ。 キミスタ、Yahooで、メッセンジャー予想だったので。。。。ほんと、残念。。。
Jun 14, 2011
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マートンが先頭打者ホームランを含む猛打賞、2打点!!!新井も2安打1打点そして関本も打点つきました!!初回の1点は大きかったそして、なんといっても、能見です!!!4安打完封!!!!すばらしすぎるピッチングでした!!!完璧でした!!!!阪神三連勝!!!!!!1回表 【マートン】 左中間ソロホームラン L0-1T 【平野】 ライトフライ 【鳥谷】 フォアボール 【新井貴】 センターオーバーツーベース 【ブラゼル】 空振り三振 【関本】 ライトタイムリーヒット L0-2T1回裏 【片岡】 見逃し三振 【栗山】 空振り三振 【中島】 空振り三振 2回裏 【中村】 キャッチャーファウルフライ 【後藤】 ライトフライ 【浅村】 デッドボール 【秋山】 ファーストゴロ 3回表 【マートン】 ショートゴロ 【平野】 ライトヒット 【鳥谷】 ライト線ツーベース 【新井貴】 センター犠牲フライ L0-3T3回裏 【銀仁朗】 空振り三振 【熊代】 ライトヒット 【片岡】 ライトフライ ランナー熊代が二盗 【栗山】 空振り三振 4回裏 【中島】 サードゴロ(エラー) 【中村】 フォアボール 【後藤】 ショートフライ 【浅村】 レフトフライ 【秋山】 セカンドゴロ5回裏 【銀仁朗】 ショートフライ 【熊代】 レフトヒット 【片岡】 センターヒット 【栗山】 センターフライ 【中島】 サードゴロ6回裏 (守備交代)俊介 センター 【中村】 空振り三振 【後藤】 ショートゴロ 【浅村】 レフトフライ7回表 【金本】 セカンドフライ 【藤井彰】 ショートライナー 【浅井】 左中間ツーベース (投手交代)石井一 → 平野 【マートン】 センターオーバータイムリーツーベース L0-4T7回裏 【秋山】 ショートフライ 【銀仁朗】 レフトヒット 【熊代】 ショートゴロ 【片岡】 センターフライ 8回裏 (守備交代)新井良 ファースト 【栗山】 レフトフライ 【中島】 空振り三振 【中村】 見逃し三振 9回裏 【後藤】 ファーストフライ 【浅村】 サードファウルフライ 【代打・フェルナンデス】 セカンドゴロ ▼西 武-阪 神 3回戦 (阪神2勝1敗、西武ドーム、14:00、33918人) 阪 神 2 0 1 0 0 0 1 0 0 4 西 武 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 【投手】(神)能見-藤井彰(西)石井一、平野、松永、野上-銀仁朗【責任投手】(勝)能見9試合3勝4敗(敗)石井一6試合2勝3敗【本塁打】(神)マートン5号ソロ(1回、石井一)(西)【戦評】 阪神の能見が2年ぶりの完封で3勝目。切れのある直球に変化球を織り交ぜ、4安打に抑え込んだ。打線は一回にマートンの先頭打者本塁打などで2点を先行。三、七回にも加点して今季初の3連勝。西武は引き分けを挟んで5連敗。 ああ、前日の影響で、胃がおかしく吐きまくって。。。キミスタ更新できず。。。広島と西武のままで、ほとんどポイントとれませんでした。。。ちゃんと、オーダー組んでたら。。。守備位置あってたら2倍なので、7900ポイントゲットでした。。。。
Jun 11, 2011
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やりました!今日も断食の成果か!打線がつながってきましたね!今までは、前半は打つんだけど、追加点入らないってのが多かったけど小刻みに追加していきました!それも成瀬からです!!!スタンリッジも良く投げました!!!この調子で、連勝伸ばすぞ!!!1回裏 【岡田】 空振り三振 【今江】 ライトフライ 【井口】 レフトフライ 2回表 【新井貴】 ショートゴロ 【ブラゼル】 セカンドゴロ 【関本】 レフトヒット 【金本】 ライトオーバータイムリーツーベース M0-1T 【藤井彰】 センタータイムリーヒット M0-2T2回裏 【金泰均】 空振り三振 【大松】 ピッチャーゴロ 【福浦】 フォアボール 【里崎】 空振り三振 3回裏 【細谷】 ライトフライ 【伊志嶺】 ピッチャーゴロ 【岡田】 ピッチャーゴロ 4回表 【ブラゼル】 ライト線ツーベース 【関本】 空振り三振 【金本】 ショートヒット 【藤井彰】 ライトタイムリーヒット M0-3T4回裏 【今江】 サードライナー 【井口】 空振り三振 【金泰均】 フォアボール 【大松】 ショートゴロ 5回表 【マートン】 見逃し三振 【平野】 ライトヒット 【鳥谷】 ショートライナー 【新井貴】 右中間タイムリースリーベース M0-4T5回裏 【福浦】 空振り三振 【里崎】 ライトフライ 【細谷】 レフトヒット 【伊志嶺】 センターフライ 6回表 【関本】 ライトヒット (代走)柴田 【金本】 セカンドフライ 【藤井彰】 フォアボール 【俊介】 ライトフライ 【マートン】 ライトタイムリーヒット M0-5T6回裏 【岡田】 空振り三振 【今江】 ショートフライ 【井口】 空振り三振 7回裏 【金泰均】 ピッチャーゴロ 【大松】 ライトソロホームラン M1-5T 【福浦】 センターヒット 【里崎】 ライトヒット 【細谷】 サード併殺打 8回裏 (投手交代)スタンリッジ → 小林宏 【伊志嶺】 ショートゴロ 【岡田】 ショートゴロ 【今江】 レフトヒット 【井口】 セカンドゴロ 9回裏 (投手交代)小林宏 → 久保田 【金泰均】 センターヒット 【大松】 フォアボール (投手交代)久保田 → 藤川 【福浦】 センターヒット 【里崎】 ライトフライ (守備交代)新井良 ファースト 【代打・神戸】 空振り三振 ワイルドピッチ M2-5T 【伊志嶺】 空振り三振 ▼ロッテ-阪 神 4回戦 (2勝2敗、QVCマリン、18:15、22553人) 阪 神 0 2 0 1 1 1 0 0 0 5 ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2 【投手】(神)スタンリッジ、小林宏、久保田、藤川-藤井彰(ロ)成瀬、小林-里崎【責任投手】(勝)スタンリッジ8試合3勝2敗(S)藤川17試合1勝12S(敗)成瀬9試合4勝4敗【本塁打】(神)(ロ)大松1号ソロ(7回、スタンリッジ)【戦評】 阪神が2連勝。二回に金本、藤井彰の連続適時打で2点を先制し、四回も藤井彰の右前打で1点。五、六回にも1点ずつを加えた。スタンリッジは7回をソロによる1点に抑え、3勝目。ロッテは成瀬が崩れ、4連敗。 ああ、キミスタ登録し忘れた~朝から、朦朧としてたので。。。残念。。。
Jun 9, 2011
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今週は、あまりにもひどかったので、、、応援拒否とか、辞めろとかって、心無いファンの言葉に耐えつつこんなときこそ応援しないと。。。と思って、勝つまで断食。。。月曜は昼に一食だけ、そば食べましたが、オリックス戦のあとは、水分だけです。。。その想いが届いたか!!いきなり、猛打爆発!!マートンは、先頭打者ホームランを含む4安打!ブラゼルもタイムリー含む猛打賞!藤井、俊介、マートンの三連打の後の、鳥谷、新井の連続タイムリー!!平野も2安打出ました!そして、メッセンジャーの好投!6回に捕まりましたが、2点取られての無死満塁のピンチで榎田!犠牲フライで1点取られたものの、里崎を三振!ルーキー対決!伊志嶺をライトフライ!!!7回も細谷、岡田、今江を三人で打取りました!!!そして、古巣ロッテに初登板の小林宏!クリーンナップ井口、金泰均、大松を三者連続空振り三振!!!オリックス戦から、6者連続三振!!!コバヒロは、藤井があうのかな?最後は、球児が、福浦に打たれたものの里崎、伊志嶺、金澤を三者連続三振!!!!やりました!!阪神らしい勝利は久々です!!キミスタも、なかなかの成績でした!!明日も勝つように、断食継続!1回表 【マートン】 レフトソロホームラン M0-1T 【平野】 センターヒット 【鳥谷】 サードフライ 【新井貴】 フォアボール 【ブラゼル】 ライトタイムリーヒット M0-2T1回裏 【岡田】 サードゴロ 【今江】 ショートゴロ 【井口】 空振り三振 2回表 【金本】 ファーストゴロ 【藤井彰】 レフトヒット 【俊介】 レフトヒット 【マートン】 ライトヒット 【平野】 センターフライ ワイルドピッチ 【鳥谷】 左中間2点タイムリースリーベース M0-5T (投手交代)吉見 → 川越 【新井貴】 レフトタイムリーヒット M0-6T 【ブラゼル】 ライトヒット 2回裏 【金泰均】 セカンドフライ 【大松】 空振り三振 【福浦】 レフトフライ 3回裏 【里崎】 センターヒット 【神戸】 セカンドゴロ 【細谷】 ショートフライ 【岡田】 レフトファウルフライ 4回裏 【今江】 センターフライ 【井口】 空振り三振 【金泰均】 空振り三振 5回裏 (守備交代)柴田 センター 【大松】 レフトヒット 【福浦】 フォアボール 【里崎】 ファーストファウルフライ 【神戸】 ライトフライ 【細谷】 セカンドフライ 6回裏 【岡田】 センターヒット 【今江】 ライトヒット 【井口】 レフトヒット 【金泰均】 フォアボール M1-6T 【大松】 レフトタイムリーヒット M2-6T (投手交代)メッセンジャー → 榎田 【福浦】 レフト犠牲フライ M3-6T 【里崎】 空振り三振 【代打・伊志嶺】 ライトフライ 7回裏 【細谷】 ライトフライ 【岡田】 セカンドゴロ 【今江】 サードフライ 8回裏 (投手交代)榎田 → 小林宏 【井口】 空振り三振 【金泰均】 空振り三振 【大松】 空振り三振 9回裏 (投手交代)小林宏 → 藤川 【福浦】 センターヒット 【里崎】 空振り三振 【伊志嶺】 見逃し三振 【代打・金澤】 見逃し三振 ▼ロッテ-阪 神 3回戦 (ロッテ2勝1敗、QVCマリン、18:15、24721人) 阪 神 2 4 0 0 0 0 0 0 0 6 ロッテ 0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 【投手】(神)メッセンジャー、榎田、小林宏、藤川-藤井彰(ロ)吉見、川越、小林、伊藤、ロサ、山本一-里崎【責任投手】(勝)メッセンジャー7試合3勝1敗(S)藤川16試合1勝11S(敗)吉見5試合1勝3敗【本塁打】(神)マートン4号ソロ(1回、吉見)(ロ)【戦評】 阪神が連敗を3で止めた。一回にマートンの先頭打者本塁打などで2点を先制。二回も鳥谷の2点三塁打など6安打を集めて4点を追加した。メッセンジャーが六回途中で降板したが、榎田が好救援。ロッテは3連敗で最下位転落。
Jun 8, 2011
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阪神・岩田、打ってV撃!投げて2勝! お立ち台で客席をぐるっと見渡し、驚いた。投打の活躍で手にした今季2勝目(5敗)のご褒美は万雷の拍手と大歓声だ。2009年10月4日の中日戦以来、1年8カ月ぶり、607日ぶりの聖地星。阪神・岩田は少し目を潤ませ、喜びを爆発させた。「すっきりしない日々が続いて、『自分で何しているんだろう』と…。勝ててよかったです。最高です!!」 5月5日の巨人戦(東京D)から約1カ月遠ざかっていた勝利の味は格別だ。7回5安打3失点。ここまで6試合中4度、失点していた初回に、この日も先制点を許したが、最少失点で切り抜けた。強力打線相手に徹底的な内角攻め。「そこをつかないと抑えられないので」。 最速146キロの直球に得意のスライダー、カットボールを低めに制球して、集中打を防いだ。「気持ちで負けないように強気でいった」と、気迫の108球が通算9試合目で交流戦初勝利をもたらした。 「1番甘い球が来ると思ったので、初球から振っていきました」 打席でも闘志があふれた。同点の二回。無死満塁で打順が回ると、先発・ホールトンの初球を狙った。はじき返した打球は中前へ抜ける勝ち越しタイムリー。春季キャンプから熱心にバットを振り込んできた。シーズンに入ってからも、週に1回は必ず、マシンと向き合ってきた。ときには1時間近くも…。09年9月27日の中日戦(ナゴヤD)以来、614日ぶりの適時打は“9番目の野手”としての自覚が実を結んだ一打だった。 登板前の調整も工夫した。これまでより、ゲーム直前のブルペン入りの時間を早め、10球ほど多い約40球を投じた。いつも以上に体をほぐし、肩を温め、苦手な立ち上がりに備えた。「それ(一回の失点)を止められなかったのは悔しいです」と反省を忘れなかったが、今後の糧になるはず。真弓監督も「安定した、いい投球をしてくれました」とほほえんだ。 「みんな力いっぱいやっているので、ファンの方に見に来てもらえるように頑張ります!!」 4万6790人が駆けつけた甲子園の中心で左腕が叫んだ。黒星先行の現状から脱却するため、加速の一途をたどってみせる。 虎・岩田、2季ぶり聖地での勝利に満足げ阪神の岩田は7回5安打3失点で約1カ月ぶりの白星を挙げた。 登板した過去6試合はいずれも先制点を許し、この日も一回に1点を失ったが、同点で迎えた二回無死満塁で自ら勝ち越しの中前打を放った。「初球が甘いと思った。1点あるのとないのでは大きな違い」と満足げに話した。 七回に2ランを浴びたが、試合をつくり勝利を引き寄せた。昨季は1軍登板がなく、2季ぶりの甲子園での白星となった。「来てくれるファンのために勝たないと」と意欲的だった。阪神・城島、死球に“ありがとう”盗塁刺も阪神・城島が今季9個目の盗塁刺で、ホークスの息の根を止めた。2点リードの八回二死から一走・城所が挑んできた盗塁をアウトに。「ぼくがみせられるものは、それ(盗塁刺)ぐらいしかないじゃん」。打つ方でも四死球や敵失で3度出塁。「死球は痛かったけど“ありがとう”とスキップをして一塁に行かないと。きょう(2連戦の)頭を取ったので、また明日だね」と力を込めた。阪神・藤川165Sも「四球がいけなかった」阪神・藤川が九回を締めて今季10セーブ目。6年連続の2けたセーブで、通算165セーブとなった。広島・永川を抜いて歴代7位タイになった。「2点差あったから3人で抑えないといけなかった。四球がいけなかった」。簡単に二死を奪った後、長谷川に四球を与えた。続く代打・松中を空振り三振で火消ししたものの、自身を戒めた。「1つ勝たないと2つ、3つもない」。集中力たっぷりの投球だった。阪神、主軸の活躍でソフトバンク止めた! 阪神は初回、いきなり先制を許したもののすぐに逆転に成功、5-3で勝利し、交流戦負けなしのソフトバンクに初めて土をつけた。ソフトバンクの連勝は10で止まった。 久しぶりに右翼席が息を吹き返した。チャンステーマが響く甲子園。雰囲気を作り上げたのは、やはり「4番」、新井の一振りだった。「チャンスだったので、どんどん積極的に振っていこうと思っていました」 一回、マートンの左前打と平野の捕前犠打で一死二塁。鳥谷が倒れて沈みかけた右翼席を、背番号「25」が一気によみがえらせた。果敢な初球攻撃で、低めの直球を右前へ。4試合ぶりの打点は貴重な1点をもたらした。20イニング無得点中。交流戦無敗のソフトバンク相手に簡単に流れを渡したらお終い。先制された直後の同点打は、一塁ベンチを勇気づけた。 今季は外国人の先発投手相手に7戦7敗と大苦戦している。その上、ソフトバンクの先発・ホールトンは6連勝中で防御率1点台と絶好調。得点を奪うのは至難の業だが、主砲の一振りが攻撃のリズムを生んだ。二回も先頭の金本が右前打。城島が四球でつなぐと、柴田の犠打が内野安打となって無死満塁。ここで、投手の岩田が初球を中前へ適時打を放ち、あっという間に勝ち越し。さらに1点を追加した。 前のカードは日本ハムに2試合連続の完封負けを喫し、交流戦は12試合でたった18得点。それでも真弓監督は「戦い方は悪くなかった。個々に状態を上げてもらうしかない」と我慢をつらぬいた。帰阪した前日2日、城島が「こういう状況だからこそ、打つ方も守る方も自分の持ち場をしっかりやることが重要。駒が駒の動きをしないと、監督が手詰まりになる」と呼応すれば、金本は休日返上で練習。各自が使命を自覚して本拠地に戻った。 打線で最も信頼される男が最初のチャンスをものにすると、五回にはクリーンアップ3人で追加点を奪った。先頭の鳥谷が四球で出塁すると、新井との鮮やかなランエンドヒット。左前打で無死一、三塁として、ブラゼルが左越えに適時打を放った。 「辛抱強くやっていくしかない」ナインの気持ちを代弁していた新井が、思いを形にした。2けた借金を阻止して連敗は2でストップ。まだ決して本調子とは呼べないが、これ以上眠っている場合ではない。
Jun 3, 2011
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阪神・新井、千金同点打で無敗鷹止めた! 阪神がソフトバンクを止めた。一回に1点を先行されたものの、この日早出特打を行った新井貴浩内野手(34)のタイムリーですぐに追いつくと、二回、五回と打線がつながって5-3の逆転勝ち。交流戦12戦負けなしの最強チームを止めたんやから、今度こそ波に乗ってや!! 黄色のメガホンがリズムよく揺れ、チャンスの応援が続く右翼席。雰囲気を呼んだのは紛れもなく「4番」だった。チームを窮地から救った新井は、何よりも『勝利』の二文字を喜んだ。 「勝ったから、ナイスゲーム。点を入れられたところで追いつくか、追いつかないかで全然違う。雰囲気が重くなってしまうから。なんとか走者を返そうと思った」 先制された直後の一回二死二塁。重い空気を一気に吹き飛ばした。果敢な初球攻撃で低めの直球を右前へ。4試合ぶりの打点で、すぐに試合を振り出しに戻した。ベンチで手を叩いた真弓監督も「先に1点を取られたから。流れからして非常にいい1点だった」。思わず笑みがこぼれた。 それもそのはずだ。チームは2試合連続完封負けで20イニング無得点。対するソフトバンクは10連勝中。先発のホールトンは6連勝、防御率1・60と絶好調だった。さらに、虎は今季外国人の先発に対して7戦7敗と苦戦していた。負のデータをすべて振り払う主砲の一打が、7試合ぶりの5得点につながった。 ダルビッシュら好投手との対戦も続き、前の試合まで交流戦12試合でわずか18得点。中軸に座る男は言い切った。「いいところに決められたりしていたけど、自分で打ちにいかないと」。受け身は一切なし。戦闘態勢は自然と形になった。鳥谷と2人で練習開始の30分以上前にグラウンドに出た。打撃ケージに並んで約40分間の早出特打。普段から室内で体を動かしてはいるが、この日は異例の特訓でのぞんだ。 「やりたいことがあったからやっただけ」 多くは語らないが、前日の札幌からの移動日にひとり打撃練習に汗を流した先輩・金本の率先垂範に刺激を受けての行動だった。指揮官も「何とか調子を上げようという気持ちが出ていた」と見守る中、結果で応えた。 同点打の主砲は、五回無死一塁でも左前打。ランエンドヒットを決めて追加点につなげた。ただ、続くブラゼルの左翼を越える適時打でタッチアップを狙って二塁ストップ。走塁ミスで好機拡大に失敗した。「自分のミス」。すぐに反省。次の戦いを見据えた。打線も四回無死満塁の無得点など隙があるのは確かだが、今は勝ったことが何よりだ。借金は再び「8」。2けた突入を食い止めた。 「よかったね。勝ったから。またあした、頑張ります」 勝利の立役者は誓った。勝つ-。浮上には、その繰り返ししかない。阪神・新井貴が同点打「初球からいこうと」 4番の一打が流れを変えた。一回に1点を先制されたが、その裏、2死二塁で新井貴が右前へ同点適時打。チームに21イニングぶりの得点をもたらし、「初球から積極的にいこうと思った。点を取られた後で、(点を返さないと)試合が重くなってしまうんでね」と振り返った。 この日は早出特打を敢行。チームは苦しい状況が続くが、「とにかく一生懸命、ベストを尽くすことを考えないといけない」と強調した。阪神・ブラ、中押しタイムリー! 事実上の決勝打といっていい。それほど大きな追加点だった。四回無死満塁で1点も奪えなかった直後の五回無死一、三塁。“5番返り咲き”の阪神・ブラゼルが、ホールトンの外角136キロを素直に逆方向へ弾き返した。 「あの場面はとにかく外野フライを打とうと、打てるボールを待っていたんだ。きっちり仕事が出来たかな」 本人も納得の一打が、左翼・内川の頭上を越えた。一走・新井の走塁ミスで単打止まりとなったが、4試合ぶりの打点は千金の適時打。リードを3点に広げ、ダメ押しの5点目にもつなげた。 不振の今季。5月26日のロッテ戦(甲子園)では今季2度目のスタメン落ちも味わったが、これで出場8戦連続安打。徐々に調子は上昇中だ。とにかく“悩めるダイナマイト打線”の復活は、B砲なくして語れない。 47発に加え、打率・296を残した昨年。今季は新5番として主軸を託された。しかし5月15日の中日戦(甲子園)で7番降格し、真弓構想は崩壊。この日、14試合ぶりに5番に戻された意味、期待…。そこに、きっちりと応えてみせた。 ただ、“開幕打順”での勝利にも、真弓監督はまだまだ不満だ。「もっともっと点を取れるチャンスはあった。相手に助けられたところもあったし」。走塁ミスなどで“各駅停車”だった攻撃。不満はある。だからこそ「こういう勢い、ツキを大事にしたい」と声を強めた。エンドランを何度も仕掛けたり、無死一、二塁で2度とも8番に犠打させたり-。ベンチも動いた。後はこの1勝をどうつなげるか。B砲中心に、打線の幹を担う男たちにかかっている。 ブラゼルも「とにかく自分がやっていることを続けていくだけだ」と、前を向いた。借金はまだ8。猛虎戦士としてのプライドが、そろそろ疼いているはずだ。 「あの場面はとにかく外野フライを打とうと、打てるボールを待っていたんだ。きっちり仕事が出来たかな」 本人も納得の一打が、左翼・内川の頭上を越えた。一走・新井の走塁ミスで単打止まりとなったが、4試合ぶりの打点は千金の適時打。リードを3点に広げ、ダメ押しの5点目にもつなげた。 不振の今季。5月26日のロッテ戦(甲子園)では今季2度目のスタメン落ちも味わったが、これで出場8戦連続安打。徐々に調子は上昇中だ。とにかく“悩めるダイナマイト打線”の復活は、B砲なくして語れない。 47発に加え、打率・296を残した昨年。今季は新5番として主軸を託された。しかし5月15日の中日戦(甲子園)で7番降格し、真弓構想は崩壊。この日、14試合ぶりに5番に戻された意味、期待…。そこに、きっちりと応えてみせた。 ただ、“開幕打順”での勝利にも、真弓監督はまだまだ不満だ。「もっともっと点を取れるチャンスはあった。相手に助けられたところもあったし」。走塁ミスなどで“各駅停車”だった攻撃。不満はある。だからこそ「こういう勢い、ツキを大事にしたい」と声を強めた。エンドランを何度も仕掛けたり、無死一、二塁で2度とも8番に犠打させたり-。ベンチも動いた。後はこの1勝をどうつなげるか。B砲中心に、打線の幹を担う男たちにかかっている。 ブラゼルも「とにかく自分がやっていることを続けていくだけだ」と、前を向いた。借金はまだ8。猛虎戦士としてのプライドが、そろそろ疼いているはずだ。阪神・マートン、4戦ぶりマルチヒット! イヤ~な雰囲気を、阪神・マートンが吹き飛ばした。 「きょうは勝てたのがよかった。全員がいい仕事をしたね」 一回。1点を先制された直後。内角高めにきた139キロ直球を左前安打。新井の右前打で同点のホームを踏むと、六回にも左中間突破の二塁打を放ち、4試合ぶりのマルチヒットをマークした。 「外国人投手にも勝てたし、野球は何があるかわからない。このまま続けていきたい」。神の子が逆襲宣言だ。阪神・柴田、逆転劇呼んだ!小技バントH 転がすのがボクの仕事! バットコントロールで逆転劇を演出し、自慢の足で好機を拡大させた。気分よく飛んでいた鷹を慌てふためかせたのは、3試合連続スタメン出場を果たした阪神・柴田だ。「1打席目は僕のミスなんです…。普通であれば併殺でした。2打席目は切り替えていきましたが…。もっと、しっかりしないといけないです」 同点の二回無死一、二塁。バントのサインにうなずいたが「セーフティー」という条件を見落としていた。だが投手、三塁、遊撃の真ん中付近に強く転がり、結果オーライのオールセーフ。岩田の適時打につなげた。四回無死一、二塁でも三塁前に転がし、全力疾走。杉本一塁塁審が両手を大きく広げた瞬間、4万6790人を詰め込んだマンモスが揺れた。 地元福岡も震撼(しんかん)していた。実はこの日、くしくも恩師2人が食事を共にしていた。国際武道大の岩井美樹監督(56)と福岡工大城東高の杉山繁俊総監督(52)。“さかな”はブラウン管の中にいるまな弟子だった。 ダイヤモンドを駆け回る姿に両者目尻が下がりっぱなし。岩井監督は「天性の足をもっているから。当時から内野ゴロはみんなセーフだった」。杉山総監督は「出れば足を常に絡めてましたから」と興奮を隠しきれなかった。 柴田は「守備も少しは落ち着いてできるようにはなってきましたが…」と最後まで笑顔なしも、「H」ランプを灯した結果が評価されるのもプロの世界。俊介の牙城(がじょう)を崩してみせる。阪神・金本、口火打!前日に1人休日返上 阪神・金本が、1-1の二回無死、ホールトンから右前打。勝ち越しの口火を切った。前日2日は札幌から朝イチで帰阪し、チームの野手でただひとり休日返上練習を行った。何とかしたい-。そんな思いをバットに込めた一打。ただ、五回無死一、二塁で中飛に倒れるなど本調子ではないのも事実。試合後は、ベンチ裏に30分以上こもり、素振りを行っていた。
Jun 3, 2011
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ホールトンを打ちました!!10連勝だったホークスを破りました!!!それも、1点選手されてからの逆転勝ち!!新井のタイムリーで同点岩田のセンター前タイムリーで逆転!!!ブラゼルのレフトオーバー!榎田、球児の新勝利の方程式!ホークスの超強力打線を抑えました!!!外人投手からは、初勝利ですね!1回表 【川崎】 センターヒット 【本多】 ピッチャーゴロ 【内川】 フォアボール パスボール 【小久保】 空振り三振 【多村】 ライトタイムリーヒット T0-1H 【松田】 空振り三振 1回裏 【マートン】 レフトヒット 【平野】 キャッチャー犠打 【鳥谷】 ピッチャーゴロ 【新井貴】 ライトタイムリーヒット T1-1H2回表 【長谷川】 フォアボール 【細川】 ピッチャー犠打 【ホールトン】 空振り三振 【川崎】 レフトフライ 2回裏 【金本】 ライトヒット 【城島】 フォアボール 【柴田】 ショートバントヒット 【岩田】 センタータイムリーヒット T2-1H 【マートン】 セカンド併殺打 T3-1H3回表 【本多】 フォアボール 【内川】 ピッチャー併殺打 【小久保】 ショートゴロ 4回表 【多村】 ショートゴロ 【松田】 空振り三振 【長谷川】 ピッチャーゴロ 5回表 【細川】 センターフライ 【ホールトン】 見逃し三振 【川崎】 空振り三振 5回裏 【鳥谷】 フォアボール 【新井貴】 レフトヒット 【ブラゼル】 レフトオーバータイムリーヒット T4-1H 【金本】 センターフライ 【城島】 ショートゴロ(エラー) 【柴田】 ファーストゴロ T5-1H6回表 (守備交代)俊介 レフト 【本多】 センターヒット 【内川】 ファーストライナー 【小久保】 ショートゴロ 【多村】 セカンドフライ 6回裏 (投手交代)ホールトン → 吉川 7回表 【松田】 ショートライナー 【長谷川】 ライトヒット 【代打・オーティズ】 センター2ランホームラン T5-3H 【代打・カブレラ】 見逃し三振 【川崎】 ショートゴロ 7回裏 (守備交代)山崎 キャッチャー (投手交代)吉川 → 金澤 8回表 (投手交代)岩田 → 榎田 【本多】 ショートライナー 【内川】 レフトヒット (代走)城所 【小久保】 センターフライ ランナー城所が二盗アウト 【多村】 途中終了 9回表 (投手交代)榎田 → 藤川 【多村】 空振り三振 【松田】 ショートゴロ 【長谷川】 フォアボール 【代打・松中】 空振り三振 ▼阪 神-ソフトバンク 3回戦 (ソフトバンク2勝1敗、甲子園、18:02、46790人) S B 1 0 0 0 0 0 2 0 0 3 阪 神 1 2 0 0 2 0 0 0 x 5 【投手】(ソ)ホールトン、吉川、金沢-細川、山崎(神)岩田、榎田、藤川-城島【責任投手】(勝)岩田7試合2勝5敗(S)藤川15試合1勝10S(敗)ホールトン8試合6勝2敗【本塁打】(ソ)オーティズ2号2ラン(7回、岩田)(神)【戦評】 阪神は1-1の二回無死満塁から岩田の中前打などで2点を勝ち越し、五回にもブラゼルの適時打などで2点を加えた。岩田は7回3失点で2勝目を挙げ、投打に活躍した。ソフトバンクは連勝が10で止まり、交流戦初黒星を喫した。
Jun 3, 2011
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阪神・久保、8回1失点!アニキに感謝星! 雨にも、重圧にも負けない強さが光った。これぞ、先発の柱。本来の姿を取り戻した阪神・久保が、守りきって勝利を呼んだ。 「初回はどうなるかと思ったけど、勝ててよかった。チームがなかなか勝てない中、勝ちにつなげられてうれしい」 初回に3安打で先制されたが、二回以降をわずか2安打に抑え、金本の逆転2ランで報われた。「うれしかったけど喜びすぎても。次の回の投球が大事」。逆転の後が圧巻だ。七回は変化球を低めに集めて内野ゴロを3つ。八回は一死から聖沢に内野安打を許したが、巧みな間合いと素早いクイックでくぎ付けにした。パ・リーグ1位の18盗塁の俊足に進塁を許さず、後続を打ち取った。 「こういう展開は我慢したら勝ち」。終盤も球威は衰えず、変化球の精度は増した。8回5安打1失点で4月29日以来、1か月ぶりの3勝目。自身の3連敗を止め、チームも9試合ぶりに先発に白星がついた。 歴代3位となる交流戦通算17勝目をあげ、ヒーローインタビューに応じた右腕は、隣に並んだアニキに笑いかけた。「ありがとうございます」。過去6度の登板は、右肩痛の金本の休養と重なったため、援護は受けられなかった。金本の存在感の大きさを痛感した。 「今日は腕を振って投げたから最初はアバウトだったけど、修正できたのが勝ちにつながった」 普段から細部に気を遣うからこそ、試合中の微調整もお手の物だ。年間10足は履きつぶすランニングシューズは今年もすでに5足目。「悪い癖があって、左足の形が崩れやすいから」。こまめに履き替えて悪癖に注意してきた。そして、その靴のこだわりが珍しい。インソールにクッション性が少ないこと。「機能性がいいのは能力向上のさまたげ」。妥協を許さない心身は、雨中の戦いでも乱れなかった。 「きょうを境にどんどん勝ちたいです」 昨季14勝の勝ち頭に風格が戻った。夏に強い右腕の復活をチーム浮上のきっかけにしたい。阪神・久保3勝目に「我慢した方が勝ち」 投手戦を制し、3勝目を挙げた阪神の久保は「こういう展開は我慢した方が勝ちなので、1イニングでも長くと考えていた」と、8回1失点の好投に胸を張った。 雨の中でも、いつも通り冷静だった。一回は制球が甘く1点を先制されるが、その後は修正して追加点を与えない。七回に金本が逆転2ランを放っても「うれしかったが、喜びすぎると…。次の回がすごく大事なので」と気持ちを静め、裏の攻撃を3人で抑えた。阪神・城島、懸命リード「久保よくやった」懸命のリードで僅少差を守りきった阪神・城島は、力投の久保を称えつづけた。 「こういう試合は七回、八回が長い。しんどくて長いところを久保がよくつないだ。球児につなぐのがうちの戦い。連敗中は当たり前のことができないけど、久保がよくやってくれた」 中盤までの粘りはもちろん、逆転した後の死守が大きかった。打席では七回に右前打で8打席ぶりの安打を記録。5日ぶりの勝利に、試合後は笑顔がこぼれた。阪神・球児、有言実行!久々締めた9S! 必死で前を向いている人たちへ、思いを伝えたかった。連敗から抜け出した瞬間、阪神・球児は白い歯をこぼし、大きく息を吸い込んだ。1点リードを守った24球。虎のアンカーが、杜の都で映えた。 「(コンディションが悪かったが、と問われて)勝ちゃあ、いいんですよ、勝ちゃあ。登板したら、また頑張ります」 九回二死。横川に四球を与え、草野には3ボール。ぬかるむマウンドの影響で制球に苦しんだ。だが、最後は150キロ直球で左飛。24日の西武戦(甲子園)以来、4試合ぶりに今季9個目となる「S」をつけた。 4月29日のヤクルト戦(甲子園、久保-藤川)以来、今季2度目の先発から守護神への直接バトン。城島も「九回は低め低めに投げる場面。何点差だろうと、ウチの戦い方は球児につなげることだ」と胸を張った。 復興への祈りを込めていた。仙台入りした27日に鳥谷、新井、金本らと被災地を慰問した。岩沼市内の仮設住宅。5歳の男の子が「サインしてください」と小さな手でグラブを差し出してきた。 「これ…新しいなぁ」 球児のつぶやきに、横にいたお母さんは言った。「実は津波で流されちゃったんです」。家族5人は奇跡的に無事だった。しかし、それとは引き換えに思い出の数だけ柔らかくなっていたグラブは闇の中へと消えた。 野球少年はサインが入った宝物とともに歩き出した。避難所であいさつをした球児は力を込めた。「プロ野球をやらせてもらえる喜びを感じて、皆さんに勇気や希望を感じてもらえるようにやりたい。少しでも皆で日本を救おうという気持ちでやっていきたい」。 まさに有言実行。右腕をしならせるたびに虎を、そして国民の心に幸せを運んでいく。
May 29, 2011
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虎救った!金本“第2の故郷”で逆転V弾!俺のあとについてこい!! 阪神は七回、金本知憲外野手(43)の逆転2ランで連敗を3で止め、最下位を脱出した。第2の故郷でチームの危機を救う逆転弾を放った背番号6の背中が、いつになく輝いて見えた。まだ実力を出し切れていない虎戦士たちも“金本魂”を見習ってくれ!!霧雨が舞う杜の都に、希望の架け橋を描いた。どん底の猛虎を救い、被災者に勇気を与える逆転弾。43歳の金本が底力を見せ付けた。 「震災で大変な場所で、大学(東北福祉大)時代にも4年間お世話になった第2の故郷で、本塁打を打ててうれしいです」 安どの笑顔を浮かべながら胸を張った。1点を追う七回二死から新井が中前打。気落ちした楽天の左腕・川井のスキを逃さなかった。「ずっと点を取れなくて投手に迷惑をかけていた。打てないときは安打を狙いがちだけど、逆に一発逆転の長打を狙ってやろうと思った」。内角寄りの直球を捕らえると、右肩痛を感じさせない大きなフォロースイングで打球は右翼席中段へ。12日の広島戦(甲子園)以来、37打席ぶりの3号2ランは、ベンチを活気づけた。 鉄人が本塁打を放てば、昨季からチームは8連勝。05年の交流戦開始後、仙台では09年を除いて本塁打を放ち、打率・333(60打数20安打)、6本塁打、18打点と相性のよさが際立つ。 今回は、いつも以上に特別な“故郷凱旋”だった。27日に東日本大震災で被災した宮城県岩沼市内の避難所や中学校を訪問。「津波で家が流されて、屋根で一晩中震えてた」「寒くて、食べるものが何もなかった」。被災者の声に絶句するしかなかった。中学生に腕相撲勝負を挑まれると、手負いの右腕でねじ伏せた。勇気ある挑戦者には、着用していたリストバンドをプレゼント。アニキを囲む輪は、笑い声が絶えなかった。 訪問先の玉浦中学校・横橋健校長(54)は「子どもたちのあんな笑顔は、3月11日以来初めてです」。校内に活気が戻り、金本に惚れたタイガースファンクラブへの加入希望者が続出。感謝の思いを綴った寄せ書きを、31日から日本ハム2連戦が行われる札幌市内の宿舎に届ける予定だ。 阪神にFA移籍した2003年以降、金本が打線をけん引して2度のリーグ制覇へ導いた。近年、けがや年齢による体力の衰えも目立つ中で、ここ一番での集中力はさすが。明日の虎のためにも、そんな“鉄人魂”を受け継いでほしい。 7連敗中の先発左腕を跳ね返し、リーグ&交流戦最下位を脱出する一発に、「本塁打を打ったどうこうよりも、連敗を止められてよかった。(再出発に)しないといけないですね」。 思い出の地での使命を果たした背番号「6」は、猛虎の復興に目を向けた。阪神・金本、盛り上げ役も…復調の証し 阪神は七回、金本知憲外野手(43)の逆転2ランで連敗を3で止め、最下位を脱出した。 金本は被災地でだけでなく、チーム内でも盛り上げ役を買ってでている。27日夜、1軍に昇格したばかりの小宮山や若竹に声をかけ、仙台市内の日本料理店に繰り出した。右肩のリハビリに追われていたころは、自分のことで精いっぱい。ヒーローインタビューで「(完全復活には)まだ早いです」と語ったが、周囲への気配りは復調の証しだ。阪神・金本、第二の故郷で逆転弾も「まぐれ」 大学時代を過ごした思い出の仙台で、阪神の金本が起死回生の一発を放った。0-1の七回2死一塁から甘い直球を右翼席へ。「第二の故郷で本塁打を打ててうれしい」と、チームを救う一振りを喜んだ。 貧打にあえぐチームは、この日も苦手の左腕に抑え込まれていた。しかし七回、ベテランは「逆に長打を狙ってやろうという気持ちだった」と明かす。「本塁打はまぐれ」とは言うものの、交流戦が始まった2005年以来、仙台では09年を除いて毎年一発を放っており、これが6本目の本塁打だった。 仙台市にある東北福祉大出身。27日には東日本大震災の被災地、宮城県岩沼市で被災者の頑張る姿を目の当たりにし「野球にもつなげていきたい」と決意を口にした。そんな思いがこもった一振りでチームも最下位を脱出。金本は「連敗を止められたのが一番」と、巻き返しを誓った。金本値千金逆転弾!!虎W最下位脱出 阪神が金本の逆転2ランで、連敗を「3」でストップ。4日ぶりに5位に浮上した。 阪神は楽天先発の左腕・川井から、初回先頭のマートンが右前打を放ったが、以降は七回二死まで20人連続でアウト。初回に許した1点を追いかける重苦しいムードの中、試合は進んだ。 しかし七回二死から新井貴が中前打で出塁すると、続く金本が川井の内角直球を捕らえ、右翼席へ起死回生の3号2ラン。12日の広島戦以来13試合ぶりの一発で、試合をひっくり返した。 阪神先発の久保は、初回に中村の適時二塁打で先制点を許したものの、八回まで楽天打線を5安打に抑える危なげない投球をみせ、今季3勝目。自身の連敗も「3」で止めた。九回は藤川が締め9セーブ目を挙げた。 これで阪神は交流戦の最下位も脱出。ロッテ、ヤクルトを抜き、順位を10位に上げた。阪神・新井、4番の粘り腰実った逆転勝利 4番の粘り腰が、逆転勝利を導いた。七回二死走者無しで打席に立った阪神・新井が、川井から二遊間を破る中前打で出塁。この一打が続く5番・金本の2ランを呼び込んだ。「ああいう粘り強さが必要」と和田打撃コーチも絶賛。前日27日は、先制打を放ちながら、終盤のチャンスでは併殺打に倒れていただけに、4番として、あきらめない背中でナインを引っ張った。阪神・マートンが本調子!6戦連続で安打阪神・マートンが確実に「H」ランプを灯してきた。一回先頭で左腕・川井から一、二塁間を突破する右前打。得点にこそつながらなかったが、22日の西武戦(甲子園)から6試合連続安打をマークした。打率も・282まで上げてきた。そぼ降る雨の中、元気よく帰りのバスへと駆け込んだ。阪神・鳥谷、出た全開宣言!「いけますよ」前日28日に、右手ひと差し指の爪を裂傷してから9試合ぶりに遊撃の守備に復帰した阪神・鳥谷が、“全開宣言”だ。 バットでは4打数無安打と快音を響かせられなかったが守備では三回一死一、二塁での遊ゴロ併殺など、軽快なプレーを披露。試合後は「もう普通にいけますよ」と力強く話した。鳥谷が「3番・遊撃」で機能すればDHの起用も広がる。打線の復調へ、やはりこの男の元気な姿は欠かせない。
May 29, 2011
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とにかく、今日は、久保と川井の投手戦いや、久保は良かったが、またしても、凡打が続く阪神打線。。。結局、金本の逆転ホームランだけ勝ったから良かったですが、またもや久保を見殺しにするところでしたやはり、頼りになるのは、アニキですね!1回裏 【聖澤】 セカンドヒット 【鉄平】 ライトフライ 【松井稼】 センターヒット 【山崎】 セカンドフライ 【中村】 左中間タイムリーツーベース E1-0T 【横川】 センターフライ 2回裏 【草野】 レフトフライ 【嶋】 ファーストゴロ 【内村】 セカンドゴロ 3回裏 【聖澤】 セカンドゴロ(エラー) 【鉄平】 ピッチャー犠打 【松井稼】 フォアボール 【山崎】 ショート併殺打 4回裏 【中村】 ピッチャーゴロ 【横川】 センターフライ 【草野】 ライトフライ 5回裏 【嶋】 ファーストゴロ 【内村】 ファーストゴロ 【聖澤】 左中間ツーベース 【鉄平】 セカンドゴロ 6回裏 【松井稼】 セカンドゴロ 【山崎】 空振り三振 【中村】 空振り三振 7回表 この回も簡単に2死。。。ここまで、マートンの先頭打者ヒットのみ。。。5三振に、内野ゴロの山。。。11個。。。それ以外も内野ライナーとフライ。。。外野に飛びません。。。 【新井貴】 センターヒット 【金本】 ライト2ランホームラン E1-2T 【城島】 ライトヒット 【ブラゼル】 ライトヒット (投手交代)川井 → 美馬 川井はKOしましたが、 【代打・桧山】 ファーストゴロ 結局、金本の一発が決勝点に7回裏 (守備交代)柴田 センター 【横川】 ファーストゴロ 【草野】 セカンドゴロ 【嶋】 ショートゴロ 8回裏 【内村】 サードゴロ 【聖澤】 ピッチャーヒット 【鉄平】 サードファウルフライ 【松井稼】 空振り三振 9回裏 (投手交代)久保 → 藤川 【山崎】 空振り三振 【中村】 ショートゴロ 【横川】 フォアボール (代走)西村 【草野】 レフトフライ ▼楽 天-阪 神 2回戦 (1勝1敗、Kスタ宮城、14:00、19679人) 阪 神 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 楽 天 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 【投手】(神)久保、藤川-城島(楽)川井、美馬、片山-嶋【責任投手】(勝)久保7試合3勝3敗(S)藤川14試合1勝9S(敗)川井2試合2敗【本塁打】(神)金本3号2ラン(7回、川井)(楽)【戦評】 阪神が連敗を3で止め最下位を脱出。六回まで1安打に抑えられたが、0-1の七回二死一塁で金本が逆転2ラン。久保は二回以降立ち直り8回1失点で3勝目。藤川が9セーブ目。楽天は打線の援護が乏しく、川井が一球に泣いた。
May 29, 2011
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平野全快3H!真弓監督「もう万全やろ」 バットではなく、『気持ち』で打った。左太もも打撲から復帰後、2試合目の阪神・平野が、貴重な2本の適時打。今季3度目の猛打賞で、連敗ストップの立役者となった。 「絶対に打ってやるという気持ちで打席に入っていました。痛いとか言っていられない。1戦1戦全力でぶつかって、勝利に貢献したいです」 プロ初勝利の榎田と並んだお立ち台。その言葉はルーキーに負けないくらい熱く、泥臭かった。 四回。1点を勝ち越し、なお一死一、三塁から左腕・星野の128キロを叩いた。しぶといゴロが一、二塁間を破り、貴重な4点目。さらに4-3とこう着していた八回二死一、三塁。代わったばかりの左腕・グラマンから三遊間を破るダメ押し打を放った。 「日替わり(打順)で準備は大変ですが、試合に出る責任があるんで。出たくても出られない選手もいますから」 18日のオリックス戦(京セラD)で本塁突入の際に左太ももを打撲した。その後、2試合休養したが、連敗ストップを託されて、22日の西武戦(甲子園)に2番で強行出場。屈伸するのも痛いほどの状態で2安打を放った。この日は1番で3安打。2戦5安打の活躍には、頭が下がる。 「チームトレーナー、サポートしてくださる方々に試合に出させていただいて、感謝しています。きょうは自分の中ではカギだったんですが、きのうより全然いいし、いいコンディションでした」と元気に全快宣言すれば、真弓監督も「もう万全やろ。どこが万全じゃないの?」と、強い信頼感を言葉にした。 「あしたも必死でがんばります!」 ガッツマンの熱いハートが虎に再び、火をつける。つながった阪神打線、平野「気持ちで打った」 ここ4試合で1得点と苦しんでいた阪神打線が久々につながった。 0-2の四回。ここ4試合安打がなく、前の打席も併殺打に倒れていた先頭の新井貴が「切り替えて積極的にいこうと思った」と中堅左に豪快なソロ。勝ち越した後の1死一、三塁で平野が「気持ちで打った」と右前に適時打を放った。 4試合ぶりに1番で出場した平野は計3安打。左太ももを痛めているが「トレーナーのおかげで試合に出られて、いい結果も出たので感謝したい」と話した。阪神・新井劇場!点火弾あり併殺打あり… 4番の仕事を果たした新井は、久しぶりの六甲おろしを背につかの間の充実感に浸った。 「いいスイングができた。ドンドン振っていこうと思っていた。前の打席は西口さんの勝ちだと思って、切り替えていた」 逆転劇の口火を切る会心の一発には、伏線があった。一回一死一、三塁。絶好の先制機で最悪の二ゴロ併殺に倒れ、44イニング連続打点なしの球団ワースト記録更新を招いた。だから、汚名返上に燃えていた。2点を先制された直後の四回だ。先頭で西口の甘く入ったスライダーをフルスイング。弾丸ライナーで左中間スタンドに突き刺した。3日の巨人戦(東京D)以来、15試合&61打席ぶりの5号ソロとなった。 開幕から孤軍奮闘していたが、交流戦突入とともに調子が急降下した。16打席連続無安打と当たりが止まると、チームも泥沼の4連敗。雨天中止となった前日23日は「自分の中では(修正点は)分かっている」と黙々とバットを振った。この日も早出特打で室内練習場にこもり、マシン相手に打ち込みを敢行。試合前に関本からアドバイスを受け、打席では打撃用手袋を外し、右手は素手で相棒を握った。「特に意味はないよ。ときどきやっている」と明かしたが、何とかしたいという思いが全身からにじみ出ていた。 真弓監督は「4番が本塁打を打ってくれて、そこから火がついた感じですね。やっぱり軸の選手が打ってくれると、後がつながる」と主砲の働きに大きくうなずいた。 これで今季、新井が打点を挙げた試合は9勝3敗。猛虎の浮沈のカギを握っているのは、間違いなくこの男だ。 「そういうつもりでやっていますよ」 主砲の言葉はいつになく力強かった。六回には正面の打球を逸らしてピンチを招いた。凡打のち殊勲打のち失策…。よくも悪くも、新井劇場。4番らしさを取り戻した主砲が、今度は連勝街道に導いてみせる。阪神4番が一発!47イニングぶりの打点 4番が重い扉をこじ開けた。阪神の新井貴が0-2の四回に会心の5号ソロを放った。貧打に苦しむチームにとって47イニングぶりの打点。自身にとっても5試合ぶりの安打。本塁打は実に15試合ぶりだった。 調子が下降し「無意識のうちに」スイングを崩していた。22日の試合では4打数無安打で併殺打もあり、九回のサヨナラ機にも凡退。それでも下を向くことなく和田、片岡両打撃コーチにアドバイスをあおぎながら「微妙な感覚」を調整した。「修正できてきた」と手応えを感じてはいたものの、この日も一回1死一、三塁でスライダーを引っ掛けて二ゴロ併殺打。不振は続いていたかに見えた。 だが、先頭で迎えた四回、甘く入ったスライダーを今度はとらえた。「自分のスイングができた」。打球は大きな弧を描いて中堅左にスタンドイン。主砲の一発で打線が活性化し、この回は計4点を奪った。(共同)真弓監督(新井貴に)「4番が本塁打を打って、(打線に)火がついたかな。軸だから後ろもつながる」阪神・和田打撃コーチ(打線に)「各選手にらしい当たりが出てきた。これを続けていきたい」ブラゼル(四回に適時二塁打)「ヒットを打ちたいと思っていた。この(統一)球ならいくとは思わなかった」阪神・新井の一発が反撃の狼煙!連敗止めた 阪神・下柳、西武・西口と両ベテランの投げ合いで始まった試合は、先制された阪神がすぐに逆転し5-3で勝利、連敗を4で止めた。 まさに目の覚める逆転劇だ。始まりは、やはり主砲の覚醒だった。新井貴の一振りが猛虎打線に火をつけた。「自分のスイングができました」2点を先制された直後の四回先頭。2球目のスライダーをフルスイング。ライナー性の弾道を左翼席に突き刺した。5月3日の巨人戦(東京ドーム)以来の5号ソロ。15試合ぶりの一発だ。 阪神の貧打を象徴するように、主砲の新井も不振をきわめていた。4連敗中は16打席無安打で、この日も早出で室内にこもって打撃練習を行った。和田打撃コーチは「バットのヘッドが寝てしまっていたけど、本人が分かっていたから」と説明した。結果、18打席ぶりの快音が最高の形で現れた。 打つべき人が打てば、点は入る。4番の一撃に触発されて打線が続いた。ブラゼルの中堅フェンス直撃の適時二塁打で同点とし、上本の右犠飛で逆転。平野の右前適時打で1点を追加して、この回一挙4点を奪った。阪神は八回にも、平野がこの日2本目の適時打を放ち、追加点を挙げた。 阪神は五回、先発・下柳から代わった2番手の小嶋が、今日4安打と好調の西武・片岡に適時打を打たれ1点差とされたが、後を継いだ福原、榎田、藤川が西武打線をよく抑えて勝利、連敗を4で止めた。や~っとお目覚め!阪神・ブラ同点二塁打ブンブン振り回すあの阪神・ブラゼルが必死だった。懸命に食らいついた。四回無死一、二塁。2球で2ストライクから、ファウルで粘って粘って10球目。快音を発した打球はセンター後方へ一直線。スタンドインの逆転3ラン? いや、審判のジェスチャーはインプレー!! フェンスの最上部に当たって跳ね返った同点タイムリー二塁打だ。「この球でホームランになるとは、常に思えないよ。あの打席も打った瞬間、(スタンドまで)行くとは思えなかった」 この球、とは統一球。導入された“飛ばない球”に誰よりも悩んでいる助っ人は、審判団がゲームを中断し、ビデオでチェックしている間も、オーバーフェンスでないことを確信していたらしい。 だから落胆はない。むしろ、5月13日の中日戦(甲子園)以来、8試合ぶりに稼いだ打点(今季3号本塁打で記録)がうれしかった。21日のソフトバンク戦(ヤフーD)ではスタメン落ちも経験。屈辱を晴らすには、今は結果を出すしかない。 八回にはこの日2安打目を右前に運び、ダメ押し点のきっかけを作った。マルチ安打に至っては5日の巨人戦(東京D)以来、13試合ぶり。 「前を向いて、良いスイングを心掛けて、1本ずつ打っていきたい」 2試合連続で長打(二塁打)が出た。持ち味の一発が出るのも、そろそろ?!
May 24, 2011
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榎田プロ初星!虎最下位も連敗も脱出や~ 頼りになるで!! 阪神はD1位・榎田大樹投手(24)=東京ガス=の力投で連敗を「4」で止め、最下位を脱出した。貴重なリリーフ左腕・江草仁貴投手(30)をトレード放出した日にルーキーが七、八回をゼロ封でプロ初勝利。危機感を力に変えた左腕を軸に、さあ反攻や!!実感なくお立ち台に上がった。落ち着きなくスタンドに視線を泳がせた榎田は、ようやく知った。プロ初勝利。記念すべき1勝は、満点の投球で勝ち取った。 「まさか自分に勝ちがつくと思わなかった。ヒーローインタビューで実感しました」 七回を3人で抑えて八回もマウンドへ。一死から片岡に左前打を浴びたが、新人離れした安定感を証明した。「走られて安打で同点が嫌。目で走者を抑えたり、間を変えた」。片岡を一塁にくぎ付けにしたまま栗山を空振り三振、中島も遊ゴロ。圧巻の2回ゼロ封。四回降板の下柳は勝利投手の権利がなく、意外な白星を九回にベンチで伝えられた。 「しっかり抑えて勝ちがついてよかった。小学校から社会人までやってきたから、携わってきた人たちに伝えたい」 野球を諦めるタイミングは何度もあった。福岡大では3年春に19奪三振を達成。「プロにいけるかも」。意識し始めた矢先に故障に泣いた。教員免許も取った。東京ガス野球部に入部できたのも「たまたま枠が空いたから」と振り返る青年が、ここまで辿り着いたのは信念があったからだ。 「投手をしたかった。唯一、投手をやらせてくれるのが福岡大だった」 小林西高では登板過多で調子を落とし、3年時は一塁での出場も増えたが、野手転向の考えはなかった。父・晃さんの持論は「投手は左がやるもの」。気がつけば右利きの少年が左で白球を握っていた。 「小学校の時は捕手をやりたいとも思いました。でも、いまは左でよかった」。投手の面白さに目覚めたのは中学時代だ。「ホームに投げてるのに一塁走者が戻って楽しかった」。けん制はピカイチ。その快感を満員の甲子園でも体現した。プロ初勝利を挙げ、1勝の沢村(巨人)、2勝の福井(広島)らが先行する新人王レースにも名乗りを挙げた。 連敗を4でストップ。1日で最下位を脱出し借金を「5」とした。真弓監督は「頑張ってくれているんで(白星が)ついてよかった」。試合前に江草のトレード放出が決定。数年チームを支えた左腕を放出したのも、心強い一枚が加わったから。その危機感を力にした新戦力は誓った。 「(お立ち台は)緊張します。野球してた方が全然いい(笑)。勝利に貢献できるように投げたい」。新たな救世主が、カクテル光線の下で輝いた。阪神・ルーキー榎田、好救援でプロ初勝利 堂々たるマウンド度胸とは“真逆”のがちがちのヒーローインタビュー。好救援でプロ初勝利を挙げた阪神のドラフト1位左腕の榎田は「まさか自分に勝ちがつくとは思っていなかった。素直にうれしい」とお立ち台で笑みをこぼした。 1点リードの七回から4番手で登板。いつも通りの落ち着いた投球で七回は三者凡退。真弓監督は「球数も少ないし、いけると思った」と八回も左腕に託した。1死から安打を許しても、栗山をスライダーで空振り三振に仕留めるなど、後続を断った。 東京ガスから即戦力の期待を背負って入団。開幕1軍を勝ち取り、シーズンに入っても安定した投球を続けた。いつしか守護神の藤川につなぐ重要な任務を授かり、ついに白星にたどり着いた。ウイニングボールは両親に渡すという。「この気持ちは両親はもちろん、今まで携わってきた人たちに伝えたい」と初々しく話した。阪神・球児が3人斬り!今季8セーブ目 阪神・藤川は2点リードの九回を三者凡退に斬って、今季8セーブ目。試合後は榎田のウイニングボールとは知らず、記念球をスタンドへ投げ込み(後で球団関係者が確保)「誰が勝ったかわからんし…」とポツリ。この日は4連敗中とあって、下柳が4回で降板。八回に小林宏は登板せず、七回から調子のいい榎田が2回を投げる必死の継投だった。球児は「これで1年間戦うのは難しい。先発に勝ちがつけば一番いい。それだけです」と複雑な胸中を口にした。阪神・城島、攻守で躍動!盗塁2度刺した 阪神・城島が攻守で躍動。1点を追う四回無死一塁から右前打で好機を広げ、逆転を呼び込むと、五回の守備ではパの4年連続盗塁王・片岡の盗塁を阻止。四回の中島と合わせ、2度の盗塁阻止に成功した。「(安打は)新井が本塁打を打った直後でイケイケだった。(盗塁阻止は)あまり働かないからそれぐらいは働いてもいいでしょう。借金もあるので一つ一つ勝っていかないと」。1日も早い借金返済を誓っていた。阪神・下柳四回2失点、粘投も白星お預け 阪神・下柳は5試合目の先発も白星はお預け。四回まで5安打2失点と粘り強く投げていたが、その裏の攻撃で1点を勝ち越し、なおも三塁の好機で代打を送られた。試合後に登板間隔が空くことを理由に登録抹消が決定。また、防御率4・35と調子を落としている渡辺の抹消も決まった。入れ替わりは2軍で14試合に登板して、1勝5セーブ、防御率1・00と結果を残している若竹と右の外野手の浅井が検討されている。
May 24, 2011
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そんな。。。生え抜きの中でも、ほんと好きな選手で、阪神には絶対に必要な投手なのに!!!今年の小林の人的補償でも、江草や、渡辺、その他の豊富な投手陣を取られたくなくて高濱を犠牲にしたのに。。。それなのに、今更高濱が残っていればという内野手補強。。。平野は復活したし、鳥谷の治るまでは、上本がいるじゃないか!!黒瀬だったら、関本のほうが、どれだけ良いか!!!他にも二軍には、元気な内野手が、今回はチャンス!上本に続け!とばかりモチベーションあげてたはず!それが、生え抜きで、貴重な左の中継ぎを出して、若手のチャンスをつぶす必要がどこにあるんだ!!!これだから、若手も、生え抜きもモチベーションさがるんだ!FAやトレードに頼る、それもシーズン中に今までも、それで何人も生え抜きが犠牲になり、若手のチャンスがつぶされたこんなことは、ファンへの裏切りでもあり、ほんとうにやめてほしいことだ!!!よりによって江草。。。いままでの何度も苦しいところを助けられたしあのキレは、球児の次くらいに、決まったら、触れないくらいに三振が取れるピッチャー!芸術品でした!ジェフ、吉野、ヤスと、みんないなくなってしまった。。。いくら中継ぎが多いからといって、江草のような投手は、これから苦しくなってくると絶対に必要な投手なんで、江草を。。。悲しい。。。悲しすぎます。。。江草のような投手に、今シーズンは、まったく打ててない阪神次の西武戦では、阪神キラーになりそうその時は、応援するぞ!阪神だけでなく、巨人戦でも、強いはず!頑張れ江草!!!江草の能力が分かっていない阪神首脳陣に見せ付けてやれ!!!!!阪神が西武・黒瀬獲得 江草とトレード 西武・黒瀬春樹選手(26)と阪神・江草仁貴投手(30)の交換トレードが24日合意に達し、両球団から発表された。 阪神は内野手のケガ人が続出。内野はどこでも守れる一方で、若手の台頭で出番の減っていた黒瀬に白羽の矢を立てた。西武は左の中継ぎ投手が手薄で補強ポイントが一致。一昨年は62試合に登板した江草とのトレードがまとまった。 黒瀬は「7年間お世話になった埼玉西武ライオンズで、もう少し活躍したかったですが、それができなかったことが心残りです。このトレードがチャンスだと思って一生懸命頑張りたいと思います」とコメントを発表した。黒瀬「西武でもう少し活躍したかったが、それができなかったことが心残り。このトレードがチャンスだと思って一生懸命頑張りたい」江草「急な話でまだ気持ちの整理がつかない状況だが、タイガースや多くのファンには感謝の気持ちしかない。新たな場でさらに飛躍し、日本シリーズで阪神の難敵として登板したい」
May 24, 2011
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阪神・榎田、満塁斬り「金本さんのおかげ」 絶対絶命の窮地を救ったのは、またしてもこの男だ。1点差に詰め寄られた六回一死満塁。マウンドに上がった阪神D1位・榎田大樹(東京ガス)が虎党の期待に見事に応えてみせた。「犠飛は打たせないように低めに投げて、内野ゴロを打たせようと思っていました」 まずは、代打・下山と対決。追い込みながら、ファウルで粘られ、フルカウントに。並の投手なら根負けしてもおかしくないが、本人は「フルカウントでしたっけ?」と振り返るほど。8球目。動じず、渾身の直球を外角へ投げ込み、バットに空を切らせた。そんなルーキーの力投に続く梶本勇の左翼へ特大の飛球は金本が必死のプレーで捕球。左腕は「打たれた瞬間はやばいと思いました。金本さんのおかげです」と大先輩に最敬礼した。七回も無失点に抑え、猛牛打線の勢いを止めた。 ルーキーが起用されたのはあまりにも“酷”な場面。真弓監督が「本当に難しい場面で、1点は覚悟していました」という状況でゼロを刻んだ。これで、8ホールド目。阪神時代の橋本(現ロッテ)が持つセ・リーグ新人H記録に王手をかけた。 「亡くなられている部員もいるので悲しいですが、状況が状況で、どうすることもできない…。しっかりと野球をして頑張ります」 試合前には出身校・小林西高(宮崎)の後輩野球部員の訃報を知った。昨オフには講演会で赴いた母校の悲しい出来事に心を痛めたが、試合で結果を残すことが榎田のできる一番の弔いでもあった。阪神・榎田が好救援「金本さんのおかげ」 阪神の榎田が好救援で反撃を断ち切った。六回。1点差に迫られ、なお1死満塁のピンチで登板し、代打下山を空振り三振。続く梶本勇には左翼へ大飛球を打たれたが、これを金本が好捕。左腕は「金本さんのおかげ」と感謝した。 続投した七回も0点に抑えた。抜群の安定感をみせる新人は、初の交流戦にも「自分の投球をするだけと思った」とマイペースを貫いて勝利に貢献した。(共同)新井貴(三回に上本に続く適時打)「積極的にいこうと思った。(上本は)がむしゃらで一生懸命やっているのが伝わってくる」金本(三回に2点二塁打)「打ったのは直球。うれしいです」阪神・山脇外野守備走塁コーチ(六回の金本の倒れながらの捕球に)「よう捕った。よく練習しているから、ああいうところに出る。若手も見習わないと」阪神・和田打撃コーチ(鳥谷の先発起用に)「指1本使えなくても、まったく打てないということではない」阪神・球児162S「数字気にしないよ」阪神4番手・小林宏がヒヤヒヤの9ホールド。1点リードの八回からマウンドに上ったが、一死後に中前打、四球を許し、大ピンチに。何とか代打・日高を二飛、梶本勇を二ゴロに仕留めたものの、前回15日の中日戦(甲子園)でも、二死一、二塁を招いており、制球面の不安定さは相変わらずだった。1点差の九回を受けた藤川は、1安打は許したが、1回を無失点。これで通算162セーブ。馬原(ソフトバンク)を抜いて、単独8位に浮上したが「数字は気にしないよ」と笑った。
May 17, 2011
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阪神、継投で逃げ切り!若虎・上本は3安打2打点 阪神は三回に上本の適時二塁打などで一挙4点。スタンリッジは6回途中で降板したが、救援陣がオリックスの反撃をしのぎ、逃げ切った。 若虎が奮起。2戦連続となる適時打を放った上本が、眠れる猛虎打線を目覚めさせた。 「打ったのはストレート。最低でも走者を進めようと考えていました」 1点を追う三回だ。平野を一塁に置き、寺原の直球に食らいついた。3球目の142キロを振り抜いた打球が左中間を抜け、試合を振り出しに戻した。 続く鳥谷が四球を選ぶと、今度は新井への初球で三盗に成功。好機を広げ新井、金本の適時打につなげ試合の主導権を握った。15日の中日戦(甲子園)で、鳥谷が右手人さし指を負傷。まともに送球ができない状態と判明し、交流戦では不動の遊撃手を「3番・DH」で起用することを決めた。 代わって「2番・遊撃」に入った上本は、一回にも中前打、四回は左翼線へ2打席連続の適時打を放ち、今季初の3安打猛打賞で、交流戦の開幕試合でチームに勢いをつけた。 最近の交流戦開幕は、2007年から1分けをはさんで3連敗中。さらに、京セラドームでのオリックス戦は5連敗中と分が悪かった。過去の悪いデータを吹き飛ばすかのように、若き虎が躍動した。虎生き返らせた!大暴れ上本で交流戦快幕 こんな“超新星”を待ってたんや!! 7年目を迎える「日本生命セ・パ交流戦」(優勝賞金5000万円)が開幕。「2番・遊撃」に抜てきされた3年目の阪神・上本博紀内野手(24)が5打数3安打2打点2盗塁の大暴れ。岡田オリックスをKOし、5年ぶりの交流戦初戦白星に浪速が大騒ぎや!!加速したまま二塁を蹴って、流れるように止まる。クールにベンチを振り返る美青年は、わずか2試合でお馴染みになった。今季初スタメンの上本が大暴れ。鳥谷の代役は、また主役になった。 「どの打席も粘り強く、簡単に三振はしないようにと思っていた」 一回一死、中前打を放って二盗に成功。最初に球場を沸かせた男は、そのまま歓声を独占した。0-1の三回一死一塁で左中間へ同点二塁打。さらに、続く新井の初球で三盗を決めた。作戦に一発で応えて攻撃を加速。一挙4点を呼んだシーンを、真弓監督は嬉しそうに振り返った。「行ってくれますね、よくね(笑)」。関心した若手は、トドメも演出。四回二死三塁では、追い込まれてから5球粘って寺原の150キロを左翼線へ。また適時二塁打で、結果的に勝利を決めた5点目を奪った。 大和のけがで13日に緊急昇格。15日に鳥谷の負傷で遊撃を守った。そして、今季初スタメンは「2番」で起用。理由を、和田打撃コーチは説明した。「犠打で送らなくても色々できる、嫌らしい選手だから」。15日に2番で大活躍の俊介を下位に回してまでの選択は「(上本は)今ノッているから」。背番号4が出した解答は3安打2打点、2盗塁だった。俊介と2人で3盗塁。指揮官も「走れる人が多いんで非常にいい攻撃が出来ています」と、連勝の要因を迷いなく語った。 「走るのは売りでもあるから、常にプレッシャーをかけていきたい」 中1日のヒーローインタビューで宣言した。声は心なしか力強くなった。広陵高の後輩・俊介と並んだ2日前のお立ち台。緊張で歯切れの悪い受け答えに、思わぬダメ出しが入った。「漫才にもなってない」。母校の中井哲之監督から上本への電話だった。 そんな会話が出来るのも不変の暖かい心があるから。節目には必ず恩師へ連絡を欠かさない。今年は春季キャンプ先の高知から現地の名産、文旦を送った。用具メーカーの担当者にも「いつもありがとうございます」を忘れたことはない。高校で全国制覇、早大で主将の野球エリート。だが、心遣いと謙虚な姿勢が上本博紀の正体だ。 「謙虚かは分からないけど、満足したら止まってしまう。それはみんな同じだと思います。競争だから、常に上を目指してやっているだけです」 言葉通り、チームも目指す先はまだ先だ。5年ぶりに交流戦の初戦を飾り、京セラドームでのオリックス戦の連敗も「5」で止めた。新しい力が呼んだ連勝は、必ず浮上のきっかけになる。43歳ド執念!阪神・金本が背面キャッチ 悲鳴と歓声-。そして打球の行方にスタンドがざわめく中、フェンスの下に倒れこんだ阪神・金本のグラブには、しっかりと白球がおさまっていた。ファインプレーというより、まさに執念キャッチだ。六回、1点差に迫られ、なお二死満塁。梶本勇の打球が、高々と左翼フェンス際へと舞い上がった。一瞬スタートが遅れた金本が全力で背走。一気にフェンス際まで下がったが、落下点が少しズレていた。ああ…落ちる…。その瞬間、43歳がフェンスにぶつかるように頭から飛びついた。アウト。落ちていれば走者一掃打だった薄氷の捕球。気合でつかみとると、ニガ笑いでナインのハイタッチに応えた。 「よう捕ったな。日ごろからよく練習しているから。迷惑かけたらアカンと必死でやっているんやろ。若い選手も見習わないとアカン」と山脇守備走塁コーチ。決して守備は上手とは言えない。ただ、これまでも誰にも負けない練習量でカバーしてきた。甲子園での試合前には、早めにグラウンドに出て準備し、欠かさず外野ノックを行う。どんな打球か、テーマも作る。同コーチに「後ろの打球だけお願いします」と頼み、何度も背走を繰り返した日もあった。 当初パの本拠地ではDHの予定だったが、鳥谷の負傷で左翼の守備についた交流戦開幕。“本業”のバットでもきっちりベンチの期待に応えた。三回。新井の適時打で1点を勝ち越し、なお二死一、二塁。寺原の148キロをとらえ、右中間を真っ二つに破った。 「打ったのはストレート。うれしいです」 試合の流れを一気に引き寄せた2点二塁打。さらにこれで通算417二塁打となり、歴代6位の長嶋・巨人終身名誉監督にあと1と迫った。 「本来の打撃にはまだまだだろうけれど、ちょっとずつ近づいているよ」とは和田打撃コーチ。真弓監督も「(ベテランが)若い人と一緒になって勢いをつけてくれたら」と“世代の融合”に期待を寄せた。若い力とベテランががっちりかみ合えば、交流戦を突き抜ける爆発力を生むはずだ。阪神・新井、V打や!上本の三盗生かした 後輩の奮闘に4番が燃えた。受け取った“バトン”を、阪神・新井が快音でつないだ。 「勝ったからよかった。(寺原は)力があるボールを投げるピッチャーだから、積極的にいこうと思っていた」 三回だ。上本の一打で同点に追いつき、右手人差し指の負傷を押して出場した鳥谷が四球でつないだ一死一、二塁。新井への初球で二走・上本が三盗を決めてお膳立て。必死のチャンスメークに、快音で応えた。 オリックス・寺原の4球目だ。151キロを叩きつけた。痛烈な当たりで一、二塁間を破り、若虎は楽々ホームへ。流れを傾けると、一死後に金本が2点タイムリー。4番の一打が、一挙4得点への流れを生み出した。 鳥谷の負傷により、ショートを守った上本は、自身と同じ広島県出身。オフには新井がトレーニングを積むジム『アスリート』で、共に肉体強化に励んできた。何かと目にかけている後輩が、一回にもヒットと二盗で好機を演出したが、そこでは空振りの三振…。後輩の頑張りを、2度目まで無駄にするわけにはいかなかった。 「(上本が)がむしゃらに、一生懸命やっているのが伝わってきた」 三回に貴重な勝ち越し打を放つと、五回先頭では左翼線への二塁打で出塁。七回二死からは右前に運び、今季4度目の3安打をマークした。打率は・346まで上昇。好調を意地する4番の存在が何より頼もしい。 「またあした、いいゲームがしたいね」 笑顔で帰路についた主砲が前を向く。がむしゃらに、泥臭く-。新井が、体現してきたプレーが、虎を上昇気流に乗せる。阪神・俊介、体当たり守備で球児サポート 阪神・俊介が体当たり守備で球児をサポートだ。「どうかなと思ったけど、打球が戻ってきたので捕りにいった」。試合途中に守備固めで中堅から左翼へ。九回先頭、坂口が放った左翼線への大飛球をフェンスに激突しながら好捕した。山脇守備走塁コーチは「よう捕ったわ。体を張ってやってくれた」。攻撃でも四回一死に右前打し、二盗成功。5点目のホームを踏むなど、走攻守で勝利に貢献した。“関西ダービー”は阪神が敵地で先勝 今季交流戦の開幕ゲームとなった「関西ダービー」は、阪神が敵地でオリックスに先勝した。昨年の交流戦覇者、オリックスは先行したが、主導権を握れなかった。2005年から昨年までの6シーズンで、このカード勝ち越しは阪神が4度。対戦成績は阪神が1勝を上積みし、18勝10敗1分けとした。
May 17, 2011
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鳥谷がDHで3番、2番には上本その上本が、大当たり!5打数3安打2打点2盗塁2戦連続のヒーローインタビューでした!そして、金本の2点タイムリーで、試合を決めた。。。かに思えたのですが投手陣が、またも崩れ。。。オリックスチーフ投手コーチ、元阪神福間の前で、その12番を継ぐ渡辺がつかまりスタンリッジが作ったピンチを守れず。。。1点差に迫られた上に、一死満塁!ここでルーキー榎田!代打・下山に粘られるも、空振り三振!外角ストレート!まったくタイミングあってませんでした! しかし、梶本の当たりは、レフトオーバー!!!走者一掃か。。。これを、金本がフェンスに当たりながらも、背面キャッチ!落とさない!!!スーパープレーが出て、1点リードのまま!!榎田は、7回も抑えましたが。。。。コバヒロが。。。またもピンチを作ります。。。しかし、なんとか0点に球児もヒットは打たれましたが、俊介のレフトファールフライでのフェンスに激突しながらのファインプレーなどあり、1点差を守りきりました!!!!!いやなムードになることもあったし、オリックスの追い上げもすごかったけどなんとか守りきりました!!!!今日も連勝だ!!!しかし、うちの叔父のつらそうな顔がベンチで見えて。。。複雑な心境です。。。3回表 【俊介】 ライトフライ 【平野】 レフトヒット 【上本】 左中間タイムリーツーベース BS1-1T 【鳥谷】 フォアボール ランナー上本が三盗 【新井貴】 ライトタイムリーヒット BS1-2T 【マートン】 見逃し三振 【金本】 右中間2点タイムリーツーベース BS1-4T4回表 【城島】 ショートゴロ 【俊介】 ライトヒット ランナー俊介が二盗 【平野】 ファースト犠打 【上本】 レフト線タイムリーツーベース BS2-5T6回裏 1点差に迫られ、1死満塁! (投手交代)渡辺 → 榎田 【代打・下山】 空振り三振 【梶本勇】 レフトフライ 7回裏 【坂口】 セカンドヒット 【T-岡田】 レフトフライ 【ヘスマン】 セカンドフライ 【北川】 見逃し三振 8回裏 (守備交代)柴田 センター (守備交代)新井良 ファースト (投手交代)榎田 → 小林宏 【バルディリス】 空振り三振 【田口】 センターヒット ワイルドピッチ (代走)深江 【大引】 フォアボール (代走)野中 【代打・日高】 セカンドフライ 【梶本勇】 セカンドゴロ 9回裏 (投手交代)小林宏 → 藤川 【坂口】 レフトファウルフライ 【T-岡田】 ファーストライナー 【ヘスマン】 センターヒット (代走)竹原 【北川】 空振り三振 ▼オリックス-阪 神 1回戦 (阪神1勝、京セラドーム大阪、18:00、21177人) 阪 神 0 0 4 1 0 0 0 0 0 5 オリックス 1 0 1 0 0 2 0 0 0 4 【投手】(神)スタンリッジ、渡辺、榎田、小林宏、藤川-城島(オ)寺原、桑原、香月、平野、岸田-前田大、鈴木、日高【責任投手】(勝)スタンリッジ5試合2勝1敗(S)藤川11試合1勝7S(敗)寺原6試合2勝4敗【本塁打】(神)(オ)T-岡田4号ソロ(3回、スタンリッジ)【戦評】 阪神は1点を追う三回に上本、新井貴、金本の適時打で4点を奪って逆転。四回にも上本が適時二塁打を放ち加点した。先発スタンリッジが2勝目。3番手の榎田が好救援した。オリックスは寺原が乱調。3連敗で借金10となった。
May 17, 2011
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阪神・メッセンジャー5回1失点で2勝目 先発したメッセンジャーは、5回4安打1失点で今季2勝目を挙げた。 「描いた投球じゃなかったけど、結果(的に)よかったよ」 最速150キロの直球がうまい具合に荒れ、中日打線に的を絞らせなかった。二回に1点を失ったが、先発の責任を果たした。4試合に登板して、いまだ無傷の右腕は活躍した若虎に感謝。「俊介と上本がいなかったら勝てなかった」と笑顔で話した。快投劇や!阪神・榎田、圧巻の3連続K 大事な局面でも表情は変わらない。D1位・榎田大樹投手(東京ガス)の31球の快投劇。2回を無失点に抑え、新セットアッパーの役目を十二分に果たした。 「任されたところをしっかりと投げるだけです」 出番は1点勝ち越した直後の六回から。先頭の和田に中前打を許したが動じない。ブランコを136キロの直球で空振り三振。野本には狙い通り、外角低めのスライダーを打たせて、遊ゴロ併殺に仕留めた。チームがイニング別で最も失点を重ねる(16失点)“魔の七回”に勢いは増す。3連続Kに斬った。前夜は暴投で1点を与えたが、この日は危なげなし。プロ初登板だった4月16日の中日戦(ナゴヤD)以来の2イニングゼロ封に真弓監督は「しっかり投げてくれたんで、流れをつかめました」と賛辞を惜しまなかった。 今季初めて「EKK」で勝利のたすきをつないだ一戦。いつも通り、榎田の右手には黄色のラバーバンドがはめられていた。これは、開幕1軍入り決定後に球団関係者から手渡されたもの。かつて、勝利の方程式「JFK」の一角を担ったジェフ・ウィリアムス(現駐米スカウト)が現役時代に中継ぎ陣の絆を高めるために作ったものだ。 ジェフは退団後に「初めて1軍入りした若い選手に渡してほしい。ブルペンのみんなの心はつながっているんだと教えてあげてほしい」と言って、大量のバンドを同関係者に託したという。若虎は同じ左腕の大先輩について「僕と比べものにならない。すごいという印象しかない」と話すが、Jの意志はEに受け継がれている。 「(内外の)コースと低く投げることはできたと思います」 11試合を投げ、防御率は驚異の0・71。苦しむリリーフ陣にあって、24歳が一際、光を放っている。阪神・城島、榎田の力量に感心! 大事な局面でも表情は変わらない。D1位・榎田大樹投手(東京ガス)の31球の快投劇。2回を無失点に抑え、新セットアッパーの役目を十二分に果たした。 肝っ玉ルーキーの投げっぷりの良さには、正妻・城島も感心している。「カウントに困るタイプのピッチャーじゃない」と制球力が高いことを前置きした上で「ひざ元のスライダーも(武器)だし、真っすぐにもスピードがある。体が(打者に)正対するのは早くても、そこから腕がビュッと振れるから、打者もなかなか打てない」と分析。メジャーを知る男も、背番号「13」の力量に納得顔だ。阪神・小林宏、ヒヤヒヤ1回0封 悲鳴が歓声に変わる。八回二死。「1人」を除いて同点弾を覚悟した森野の弾道は、奇跡的に右翼フェンスがはね返してくれた。本塁打まであと約25センチ。命拾いしたマウンド上の小林宏こそが、その「1人」だった。 「僕はそうは思いませんでしたよ」 試合後、森野の一打にヒヤッとしたか、と問われた41番は、拍子抜けするほど冷静だった。 続く和田との勝負を敬遠四球で避け、ブランコを何とか中飛に仕留めて、スコアボードの魔の八回に待望の「0」を記した。荒木への4球目には、移籍後MAXの151キロをマークするオマケも。 「ちょっと勝ちに貢献できてよかった」 もう失敗は許されないがけっぷちであることは、誰よりも分かっていた。 “5・7の悪夢”。横浜相手に2点リードの八回に登板しながら1安打3四死球1暴投で大逆転負け。鳴り物入りでFA加入した“コバヒロ”の信頼は地に落ちた。 以来、山口投手コーチとマンツーマンでフォームや体重移動のチェックを繰り返す日々。小林宏と同じぐらい、危機感を抱いていたのが女房役の城島だった。 「前回(5月7日のこと)は僕と2人で作ったもの。もう一度、同じ場所(八回)で抑えたかった。あの打球がフェンスに当たるってことは、コバヒロも持ってるね」 もし、スタンドインなら、また救援失敗で周囲の目は厳しかっただろう。が、ヒヤヒヤドキドキでも、結果がすべて。ちょっと球威も戻った。八回の男にも、リードする女房役にも、自信を取り戻させたゼロ封劇だった。阪神・球児、久々登板で6S!藤川が九回に5月5日の巨人戦(甲子園)以来、10日ぶりに登板して、今季6セーブ目。先頭の野本にはフルカウントとしながら見逃し三振に斬って「3ボールになっても、いい投手は抑えるもの。だから、自分にもそれを期待してね」と笑った。 二死後は変化球主体の投球にモデルチェンジ。「交流戦前だから練習。初球にカーブを投げたのも初めてだし」と明かした。最後は山口投手コーチの61回目の誕生日を白星で飾れたことに「勝ってよかった? そうやね。おじいちゃんやから」とほほえみながら引き揚げた。
May 15, 2011
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でかした!阪神・上本、チーム救ったV撃 若虎で大脱出!! 阪神は緊急出場となった上本博紀内野手(24)が同点の五回に決勝二塁打を放ち、連敗をストップ。2番俊介外野手(23)との機動力で落合竜を沈め、借金を「3」に減らした。負傷交代した鳥谷敬内野手(29)の代わりに出たプロ3年生が大仕事。17日から交流戦は若い力で大反攻や!! 予想を遙かに超える若虎の活躍が、予測不可能なアクシデントを救った。聖地のお立ち台で、上本がぎこちなく笑う。小さなヒーローが、虎に吹き付けた“逆境”を跳ね返した。 「打点がついたのはたまたまというか、俊介がよく打って、走ってくれました。チーム全員での勝利だと思います」 同点の五回二死だ。無走者から広陵高の後輩・俊介が右前打を放ち、上本への2球目に二盗を決めた。その直後、吉見のスライダーに食らいついた。鋭いゴロで三塁線を突破。今季初出場で放った初ヒットが、決勝の二塁打になった。 一回の守備で遊ゴロをはじいた鳥谷が右手の人さし指の爪を裂傷、血を流しながら、ベンチに引き揚げ、一回限りで退いた。貧打解消に真弓監督は1番に平野、2番に俊介を置き、1、2、5、7、8番を入れ替える大幅な打線改造を行ったが、不動の3番が1打席も立たずに交代。窮地に立たされたが、一回表の攻撃から代打で出場した早大の後輩が穴を埋め、借金を「3」に戻した。 チームで平野に次ぐ1メートル73センチの小兵は、13日の1軍昇格と同時に気持ちを入れ直した。本職は二塁手。遊撃は2軍で何度か守ったことがあるだけだが、ノックは必ず遊撃でも受け「冷静に、慌てたプレーや無駄な送球ミスをしないように」と言い聞かせた。 昨年オフは連日のように、鳴尾浜の室内練習場にこもった。打撃音は響かない。足の運びと手の使い方を反復した。「ボールの握りかえの練習です」。強肩ではない分、プロで生き残るためにコンマ何秒を削る努力を続けた。六回一死一塁では落ち着いて併殺を完成させるなど、2度のゴロを慎重にさばき、守備でも貢献した。 真弓監督は「(鳥谷が)ちょっと心配ですが、代わりに出た上本がよく打ったし、守ってくれました」と目尻をさげた。爪がはがれかけている鳥谷は当面遊撃での出場が厳しい状況とあり、しばらくは上本にチャンスが与えられる見通し。将は不発の重量打線が醸し出していた停滞ムードを一新する若い機動力の台頭を頼もしそうに見つめた。 上本は八回先頭で、左中間突破の二塁打で3点目を演出。2安打1打点1犠打の活躍で交流戦前ラストの試合で連敗を止めた孝行息子は試合後、気持ちを引き締めた。 「浮かれないようにしたい。結果が出たといっても1日だけ。すぐに気持ちを切り替えたい」 17日からは交流戦。前阪神監督の岡田監督が率いるオリックスと京セラドームで激突する。若虎のエネルギーがチームの光になる。大当たり!!マートン、虎初5番で同点打 核弾頭からポイントゲッターへ。役割が変わってマートンのバットが破壊力を増した。同点打にダメ押し打あり。今季初めて5番に入った赤毛の男が屋台骨となり、若虎をお立ち台に上らせた。 「上本が俊介をうまく次の塁に進めてくれたからね。いいスイングができた。走者がいた状況で2ボールだったし、ストライクしか投げてこないと思った。4球連続変化球だったし、またくるのかな、と。自分の手とバットを信じて振ったよ」 そう振り返ったのは1点を追う四回一死一、二塁。吉見のスライダーを押っつけて、右前へ。二走・俊介が快足をかっ飛ばして、同点のホームを踏んだ。1点リードの八回一死三塁でも、中前に弾き返し、勝利を決定づけた。相手投手のデータをノートに書き込むメモ魔としては有名だが、この日は特に頭がさえていた。鳥谷の故障で比重が増すクリーンアップを十分担える存在感を示した。 1週間前とは大違いだ。今月6日。マートンは横浜スタジアムのベンチに深く腰掛けて、うれしそうに口を開いた。 「ポーチを買って、隠しておいたんだ。えっ、どこにって!? クローゼットにね。明日の朝、電話をするんだ。『♪ハッピ、バースデー』ってね。驚くに違いない! グワッ、ハッハッハ!」 翌7日はステファニー夫人の27回目の誕生日。東京遠征に出発する2日までにプレゼントを購入し、隠しておいたのだった。自称サプライズ好き。果たして結果は…。 当日。球場に到着したマートンはしょんぼりしていた。「大きな声で歌ったんだ。でも…すぐに『プレゼント、ありがとう』って言われて…。見つけられてしまっていたなんて…。何てこった」。 メモ魔のM砲でも愛妻の裏をかく情報までは入手できずにガックリ。それにしても、昨季シーズン214安打の日本記録男は開幕当初こそ打撃不振に陥ったが、打率も徐々に上げ、・273。真弓監督も「打撃の調子は上がっている。走者を置いて集中していけば、きょうみたいな仕事ができる」と一安心だ。 マートンは「同じような試合ができるようにしたいね」。17日からは交流戦。頭脳明晰の男が、上昇気流に乗せる。阪神・平野、1番で存在感「一戦必勝」昨年5月30日の日本ハム(札幌D)以来となる1番で起用された平野は、一回にいきなり中前打を放ち、七回二死走者なしでも中前打。得点にこそ絡まなかったが、打線に勢いをつける活躍をみせた。「首脳陣の期待に応えられるようにしたい。きょうこれでダメだったら『何やってんだ』となってしまう。第1打席に、カッと目の覚めるようなモノがほしかった」。17日からの交流戦に向けては「一戦必勝です」と力を込めた。阪神・俊介「いいスタートがきれた」 昨年9月8日の中日戦(スカイM)以来の2番に入った俊介は同点と勝ち越しのホームを踏んだ。「(2番は)クリーンアップにも回さなきゃいけないし、塁に出ることも大事。1番が出てたら送らなきゃいけない」。同点で迎えた五回二死走者なしから右前打で出塁し、広陵高の先輩、上本への2球目に盗塁を決めた。「準備はできてた。いいスタートがきれたと思う」。1番平野との快足コンビも機動力十分。2番俊介が反攻のオプションになりそうだ。
May 15, 2011
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まったくつながらない打線を改造。。。その新2番の秀太と、鳥谷の怪我欠場の代役上本が、走打に大活躍!二人がヒーローインタビューでした!新5番マートンも、チャンスに強いところを見せました!メッセンジャーは5回1点その後の榎田、コバヒロそして、球児は2三振!!!久々の劇場なしでの勝利!!!交流戦前に連敗を止めました!!!1回表 【荒木】 見逃し三振 【井端】 ライトヒット 【森野】 セカンドゴロ 【和田】 ショートゴロ 2回表 【ブランコ】 左中間ツーベース 【野本】 ライトフライ 【グスマン】 フォアボール 【谷繁】 レフトタイムリーヒット T0-1D 【吉見】 ピッチャー併殺打 3回表 【荒木】 レフトヒット 【井端】 ピッチャー犠打 【森野】 空振り三振 【和田】 ショートゴロ 4回表 【ブランコ】 セカンドゴロ 【野本】 フォアボール 【グスマン】 フォアボール 【谷繁】 ライトフライ 【吉見】 見逃し三振 4回裏 【俊介】 フォアボール 【上本】 ファーストゴロ 【新井貴】 フォアボール 【マートン】 ライトタイムリーヒット T1-1D5回表 【荒木】 ピッチャーゴロ 【井端】 ライトフライ 【森野】 ピッチャーゴロ 5回裏 【代打・林】 セカンドゴロ 【平野】 センターフライ 【俊介】 ライトヒット ランナー俊介が二盗 【上本】 レフト線タイムリーツーベース T2-1D6回表 (投手交代)メッセンジャー → 榎田 【和田】 センターヒット 【ブランコ】 空振り三振 【野本】 ショート併殺打 7回表 (守備交代)柴田 センター 【グスマン】 空振り三振 【谷繁】 見逃し三振 【吉見】 空振り三振 8回表 (投手交代)榎田 → 小林宏 【荒木】 ピッチャーゴロ 【井端】 空振り三振 【森野】 ライトオーバーツーベース 【和田】 敬遠 【ブランコ】 センターフライ 8回裏 【上本】 左中間ツーベース 【新井貴】 セカンドゴロ 【マートン】 センタータイムリーヒット T3-1D (投手交代)吉見 → 小林正 9回表 (投手交代)小林宏 → 藤川 (守備交代)新井良 ファースト 【野本】 見逃し三振 【グスマン】 空振り三振 【谷繁】 センターヒット 【代打・堂上剛】 ショートフライ ▼阪 神-中 日 6回戦 (中日3勝2敗1分、甲子園、14:03、46832人) 中 日 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 阪 神 0 0 0 1 1 0 0 1 x 3 【投手】(中)吉見、小林正-谷繁(神)メッセンジャー、榎田、小林宏、藤川-城島【責任投手】(勝)メッセンジャー4試合2勝(S)藤川10試合1勝6S(敗)吉見4試合2勝1敗【本塁打】(中)(神)【戦評】 阪神が逆転勝ちで連敗を止めた。四回にマートンの適時打で追い付き、五回に上本の二塁打で勝ち越し。八回にも1点を加えた。メッセンジャーが5回1失点で2勝目。六回以降は3投手で反撃を断った。中日の連勝は3でストップ。
May 15, 2011
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チームリーダー鳥谷の欠場は、あまりにも痛い。。。上本が活躍したけど、クリーンナップとしては。。。17日は、復活できるんでしょうか?1週間くらい休んでもいいとは思うのですが。。。右手だけに。。。鉄人鳥谷だけに、無理をして長引かなければいいんですが。。。阪神・鳥谷、右手人さし指を痛め交代 阪神の鳥谷が一回の守備で和田の遊ゴロを処理した際に右手人さし指を痛め、その裏の打席に立たずに交代した。爪がはがれかけているが、骨に異常はないという。 6年連続で全試合出場を続けている鳥谷は、今後について「あさって(17日)の状態もあるし、何とも言えない。できることをするだけ」と話した。阪神・鳥谷、右手人さし指の爪裂傷 阪神・鳥谷敬内野手(29)が15日の中日6回戦(甲子園)の一回の守りで、遊ゴロを処理した際、右手人さし指の爪を裂傷。血を流してベンチに戻り、そのまま途中交代した。西宮市内の病院でレントゲン検査を受けた結果、骨には異常がなかったものの、「右手人さし指爪床(そうしょう)裂傷」と診断された。 診察後、クラブハウスに戻った鳥谷は「(今後は)あさって(17日)の状態もあるんで…。今は何とも言えないです。できるだけのことをやるだけ。後は(首脳陣の判断に)任せます」とコメント。常川チーフトレーナーは「今は医療用テープで止めています。爪がはがれかけている感じ。昨年? それよりは悪いです」と説明した。 ここまで916試合連続出場中だが、昨年も5月25日のロッテ戦(甲子園)の試合前練習で、右手人さし指を突き指。途中で交代すると、その後4試合、代打で出場していた。今回はその時よりも状態が悪いだけに、当面先発に戻れない可能性が高い。 真弓監督は「もうちょっと様子を見てです」と説明。久慈守備走塁コーチは「爪がくっついていない。くっつくのに時間はかかるし、投げるのには時間がかかると思う。本人は痛みはないと言っている。頭(スタメン)からは難しいかな」と明かした。17日のオリックス戦(京セラD)から2カード、パの本拠地だけにDH起用も視野に入れ、最善の策を探る。阪神、関本&新井良の「遊撃」可能性も 鳥谷、大和と遊撃手2人が相次いで故障。坂も故障中で遊撃は手薄とあり、上本までけがをすれば非常事態となる。久慈守備走塁コーチは「平野の遊撃? それは考えていない。最悪の場合は関本、良太(新井)。2軍? 荒木くらいでしょう」と説明した。南社長は甲子園で緊急補強の可能性を問われると「きょうの今で、そんな(急には)何もないですよ」と、話すにとどめた。守備に定評がある育成枠の藤井宏の支配下登録も選択肢に入れ、必要な手を講じていく。
May 15, 2011
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これで、二神も戻ってくれれば、ものすごい投手陣に小嶋も先発で頑張って欲しいし、交流戦になると、ローテが楽になるのですが先発投手の多い阪神としては、不利なんですよね。。。阪神 09年ドラ1右腕が10ケ月ぶりに実戦復帰 右ひじ痛で2軍調整している阪神の09年ドラフト1位・二神が17日の育成試合・甲賀健康医療専門学校戦(鳴尾浜)で実戦復帰することが14日、分かった。中継ぎで1イニングを予定しており、実戦登板は故障した昨年7月8日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)以来となる。 この日は鳴尾浜球場でシート打撃に登板。浅井ら打者5人に19球を投げて安打性はなく、2三振を奪った。二神は「いい実戦練習が積めました。違った課題も見つかったけど段階を踏んで徐々に上げていければ」と力を込めた。 虎“第2新卒組”の逆襲 二神、藤原ケガからの再スタート2011.01.26. . 1年前、即戦力として見込まれながら期待を裏切った二神一人投手(23)と藤原正典投手(23)が、挫折を味わった1年目の経験をバネに“第2新卒”の心境で今季は逆襲にかける。 真弓明信監督(57)には「二神・藤原ショック」がトラウマとして残っているようだ。ドラ1ルーキー榎田大樹投手(24)の沖縄1軍キャンプ参加が決まったが、指揮官は「あまり無理をさせたくない。二神が脇腹を痛めて、藤原もキャンプで内転筋を故障したから」と冷静。去年の新人コンビが開幕前までもたなかったことが尾を引いている。 昨年のルーキーのなかで当初即戦力として注目を集めた二神と藤原。ところがシーズンが終わってみれば賞金1000万円の『真弓監督フレッシュ大賞』は同期入団の俊介や秋山たちがさらっていく逆転劇に。 だが二神、藤原とていつまでも榎田の「反面教師」ではいるわけにはいかない。もともとの期待に見合った働きを見せるために必死だ。 「旧ドラ1」二神は昨年夏に右ひじ内側側副靱帯を損傷し、今年も安芸の2軍キャンプでリハビリからのスタート。「今は体力をつけているところでブルペンもまだ。下半身のトレーニングと肩、ひじ回りの筋肉をつけながらトレーナーに復帰までのプランを話してもらっています。去年と同じことはしていられない。もう甘えてはいられない」と、競争社会の中で焦りの色も見える。 「旧ドラ2」藤原は沖縄の1軍キャンプ参加が決まり、「岩田さんや能見さんとか素晴らしい左投手がいる。いろんな先輩と話したい。下柳さんに直球について聞いていきたい」と目を輝かせる。 昨季は中継ぎで24試合に登板して1勝をあげたが、昨年掲げた「開幕1軍」の忘れ物を取りに行く。 学生時代はスライダーを得意球としてあげていたが、プロに入って 「小手先で球を動かすことにとらわれ、直球とスライダーを投げわけてしまう感じになってしまっていました」と、甘くはなかったことを実感したという。 「いい投手を見ていると、直球を投げているように見えて、実際にはスライダーの回転がかかっている。直球と腕の振りが同じなので、打者には最後まで球種がわからない。久保(康友)さんを見ていてそれがうまいと感じます。自分もスライダーには自信を持って投げられるようにレベルアップさせたいです」と藤原。 昨年は「即戦力」の期待を裏切った二神と藤原が今年こそ、ブレークを果たせるか。
May 15, 2011
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阪神、好リリーフの渡辺が今季初勝利! 好救援で今季初勝利を挙げた阪神の渡辺は「自分の仕事ができて自信になった」とお立ち台で胸を張った。 先発下柳が6-3の三回2死二塁で降板し、2番手で登板。流れが傾きそうな場面で井生を空振り三振とし、四、五回も完璧に抑えた。急な上に大雨の中の投球だったが、信条としている「最悪の状態を想定してマウンドに上がれ」という木戸ヘッドコーチの言葉を胸に動じなかった。 三回無死三塁では中前打を放ち、プロ初安打と初打点をマーク。昨年まで4年連続で45試合以上に登板し、中継ぎ陣を支える右腕は「次からいい気持ちで投げられると思う」と満足げだった。猛虎祭参戦打ァ!渡辺、投げてもワッショイ! ぬかるんだマウンドで躍動した。3点を守る三回二死二塁。一打で流れが傾きかけない場面で渡辺が文句なしの救援だ。井生を内角直球で空振り三振に仕留め、ピンチを脱出。2回1/3を完璧に抑え、今季初勝利もつかみ取った。「きょうは雨も降っていたので、ブルペンから想定していきました」 中継ぎ右腕の地位を確立した2008年に首脳陣に言われた言葉がいまも頭をよぎる。「最悪の場面を想定してマウンドに行け」。だから、どんな天候、状況でも動じない。最速144キロの直球とチェンジアップなどを巧みに織り交ぜ、鯉打線を完全に封じ込めた。 「ヒットが出ればいいなと思っていたら、飛んでいきました」 バットでも魅せた。5点リードの三回無死三塁。フルカウントから先発・篠田の外角直球をものの見事に中前へ。プロ4打席目にして初安打&初打点の一撃となった。 「これからはお前がブルペンのリーダーとして引っ張っていけよ」-。今春のキャンプ前。ブルペン陣を牽引してきた守護神・藤川に言われたフレーズだ。身の引き締まる思い。「『自分が1軍にいないと何もいえない』と逆にプレッシャーにかえた。結果を出さないと」。昨季は2軍生活も送った。前回登板した4日の巨人戦(東京D)では同点の九回にリリーフしたが、無死一、三塁の窮地を招いて降板。2度失敗すれば…。己にかかるプレッシャーを力に変え、快投につなげた。 「きょうの方がしゃべれていると思います!!」 自身2度目のお立ち台で虎党の笑いを誘った。虎投屈指の小兵(1メートル75)が“縁の下の力持ち”として猛虎を支えている。猛虎祭や!最多11点 城島弾ダ~ン!爆勝や!! 阪神が4本塁打を含む今季最多の13安打&11得点の猛攻で広島に快勝。連敗を3で止め、3位に浮上した。4号、5号を放ち、日米通算1000打点を達成した城島健司捕手(34)は「負けていて誰一人いい気はしていなかった。ファンもそうだと思う。早く借金を返したい」。中日戦も、この調子で頼んまっせ。 打線爆発の中で、背番号「2」がひと際輝いていた。降りしきる雨を白球で切り裂き、連敗を3で止めた。5月5日以来、1週間ぶりの白星の中心は、城島の豪快なメモリアルアーチだ。 「(打球が)切れなくてよかった。切れたら1円にもならないからね。1000打点打とうと思って野球を始めたわけではないし、僕は日米通算というのがついてくる。パ・リーグでスタートしてアメリカにも行きましたけど、トータルの数字は大事だと思う。これからも打って守って、両方できるようにしたい」 まずは三回だ。金本の2号ソロに続き、左翼ポール際へ弾丸ライナーの4号ソロを突き刺した。リードを5点に広げる1発で日米通算999打点とすると、七回だ。豪快に歴史に名を刻んだ。 「感触はファウルだったけど、ラインドライブのスピンがかからない打ち方だった」 打ち上げた打球を目で追った。降りしきる雨の中で白球が左翼ポールを巻くように着弾。今季初の1試合2発となる5号ソロで、捕手では野村(西武など)、田淵(西武など)、古田(ヤクルト)に続く、史上4人目での1000打点に到達した。 強肩をプロに認めさせた球場で、打者としての節目を迎えた。19歳のとき、2軍戦(当時ダイエー)で初めてきた甲子園でコーチとひとつの勝負をした。 『二塁ベースからボールを投げて、銀傘の上に乗せられるか』-。見事にクリアし、北新地で“勝利”の寿司を味わった。そんな思い出の場所で、打者としても輝かしい1ページを刻んだ。 1歩目はプロ1年目の1995年7月9日のロッテ戦(千葉)。「ヒルマンから打ったセンター前の初ヒットに打点がついた」。プロ17年目。長い道のりの中で『打てる捕手』ゆえのジレンマを感じたこともあった。 「打撃の練習を一生懸命して、成績がいいと『捕手の練習をおろそかにしている』と言われたこともありました」 打撃と守備のどちらかだけに力を入れたことはない。「割合は100対100」が信念だ。 「打線が援護して、阪神らしいゲームだった。(連敗で)みんなモヤモヤしていたし、ファンもそうだと思う。まだ借金(2)があるので早く返したい」。猛打爆発を彩った城島が前を向いた。 「これを続けていかないといけない。このまま(打線が)調子を上げてくれたら」。2日連続の雨天中止ですべてが好転したかのような快勝に、真弓監督も力をこめた。猛虎の逆襲がここから始まる。阪神・小嶋、第2子誕生!お祝いゼロ封や! 阪神・小嶋は渡辺の後を受け、六回から3番手で登板。2回を1安打無失点。「久々だったんですけど、ゼロに抑えられてよかったです」。この日の早朝に妻・直果(なおか)さんが東大阪市内の病院で第2子・次女を出産。左腕は前日11日の午後10時すぎに西宮市内の自宅から駆けつけ、徹夜で立ち会ったという。責任感がさらに増した男が、中継ぎ陣を支える。
May 12, 2011
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阪神、鬱憤晴らす猛攻!今季最多の11点 (セ・リーグ、阪神11-4広島、6回戦、阪神3勝3敗、12日、甲子園)降りしきる雨の中、白球が次々と外野を越えていく。阪神が序盤三回までだけで9得点を奪い、快勝した。2日連続の雨天中止、そしてこれまでの打撃不振の鬱憤を晴らすかのような猛攻で一方的な展開に持ち込んだ。 2点を先制された直後の一回。鳥谷が「甘い球を一発でとらえられた」と、中越えの適時二塁打を放つと、続く新井貴が同点の適時三塁打。この回に逆転し、二回には平野が「時には(外野を)越える打球も打っておかないと」と2点三塁打。その後も三回と七回の2本のソロで城島が日米通算1000打点をマークするなど、攻撃の手を緩めなかった。 指揮官は「中盤までに試合を決めて、大量点を取るような試合が2、3出てくれば勢いに乗れる」と話したことがある。言葉通りの理想の試合運びで、眠れる虎がいよいよ目を覚ますか。(共同)鳥谷(3安打2打点)「しっかり打ててよかった」新井貴(一回に適時三塁打)「次の塁を狙うのは当たり前。ナイスゲームができたので、あしたもいい試合にしたい」下柳(三回途中に3失点で降板)「立ち上がりに用心し過ぎた。点を取ってもらったのに、役目を果たせず情けない」阪神・和田打撃コーチ(ようやく勢いが出た打線に)「雨で中止の2日間、考える時間もあったし、いい練習もできた。積極的にいけた」阪神打線爆発“虎キラー”広島・篠田をKO 阪神は序盤から打線が爆発、広島の先発・篠田を打ち崩し、11-4で勝利した。 平成のダイナマイト打線が、劣勢を軽々とひっくり返した。鳥谷と新井が、猛虎打線に火をつけた。2点を先制された直後の一回だ。マートンが四球を選び、平野が犠打で送った一死二塁で、鳥谷が広島先発・篠田の直球をとらえた。「甘い球をしっかりと1発でとらえられました。つなぐことができてよかった」 右中間フェンス直撃の適時二塁打で1点をかえすと、なおも一死二塁から、新井が続いた。「打ったのはスライダー。つまったけど、よく伸びてくれました」高々と打ち上げた打球は、左翼フェンスの上部で跳ねた。あと数十センチでスタンドインという一撃で試合を振りだしに戻すと、広島守備陣が打球処理に手こずる間に三塁へ。頭から滑り込んで好機を拡大し、続くブラゼルの二ゴロで勝ち越しのホームを踏んだ。 前カードの横浜戦(横浜、新潟)で3連敗を喫し、2試合が雨天中止となって迎えたこの一戦。最下位脱出と連敗阻止のため、入念に準備を行って臨んだ。通常、試合前の打撃練習では、打撃投手を左右1人ずつ並べ、2人同時に打つ。だが、この日は左腕1人対し、打者も1人。広島の先発を篠田と読み切り、“虎キラー”を打ち込んだ。この試合前まで、篠田には通算11試合で6勝を献上したのに対し、黒星をつけたのは1度だけ。防御率2・67と封じられていたが、練習の効果もあり一気に打ち崩した。 二回は2四球と暴投で得た二死一、三塁から、平野が左中間への2点三塁打を放ち、続く鳥谷が三遊間を破るタイムリーで3点を追加した。三回には金本の2号ソロ、城島の4号ソロで突き放し、右中間突破の三塁打を放った俊介を、渡辺が中前適時打で返した。3イニングで9点を奪う猛攻の締めは、怒濤の4連打。苦手左腕をKOし、試合の大勢を決めた。つながりを欠いていた打線が爆発し、今季最多得点で連敗を3で止めた。借金はひとつ返して「2」。虎が最下位から逆襲の一歩目を踏み出した。虎・鳥猛打ショー!虎打線を復活や 追撃のノロシをあげ、中押しをしたのは阪神・鳥谷だ。長打、流し打ち、内野安打。灯した3つの「H」ランプで虎打線を復活させた。 「初回に点を取られた後だったんで、すぐに返せてよかったです。何とか返したいと思っていたところでした。甘い球をしっかりと一発で捕らえられました」 2点を追う一回一死二塁。篠田の外角スライダーを一閃した。右中間フェンス直撃の適時二塁打。3点リードの二回二死三塁では左前適時打。八回にも二塁内野安打。4月14日の広島戦(甲子園)以来、20試合ぶりの猛打賞で、連敗ストップに貢献した。 “虎キラー”粉砕に成功した。これまで11試合で6勝を献上していた左腕に対し、チームはこの日特別練習をした。通常なら打撃投手を左右1人ずつ並べ、2人同時に打つが今回は左の打撃投手1人のみ。1対1の環境を作り、集中力を倍増させる作戦を実行した。 「(これで打線に勢いが戻るか、との問いに)それはわからないですけど、明日も打てるように頑張ります」 交流戦まで残り3試合。13日からは宿敵・竜を迎撃する。虎・新井、有言実行打!志麻姐さん誓い守る 白球が水しぶきをあげながら外野を転がる。一塁、そして二塁をけり、阪神・新井は猛然と頭から滑り込んだ。セーフ。いきなり2点ビハインドという窮地を、4番が有言実行の一打で救った。 「ヘッドスライディング? 無意識ですね。走っている最中は、前へ前へとしか考えていない。二塁で止まるのと三塁までいくのとは大違い。取られたら、すぐに取り返したかった」鳥谷の適時二塁打で1点差とした一回一死二塁。篠田の内角低めスライダーを一閃し、左翼フェンスを直撃。09年9月30日のヤクルト戦(神宮)以来、2年ぶりの三塁打となる気迫の走塁でチームを鼓舞した。 前日11日、虎党女優・岩下志麻の「(最下位に)ガッカリ」発言に「タイガースの力はこんなもんじゃないです。これから、たくさん喜んでもらえるように頑張ります」と力を込めたが、連敗脱出への闘争心を体現したのだった。 「僕は“頭でっかち”になるとバットが出なくなるんですよ」。開幕前は、セ・リーグ側と開幕日の延期問題で折衝を続け、日本プロ野球選手会長として男をあげたが、こう自己分析するように、決して器用な人間ではない。その分、人一倍努力を重ねてきた。 雨天中止となった10日の広島戦(ほっと)の練習開始前。客席の後方、コンコースをひたすら走る新井の姿があった。この日も雨と汗で髪がびしょぬれ。この泥臭さが虎を助けてくれる。 「いい試合ができたんじゃないかな。交流戦まで、あと3試合ですか!? この感じでいきたいです」。二回にも左前打で6試合ぶりのマルチヒット。“極妻”ばりの魂で、どんな壁でも乗り越えてみせる。阪神・金本劇場、滑って転んでおわび一発! 糸を引くような弾丸ライナーが、黄色くかすむ右翼ポール際へ突き刺さった。通算460号目のアーチは、降り続く雨の中、懸命に応援を続けてくれたファンへの“お詫びの一発”だった。3点差に詰められた三回無死。6番・金本が、篠田の内角133キロを完璧にとらえた。セ最年長弾を放った3日の巨人戦(東京D)以来、6試合ぶりの2号弾は、甲子園での今季初本塁打。それでも、試合後はコメントを残さずロッカーへ戻った金本に代わって、和田打撃コーチが思いを代弁した。 「まだまだ」-。 連日の早出特打や休日返上で、必死の上昇を図る日々。現状の打率・194、5打点は、もちろん本人が一番、納得できないはずだ。 “帳消し弾”にはなったが、守備のミスがあった。一回一死二塁で広瀬の左前打を、濡れた芝生に滑って後逸。二進を許し、2失点目につながった。三回にも先頭の広瀬の当たりが左中間へ…。追いつきそうなところまでいって頭上を越され、スタンドのファンにため息をつかせていた。 三回の一発で打つ方での役目を果たすと、そのまま四回の守備から交代。「(外野は)お互い非常に守りにくかった」と真弓監督が言えば、山脇守備走塁コーチも「田植え(田んぼのような状態)やったな。みんな滑っとったし、あんな状態だからカネ(金本)もしゃあない。本塁打を打ててよかったし、(悪条件下で)早めに代えられたんでよかった」と話したが…。 負けていれば、雨の中、先発で起用した監督の采配も問題視される試合だった。金本にとっても、どんなグラウンド状態であれ、悔しいプレーだったはずだ。 指揮官がディフェンス野球を掲げる中、これからさらに重要になってくる守備。17日からは交流戦が始まり、パの本拠地ではDHがある。基本は金本だが、首脳陣は交流戦での捕手3人制を検討中。そうすれば城島を、時にはDHでも起用できる。金本が左翼をきっちり守れなければ、起用のバリエーションは広がらない。 13日からは、強力投手陣が戻ってきた中日戦。そして始まるパのエースたちとの対決-。『6番・金本』の攻守にわたる働きが、これからの虎の、反攻のカギとなる。阪神・平野、2点適時三塁打!虎打線を加速 聖地に漂う快勝ムードを平野が本物にした。二回二死一、三塁の場面。広島の先発、篠田の初球を思いっきり振り抜き、左中間を破る2点適時三塁打を放ち、爆発寸前の虎打線をさらに加速させた。「打ったのはカットボールか真っすぐ。外野がちょっと前に来ていたので、時には(外野手を)越える打球を打っておかないとと思った」。普段はつなぎ役の2番が、『新ダイナマイト打線』の破壊力を見せつけた。阪神・マートン、ダメ押し3号!阪神・マートンがダメ押しとなる3号ソロ。6点リードの六回に変則左腕・岩見の外角直球をフルスイング。雨中を切り裂き、バックスクリーン右に着弾させた。「ラッキーだったね。感触はボチボチだよ。ナイス、ウイン(勝利)!」。4月22日の横浜戦(甲子園)以来、13試合ぶりの一発。2四球についても、「いい仕事ができた」と満足そうに振り返っていた。
May 12, 2011
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やりました!!今日も中止かと思いましたが、キミスタ、登録やりなおしてて、UPできましたなんといっても、阪神キラーとして売り出し中の篠田を、うちまくって自責点9!雨で制球が定まらず四球連発にさらに、飛ぶ飛ぶ!スピードが出ていないのに、高めに集まって、面白いように外野に飛んでいきます!初回は、マートン2塁から鳥谷センターオーバーツーベースに、新井レフトオーバースリーベース!2回は平野左中間タイムリーツーベースに、鳥谷タイムリー3回は、金本がライナーでライトへ城島がレフトポール際連続ホームラン!俊介は、三者連続か!という左中間の三塁打そして、渡辺までも、粘ってフルカウントから、タイムリーヒット!ねらいうち!もう、緩い高めを、みんな飛ばしまくりました!とうとうKOのトラキラーその後もマートン、城島の一発!雨の中の大花火大会となりました!!!大崩の広島投手陣と違い、阪神は、渡辺が一人もランナーを出さず2回1/3 2三振小嶋も2回を1安打、福原は一発浴びましたが、きちんと抑え最後は、ここのところ大不調のコバヒロ今日は、ストレートも変化球も切れてました!!!このピッチングをいつもやってくれ!今日で、きっとなにかつかんだはず!!!!!あと中日とやって、交流戦!きっとコバヒロがパリーグの強打者相手に三振の山を築くでしょう!!!!!1回裏 【マートン】 フォアボール 【平野】 サード犠打 【鳥谷】 センターオーバータイムリーツーベース T1-2C 【新井貴】 レフトオーバータイムリースリーベース T2-2C 【ブラゼル】 セカンドゴロ T3-2C2回裏 【城島】 サードゴロ 【俊介】 フォアボール 【下柳】 ピッチャー犠打 ワイルドピッチ 【マートン】 フォアボール 【平野】 左中間2点タイムリースリーベース T5-2C 【鳥谷】 レフトタイムリーヒット T6-2C 【新井貴】 レフトヒット 3回表 (投手交代)下柳 → 渡辺 【井生】 空振り三振 T6-3C3回裏 【金本】 ライトソロホームラン T7-3C 【城島】 レフトソロホームラン T8-3C 【俊介】 右中間スリーベース 【渡辺】 センタータイムリーヒット T9-3C (投手交代)篠田 → 今村 4回表 (守備交代)林 レフト 【石原】 セカンドフライ 【天谷】 セカンドゴロ 【梵】 ライトフライ 5回表 【東出】 キャッチャーゴロ 【廣瀬】 サードゴロ 【トレーシー】 空振り三振 6回表 (投手交代)渡辺 → 小嶋 【栗原】 セカンドフライ 【岩本】 空振り三振 【代打・小窪】 センターヒット 【石原】 ファーストファウルフライ 6回裏 (投手交代)今村 → 岩見 【マートン】 センターソロホームラン T10-3C7回表 【天谷】 セカンドゴロ 【梵】 キャッチャーファウルフライ 【東出】 フォアボール 【廣瀬】 セカンドライナー 7回裏 【城島】 レフトソロホームラン T11-3C 【俊介】 サードヒット 8回表 (投手交代)小嶋 → 福原 【トレーシー】 ライトソロホームラン T11-4C 【栗原】 セカンドフライ 【岩本】 空振り三振 【代打・木村】 セカンドゴロ 9回表 (守備交代)新井良 ファースト (投手交代)福原 → 小林宏 【代打・丸】 空振り三振 【天谷】 レフトオーバーツーベース 【梵】 ショートフライ 【東出】 レフトフライ ▼阪 神-広 島 6回戦 (3勝3敗、甲子園、18:01、37147人) 広 島 2 0 1 0 0 0 0 1 0 4 阪 神 3 3 3 0 0 1 1 0 x 11 【投手】(広)篠田、今村、岩見、シュルツ-石原(神)下柳、渡辺、小嶋、福原、小林宏-城島【責任投手】(勝)渡辺8試合1勝1敗(敗)篠田5試合2勝2敗【本塁打】(広)トレーシー1号ソロ(8回、福原)(神)金本2号ソロ(3回、篠田)、城島4号ソロ(3回、篠田)、マートン3号ソロ(6回、岩見)、城島5号ソロ(7回、岩見)【戦評】 阪神が猛攻で快勝し、連敗を3で止めた。2点を追う一回に鳥谷、新井貴の連続適時打などで逆転。三回の金本、城島の連続本塁打など序盤で一方的な展開に持ち込み、今季最多の13安打で11点を奪った。広島は篠田が乱調だった。
May 12, 2011
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阪神・平野、沢村キラー打打打ッ!これが平野流、“ガッツさん”への2000安打の祝辞だ。貴重な同点打を含む今季初4安打の乱れ打ち。虎のガッツマンが、尊敬する巨人・小笠原の偉業に快音で華を添え、虎を勝利へ導いた。 「シーズンに入ったら敵ですから。でも…2000安打の瞬間は、感極まってしまいました。ものすごい努力されている方なんで。あれだけのこと(練習)をしてきたんで、当然(の結果)かもしれませんが、改めて敬意を表したいです」 2007年オフ。“憧れの存在”に自ら電話を入れ、合同自主トレを申し込んだ。以来、毎年1月に宮崎市内で1日9時間を超える猛トレをともにしてきた。昨年はベストナイン&ゴールデングラブ賞に輝き、小笠原から「独り立ちしないと。誰かを連れて行く立場だよ」と突き放された。だが、「自分に必要なことがまだたくさんある」と継続を願い出た。 「記録(達成)の試合に4安打打つことができて、感謝の気持ちと恩返しができたかな、と思います」 基本を大切にする。嫌なことから逃げない-。その背中から、多くのことを学んできた。だからこそ、今がある。強い気持ちを体現するかのように、GのD1位ルーキー・沢村拓一投手(中大)へ襲い掛かった。 0-1で迎えた五回二死三塁。フォークを引っ張り、同点打。3打席連続安打で流れを変えた。 「(直前に)バッテリーがマウンドにいったんで弱気になっているのかなと。絶対に打ってやると思いました」 これで対沢村は、2試合で8打数5安打と強烈なプロの洗礼。「1球1球いいボールなんで。強い気持ちを持ってやっています」と言葉に力を込めた。 「やっと、打球が人のいないところに飛ぶようになりましたよ」 今季ここまで打率・242と苦しんできたが、・282に浮上。師匠のメモリアルデーが平野にとっても、きっかけの1日となった。阪神・平野が4安打「絶対に打ってやる」 阪神の平野が同点打を含む4安打と存在感を見せた。 0-1の五回2死三塁。「絶対に打ってやるという強い気持ちで打席に入った」と沢村のフォークボールを捉えて右前適時打とした。 2千安打を達成した巨人の小笠原とは毎年一緒に自主トレを行う仲で、「すごく努力をしている人。達成の瞬間は感極まった」と敬意を込めて言う。「こういう試合で4安打できて、感謝と恩返しができたかな」と笑顔で話した。虎・ブラ、3戦連続H!G3連戦12の5東京ドームでの伝統の一戦で、完全復活へ確かな証を見せた。3戦連発こそならなかったブラゼルだが、四回に右翼へ、七回には右中間へ二塁打を放ち、3試合連続安打をマーク。これでこの3連戦は12打数5安打、2本塁打3打点と、カード勝ち越しへ大きく貢献した。 「いまやっていることを、しっかりと積み重ねていくだけだよ」 3日のカード初戦で、クリーンアップ3連発を決める1号を放つまで、来日以来自身最長の20打席無安打と大不振に陥った。大砲の大スランプと歩調を合わせるように、打線も低迷し、チームも波に乗れなかった。東上した2日には、チーム関係者と東京都内の米国発祥の飲食店を訪れてリラックスするなど、心もリフレッシュして臨んだTG決戦。しっかりと兆しを見つけ出した。 試合後、2000安打を達成した巨人・小笠原には、「すばらしい記録だし、日本の左打者で一番だと思っている。その瞬間に立ち会えて、本当によかったよ」とメッセージ。同じ左のスラッガーとして、これからも切磋琢磨を続けていく貴重なライバルへ熱い賛辞を送ったB砲。トンネルを抜け、これからが本当の“開幕”だ。ついに目覚めた5番が、5月戦線を暴れ回る。虎・俊介、快振二塁打!「点につながった」阪神・俊介が、沢村攻略の突破口を開いた。先制された直後の五回。先頭で打席に入ると、右翼フェンス直撃の豪快な二塁打。三進後、平野の適時打で同点ホームを駆け抜けた。「とにかく、点につながったことがよかったです」。試合後、表情をゆるめることなく汗をぬぐうと「打てる試合もあれば、こういう(ロースコアの)試合もあるんで。できることを、しっかりとやりたいです」と力強く話していた。阪神・マートン、攻守で勝利貢献阪神・マートンの存在感が、攻守でキラリと光った。バットでは五回一死二塁で進塁打となる一ゴロを放ち、平野の同点打をおぜん立て。六回二死一塁から2戦連続安打となる中前打でチャンスを拡大すれば、九回の守りでは、二死一塁から坂本の右中間への飛球をスライディングキャッチ。地味だが、しっかりとチームに貢献した。
May 5, 2011
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虎・岩田、G斬りで復活!578日ぶり星 涙のG斬り復活星! 阪神・岩田稔投手(27)が巨人相手に7回1失点。2009年10月以来、578日ぶりの白星を飾った。左ひじ手術で昨シーズンを棒に振った左腕は今季4度目の先発での勝ち星に、男泣き。チームの2カード連続の勝ち越し&勝率5割復帰に導いた。 苦しみ抜いた日々が走馬燈のように駆けめぐると、あふれる感情を抑えきれない。嗚咽が漏れ、大粒の涙がこぼれ落ちた。岩田が感極まって、男泣きだ。 「あの…すごく、うれしいです。腐らずに前を向いてやろうと思って、きょうまで来ました」 ウイニングボールを握りしめて臨んだヒーローインタビュー。頬を光らせ、言葉を絞り出した。今季、自身3連敗で迎えた一戦で7回6安打1失点。「背水の気持ちでした」。昨季は1軍登板ゼロ。2009年10月4日の中日戦(甲子園)以来、578日ぶりの勝利の美酒は格別だった。 昨年3月末に左ひじを手術。メスを入れると同時に、もうひとつ大きな決断を下した。実は、これまで酷使してきた岩田の左ひじは真っすぐ伸びない。可動域が制限されると、後々の日常生活でも支障をきたす可能性があるが、左腕はひじを伸ばす手術を選択しなかった。 理由はプロの打者が舌を巻くスライダー。その切れ味は“ひじ”が生み出しているからだ。引退後を心配する周囲には「わかっています。でも、仕方がないんで」。プロで生きるために“いばらの道”を選んだ。この日も、伝家の宝刀を軸に的を絞らせない。二回二死満塁の窮地をしのぎ、失点はラミレスのソロだけに封じた。 支えてくれた多くの人々へ、感謝の115球の熱投だ。単調なリハビリ。先の見えない日々も、夫人の美佳さん(28)が「腐らずに頑張って」と優しくほほえんでくれた。今月1日は、愛妻の誕生日で結婚記念日。4日遅れで最高のプレゼントを贈った。 「一番苦しかった」という昨夏。2軍施設・鳴尾浜に大量の色紙が届いた。『岩田選手がいないとおもしろくない』『早くけがを治して、試合に出てください!!』-。同じ1型糖尿病と闘う子供たちからだった。自身は高校2年の時に発症。インスリン注射を打ちながら野球を続けている。100枚を超える寄せ書きを、「辛いときにけっこう見ました。励まされます。もっと頑張らないと」。時間はかかったが、こどもの日に「ありがとう」の気持ちを快投で体現。1型糖尿病研究基金に寄付(1勝につき10万円)も届ける。 チームは勝率5割復帰。7カード目にして、ようやく“魔の3戦目”に白星を飾った。真弓監督も「投手戦で勝てば、自信がつく」と手放しで喜んだ。 「1つ勝てたことで、いろいろな方々に少しは恩返しになったかなと思います。でも、まだまだ始まったばかりなんで」 幾多の困難を乗り越え、復活の第一歩を記した背番号「21」。秋には歓喜の涙を流すため、もう歩みは止めない。阪神・岩田、G斬りで578日ぶり復活星!阪神・岩田が09年10月4日の中日戦(甲子園)以来、578日ぶりの白星を挙げた。 岩田は四回、ラミレスにソロ本塁打を浴びて先制されたが、その後は危なげない投球。7回で今季最多の115球を投げ、6安打5三振。4月21日の今季初登板(甲子園)で、2失点し黒星を喫した巨人に、見事リベンジを果たした。 打線も岩田を援護した。先制された直後の五回に、俊介が二塁打で出塁すると、平野の適時打で同点。さらに六回には城島のソロで逆転した。城島(六回の勝ち越し本塁打で岩田に白星)「東京ドームでなければ入ってない。捕手としては非常にうれしい」真弓監督(接戦を制し)「守り勝つシーズンなので、こういう試合ができればいい」阪神・久保投手コーチ(岩田に)「良かった。リハビリではなく、チームのために投げられる状態になっている」阪神・岩田、涙こらえ切れず「うれしい」 涙をこらえ切れなかった。2009年10月4日以来の白星を挙げた阪神先発の岩田は「すごくうれしい」。おえつを漏らしながら、やっと絞り出した。 期待された昨季は左肘の手術で1軍の登板はなし。チームの優勝争いに加われず、焦りが募った。それでも、家族に「腐らずに頑張って」と励まされ、懸命にリハビリをこなした。 1型糖尿病を抱えながらプレーする。東日本大震災では、被災地で同じ病を抱える患者への医療品が不足していることに心を痛めた。以前から実施している、病気の研究費への寄付を引き続き行うことで、支援していくことを決めた。心優しい左腕は「迷惑を掛けてばかりだった。これで終わりたくない」ときっぱり。今季4試合目のマウンドで挙げた久々の勝利をかみしめながら言った。虎・城島、岩田勝たせたいんや!黙々と奮投してきた左腕を、虎の正妻が後押しした。打ち上げた白球は、こどもの日で多くのチビっ子たちも待つ左翼席へ。城島が2号ソロで決勝点をたたき出した。 「ドームラン(狭い東京ドームならではの本塁打)が出ましたね。詰まったんですけど、1本は1本ですからね。ごっつぁんです、東京ドーム!」 笑顔で振り返ったのは、同点の六回一死で迎えた第3打席だ。巨人先発のD1位・沢村拓一投手(中大)のカーブをすくい上げた。長い滞空時間を経て、打球は左翼席前列に着弾。4月28日の広島戦(マツダ)以来となる一発で勝ち越しを決め、“ミス”を取り返した。 四回にラミレスに低めの直球を弾き返され、先制ソロを浴びた。「先制点はあげたくなかった。ボールは構えたところにきていた。あれはキャッチャーのミス」。ベンチで岩田に謝ると、バットで取り返した。 「岩田の勝ちが大きいよ。いいピッチングをしていて勝てていなかったし、去年も投げてませんからね。キャッチャーとしてうれしい」 自身のことよりも、左腕の2年ぶりの勝利を喜んだ。2009年の第2回WBCで一緒に戦い、阪神入団直後から期待をかけていた。「スライダーもですけど、岩田の魅力は回転の雑な直球」。芯を外し、打ち取れる能力を入団前から感じていた。左ひじ手術からの復帰後、今季は好投しながら3戦3敗だった。勝ち星に恵まれなかった男のためにも、細心の注意を払ってリードを守った。 六回二死一塁の守備では、長野の二盗を防いだ。今季2個目の盗塁阻止でピンチの芽を摘めば、八回には小林宏が巨人・小笠原に通算2000本目のヒットを打たれると、花束贈呈を横目にマウンドに歩み寄った。 「ああいうムードの中で投げるのは滅多にないこと。特にピンチでもなかったけどね」 投手と一緒にタイムラグを埋めた。直球がシュート回転していると助言を送り、右腕も応えた。 「5割に戻したのが大きいね」。自分の手で奪ったリードを守りきり、借金を返済。攻守の要・城島が、勝利を引き寄せる。虎・球児、リベンジS「守りきれるところ」 2日続けて、期待は裏切らない。それが「絶対的守護神」が自らに課す掟。24時間前に悪夢を味わったマウンドで、阪神・球児の笑顔がはじけた。 「1点勝っていたら守りきれるところを、しっかりと見せないといけないからね」1点リードの九回、大歓声を背にマウンドへ。高まる期待と重圧。そのすべてを背負い込んで右腕を振り下ろした。 先頭の脇谷を左飛に打ち取ると、代打・鈴木をフォークで空振り三振。だが、続く代打・田中大に死球を与える。一発を浴びれば連日のサヨナラ負けの場面で、迎えたのは坂本。緊張感は最高潮に達したが、最後は右飛で締めくくった。嫌な記憶を断ち切る5セーブ目を挙げ、したたる汗を満足げにぬぐった。 前日4日は同点の九回無死一、三塁で緊急救援も、痛恨のサヨナラ打を浴びた。味わいたくない苦い経験だったが、一夜明けると、新たなモチベーションが生まれた。 「ああいう場面で、また信頼して使ってもらえるようにやらないとね。じゃないと、あそこで投げる投手がいなくなっちゃう。あそこでしっかり投げられるところを見せないと。地道な作業の積み重ねやけどね」 高みを追い求め続ける姿勢が、背番号「22」の進化を支えている。 1点のリードがあれば、大丈夫-。猛虎の勝ちパターンを再認識できる、球児こん身の11球だった。
May 5, 2011
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岩田が、肘の故障から、578日ぶりの白星!それも、巨人戦!!ヒーローインタビューでの、男泣き!本当に、たいへんだったことでしょう、悔しかったことでしょうこれで、能見、下柳、岩田と、Gキラー三人集が揃いました!あとは、好投を続けている下さんに勝ち星を!巨人戦といえば、一番いやなのは、左キラーの谷いつも、谷に打たれて、その後のクリーンナップで。。。それを、完全に抑えました守備のほうでは、二日連続で、見事な守備で本塁で刺されましたが打つほうを抑え、ラミレスを孤立させたのが大きかった!そして、同じ2番の平野が、すばらしかった!澤村キラー!3連打を含む、4安打同点タイムリーも打ちました!そして、城島の一発!1回裏 【坂本】 セカンドゴロ 【谷】 空振り三振 【小笠原】 ショートフライ 2回裏 【ラミレス】 センターヒット 【長野】 センターヒット 【ライアル】 ファーストゴロ 【脇谷】 ピッチャーゴロ 【加藤】 敬遠 【澤村】 空振り三振 3回裏 【坂本】 サードゴロ 【谷】 ライトフライ 【小笠原】 見逃し三振 4回裏 【ラミレス】 レフトソロホームラン G1-0T 【長野】 ショートゴロ 【ライアル】 センターヒット 【脇谷】 センターフライ ワイルドピッチ 【加藤】 敬遠 【澤村】 ピッチャーゴロ 5回表 【俊介】 ライトオーバーツーベース 【岩田】 スリーバント失敗 【マートン】 ファーストゴロ 【平野】 ライトタイムリーヒット G1-1T5回裏 【坂本】 空振り三振 【谷】 フォアボール 【小笠原】 セカンド併殺打 6回表 【金本】 空振り三振 【城島】 左中間ソロホームラン G1-2T6回裏 【ラミレス】 ピッチャーライナー 【長野】 レフトヒット 【ライアル】 ショートフライ ランナー長野が二盗アウト 【脇谷】 途中終了 7回裏 (守備交代)新井良 ファースト 【脇谷】 レフトファウルフライ 【加藤】 ライトヒット 【代打・矢野】 ショートゴロ 【坂本】 空振り三振 8回裏 (投手交代)岩田 → 小林宏 【代打・亀井】 空振り三振 【小笠原】 センターヒット 【ラミレス】 ショートゴロ 【長野】 フォアボール 【ライアル】 空振り三振9回裏 (投手交代)小林宏 → 藤川 【脇谷】 レフトフライ 【代打・鈴木】 空振り三振 【代打・田中大】 デッドボール (代走)寺内 【坂本】 ライトフライ▼巨 人-阪 神 6回戦 (3勝3敗、東京ドーム、14:00、45313人) 阪 神 0 0 0 0 1 1 0 0 0 2 巨 人 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 【投手】(神)岩田、小林宏、藤川-城島(巨)沢村、高木、アルバラデホ、越智、西村-加藤【責任投手】(勝)岩田4試合1勝3敗(S)藤川9試合1勝5S(敗)沢村4試合1勝2敗【本塁打】(神)城島2号ソロ(6回、沢村)(巨)ラミレス6号ソロ(4回、岩田)【戦評】 阪神が逆転勝ち。0-1の五回に平野の適時打で追いつき、六回に城島が勝ち越しソロを放った。岩田は7回を6安打1失点で2季ぶりの勝利。終盤は小林宏、藤川とつないだ。巨人の沢村は七回途中までを2失点で、2敗目を喫した。
May 5, 2011
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鳥だ新井だブラだ3連発!日本一へ吉兆や~ 日本一への吉兆でっせ!! 阪神は三回に飛び出した鳥谷敬(29)、新井貴浩(34)、クレイグ・ブラゼル(30)の3内野手による3者連続アーチで巨人を粉砕した。クリーンアップ3連発は日本一となった1985年のバース、掛布、岡田以来の快挙。3、5番に初アーチが出て、絶好調の4番新井は首位打者。頂点奪取は決まったも同然や!!新たな伝説の扉を開いた。バース、掛布、岡田が残した1985年の奇跡から26年。鳥谷、新井、ブラゼル…。平成のダイナマイト打線が、日本一の吉兆を刻んだ。 「ナイスゲームでしたね。自分のスイングがしっかりできた。(鳥谷の1発は)あまり意識しないようにしていた」 吉兆ヒストリーをつくった4番新井は冷静に振り返った。球団史上9度目となる3連発。3、4、5番が打ったのは4度目で、日本一の栄冠に輝いた85年以来だ。そのときも相手は、巨人だった。 “プロローグ”は二回だ。金本が右翼へ先制ソロを放ち勢いをつけると、三回に“本編”が幕を開けた。二死一塁から鳥谷が今季1号を右翼席へ。4番も続いた。巨人先発・東野の外角スライダーを一閃。高々と打ち上げた白球が左翼スタンドに消えた。二者連続となる4号ソロでムードは最高潮。不振にあえいでいたブラゼルも右翼席中段へ。あの伝説が現代に甦った。 東日本大震災発生後、プロ野球選手会の会長として開幕延期を訴え続けた。消費電力の大きい東京ドームでの試合開催を考慮するよう要望も出した。開幕から3週間後。減灯で行われた東京ドームでの今季初戦に、「待ってくれていたファンの人のためにもいい試合をしたい」と、試合前日から意気込んでいた。 「球場全体から熱気が伝わってきた。東京ドームでの試合を待っていたんだなと感じた」。詰めかけた4万5049人の大観衆の歓声に胸をうたれ、快音で胸をうった。 広島時代の07年以来となる3戦連続弾&虎入り後7本目の金本とのアベック弾で波に乗った。「(リードが)何点あっても、取れるときに取っておかないとね」。 五回二死二塁で左前適時打を放ち、八回一死ではトドメの7点目を呼び込む中前打。今季3度目の猛打賞で打率をリーグトップの・394へと上げた。 「(85年を)ちょっと思い出しました」 当時、史上最強の1番打者として打線をけん引していた真弓監督は「クリーンアップが打つと、点につながる。本塁打じゃなくても。あの3人が(状態を)上げてくると、勢いがついてくると思う」と、伝説の続きを思い描いた。 「あしたもタイガースらしいゲームをしたい」 勝率を5割に戻し、新井が言葉に力を込めた。その通り。G倒が虎の使命。巨人を粉砕することが夢への近道だ。宿敵相手につくった新たなレジェンドから日本一への挑戦が始まる。阪神・鳥谷、お待たせ1号「勢いついた」 待望の今季1号で、“伝説”の口火を切った。三回二死一塁。阪神3番・鳥谷が、フルカウントから東野の140キロを一閃。右翼席上段へ消える豪快な2ランが、虎に新たな歴史を描かせた。「いやいやいや。僕は一番最初ですから。1本目は関係ないですよ」 試合後は謙遜しきりにニガ笑いだったが、ゲームの流れを決めたという意味では非常に価値ある一発だ。 「チームとしては、勢いがついたと思います。(東京Dでは)取れるときに、取っておかないといけないんで」 阪神戦不敗を誇ってきた東野を気落ちさせた。開幕17試合目での初アーチ。2007年以降ではもっとも遅い初アーチとなったが、「ホッとした? いやいや。僕は30本、40本打つような打者じゃないんで。いつか出るだろうくらいしか思ってなかったです」とサラリと話した。3番打者として、選手会長として。頭にあるのはチームを勝利に導く一打だけ。12球団が一致団結して、開幕を順延した今季。電力の影響で、東京ドームの“開幕”となった大事な一戦で、力強く、そのバットを振り抜いた。 「とにかく、いいところで打てたことが良かったです」 昨年は打率・392、3発、10打点。Gの本拠地を毎年“庭”にしている不動の3番打者が、今季も東京Dを席巻する。阪神・ブラ、不振脱出や!やっと出た1号 ここで打たなきゃ、男が廃る。ドーム内に充満した伝説再現への期待に応えた阪神・ブラゼルが、3連発を締めくくる復活弾。言葉にならない虎党の大絶叫が心地よかった。「得点が入っていたから重圧はなかった。きた球をしっかり打とうと思っていたところに甘い球がきて、うまく打てた」 三回だ。前を打つ鳥谷、新井が連続アーチ。クリーンアップ3者連続本塁打にリーチがかかり、4万5049人の注目を一身に集めた。「球場の雰囲気を感じて、ちょっと打席に入るのが嫌な感じだったけどね」。巨人の先発・東野が投じた真ん中のスライダーを完ぺきに捕らえ、ライナーで右翼席に突き刺した。64打席目で飛び出した待望の今季第1号。「自分に重圧をかけていた部分もあったので、ホッとした」とほおを緩め、この一戦を前にひげをそり落としたあごをなでた。 八回には右前打を放ち、長く暗いトンネルから抜け出した。二回の第1打席の凡退で、20打席連続無安打の自己ワーストを記録。持ち前のフルスイングを封印して軽打を試みるも、結果が出ない悪循環に陥っていた。だが、どんなに不調でも、真弓監督は5番起用を続けた。首脳陣もジッと見守ってくれた。 東京入りした前夜は、球団関係者と行きつけのアメリカンレストランへ。「これからよくなっていけば、4月に不調だったことはみんな忘れる。気にするな」と声をかけられた。周囲からの信頼と心遣いがうれしかった。 試合前に、焦らず、力まず、タイミングをしっかり取るように助言した指揮官は「よく間ができているといういい方をするけれど、きょうの練習ではゆったりと、間がとれていた感じがした。出そうな感じはしていた。1本出ると、変わってくると思うよ」と復活を予言した。 「いろんなコーチが自分を信じて待ってくれていたから、いい形で打ててよかった。この先は楽しんでやっていけるよ」 昨季リーグ2位の47発を放ったB砲が、ついに目覚めた。とことん沈んだ分、あとは上がるだけ。3連発の“トリ”を飾った男の大きな背中に反攻の予感が漂う。43歳1カ月!金本リーグ最年長弾喜ぶ 阪神・金本の今季1号本塁打は、43歳1カ月でセ・リーグの最年長記録を更新する一発となった。 二回の第1打席。東野のシュート回転した直球を鋭いスイングでとらえると、打球は右翼席へ。ここまでなかなか波に乗れなかったが、ようやく出た一発は貴重な先制打。43歳は「素直にうれしい」と飾らずに話した。 試合後、リーグ記録だったことを伝えられると「(報道陣は)最年長が好きやね」と笑みを見せた。 これまでのリーグ最年長本塁打は1996年に落合博満(巨人)が記録した42歳8カ月。プロ野球記録は57年に岩本義行(東映=現日本ハム)がマークした45歳5カ月。(共同)阪神・和田打撃コーチ(金本の今季1号に)「カネが突破口になり、勢いをつけてくれた。去年(の好調時)を思い出させてくれる一発」阪神・金本「嬉しい」セ・リーグ最年長弾歴史的3連発が飛び出しても、色あせることのないメモリアルアーチだった。鉄人・金本の今季1号。巨人先発・東野の外より低め140キロ直球を右翼席に運んだ。二回一死に飛び出した先制弾に、19年間で458発のアーチを放ってきた男もこうコメントした。「素直に嬉しいです」 4月に1本も打てなかった。阪神では移籍1年目の2003年、13試合目が最も遅い記録だった。ことしはワーストの17試合もかかってしまったが、この一本の価値は計り知れない。その後に生まれた3連発は、間違いなくアニキの一撃が引き金だった。真弓監督が感謝した。 「東京ドームは本塁打が出やすいんで(チームに)リキみが入らないかと思っていたんですが、(金本が)先に打ってくれて、みんなが続いてくれました」 先月29日に、広島から帰阪してすぐ、室内練習場にこもって練習前にマシン打撃。翌日も、その翌日も、この“特打”は続き、東京移動した前日2日も“休日返上”で打ち込んだ。 たゆまぬ努力の結果、生まれた一撃は、セ・リーグ最年長弾を更新するものでもあった。巨人時代の1996年に落合博満(現中日監督)が記録した42歳8カ月を抜く、43歳1カ月。 「“最年長”が好きやな」 質問する報道陣にニヤリと笑った。鉄人にちょっぴり明るさが戻ってきた。 阪神・平野5度目マルチ!攻守でG倒貢献 阪神・平野が攻守でG倒に貢献した。三回二死で先発・東野の直球を右前にはじき返し、続く鳥谷から始まるクリーンアップ3連発をおぜん立て。初回には二塁内野安打を放っており、今季5度目のマルチ安打。守っても七回一死二塁で長野が放った一、二塁間の当たりに飛びついて二ゴロにし、反撃の芽をつみ取った
May 3, 2011
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阪神・能見G斬り8連勝!小林繁に並んだ 新たな歴史をつくったのは、打撃陣だけじゃない。俺もいるんだ-。偉大な先輩が築いたG斬り伝説に、阪神・能見も並んだ。小林繁氏(故人)以来、32年ぶりのG8連勝。メモリアルデーを2009年4月24日の広島戦(マツダ)以来、739日ぶりの完投勝利で彩った。 「小林繁氏に並んだ? 偉大な先輩と肩を並べられてうれしいですが…。(僕と比べるのは)失礼でしょ」 だが、エースの名に恥じない127球の力投で6安打3失点。「フォークは(相手の)頭にあると思ったので、チェンジアップとスライダーをちょっと多めに。真っすぐもよかったですね」 裏をかいた配球で攻めた。前回4月19日(甲子園)はフォーク主体で7者連続三振を奪っただけに、G打線の脳裏に色濃く残っていると判断。投じたフォークは15球程度で、ほとんどが見せ球だった。最速146キロの直球と他の球種の割合を増やして8K。じつは、今季4試合目にして初めてスライダーを右打者に解禁。この“隠し玉”がスパイスとなってG打線を翻弄した。 いまや緩急と落ち球が最大の武器となった左腕だが、プロ入り直後はスライダー投手。能見本人は「あまり自信がない」と話すが、吉田バッテリーコーチは「ブルペンなら一級品。もっと自信を持って、ゲームで使えるようになれば、投球の幅が広がる」と語っていた。 この日、九回無死二塁で2000安打にあと2本に迫った小笠原をオールスライダーの3球勝負で空振り三振に。第3の“伝家の宝刀”が威力を発揮し、今季2勝目を手にした。これで、対巨人戦は足かけ3年で8連勝で球団タイ記録となり、虎史上3人目。真弓監督は「1人で投げてくれると、後が楽。非常にいい投球でした」。今シーズン17試合目にして虎投初の完投を成し遂げたエースに最敬礼した。 「疲れました~」 試合後のバスまでの道のりで2度、このフレーズを口にしたが、まだまだ、歴史を作る戦いは続く。阪神・能見、32年ぶり球団記録に充実感 阪神の能見が今季チーム初となる完投勝利。2009年から続く巨人戦の連勝を8に伸ばし、1979年の小林繁らの球団記録に32年ぶりに並んだ。左腕は「偉大な先輩方に肩を並べられてうれしい」と充実感をにじませた。 前回の対戦ではフォークボールがさえたが、この日はチェンジアップとスライダーを増やし、的を絞らせなかった。3失点で完投し、またも“巨人キラー”ぶりを発揮。能見は「きょうは真っすぐとチェンジアップが良かった」と今季2勝目を喜んだ。阪神・城島、リードで能見G斬り支えた! 城島が左のエースの対G8連勝を支えた。主導権を渡さず、9回を3失点にまとめ「能見は前回、負けがついていたからよかった。カードの頭で久保と能見が投げてくれている。2人に勝ちがついていけば、チームも軌道に乗っていく」と話した。さらに主軸の3連発には「これだけのバッターがそろっているんですから」と笑って振り返った。
May 3, 2011
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