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日本一確定!!出ましたクリーンナップ三連発!そして、アニキの一発!ほんと嬉しい!金本らしい打球が、ここのところ復活してきましたねブラゼルにもとうとう出ました!そして、巨人のザル守備と違い、平野、ブラゼルの守備が光りました!なんといっても、Gキラー!能見!!すばらしい投球でした!!最後、ちょこっと取られましたが、まったく隙のないピッチング!!小林さんに並ぶ巨人連勝記録!今年も全部勝つ!!!1回裏 【坂本】 ショートフライ 【脇谷】 セカンドフライ 【小笠原】 空振り三振 2回表 【金本】 ライトソロホームラン G0-1T2回裏 【ラミレス】 ライトフライ 【長野】 見逃し三振 【亀井】 空振り三振 3回表 【能見】 ライトフライ 【マートン】 空振り三振 【平野】 ライトヒット 【鳥谷】 ライト2ランホームラン G0-3T 【新井貴】 左中間ソロホームラン G0-4T 【ブラゼル】 ライトソロホームラン G0-5T 【金本】 見逃し三振 3回裏 【ライアル】 キャッチャーファウルフライ 【鶴岡】 センターフライ 【東野】 ライトソロホームラン G1-5T 【坂本】 レフトヒット 【脇谷】 ピッチャーゴロ 4回裏 【小笠原】 ショートゴロ 【ラミレス】 ショートゴロ 【長野】 センターフライ 5回表 【マートン】 ライトフライ 【平野】 セカンドゴロ 【鳥谷】 レフト線ツーベース 【新井貴】 レフトタイムリーヒット G1-6T5回裏 【亀井】 ピッチャーゴロ 【ライアル】 見逃し三振 【鶴岡】 セカンドフライ 6回裏 【代打・鈴木】 ショートゴロ 【坂本】 空振り三振 【代打・谷】 レフトフライ 7回表 (投手交代)東野 → 高木 7回裏 【小笠原】 セカンドゴロ 【ラミレス】 レフト線ツーベース 【長野】 セカンドゴロ 【亀井】 センターフライ 8回表 【鳥谷】 空振り三振 【新井貴】 センターヒット 【ブラゼル】 ライトヒット 【金本】 ファーストゴロ G1-7T (代走)浅井 【城島】 ピッチャーヒット 8回裏 【ライアル】 空振り三振 【鶴岡】 見逃し三振 【鈴木】 ショートゴロ 9回表 (投手交代)高木 → アルバラデホ 9回裏 【坂本】 レフトソロホームラン G2-7T 【代打・矢野】 レフト線ツーベース 【小笠原】 空振り三振 【ラミレス】 センターフライ 【長野】 センタータイムリーヒット G3-7T 【亀井】 セカンドゴロ ▼巨 人-阪 神 4回戦 (2勝2敗、東京ドーム、14:00、45049人) 阪 神 0 1 4 0 1 0 0 1 0 7 巨 人 0 0 1 0 0 0 0 0 2 3 【投手】(神)能見-城島(巨)東野、高木、アルバラデホ-鶴岡【責任投手】(勝)能見4試合2勝1敗(敗)東野4試合1勝2敗【本塁打】(神)金本1号ソロ(2回、東野)、鳥谷1号2ラン(3回、東野)、新井貴4号ソロ(3回、東野)、ブラゼル1号ソロ(3回、東野)(巨)東野1号ソロ(3回、能見)、坂本3号ソロ(9回、能見)【戦評】 阪神が一発攻勢で快勝。二回に金本のソロで先制し、三回には鳥谷、新井貴、ブラゼルの3者連続本塁打で4点を加えた。能見は6安打無四球、3失点で投げきり今季チーム初完投で2勝目。巨人は投打にいいところがなかった。
May 3, 2011
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阪神・メッセ、今季初星!中13日でも力投 しまいかけたガッツポーズの右拳で、今度は力強くグラブを叩いた。四回に最大のピンチを死守して、今季初勝利。阪神・メッセンジャーが粘投でリードを守りきった。 「(四回は)1点は仕方ないと思ったね。投げたい球、決められる球を投げた。一番自信のあったのは直球だよ」 4点リードの四回に2安打と死球で無死満塁。大量失点の危機を脱した。好調のバレンティンを中飛に打ち取ると、お次は4割打者の宮本にベストピッチ。2球目にこの日最速の151キロを投げて、次の外角147キロで投ゴロ併殺。絶体絶命の場面で見事「0」を記した。5回2/3を8安打2失点。降板する際、観客席からは大きな拍手が送られた。 前回の登板予定が雨天中止で中13日での先発。ドキュメンタリー観賞が好きな右腕は開幕後に米国の番組を観た。事故で義足となっても野球を続ける高校生の物語を知った。「自分は本当に恵まれているよ」。高まった士気は、期間が空いても崩れなかった。 「チーム全体の勝利だよね」 いつもナインを称えるばかりだ。キャンプではスタンリッジに施設や練習の流れを丁寧に説明した。連係プレー中にさりげなく、かけ声の方法も助言。球団関係者は「(助っ人で)一番覚えがいい」と称す。この日、必死の守りでユニホームを汚した平野も「ランディは、いつも信頼して声をかけてくれる」と固い絆を明かした。来日時、メジャー関係者の間で噂された“素行不良”はどこへやら。 真弓監督は「粘ってくれると追加点も入るよね」と称賛。ここまで15試合、先発投手の5回未満のKOはない。先発陣の安定感が際立った4月、最終日は来日2年目の助っ人が締めた。阪神・久保田&小林宏、揃って0封 阪神3番手の久保田が、3試合ぶりに0封。終盤のピンチをしのいだ。「(自分は)ずっと点を取られていたので、抑えられてよかった。続けて頑張っていきたいです」。 3点リードの七回二死一、二塁のピンチで登板。畠山には際どいコースを見極められて四球も、相川を右飛に打ち取った。 八回は小林宏が8日ぶりの登板。「先頭の四球はいけない。(調子は)もうちょっとだけど、結果的にゼロだったので。これからよくなっていくと思う」。 先頭のバレンティンの四球を反省したが、続く宮本を遊ゴロ併殺に斬って、3人で仕留めた。
Apr 30, 2011
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虎・城島「ラッ喜」ヤ2連倒!神風V打 神風吹いた! 城島ラッキーV打や! 阪神は一回二死満塁で、城島健司捕手(34)が勝ち越しの3点二塁打。甲子園の浜風で、左翼手が目測を誤るラッキーな一打で、首位ヤクルトに、開幕カード以来の連勝だ。勝率を5割に戻し、5月反攻へ、やっと追い風が吹いてきた。 高々と左翼上空へ上がった白球が、浜風に舞う。左翼手が追いつくか…と思われたその瞬間、今季最多4万6893人が詰めかけたマンモスに大歓声が響いた。城島の一振りが試合を決めた。 「風です~ぅ」。今季初の聖地のお立ち台で、にんまりと笑った。 殊勲の一打は同点に追いついた直後の一回二死満塁だ。ヤクルトの先発・増渕の高めのスライダーに反応した。打ち上げた飛球が強烈な風に押された。左翼手・畠山のグラブを避けるように、打球が弾む。走者一掃の勝ち越し3点二塁打だ。 「ライト方向に何回もチャレンジして(打って)きたんですが、浜風に押し返されてきたので…。たまにはあっち(レフト)方向にね。良いこともないと。ラッキー! と思ってました」 4月の戦いを勝率5割で終えたが、“逆風”続きだった。強力打線がつながりを欠く一方、20日の巨人戦、26日の広島戦では誤審騒動もあった。だが、ようやく流れが来た。1点を追う一回一死満塁でブラゼルの平凡な二ゴロを田中がはじき(記録は二ゴロ)、同点とすると、浜風に助けられた城島の勝ち越し打が生まれ、今季最多の1イニング4得点だ。七回には相手のボークで1点を追加した。守りでも好調ツバメ打線が3併殺の拙攻で、開幕カード以来となる2連勝。15試合目にして“追い風”がきた。 「チームが軌道に乗るためにも5割はキープしたかった。負け越さなかったことがよかった。投手が頑張ってくれていたから、投手も報われる」 昨オフの左ひざ手術から、約束通り開幕に間に合わせたが、本来の姿にはほど遠かった。打率は・250。守りでも精彩を欠いた。2暴投1捕逸を記録した開幕2戦目の後には、用具メーカーに相談。左ひざの負担軽減のためにつけているパッドを動きやすくなるよう薄く変更した。改良品が間に合わず、5暴投を記録した16日の中日戦(ナゴヤD)では投手陣に謝った。不調から抜け出すため、前に進み続けてきたことが実を結んだ。 「調子がなかなか上がらず、ヤジられたりもしましたけど、いい結果を出してファンのみなさんの声援をもらえるのは本当にうれしい」。お立ち台で喜びをかみ締めた。肩を並べた先発のメッセンジャーが「ジョーさんを信頼している」と話すと、右手を突き上げた。 「風が大きいんじゃないよ。つないでいかないと点が取れないからね。うまくつながるようになってきていると思う」 真弓監督が上昇を感じ取れば、「月も変わるので貯金をつくっていきたい」と城島も呼応した。追い風に乗る。虎の“黄金週間”はここからだ。阪神・平&鳥コンビ、そろって2安打!阪神・平野と鳥谷が、連打で反撃のノロシを上げた。これまで芯で捕らえた打球が野手の正面を突いたり、相手の好守に阻まれるなど不運続きだった平野が好機を演出した。 「調子は悪いと思ってないし、(打球が)守備がいないとこに飛んできたかな」1点を先制された一回一死走者なし。ヤクルトの先発、増渕の3球目スライダーを振り抜き、右前へ運ぶ。背番号「5」からの“反撃の合図”に、鳥谷が応える。甘く入った直球をとらえ、右中間を破る二塁打で一死二、三塁とチャンスメーク。試合の流れを一気に呼び寄せた。 「まあ、後ろにつながって、点にもなりましたしね」。クールな男は淡々と振り返った。 逆転へと導いた2人は、七回にも魅せた。マートンが四球で出塁。エンドランのサインで平野が中前打にはじき返し、一、三塁とすると、久古の一塁けん制がボークの判定で1点を追加した。 ボークでなくともバットで走者をかえせたと言わんばかりに、背番号「1」は左前打。試合を作った2、3番コンビはともに4打数2安打。平野は4度目、鳥谷は3度目のマルチ安打だ。打率もそれぞれ・236、・259まで上昇。虎の選手会長は「やっぱりピッチャーにねばってもらってるし、月も変わるしね」と心機一転、さらなる活躍を誓った。 開幕から14試合で38得点と散発がちだった打線もつながりを取り戻した。なかでも状態を上げてきた2、3番。新ダイナマイト打線の復活に、一歩ずつ近づいていく。虎党待ってた新井!甲子園初弾 風は関係なかった。勝負の行方を決定づける連日の中押し打。黄色く染まった左翼席へ向かって、阪神・新井が鮮やかな放物線を描いた。 「狙ってはないけど、うまく振り抜けたんで、打った瞬間、入ると思いました」一回に四球を選んで逆転劇をおぜん立てすると、今度はトドメを刺しにいった。3点リードの三回だ。先発・増渕が投じた112キロスライダーを、引きつけてフルスイング。快音を残した白球をチラリと見やると、バットを宙に放り投げた。会心の2号ソロは聖地での今季1号。マウンドで肩を落とす右腕を横目に、悠然とダイヤモンドを一周した。 真弓監督は「ちょっと追加点が取れない試合が多かったんで、あれでまた、弾みがつきましたね」とたたえた。 今季から打席に入る前の決まり事がある。バットを上下逆さに持ちかえ、右手だけで軽く振り抜く。「ルーティンじゃないけど、強いていうならリラックスかな」。猛虎打線の核となる4番として、相手投手だけでなく、周囲からの期待や重圧とも戦う日々。必要以上に力まないように、一度肩の力を抜いてから勝負に向かう。 そんな思いを知ってか知らずか、チームメートは容赦ない。「新井さんがずっと打ってくれると思います!!」。前日4月29日のお立ち台で並び立った久保から、同22日の球児に続いてイジられた。予期せぬ仲間からの“攻撃”を「俺はもともとイジる方なんだけどなあ…。まあ、チームが盛り上がるならいいけどね」とボヤくが、それだけ調子がいいと信頼されている証しだ。 「球は見えている。あまり考えすぎずに、自分のスイングをすることを意識していく」 まだ本調子でない猛虎打線の中で、際立つ主砲の存在感。黒木の相棒で快音を奏でてナインを鼓舞し、5月戦線は強打の看板を取り戻してみせる。阪神・金本、先発復帰二塁打!右肩痛を考慮されて前日4月29日は欠場した阪神・金本は、「6番・左翼」で2試合ぶりに先発復帰。六回に増渕の内角直球を引っ張り、右翼線二塁打を放った。一回二死二、三塁では四球を選んで好機を拡大。続く城島の左越え二塁打で一気に一塁から生還し、2連勝に貢献した。阪神・マートン、渋~くトドメ! 阪神・マートンが渋い働きでトドメを差した。3点差に迫られた七回一死で2番手・久古から四球で出塁。続く平野の中前打で一気に三進すると、ボークで6点目のホームを踏んだ。二回には右前打を放つなど、斬り込み隊長は上向きだ。
Apr 30, 2011
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すばらしい試合でした!好調ヤクルトに、打たれまくりましたが、メッセンジャーが、要所をしめ今季初勝利!初回1点取られましたが、平野のライト前、鳥谷の右中間ツーベース新井のフォアボールここで、ブラゼルのセカンドゴロを、田中がエラー。。。ゲッツーならず同点!さらに、金本フォアボールまたもや守備のミス!城島が、おもいっきり引っ張った高いフライ左中間側に追う。。。畠山、風が計算できず、頭を超えて、走者一掃ツーベース!!一挙に4-1!!!4回表、今日三安打のホワイトセルにレフトヒット 好調、畠山は、左脇へのデッドボール 五番相川にライトヒットで無死満塁! ここで、ホームラン王バレンティンをセンターフライ! そして4割打者宮本をピッチャーゴロ!城島、ブラゼルと渡ってスリーアウト!6回裏2点目を取られましたが、その後は榎田がしめました!そして、榎田のピンチは、久保田!小林!最後、福原が、フォアボールはありましたが、三者三振で阪神の連勝!!! 新井の一発もあったし、かなり打つほうが戻ってきました!!この調子で明日も勝利だ!!1回表 【青木】 ライト線ツーベース 【田中】 ピッチャー犠打 【ホワイトセル】 ライトタイムリーヒット T0-1S 【畠山】 空振り三振 【相川】 セカンドゴロ 1回裏 【マートン】 見逃し三振 【平野】 ライトヒット 【鳥谷】 右中間ツーベース 【新井貴】 フォアボール 【ブラゼル】 セカンドゴロ T1-1S 【金本】 フォアボール 【城島】 レフトオーバー3点タイムリーツーベース T4-1S2回表 【バレンティン】 サードライナー 【宮本】 空振り三振 【川端】 セカンドフライ 3回表 【増渕】 空振り三振 【青木】 センターフライ 【田中】 サードゴロ 3回裏 【新井貴】 レフトソロホームラン T5-1S4回表 【ホワイトセル】 レフトヒット 【畠山】 デッドボール 【相川】 ライトヒット 【バレンティン】 センターフライ 【宮本】 ピッチャー併殺打 5回表 【川端】 ピッチャーゴロ 【増渕】 セカンドヒット 【青木】 ファーストゴロ 【田中】 ファーストゴロ 6回表 【ホワイトセル】 ライトヒット 【畠山】 ライトヒット 【相川】 セカンド併殺打 【バレンティン】 フォアボール ランナーバレンティンが二盗 【宮本】 セカンドタイムリーヒット T5-2S (投手交代)メッセンジャー → 榎田 【川端】 ライトフライ 7回表 (守備交代)新井良 ファースト 【代打・飯原】 レフトヒット 【青木】 フォアボール 【田中】 空振り三振 【ホワイトセル】 ファーストライナー (投手交代)榎田 → 久保田 【畠山】 フォアボール (代走)三輪 【相川】 ライトフライ 7回裏 (投手交代)増渕 → 久古 【代打・関本】 空振り三振 【マートン】 フォアボール 【平野】 センターヒット ボーク 【鳥谷】 レフトヒット T6-2S (投手交代)久保田 → 小林宏 8回表 【バレンティン】 フォアボール 【宮本】 ショート併殺打 【川端】 ファーストゴロ 9回表 (投手交代)小林宏 → 福原 【飯原】 見逃し三振 【青木】 フォアボール 【田中】 空振り三振 【ホワイトセル】 空振り三振 ▼阪 神-ヤクルト 2回戦 (阪神2勝、甲子園、14:04、46893人) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 ヤクルト 1 0 0 0 0 1 0 0 0 2 阪 神 4 0 1 0 0 0 1 0 x 6 【投手】(ヤ)増渕、久古、橋本-相川(神)メッセンジャー、榎田、久保田、小林宏、福原-城島【責任投手】(勝)メッセンジャー2試合1勝(敗)増渕3試合1勝1敗【本塁打】(ヤ)(神)新井貴2号ソロ(3回、増渕)【戦評】 阪神が2連勝で勝率を5割に戻した。一回に1点を先制されたが、その裏、二死満塁から城島が走者一掃の二塁打を放つなど4点を奪って逆転した。5投手による継投も決まり、先発のメッセンジャーが今季初勝利。ヤクルトは2連敗。
Apr 30, 2011
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燕キラー!阪神・久保、3年越し6連勝! ツバメキラーこと阪神・久保の眼光が鋭さを増した。最大の山場は3点リードの八回二死一、二塁。絶好調の宮本が代打で登場した場面だ。フルカウント。次打者は青木。四球なら、投手交代の選択肢も…。 「(宮本を)出したら交代というのも考えた。逆方向にホームランはない。いつも通り、(勝負球のコースは)遠く低く。基本通り」 歩かせたくない。しかし、軽打が多いタイプとはいえ、本塁打で同点。基本に忠実になった。最も一発の確率が低い、アウトローへ直球を投げ込んだ。狙い通り右飛に仕留め、大歓声を巻き起こした。8回3安打1失点。今季2勝目を飾った。 これで、2009年9月29日(神宮)から続く対ヤクルト戦の連勝は「6」に伸びた。が、本人は「(好相性の意識は)ないです。打者の調子がいいな、とは思いましたが」とサラリ。そこが、また頼もしかった。 「低めに集めて、ゴロを打たせるのが一番」 テンポ抜群のマウンドさばきだった。特に六回は5球、七回は7球で3人斬り。最速148キロの真っすぐと多彩な変化球を操り、半数以上がゴロアウトで占めた。この省エネピッチの原点は、関大一高(大阪)時代にあった。 「あれだけ投げたから、“手抜き”投球ができるようになったんだと思う」。奈良・八木中時代は軟式野球部で控え投手。高校でもエースになったのは3年時。それも、故障者が続出したからだった。チャンスは逃したくない。そのため、連投はざら。2日間で4試合投げたこともしばしば。だから、“疲れにくいピッチング”のコツをつかんだ。球数を減らす、打たせて取る投球を身につけた。この日、投じた103球は久保らしさ全開だった。 真弓監督も「リズムよく、いい投球をしてくれました」と賛辞を惜しまなかった。 「反省すべきこともある。次に生かしたい」 背番号「34」は先を見据えた。今シーズンも虎の大黒柱として、チームを牽引していく。阪神・久保が快投!ヤクルトの連勝止めた 阪神が9連勝中のヤクルトを止めた。先発の久保は8回3安打1失点で2勝目。打っては新井貴と林が2打点の活躍だった。 3連敗中の重苦しいムードを払拭したい。12球団で最も勢いに乗る9連勝中のヤクルトを迎え撃ちたい。ならば、マウンドを託すのは、この男しかいない。久保だ。虎の誇るツバメキラーが聖地の中心で躍動した。 試合前には「普通にやれば大丈夫。低めに投げて、ゴロを打たせる投球をしたい」と語っていた久保は、申し分ないテンポでミット目がけて投げ込んだ。一回。先頭の青木をスライダーで一ゴロに打ち取ると、田中は148キロの速球で遊ゴロ。飯原は追い込んでから、最後はチェンジアップで空転させた。わずか8球の3者凡退スタートを切った。三回一死から甘い変化球を捉えられ、川本に先制ソロを浴びたが、まったく動じない。その後も、淡々とアウトを積み重ねた。 試合前にチーム打率・242だったが、四回には林が二死二、三塁から2点二塁打をかっ飛ばして、逆転。五回にも新井が2点タイムリーを放った。投打がかみ合う理想の勝ちパターンが久しぶりに形となった。 8回を3安打1失点と快投の久保は、虎移籍後のヤクルト戦で09年9月29日(神宮)から目下、6連勝となった。阪神・城島、久保の好投を称賛! 阪神・城島は久保の力投をねぎらった。3点リードの八回に無死一、二塁のピンチを招いたが、進塁すら許さずに危機を脱出。8回を3安打1失点でしっかりと試合を作った右腕を、「あのピンチで1発が出れば同点だった。より慎重になりながらも、勝負所でいいところに投げてきていた」と、讃えた。中6日休養十分!阪神・球児3人斬り4S (セ・リーグ、阪神4-1ヤクルト、1回戦、阪神1勝、29日、甲子園)大歓声とともにジェット風船が夜空を舞う。貫禄のパーフェクト締めで、阪神・球児が1週間ぶりの白星を彩った。 「先頭は大事に入った。(ヤクルト打線は)じっくり来るかなと思っていたけど、調子がいいから仕掛けが早かった」 3点リードの九回にマウンドへ。先頭の青木を三ゴロに仕留めると、続く田中は今季最速の153キロで右飛。最後は自慢の剛速球で飯原を左飛に打ち取り、好調ツバメ軍団の反撃の望みをわずか6球で断ち切った。22日の横浜戦(甲子園)以来7日ぶりの出番だったが、ブランクの影響は感じさせない。「(153キロは)まだ自分の中では速いとは思ってないけどね」。涼しい顔で4セーブ目を振り返る姿は、頼もしい限りだ。 最後の砦を担うドッシリ感は、グラウンド外でも変わらない。前日28日の広島戦(マツダ)後、ナインの多くが最終の新幹線に飛び乗った。だが、最終便は通常の半分の8両編成。長期休暇を控えた車内はほぼ満員で、席の確保は厳しい状況だった。球児も一度は改札に向かったが、立ちっぱなしもあり得る混雑ぶりを把握すると、迷わずホテルへUターン。焦らず、急がず、たっぷりと休養を取って登板に備えた。そんな自己管理能力が、絶対的守護神を支えている。 久保投手コーチは「間隔が空いていたけど、セーブの付くところだし、大事な試合なんで締めてほしかった」と何度もうなずいた。 「僕とか久保田とかには、(相手打者の)仕掛けが早いだろうし、気をつけていきたいね」 安定感抜群の0封にも気を抜かず、背番号「22」は次を見据えた。
Apr 29, 2011
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阪神・林が逆転打!「開き直って気楽に」 阪神の林威助が逆転の2点適時打を放った。 1点を追う四回2死二、三塁の第2打席。内角に速球を続けられて、ともに見逃しのストライク。だが「簡単に追い込まれたので、開き直って気楽にいけた」とすぐに気持ちを切り替えたのが奏功した。3球目の外角のフォークボールをとらえ、右中間を破る逆転の適時二塁打。休養の金本の代役として「6番・左翼」を務めた32歳が存在感を示した。金本代役よう打った!阪神・林、逆転V撃! アニキの代役が打ったぞ~。阪神が9連勝中のヤクルトを甲子園で撃破した。1点を追う四回、金本知憲外野手(43)に代わってスタメン出場した林威助外野手(32)の2点適時二塁打がチームに勝利を呼び込んだ。連敗は「3」でストップし、借金は1となった。さあ、虎の逆襲&黄金ウイークの始まりや!!鉄人のまな弟子が、虎を救った。頼む、打ってくれ! 怒声にも似た大歓声を受け、林が無我夢中で食らいついた。白球が右中間で弾むのを目で追い、二塁へ到達。ゴールデンウイーク初日、今季最多4万6651人を詰め込んだマンモスを一瞬にして笑顔にさせた。 「最近調子が悪くて、チームに貢献できなかった。チャンスでまわってきたら、絶対に打ってやろうと思っていました」 右肩痛を抱える金本が予定通りの休養日。4月15日の中日戦(ナゴヤD)以来、10試合ぶり2度目のスタメンは、最高の舞台が用意されていた。1点を追う四回二死二、三塁。2ストライクと追い込まれた場面で、右腕山本斉のフォークを一閃。昨季対戦打率・417を残した“ツバメキラー”の逆転二塁打が勝利を呼び込んだ。 「金本さんからの助言? 特にはなかったですヨ」。林にとって憧れの存在であり、「いつも、よく声をかけてくれるんです」。遠征先などでも食事を共にする師弟関係だ。打撃論やけがをしない体を作るのは…。「教えてもらうことが多くて」と頭を掻いていたが、アニキに習って体調管理にも細心の注意を払うようになった。 「(古傷の)左ひざの状態が今、一番いい」。ベストは81キロ。「83キロを超えないように」と甲子園で体重計に乗るのが日課。管理ノートもつけている。 金本と林。左翼を守るスラッガー同士。「いい意味で悩ましいか」と問われた真弓監督は「結果を出してくれると、(スタメンの)チャンスも出てくる。そういう風になってくれたらいいね」。頼もしい“2本の矢”にうれしい悲鳴だ。 開幕直前。東日本大震災の被災地に向け、奔走した。「自分ができることを少しでもやりたかった。自分がしなきゃ、始まらないと思って。1999年のときも、日本の方に助けてもらったから」。台湾中部をマグニチュード(M)7・6の地震が襲い、死者2415人を出した。恩返しがしたい。大阪に住む台湾出身者らに義援金の協力を呼びかけ、今月15日。集まった1510万円を後援会が代表で日本赤十字社に渡した。 「今まではタイガースの打線らしくなかったし、みんなが打ちだしたら、投手陣も楽になる。明日も勝ちたいです」 12打席ぶりの「H」ランプ&連敗脱出に林スマイルが弾ける。ヤクルトの10連勝を阻止し、さぁここから。スーパーサブが逆襲への救世主だ。阪神・新井貴が4番の意地「もっともっと点を」 阪神の新井貴が五回に2点適時打を放ち、4番の意地を見せた。 五回2死からマートンが左前打で出塁し、平野と鳥谷が四球で粘って回ってきた第3打席。「つないでくれたチャンス。何とか走者をかえそうと思った」と3球目の内角のシュートを左前に運んだ。前日は好機で併殺に倒れるなど精彩を欠いたが、この日はきっちり役割を果たした。 お立ち台に上がった新井貴は「もっともっと点を取って楽な展開でゲームをしていきたい」と大歓声の中でさらなる活躍を誓った。汚名返上!阪神・新井、五回2点トドメ打逆転のおぜん立てに、トドメの一撃。悔しさがあふれた前戦から、阪神・新井が“汚名返上”だ。4番の意地が詰まったバットで勝利を呼び込んだ。 「昨日は昨日、今日は今日と思ってやっていましたけど、すぐに(悔しさを)取り返すんだという気持ちは持っていた。勝ってよかった」 強い気持ちが打球に乗り移った。1点を追う四回だ。一死一塁でヤクルト先発・山本斉から左中間フェンス直撃の二塁打を放った。二、三塁として林の逆転打を呼び込むと、五回には勝負強さをみせた。 「2アウトからみんながつないでくれた。絶対にランナーをかえすつもりだった」。二死満塁から3球目の内角低めのシュートを叩き、三遊間を破った。2点タイムリーでツバメを突き放し、試合を決定づけた。 前日28日の広島戦(マツダ)では2度の好機で凡退し、「自分が打っておけば」と猛省。4番の責務を改めて痛感し、すぐに取り返した主砲の意地と“戦友”の復活が偶然にも重なった。 ともに鹿児島・最福寺で護摩行を行い、プライベートでも親交のある柔道家・鈴木桂治が、4年ぶりに全日本選手権を制し、世界選手権出場を決めた。「苦しんできたのは報道でも知っていたけど、本当に良かった」。チームを勢いづける勝利はもちろん、届いた新たな刺激が背中を押す。 今季3度目のお立ち台では、並んだ久保から、「チャンスで新井さんに回せば、これからもずっと打ち続けてくれると思う」とイジられた。ベンチ裏で、「俺にプレッシャーかけて楽しいかな」と苦笑いを浮かべたが、スタンスは変わらない。 「もっと点をとって、楽な展開にしたい」。打って勝つ。ファンに誓った言葉を体現する。阪神・マートン2安打!「勝ててよかった」 阪神・マートンが4打数2安打で今季4度目のマルチ安打を記録。昨季214本のヒットを放った虎の安打製造機の調子は右肩上がりだ。「勝てたのがよかった。林さんが打って、それが打線を活気付けた」。1、2打席目はともに右飛に倒れたが、決して悪い当たりではなかった。「結果は悪かったが、振れていた。3打席目はいいスイングじゃなかったけど、ヒットになった。それが野球」。持論を展開するM砲が、虎を上昇気流へ導く。阪神・平野、きっちりつなぐ…冷静に四球 阪神・平野はきっちりとつなぎ役をこなした。1点リードの五回二死一塁で、制球を乱した先発・山本斉から冷静に四球を選び、新井の2点タイムリー打のおぜん立てをした。「1、2番の仕事として、後ろにつなげればと思った」。七回には技ありの左前打を放つなど、開幕から不振の続いていた2番に、徐々にエンジンがかかりつつある。
Apr 29, 2011
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久保、すばらしいピッチングでした!ああ、こんなときに限って、キミスタ。。。オーダーできてないんですよね。。。久保とマー君で、かなり稼げたのに。。。でも、そんなこと、どうでもいい!ほんと打線もつながった!宮本がスタメンではなく、絶好調畠山がサードでしたが、その守備にも助けられたような感じですね。三遊間、ぬきまくりました!1回表 【青木】 ファーストゴロ 【田中】 ショートゴロ 【飯原】 空振り三振 2回表 【畠山】 ライトフライ 【ホワイトセル】 ファーストゴロ 【バレンティン】 ショートゴロ 3回表 【川端】 ピッチャーゴロ 【川本】 レフトソロホームラン T0-1S 【山本斉】 ファーストゴロ 【青木】 ファーストゴロ 4回表 【田中】 サードゴロ 【飯原】 ピッチャーゴロ 【畠山】 ライトフライ 4回裏 【平野】 ファーストゴロ 【鳥谷】 フォアボール 【新井貴】 左中間ツーベース 【ブラゼル】 サードファウルフライ 【林】 右中間2点タイムリーツーベース T2-1S5回表 【ホワイトセル】 空振り三振 【バレンティン】 ライトフライ 【川端】 レフトフライ 5回裏 【俊介】 ライトファウルフライ 【久保】 セカンドフライ 【マートン】 レフトヒット 【平野】 フォアボール 【鳥谷】 フォアボール 【新井貴】 レフト2点タイムリーヒット T4-1S (投手交代)山本斉 → 久古 6回表 【川本】 ライトフライ 【代打・ユウイチ】 ショートゴロ 【青木】 ファーストゴロ 7回表 【田中】 ライトヒット 【飯原】 セカンド併殺打 【畠山】 ファーストゴロ 8回表 【ホワイトセル】 センターオーバーツーベース 【バレンティン】 フォアボール 【川端】 空振り三振 【川本】 空振り三振 【代打・宮本】 ライトフライ 9回表 (守備交代)新井良 ファースト (守備交代)浅井 レフト (投手交代)久保 → 藤川 【青木】 サードゴロ 【田中】 ライトフライ 【飯原】 レフトフライ ▼阪 神-ヤクルト 1回戦 (阪神1勝、甲子園、18:02、46651人) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 ヤクルト 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 阪 神 0 0 0 2 2 0 0 0 x 4 【投手】(ヤ)山本斉、久古、押本、橋本、松井光-川本(神)久保、藤川-城島【責任投手】(勝)久保3試合2勝(S)藤川7試合1勝4S(敗)山本斉2試合1勝1敗【本塁打】(ヤ)川本1号ソロ(3回、久保)(神)【戦評】 阪神が連敗を3で止めた。1点を追う四回に林威助の2点二塁打で逆転し、五回には二死満塁から新井貴が左前に2点適時打を放った。先発の久保が8回1失点で2勝目を挙げた。ヤクルトは連勝が9でストップした。
Apr 29, 2011
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同年同一球団は史上初!今度は新井兄がサヨナラ劇打 阪神・新井貴浩内野手(34)が3―3同点で迎えた9回2死一、二塁で、右越えにサヨナラ適時二塁打。横浜の拙守にも助けられた劇勝で、連敗を2で止めた。19日の巨人戦で弟の良太内野手(27)がサヨナラ安打を放った3日後、兄がヒーローの座を奪い返した。同じ球団所属の兄弟選手が、同一シーズンにサヨナラ打を放つのは史上初の快挙だ。 今度のサヨナラはお兄ちゃんが決めた。9回2死一、二塁。右越えの二塁打を放った新井は両手を上げてガッツポーズ。チームメートから手荒い祝福を受けた。 3―3で迎えた9回、マートン、鳥谷が内野安打2本でしぶとく出塁。2死一、二塁の好機で1ボールから外角高めの直球に食らいつくと、打球は目測を誤って前進してきた右翼手・吉村の頭上を越えていった。19日の巨人戦(甲子園)では延長10回、弟の良太がサヨナラ打。その試合でも直前に好機を広げる安打を放っていたが、この日は自分で試合を決めた。今季ようやく3打点目だが、打率は・375でリーグ2位タイ。つなぐ4番として好調さを維持している。 試合を決めたのが主砲なら、流れを引き寄せたのはマートンと藤川だ。マートンは2回に先制二塁打で8試合ぶりの打点を稼ぐと、1点を追う7回は左翼席へ貴重な2号ソロ。三塁内野安打で出塁した9回は新井の一打でサヨナラのホームを駆け抜けた。直前の9回は同点の場面で登板した守護神・藤川が3者連続三振で真弓監督も「流れを変えてくれた」。チームは再び貯金1。僅差の試合をものにした勢いで一気に上位進出をうかがう。新井兄弟の快挙 アベック弾28度のリー兄弟もできなかった 阪神の新井貴が自身通算7本目のサヨナラ打。19日巨人戦では弟の良太もサヨナラ打を放っている。過去には54年に阪神の日下章、近鉄の日下隆がサヨナラ打を記録しているが、同一球団に所属する兄弟が同一シーズンに達成するのは史上初。アベック弾28度のロッテ・リー兄弟(同時在籍78~82年)、中日・仁村兄弟(同88~90年)も達成していない珍記録だ。
Apr 22, 2011
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虎・球児3連続K!劇勝呼んだ火の玉10球数々の修羅場をくぐった経験と本能が虎に勝負の天秤を傾けた。同点で迎えた九回。藤川が圧巻の三者連続空振り三振斬りだ。たった10球で聖地の空気を一変させ、サヨナラ劇を呼び込んだ。 「ヒロさん(小林宏)が耐えてくれて、自分は7番からの打順で回ってきたのでラッキーだった。もしかしたら、流れよく、久しぶりにいけるかなと思った」八回に登板した小林宏が二死満塁のピンチを背負いながら、無失点リリーフ。懸命につないだバトンに感謝しつつ、剛腕を振り抜いた。先頭の吉村をオール直球勝負。細山田と森本は切れ味鋭いフォークで空を切らせ、瞬く間に「K」を3つ並べた。 「いい三振の取り方だったと思う」。はや6試合目のマウンドに登板過多も懸念されるが、「そうでもないよ」とキッパリ。自身今季初勝利に、いつも通り「運やね」と笑い飛ばした。 真弓監督も「しっかりリズムを取り戻して、流れを変えてくれた」と手放しで喜んだ。 必死に走り込んだ昨オフの日々が球児の肉体的弱点を消していた。今年の年明けからファイテン社製の特注インソールを導入。理由は左足の土踏まずが低く、投球時に三塁側に流れる悪癖の矯正だった。しかし、前日21日に中敷きの再製作のため、左足を測定すると、土踏まずの欠点は改善されていたという。 同社関係者は「筋力がついて、(左足裏が)理想の形に近づいている。だから、より踏ん張って投げられていると思います」と断言。リニューアルした“相棒”と鍛え抜かれた下半身が今宵の奪三振ショーの土台となっている。 「みんなで試合を作るのが仕事。まだまだ勝負所は先なんでね」 目先の1勝とともに、ゴールテープすら見据えた。そこに最後まで絶対的守護神であり続ける覚悟がにじんだ。阪神、今季2度目のサヨナラ延長戦が見え始めた九回2死一、二塁。阪神の新井貴が振り抜いた打球は、一瞬前進した右翼手をあざ笑うかのようにグラブを越えていった。今季2度目のサヨナラ勝ちー。ヒーローは「本当にうれしい。芯だったので越えてくれと思っていた」と、興奮冷めやらぬ様子で振り返った。 流れを引き寄せたのは藤川だった。同点の九回に登板すると、圧巻の3者連続三振。わずか10球で相手を片付け「いい三振の取り方だと思う」と守護神。真弓監督も「あそこで流れを変えてくれた」と言う。その裏の攻撃で、しぶとくつくった好機をものにした。 19日の巨人戦では、新井貴の弟の新井良がサヨナラ打を放った。兄は「まだまだまだ、弟には負けない。打球の質が違う」と笑顔。何より主砲としての責務を果たして「勝ったことが一番」と言い、意気揚々と引き揚げた。虎・小林宏、ヒヤヒヤ満塁背負うも無失点 阪神・小林宏は2番手で同点の八回にリリーフ。二死満塁のピンチを背負い、周囲をヒヤリとさせたが、無失点で切り抜けた。「あそこは1点勝ち越されてはいけないので、とにかくゼロに抑えることだけを考えて投げました。(気持ちが入ったと問われ)そうですね。いつもですけどね」。金城を左飛に仕留め、渾身のガッツポーズ。リーグトップタイの7試合目の登板。苦しみながらも、ベテランの粘りの投球が光った。虎・久保、六回まで好投も…あぁ魔の七回 阪神の右のエース・久保が、まさかの暗転だ。六回まで1安打に封じ込めながら、七回、先頭のスレッジに一発を浴びると、さらに3連打で、あっという間に逆転された。 「序盤の方が、内容は最悪でした。でも(チームが)勝っているんで、いいです。次に、反省を生かしていきます」 チームの勝利に、安堵の表情の右腕。真弓監督も「六回までは言うこと無し。七回は、ちょっと本塁打を打たれてから焦ったのかな」と首をかしげながらも「そんないい当たりじゃないけど、ヒットゾーンに入ってしまった」と、強い信頼は変わらなかった。阪神のサヨナラ勝ちに渡辺謙も大興奮! 虎党で知られる俳優・渡辺謙(51)が、今季初の甲子園での観戦。開始直前に球場入りすると「投手陣は(昨年に比べると)立て直してくれているんですが、打線が湿ってますね。きょうは雨を吹き飛ばすような打ち合いを見せてほしい」。期待に反して1点を争う試合になったが、最後は劇勝で名優も大興奮だった。
Apr 22, 2011
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阪神・新井貴、劇的サヨナラ打で連敗止める 阪神は4番・新井貴のサヨナラ打で連敗を止めた。先発の久保が7回3失点で降板。後続の小林宏、藤川が無失点で切り抜け、九回裏にマートン、鳥谷の内野安打のあと、新井貴の劇的な右越えの二塁打で試合を決めた。 リーグきっての重量打線が意地を見せた。 「振りすぎずに、うまくミートできたのが良かったかな」 一回一死満塁で好機を逃した嫌な空気を、マートンがひと振りで振り払った。二回だ。横浜のドラフト1位・須田(JFE東日本)のカットボールを左翼線に運び、1点を先制した。 開幕2戦目の広島戦(13日、甲子園)以来8試合ぶりとなる適時打で、助っ人が不調から抜け出した。 三回には城島にも適時打が出て、虎打線が勢いを取り戻した。 当初、この日の横浜先発は左腕・真下とみられていたが、登板直前に虫垂炎で緊急入院。ベンチでは右投手も想定し、偵察メンバーとして『7番・左翼』にメッセンジャーを入れ、開始時には林と入れ替えた。 前日21日には巨人・沢村にプロ初勝利を献上するなど、初物には弱いがこの日は打線が意地を見せた。 先発の久保が七回に4連打を浴びて3失点。右のエースが崩れたが、その裏にはマートンが2号ソロで再び同点。打線が粘り強さを発揮した。 試合は九回にマートンと鳥谷の安打で二死一、二塁の場面で新井が適時打を放ち試合を決めた。横浜は一時はリードを奪うも中継ぎが打たれ5連敗を喫した。虎・新井がサヨナラ打ァ「弟には負けない」 今度は兄ちゃんが決めた!! 阪神は同点の九回二死一、二塁で4番・新井貴浩内野手(34)が、阪神移籍後3年ぶり3度目のサヨナラ打。19日の巨人戦で延長十回にサヨナラ安打を放った弟・新井良太内野手(27)に続いて、チーム今季2度目のサヨナラ勝ちの主役になった。負けたら借金生活に転落する窮地で、勝利の女神を振り向かせた。右翼手が伸ばしたグラブの上を白球が抜けた。お立ち台で新井の笑顔が弾ける。並び立った守護神からのイジリも、スタンドの笑い声も心地いい。今季2度目のサヨナラ勝利。仕事を果たした猛虎の4番が胸を張った。 「どんどん振っていこうと思っていた。(バットの)シンだったから、越えてくれと思っていたら、(右翼手の吉村が)最初は前にきて、『おぉっ!?』って(驚いた)。何て言っていいか分からないけど、勝ったことが一番」 九回二死一、二塁。代わったばかりの横浜・江尻の2球目だ。外角直球を振り切った。右翼手・吉村が一瞬、打球判断を誤る。すぐに背走したが、虎党の思いを乗せた白球が芝の上で跳ねた。 手荒い祝福を受けると、ナインが次々に含み笑いでスコアボードを指さした。記録は適時二塁打だが、「みんなにエラー、エラーって言われて『はぁっ!?』と思ったよ」。思わぬイタズラを仕掛けられたが、19日の巨人戦(甲子園)から3試合ぶりの勝利を、同じくサヨナラで決めた。前回の弟・良太の次は兄貴が大仕事。「まだまだまだ弟には負けないです。(打球の)質が違うでしょ」と笑った。 4試合連続安打で、打率はチームトップの・375。だが、その一方で勝負強さを示しきれていなかった。この試合前まで得点圏では14打数4安打の打率・286、2打点(リーグトップは巨人・長野と広島・広瀬の・714)。10試合目にして文句なしの仕事を果たした4番に、お立ち台で藤川が“火の玉”を投げ込んだ。 「4番の新井さんが、これからずっと打ってくれると思います! お願いします!!」 主砲は思わず苦笑いを浮かべたが、仲間を思う気持ちは人一倍強く持つ。目指す歓喜の瞬間へ、後輩たちの活躍に刺激を受けながら、周囲の期待に応えていく。 昨年、母校・駒大野球部が今季からの東都1部リーグ復帰を決めた際、心の底から喜んだ。オフにはすしを手に自分が育った寮を訪れ、激励の言葉をかけた。そして迎えた春季リーグ戦で、駒大は好発進。「もしかしたら優勝できるかもしれんな」と胸を躍らせた。 優勝を味わいたくて移籍した阪神で4年目の今年こそ。その思いを“トラ元年”の08年以来、3度目のサヨナラ打で表現した。 「最後は自分だったけど、(勝てたのは)みんなの力、チーム全員の力だと思う」 1人ではない。好打者が並ぶ攻撃陣を新井がつなぐ。虎党の胸をうつ快音で、勝利の女神のハートを射抜く。阪神・新井良、サヨナラ兄を弟流で“祝福” 兄の雄姿を、弟はベンチから見守った。19日の巨人戦でプロ初サヨナラ打を放った阪神・新井良は、兄・貴浩の活躍もあって、出番なし。「何もないですよ。僕は何もしていないので」と話してロッカーに引き揚げたが、実は、桧山らが貴浩に抱きついた後、どさくさにまぎれて(?)背後から羽交い締めに。しっかり弟流の“祝福”をしていた。虎・マートン、聖金曜日に爆発 阪神・マートンは試合後、「グッド、フライデー。グッドディ!」とニヤリと笑った。実はこの日は、敬虔(けいけん)なクリスチャンにとって、聖金曜日。4月24日の復活祭(十字架にかけられたイエス・キリストが3日目に復活したとされる日)を前にして、キリストの受難と死を記念する日だった。おなじみのフレーズ、「神様は私の力です」を体現した。完全復活や!虎・マートン、値千金同点弾 三塁コーチャーが腕をぐるぐる回すのを確認しながら、疾駆した。劇的勝利の瞬間、“演出者”は霧がかかる聖地で雄たけびをあげた。同点弾に最後のホームイン。阪神・マートンの歯車が、10試合目でようやくかみ合った。 「シンプルに手を使って打てたのがよかった。今までは振り過ぎていた部分があった。オーバースイングになっていた」 七回。直前に逆転され、球場全体を覆っていた重い空気を意地で吹き飛ばした。メジャー経験のないテスト生右腕・ハミルトンをニラみつけ、内角145キロ直球を一閃。12日の開幕戦(対広島、甲子園)以来、9試合、45打席ぶりの2号を左翼席にたたき込んだ。 「『新井兄弟を使う』というのが、タイガースの九回だからネ」 ちゃめっ気たっぷりに振り返った最終回は先頭打者。ボテボテの三ゴロも全力疾走。焦った村田が球を拾えず猛打賞。お兄ちゃんの打棒に託した。 「きょうが一番、リラックスできていたよ。疲れ気味なのが、いい形で出た。体の調子が良すぎると逆に力んでしまう」 開幕してから11日間で10試合。それまでにも東日本大震災の影響で、例年以上の実戦練習を志願してこなしてきた。日頃からプロテイン入りのジュースを愛飲するなど工夫を重ねてきたが、疲労はピークに。 「米国では試合が終わった後、鏡を見ながら『また、明日』という人もいる。切り替えることが重要だ」。自宅に帰ると映画鑑賞に時間を費やしたりもしたが、いざ打席に立ち、スコアボードを見ると打率1割台。精神的にまいってしまう日もあった。 自然体で、およそ1年ぶりとなる借金生活を回避。「これからも気持ちの部分がキーになる」。20日の巨人戦以来の猛打賞で、M砲に笑顔が戻った。 真弓監督もホッとした表情をみせた。「あの本塁打が効いた。ちょっとイヤな流れだったけど、あれで押し戻してくれたのが、サヨナラにつながった。何かつかんだみたいだね」。マートンは最後に力を込めた。「いかにクオリティーを高くした打席にするか、だね」。もう心配ご無用だ。阪神・マートン、先制打と同点ソロ! 阪神は2点リードを逆転された直後の七回、マートンが左越えへ同点ソロ。豪快な打撃にスタンドも沸いた。失いかけた流れを取り戻した一発に「ああいう本塁打で貢献できたのは大きいね」と自賛した。 オフから取り組んでいる左足を高く上げるフォームが固まらず、ここまで波に乗れていなかった。昨季までは右方向の安打が多かったが、この日は二回の先制二塁打も左方向だった。マートンは「手を使って打つことを意識して、それができた」と手応えを口にした。阪神・平野、美技連発も平然「1つの仕事」一回のスレッジの打球をお尻で滑りながらキャッチ。三回の吉村の一、二塁間寄りのゴロは飛びついて好捕&一塁送球。三回のスレッジのライナーはジャンプ一番。好守を連発した阪神・平野は「期待されている1つの仕事なので」と平然。 それよりも九回のバント失敗を悔やんだ。2球連続ファウルの末、打って三邪飛の結末に「最後、しっかり送ることが出来なかった」と猛反省していた。虎・城島、ラッキー!?今季初タイムリー 開幕10試合目。“城島節”を楽しく聞ける日がようやくやってきた。 三回の第2打席に右越えタイムリー二塁打。お粗末な右翼の守備で、失策っぽかったけれど、それは言いっこなし。ジョーさんの嬉しい嬉しい今季初タイムリーなんだから。八回にも右前打して、今季初マルチ安打のオマケ付きだ。 「ジョージマが(開幕から)打ってないからねえ。えっ、きょうは打った? きょう“は”と言われる辺りが情けない。この世界、結果だから内容なんてどうでもいい。『H』が大事なんです。きょうは眠れないよ。朝までバット振りましょうか?」 自身の活躍に、サヨナラ勝ちも重なって、トーク内容もさらに充実?! 「これも投手が頑張っているから。後ろで投げる投手は楽ではない。久保田、小林宏、球児…。頭が上がらないです」 「新井? 4番ですからね。いい仕事をしてくれました」 「久保? いいところに投げているんです。責められない。『城島猛反省! 久保ゴメン』と書いておいて」 アナタは監督? 笑いの絶えないコメントの速射砲だった。さあ、本日の試合後も“独演会”を聞かせてもらいましょう。
Apr 22, 2011
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今度は兄がサヨナラライトオーバーツーベース!まあ、これが横浜。。。今年も守備力がひどすぎですね。。桧山倒れた後マートンのボテボテのゴロを村田つかめず、内野安打平野は、送りバント2回失敗の後フライで、これは、ダメなパターンかと。。。なのに、鳥谷のファーストゴロで、ベースカバー遅れて内野安打そして。。。新井のライトライナー、吉村がすこし、前進してバンザイ!!でも、ラジオで聞いてたよりは、打球に勢いあったし、ナイターになれてないって不安があったみたいで、しょうがないかもやはり、新井兄の勢いですよね!そして、なんといっても、球児の三者連続三振!マートンも猛打賞に、ホームランが出ました!今シーズンチームで3本しかでてなかったですけどね。これで、へたくそウソツキ脇谷と、虚塵ファン土山の大誤審から、いやな雰囲気だったのが晴れた気がしますね!がんばれ阪神!!!1回表 【石川】 ショートゴロ 【渡辺】 セカンドゴロ 【スレッジ】 セカンドフライ 2回表 【村田】 フォアボール 【ハーパー】 空振り三振 【金城】 セカンド併殺打 2回裏 【城島】 空振り三振 【俊介】 センターヒット 【久保】 ファースト犠打 【マートン】 レフト線タイムリーツーベース T1-0YB3回表 【吉村】 セカンドゴロ 【細山田】 デッドボール 【須田】 ピッチャー犠打 【石川】 ピッチャーゴロ 3回裏 【新井貴】 ファーストゴロ 【ブラゼル】 レフトヒット 【林】 ファーストファウルフライ 【城島】 ライトオーバータイムリーツーベース T2-0YB4回表 【渡辺】 空振り三振 【スレッジ】 セカンドライナー 【村田】 ファーストファウルフライ 5回表 【ハーパー】 フォアボール 【金城】 セカンド併殺打 【吉村】 サードゴロ 6回表 【細山田】 レフトヒット 【須田】 キャッチャーゴロ 【石川】 空振り三振 【渡辺】 ショートゴロ 7回裏 (投手交代)須田 → ハミルトン 【マートン】 レフトソロホームラン T3-3YB8回表 (投手交代)久保 → 小林宏 【石川】 レフトフライ 【渡辺】 ライトヒット 【スレッジ】 ライト線ツーベース 【村田】 空振り三振 【ハーパー】 敬遠 【金城】 レフトフライ 9回表 (投手交代)小林宏 → 藤川 【吉村】 空振り三振 【細山田】 空振り三振 【森本】 空振り三振 9回裏 【代打・桧山】 レフトフライ 【マートン】 サードヒット (投手交代)加賀 → 篠原 【平野】 サードファウルフライ 【鳥谷】 ファーストヒット (投手交代)篠原 → 江尻 【新井貴】 ライトオーバータイムリーツーベース T4-3YB▼阪 神-横 浜 1回戦 (阪神1勝、甲子園、18:00、34496人) 横 浜 0 0 0 0 0 0 3 0 0 3 阪 神 0 1 1 0 0 0 1 0 1x 4 【投手】(横)須田、ハミルトン、佐藤、加賀、篠原、江尻-細山田(神)久保、小林宏、藤川-城島【責任投手】(勝)藤川6試合1勝3S(敗)加賀6試合1勝1敗【本塁打】(横)スレッジ6号ソロ(7回、久保)(神)マートン2号ソロ(7回、ハミルトン)【戦評】 阪神がサヨナラ勝ちで連敗を2で止めた。同点の九回、2本の内野安打で二死一、二塁とし、新井貴が右越え二塁打を放った。九回を3者三振に打ち取った藤川が今季初勝利。横浜は七回にリードを奪ったが、継投が決まらず5連敗。
Apr 22, 2011
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ここまで、ひどい誤審があるんですね。。。あれだけ、はっきりした落球を。。。ビデオは、何度見ても明らかに下からボールが跳ねてきてるのに。。。怒りが収まりません。。。。ふざけるな土山塁審!虎、大誤審で首位陥落 何てことしてくれんねん!! 阪神が巨人との第2ラウンドで誤審に屈した。1点勝ち越しの七回二死一、三塁。クレイグ・ブラゼル内野手(30)の飛球を二塁手が落球したにもかかわらず、一塁塁審がアウトのコール。真弓明信監督(57)の猛抗議も実らず、その後に逆転を許した。首位からも陥落し、痛すぎる1敗だ。 肌寒さの残る甲子園で、怒りのマグマが煮えかえった。連夜のG倒に水を差すよもやの誤審。常に冷静な真弓監督の目は血走っていた。 「判定は微妙じゃないよ。こっち(一塁方向)からは見えなかっただろう。ハッキリいって、見るところが悪すぎる!!」 語気を荒げて振り返ったのは、1点を勝ち越して迎えた七回二死一、三塁の場面だ。ブラゼルが二塁後方に高々と打ち上げた飛球を二塁・脇谷が追ったが、白球はグラブからこぼれて緑の芝に落ちた。ところが一塁線から芝生部分に少し入った位置で土山一塁塁審はアウトのジャッジ。なんでや!? 指揮官は駆け足で一塁ベンチを飛び出した。「(一塁塁審は)あそこからは見えてないやろ。見えている人がいれば、見えている人がジャッジしたらいいんじゃないか」と4審判全員を集合させたが、約4分間の抗議も判定は覆らない。当の脇谷も「捕りました。スレスレのところでやっていますから」ととぼけたが…。 土山塁審は「キャッチしたので、キャッチしたという判定をした。フォーメーションがあってあの打球は僕が行くケース」と説明した。打球に一番近かった二塁塁審は、走者が一、二塁ベースを踏んだかを確認するため、持ち場の一、二塁間の黒土部分に移動。そのため、落下点から離れた一塁塁審が判定を下すが、確実に目視できる位置にはいなかった。 木戸ヘッドコーチは「落ちているもんは落ちているし、間違えているもんは間違えてるんや。俺らは娯楽をやってるんじゃないんや!! アンパイヤで負けた、といわれても仕方ない」と“怠慢プレー”を一刀両断した。 さらに続く八回も土山塁審に泣かされた。先頭の小笠原は微妙な判定の遊撃内野安打。再び虎将は猛ダッシュでつめ寄ったものの、嫌な流れを引きずったまま試合が再開されると、予感は的中。久保田が1四球を挟む4連打で逆転を許した。結局、9人対“10人”の数的不利を跳ね返せず、フラストレーションと黒星だけが積み重なった。 沼沢球団本部長は「ビデオで見た。完全な落球やな」と21日にもセ・リーグ側に要望書を出し、判定の正確性を求める意向を明かした。 「あしたから、またがんばります」 指揮官は誤審に対する怒りをかみ殺しながら前を向いて会見を締めくくったが、デーゲームで首位に並んでいた広島が勝ち、2位に陥落。虎党の怒声と後味の悪さはいつまでも消えなかった。ポロリ?も判定アウトに!巨人に幸運の女神 幸運の女神はどこまでも巨人にほほえんだ。1点を追う8回無死満塁。長野の打球が阪神・新井のグラブをはじいた。捕球すれば併殺確実のボールは、三塁ファウルゾーンを転々。逆転の2点二塁打となり、長野は「ミーティングでも紙一重の試合が続いているからということだったのでよかった」と笑った。 この回、内野安打3本が絡み3得点。先頭の小笠原がボテボテの遊ゴロで全力疾走。つまずきながら一塁に駆け込むと2000本安打にあと6本と迫る内野安打になった。阪神側からクレームがついたきわどい判定だった。長野の適時打に続き、無死二、三塁からの亀井の打球も、猛ダッシュした新井の目の前でストップ。三塁適時内野安打となった。 連敗中の悪い風向きが突然、変わった。7回だ。2番手・内海が鳥谷に勝ち越し左犠飛を許しさらに一、三塁。ブラゼルの二塁後方への飛球を脇谷が背走し一度、グラブに当てたボールを土山一塁塁審に背を向けて転がり込みながら拾い上げた。VTRでは確かにバウンドしていたが、判定はアウト。一塁走者の新井は既に三塁を回っており、アウトでなければ確実に点差は3点に開いた。甲子園の観客席から大ブーイングがわき起こった判定。脇谷は「捕りましたよ。自分の中ではスレスレのところでやってますから。VTR?テレビの映りが悪いんじゃないですか」と含み笑いで主張した。 幸運の連続で連敗を3で止め、勝率5割に戻した原監督は言葉を選んだ。「少し流れというかね。いい流れが来たと思います。それを止めずにいきたいと思います」。快勝ではない。ただ顔は少しだけ笑っていた。 ▼土山一塁塁審(脇谷が)キャッチしたのを見ました。フォーメーション上(あの打球に対しては)私が見るケース。 ▼杉永球審 今回は彼(土山塁審)が見えていたという判断です。
Apr 20, 2011
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虎・新井兄弟、サヨナラ決めた劇的G倒! よっしゃ、良太! でかした!! 阪神は、今季、新加入の新井良太内野手(27)が巨人戦の延長十回二死満塁で、プロ初のサヨナラ打。兄の新井貴浩内野手(34)が内野安打でつないだチャンスをものにした。新井兄弟の活躍で、今季初の伝統の一戦を制し、首位キープの劇勝だ! 野球の神様は弟を選んだ。信じられないといった表情で、新井良が一塁へ走る。今季初のサヨナラ勝利に聖地が歓喜に沸いた。兄・貴浩や金本の手荒い祝福の後は、球児の熱い抱擁。夢のようなシーンの中で、両手を何度も力強く突き上げた。 「打順を見たら、2アウト満塁なら僕だったので、準備だけはしていました。前の打席で中途半端なスイングで三振したので、気持ちを強く持って積極的にいこうと」 ドラマは延長十回だ。二死二塁から鳥谷が四球を選び、4番の兄が打席に入り、遊撃への内野安打。二死満塁のしびれる場面で、弟が打席へ。 「絶対に打て!」。一塁ベース上の4番の祈りに応えた。左腕、山口の外角直球に食らいつく。右前で弾んだ打球を目で追い、一塁を駆け抜けた。今季3打席目で飛び出した虎初安打が、プロ初のサヨナラ打だ。 2006年6月11~14日以来、5年ぶりとなる球団最長タイの3試合連続延長戦を制し、聖地のお立ち台へ。4万1951大観衆の声援を一身に浴び、「最高でした。もう、すごかったです」と声を弾ませた。 「似てるよね」-。この言葉を何度聞いてきただろう。小学5年でソフトボールを始めた時、7歳年上の兄は広島工高で甲子園を目指していた。体格も打撃フォームも瓜二つ。ならば、素質も才能も紙一重のはず。昨年12月に同じタテジマに袖を通し、自主トレでは金本に「新井姉妹やな」とジョークも飛ばされた。 「もう、言われ慣れたので。自分のことしか考えてないですよ」。心機一転、吹っ切れた姿があった。中日時代、兄と食事に行けば、話題はいつも野球。割り箸をバットに見立ててアドバイスを受け、「絶対に打つという強い気持ちを持ってやれ」と教わった。それを兄の前で実践した。 「まさかあのシチュエーションで(良太に)回るとはね。よう打った。きょうだけはホンマによう打ったと思う」 勝者の列で貴浩が喜びをかみしめた。「ライバルどころか刺激にもならない」と弟をあえて突き放してきた。自身は3安打の打率・393でリーグトップに躍り出た。だが、自分のこと以上に感情があふれ出し、「何とも言えんね」と照れ笑いを浮かべた。 「きょうはチームの勝利に貢献できましたけど、これからまた同じような場面で打てるように、しっかりと練習からやっていきたい」 良太は最後まで謙虚さは失わなかった。慢心も安心もない。目指す背中はまだはるか先。虎の良太の歩みは、第一歩を踏み出したばかりだ。阪神・新井貴、弟に「よくやった」 阪神は、今季、新加入の新井良太内野手(27)が巨人戦の延長十回二死満塁で、プロ初のサヨナラ打。兄の新井貴浩内野手(34)が内野安打でつないだチャンスをものにした。新井兄弟の活躍で、今季初の伝統の一戦を制し、首位キープの劇勝だ! 兄を弟がカバーしていた。試合前練習で、兄の貴浩はベンチの雨どいで頭をクリーンヒットし、「会心の当たりだった」と苦笑い。さらに、なぜかビジター用のヘルメットで打撃練習を行い、「朝からやらかしっぱなしだわ。疲れてるんかな」と首をかしげていた。試合では今季初の3安打も、延長十回で当たりそこねの内野安打。4番の仕事を果たし損ねたが、弟が“代わり”の一撃。兄が思わず「よくやった」と声をかけ、弟は笑顔でうなずいた。阪神・関本「興奮した」サヨナラお膳立て 十回、代打で出場した阪神・関本が右前打で出塁。サヨナラをお膳立てした。「良太、良太! 興奮した~」。代走・大和を送られ、ベンチで勝利の瞬間を迎え、大興奮だった。今季初安打は時間制限による最終回の貴重な一打。それでも、自分のことよりも、かわいい後輩の一打に手を叩いた。阪神・林「仕事した」代打で勝ち越し犠飛 七回一死満塁、代打で登場した阪神・林は、好投の巨人の先発・東野から一時は勝ち越しの2点目となる犠飛を打った。「満塁で1アウトだったし、変なゴロだけは打たないように。ヒットが1番いいんだけど、最低限の仕事はした」。ここまで打率・333、15日の中日戦でも“鬼門”のナゴヤドームで1発を放った好調の大砲は、この日も光った。阪神・ブラゼル、マルチHで復調兆し! きっちり「H」ランプを灯し、スコアボードに「1」を刻んだ。阪神・ブラゼルに、待望の打点が生まれた。 「とにかく、初めての打点だからね。チャンスの場面で、いいところに飛んでいってくれたね」 一回二死一、二塁。右腕・東野の136キロ直球。白球は鈍い音とともにフラフラと舞い上がり、左翼手・ラミレスの手前に落ちた。二塁から鳥谷が快足をかっ飛ばして、生還。開幕7試合目にしてポイントゲッターとしての役割を果たした。七回無死一塁の第3打席では中前へ。今季2度目のマルチヒットで復調の兆しをみせた。 「チームが勝ったし、言うことはないね」 前日18日の練習オフ。B砲は愛息・トロット君(1)と神戸市内の自宅などで過ごした。「精神的にもリラックスできたヨ」。打率は1割台と低迷。昨季リーグ2位の47発を放った男の心を、家族の笑顔が癒やしてくれた。 真弓監督は「少しずつ上がってきているね」とうなずいた。鳥谷、新井が好調なだけに、5番打者の復活は鬼に金棒。まだまだ、こんなもんじゃない!
Apr 19, 2011
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虎・能見7連続K!虎伝説の仲間入りや雨雲を一掃する快投が、輝かしい歴史を掘り起こした。これぞ、奪三振ショー! 能見が『伝統の一戦』に集まった4万1951人の視線を一人占めした。 「僕のことより、チームが勝ったから。それでOKです」 興奮止まぬ通路を、冷静に歩いた。だが、序盤は間違いなくこの男の独り舞台だった。一回先頭の坂本を空振り三振で開演。小笠原からも空振り三振を奪うと、二、三回はともに三者三振。フォークに面白いように巨人打線のバットが空を斬った。「(落ちる球は)僕のスタイルだから」。気がつけば7連続。自身最多の「K」連発は球団タイ記録になった。1956年の小山正明。60年の村山実。そして、71年の江夏豊。肩を並べたのは、名だたる猛虎の大エースたち。40年ぶりの大記録で聖地を支配した。五回も2奪三振で計10個。7回4安打1失点と面目躍如の好投だ。 2009年から巨人戦は7連勝中。白星で8連勝なら、こちらも故・小林繁氏の球団記録に並んでいた。こちらの偉業はお預けだが、降板した七回に一時勝ち越し。最後も劇的な幕切れとなったのは、やはりGキラーの証だった。 大友工-。コアな野球ファンしか知らぬその名を、能見は知っている。「名前くらいね。50、60年も前の人だからね」。1950年から10年間、巨人で活躍。現役11年(60年は近鉄)で130勝、最多勝2度の横手投げ右腕は能見と同じ兵庫・出石町出身の大投手だ。 そんな地元はG党だらけ。黒い帽子をかぶって育った少年が、巨人キラーと呼ばれるのは何かの因縁か。その故郷に今、阪神ファンが増えている。理由は当然、『能見篤史』の存在だ。まさに歴史を塗り替える力を秘めた男に、真弓監督も「3回で8三振? どこまでいくのかという調子だった」。ただほれぼれと見るしかなかった。 勝ち星はつかなかったが、12連勝は途切れなかった。球団記録の18連勝すら到達する風格が漂う。“21世紀の大エース”と呼ばれるまで、背番号「14」の快投は終わらない。 阪神・球児、劇的Vに安堵 九回に登板した阪神・藤川は2四球を与えピンチを背負うも、最後は代打・矢野を三ゴロに抑え、無失点で切り抜けた。試合終了直後にはサヨナラ打を放った新井良に抱きつかれ「よかったなあ。打って欲しかった」。久保田は十回を3人で抑えて、今季初勝利。「この前(16日、中日戦)は引き分けだったので、勝てたのは大きかった」と顔をほころばせた。
Apr 19, 2011
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巨人キラー能見が圧巻のピッチング!!初めての先頭打者のランナーも、二者連続、送りバントをセカンドで挿し0点に7連続奪三振を含み、7回代打で交代するまで1点で抑えました7回に同点に追いつかれた後、林の犠牲フライで、再度リードしかし、小林が追いつかれ、能見の勝ちはなくなってしまいました。小林は、なんとか後続を断ち、球児もフォアボールを連発するも、なんとか0点に久保田は、三者凡退で打取りリズムを作ります!代打関本!ライト前!!先頭打者が出ます不調のマートンに送らすか。。。と思ったのですが、打たせて、センターフライ進めません。。。左打者が連続するところで、久保から山口に平野の投手ゴロはボテボテで、なんとか進塁しましたがツーアウト鳥谷粘ってフォアボール!!そして、四番新井さん兄!粘って、粘って、ボテボテで抜ける三遊間!!!サヨナラか!!!しかし、これを同点タイムリーの坂本が横っ飛びで撮ります!!!レフトまで転がっても、前進してたので微妙かもしれませんが、ファインプレーで満塁そして、途中代走での出場、先ほどは三振の新井弟!大丈夫か??その新井弟が、一振り!兄の打球とは違って、痛烈な当たりがライト前!!大和が帰ってサヨナラ勝ち!!!!!関本、鳥谷、そして新井兄弟が諦めずに粘ってのサヨナラ勝ち!!!!!名古屋ドームのいやな雰囲気をぶちとばしました!!!!!1回表 【坂本】 空振り三振 【脇谷】 センターヒット 【小笠原】 空振り三振 ランナー脇谷が二盗アウト 【ラミレス】 途中終了 1回裏 【マートン】 ファーストファウルフライ 【平野】 セカンドゴロ 【鳥谷】 センターヒット ワイルドピッチ 【新井貴】 フォアボール 【ブラゼル】 レフトタイムリーヒット T1-0G2回表 【ラミレス】 空振り三振 【高橋】 空振り三振 【長野】 空振り三振 3回表 【ライアル】 空振り三振 【鶴岡】 空振り三振 【東野】 見逃し三振 4回表 【坂本】 ショートゴロ 【脇谷】 セカンドゴロ 【小笠原】 ファーストゴロ 5回表 【ラミレス】 空振り三振 【高橋】 空振り三振 【長野】 サードファウルフライ 6回表 【ライアル】 レフトヒット 【鶴岡】 キャッチャーゴロ 【東野】 ピッチャー併殺打 7回表 【坂本】 レフトヒット 【脇谷】 ピッチャー犠打 【小笠原】 ピッチャーゴロ 【ラミレス】 センタータイムリーヒット T1-1G 【高橋】 ショートフライ 7回裏 【新井貴】 センターヒット 【ブラゼル】 センターヒット 【金本】 ファーストゴロ 【城島】 デッドボール 【代打・林】 レフト犠牲フライ T2-1G8回表 (守備交代)浅井 センター (投手交代)能見 → 小林宏 【長野】 セカンドゴロ 【ライアル】 空振り三振 【代打・紺田】 レフト線ヒット ワイルドピッチ 【代打・亀井】 フォアボール 【坂本】 レフトタイムリーヒット T2-2G 【脇谷】 空振り三振 9回表 (投手交代)小林宏 → 藤川 【小笠原】 見逃し三振 【ラミレス】 フォアボール 【高橋】 空振り三振 【長野】 フォアボール 【代打・矢野】 サードゴロ 10回表 (投手交代)藤川 → 久保田 【加藤】 空振り三振 【亀井】 セカンドゴロ 【坂本】 セカンドゴロ 10回裏 (守備交代)寺内 サード 【代打・関本】 ライトヒット (代走)大和 【マートン】 センターフライ (守備交代)鈴木 センター (投手交代)久保 → 山口 【平野】 ピッチャーゴロ 【鳥谷】 フォアボール 【新井貴】 ショートヒット 【新井良】 ライトタイムリーヒット T3-2G▼阪 神-巨 人 1回戦 (阪神1勝、甲子園、18:20、41951人) 巨 人 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 阪 神 1 0 0 0 0 0 1 0 0 1x 3 (延長10回)【投手】(巨)東野、ロメロ、久保、山口-鶴岡、加藤(神)能見、小林宏、藤川、久保田-城島【責任投手】(勝)久保田5試合1勝(敗)久保4試合1敗【本塁打】(巨)(神)【戦評】 阪神がサヨナラ勝ちした。2-2の延長十回二死満塁で、途中出場の新井良が右前打を放ち、試合を決めた。十回から救援した久保田が今季初勝利を挙げた。巨人は終盤に2度追い付く粘りを見せたが、最後は山口が打たれた。
Apr 19, 2011
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メッセンジャーは、すばらしい投球でした!1点はとられたものの、取られたあとの井端の三振そして、その前の4回満塁のピントからの三振は感動ものでした!三瀬の悪送球での同点の後榎田も、ランナーは出したものの、ストレートをバシッと決めての三振は、ほんとすばらしかった!久保田の時には、浅井がレフト前をホームに、すばらしい返球!城島がグスマンの体当たりを阻止!小林、球児と0点に抑え最後、11回裏は、福原、小嶋、渡辺と満塁のピンチを凌ぎました!!!!勝ち同然の引き分け!すばらしい投手リレーでした!!!!!1回裏 【荒木】 ショートゴロ 【井端】 センターフライ 【森野】 空振り三振 2回裏 【和田】 ショートゴロ 【グスマン】 ショートゴロ 【ブランコ】 見逃し三振 3回裏 【大島】 サードゴロ 【谷繁】 フォアボール 【山内】 ファースト犠打 【荒木】 サードゴロ 4回裏 【井端】 レフトヒット ワイルドピッチ 【森野】 ショートライナー 【和田】 フォアボール 【グスマン】 センターフライ ワイルドピッチ 【ブランコ】 見逃し三振 5回裏 【大島】 ファーストゴロ 【谷繁】 フォアボール 【山内】 ファースト犠打 【荒木】 ライト線タイムリーツーベース D1-0T 【井端】 見逃し三振 6回表 【城島】 ピッチャーヒット 【俊介】 ピッチャー犠打 (投手交代)山内 → 三瀬 【代打・林】 途中交代 【代打・関本】 フォアボール 【マートン】 センターヒット 【平野】 ピッチャーゴロ(エラー) D1-1T6回裏 (投手交代)メッセンジャー → 榎田 【森野】 レフトヒット 【和田】 フォアボール 【グスマン】 空振り三振 【ブランコ】 キャッチャーファウルフライ 【大島】 デッドボール 【谷繁】 空振り三振 7回裏 【代打・福田】 サードゴロ (守備交代)浅井 レフト 【荒木】 フォアボール 【井端】 ピッチャーライナー (投手交代)河原 → 浅尾 8回裏 (投手交代)榎田 → 久保田 【森野】 ライトヒット 【和田】 サードゴロ 【グスマン】 サードゴロ ワイルドピッチ 【ブランコ】 レフトヒット (投手交代)浅尾 → 岩瀬 9回裏 (投手交代)久保田 → 小林宏 【大島】 レフトフライ 【谷繁】 空振り三振 【代打・堂上剛】 ピッチャーヒット ワイルドピッチ 【荒木】 空振り三振 10回裏 (投手交代)小林宏 → 藤川 【井端】 空振り三振 【森野】 センターフライ 【和田】 サードゴロ 11回裏 (投手交代)藤川 → 福原 【グスマン】 見逃し三振 【ブランコ】 セカンドヒット (投手交代)福原 → 小嶋 (代走)岩崎達 【大島】 フォアボール ワイルドピッチ 【谷繁】 敬遠 (代走)小山 【代打・佐伯】 ファーストゴロ (投手交代)小嶋 → 渡辺 (代走)水田 【荒木】 セカンドゴロ ▼中 日-阪 神 2回戦 (阪神1勝1分、ナゴヤドーム、18:01、34911人) 阪 神 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 中 日 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 (11回規定により引き分け)【投手】(神)メッセンジャー、榎田、久保田、小林宏、藤川、福原、小嶋、渡辺-城島(中)小笠原、山内、三瀬、河原、浅尾、岩瀬、平井、小林正、鈴木-谷繁【本塁打】(神)(中)【戦評】 延長戦の末に引き分けた。阪神は0-1の六回二死一、三塁で平野が投ゴロ、これを三瀬が悪送球し、同点とした。六回以降は7投手の継投で無得点に抑えた。中日は打線がつながりを欠き、十一回は一死満塁の好機を生かせなかった。 キミスタも3位のまま!!すごいことです!!
Apr 16, 2011
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阪神、鬼門ナゴヤドームで価値ある1勝! 阪神が、鬼門のナゴヤドームで価値ある勝利を収めた。昨季リーグ覇者との今季初戦を辛くも1点差で逃げ切った。昨季は2勝10敗と大きく負け越した敵地での勝利に、真弓監督は「最初に勝って去年のことを払拭できる。良かったんじゃないの」と笑みを浮かべた。 打線が四回までに5点を奪い、一方的な展開かと思われた。だが、先発久保が五回に4安打を許し、味方の失策も重なって3失点。嫌なムードが漂った。 勝因は、今季厚みを増した救援陣の踏ん張りだ。六~八回を渡辺、久保田、小林宏が無安打に抑えて反撃を許さない。藤川は本塁打を許したが、しっかり“勝利の方程式”を完成させた。昨季は打線に頼りがちだったチームが、王者を相手にひと味違った勝ち方を見せた。(共同)鳥谷(三回に2点三塁打)「何とかつなげようと思った」虎・久保、初先発初勝利も「力んでしまった」 阪神の先発久保が5回3失点で今季初勝利を挙げた。 序盤は変化球を低めに集める持ち味の投球を見せた。だが5点リードの五回はバックの守備にも足を引っ張られ、4安打を許してこの回3失点。救援陣の踏ん張りに助けられた右腕は「絶対に抑えようと力んでしまった。まずは自分のボールを投げること」と少し悔しそうに話した。阪神・久保1勝目、ナゴヤDで竜斬り星! 虎投が苦しんできた赤土のマウンドで、踏ん張り切った。鬼門の初陣を託された久保が、有言実行の竜退治だ。 「普通に投げればよかったですが、走者が出て力んだ。絶対に抑えてやろうと思っていた。それで力んでしまった」 反省の言葉を並べながらも、表情には達成感があふれていた。 5点の援護を受け、立ち上がりから丁寧な投球でアウトを積み重ねる。だが、五回に内野ゴロの間に1点を失うと、なお二死二塁で森野の中堅後方の飛球を俊介が落球。続く和田にも中前適時打を浴び、一挙3失点を喫した。グスマンにも右前打を許して一、三塁と、一発が出れば逆転のピンチを背負った。ブランコを迎えてドラ党の大歓声が降り注ぐ中、虎党には尾張の地で味わった悪夢の数々が脳裏をよぎった。だが、昨季14勝右腕は崩れなかった。 「ナゴヤドームでリベンジしたい。(ポイントは)自分をコントロールできるか。普段通りの力を出すことが1番。要するに心の問題だと思う」 春季キャンプ中の契約更改の席で語った竜倒の決意と鬼門対策を体現。深呼吸して心を落ち着けると、相手の打ち気を巧みにそらしてスライダーで中飛に打ち取った。正妻・城島は「リズムを変えようと、フォームを微妙に変えて、変化を付けていた」。窮地でみせた底力をたたえた。久保投手コーチも「(登板間隔が)日程的にすごく長かったし、勝ちが付いて気分的にもよかった」と右のエースをねぎらった。 開幕前の最終登板が雨で流れた中12日調整にも動じず、苦手意識払しょくへの第一歩を刻んだ。昨季チーム勝ち頭の背番号「34」が、今季も虎投をグイグイ引っ張る。阪神・球児、被弾ヒヤリも最後は貫禄K! 贅沢な野球があったものだ。先発投手がちょっとでも不安だったら、五回で交代させてしまう。これを平然とやれるから、阪神は強い。 「あそこから、ヒットは1本だけでしょ? 思い切ってつなげるのが有り難い。ピースが揃っているからね」 久保投手コーチが胸を張った黄金リレー。先発・久保は五回で“お役ご免”。六回の渡辺を挟んでトリプルKのお出ましだ。 七回。久保田がMAX151キロの速球で押しまくる。1四球は許したが、あっさりゼロ封だ。 「何とか抑えられて良かった。真っすぐがファウルになったのがいいと思います」 八回は小林宏。グスマン、ブランコ、しぶとい大島も寄せ付けず三者凡退に。一発に気をつけたか? の問いに「もちろん」。短い言葉は自信の裏返しか。 九回はこの男しかいない。球児。伏兵・福田に右翼席に運ばれたが、荒木、井端を空振り三振で締めた。 久保田が言った。「ナゴヤドームの最初に勝てて良かった」。球児も「中日に勝てたのが大きい」。ライバルを封じたことの方が喜びは大きいようだった。 3枚の「K」が揃って相手をねじ伏せたのは今季2試合目。この豪華なリレー。バトンが正確に渡れば、栄光のゴールも見えてくる。阪神・城島「何でも勝てたからよかった」 何とかつかんだ白星に、城島はホッとした表情をうかべた。先発した久保が五回に崩れ3失点したが、4投手での継投で逃げ切りに成功。 「(三、四回で阪神が)5点とって、明らかな勝ちゲームだったから、1点差でも何でも勝てたからよかった。先発に勝ち星がついたことも理想的。よかった」 打撃では3打数ノーヒットに終わったが、正妻としての責任は果たした。
Apr 15, 2011
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阪神・鳥谷V三塁打!鬼門ナゴヤD白星発進 (セ・リーグ、中日4-5阪神、1回戦、阪神1勝、15日、ナゴヤドーム)猛虎打線に火をつけた。歓喜の六甲おろしが鳴り響く左翼席に向かって、鳥谷と新井が帽子をとり、高々と掲げる。猛虎不動の3、4番が、鬼門突破の立役者だ。「みんながつないでくれたので、何とか自分もつなぎたいと思っていた。食らいついていこうと思って打席に入った」 待望の先制点は、三回二死からだ。マートンが四球を選び、平野が中前打で続き、一、二塁。この試合初めて得点圏に走者を置くと、昨季、リーグトップの得点圏打率・360誇った虎の選手会長が魅せた。 フルカウントからの6球目。中日の先発・朝倉のフォークを鮮やかに振り抜いた。白球が右翼線を破る間に、快足を飛ばして一気に三塁へ。突破口を開いた2点三塁打の一打に、猛虎の4番が魂で応えた。 なおも二死三塁。新井が141キロのシュートを気迫で弾き返した。 「もう1本出ると出ないとではまったく違ってくるので、絶対にかえすという気持ちでした」 ライナーで中前に運ぶタイムリーで1点を追加し、試合の流れを完全につかんだ。 鬼門打破のキーワードは無意識だ。昨年は竜の本拠地で2勝10敗と大きく負け越したが、鳥谷は「守備の質で負けている。守備や走塁は継続してできるのでしっかりやる」と冷静に分析して、敵地に乗り込んできた。 一方の主砲は、気持ちを整理してこの日を迎えた。4月のある日、12日開催からの日程を見たときのこと。2カード目が中日戦(ナゴヤD)であることを知り、思わず「うわ~」と声を漏らした。が、すぐに気持ちを切り替えた。「こういうのがいけないんだろうな」。意識しすぎることをやめた。揺らがない強い気持ちが、04年以来7年ぶりの敵地初カードでの先勝につながった。 「去年ナゴヤドームでなかなか勝てなかったので、初戦をとれてよかった。チームとしていい形が出来ていると思うので、良い形で勝って帰りたい」 背番号「1」がチームの思いを代弁するように誓った。次も勝って、流れを変えてみせる。鳥谷と新井には、“鬼門”を消す力がある。阪神・俊介一発ありエラーあり…波乱の一日 精一杯試合に集中した。勝利にも大きく貢献した。ただ、結末は23歳の若者には過酷なものだった。勝利の後とは思えない。偉業を“止めた”俊介は、呆然と前を見ながら、力なくバスまで歩いた。 「申し訳ない、しかないです…」 八回二死、四球でつないだ。次打者に「代打・金本」がコールされた。広島・広陵高の大先輩のプロ野球歴代2位の連続試合出場は1767試合に伸びたかに思われた。しかし、2球目にスタートした背番号7は数秒後、二塁でタッチアウト。金本が打席を完了しないままスリーアウトとなり、規定によって金本の連続試合出場の記録は止まった。 「盗塁のサイン? いや、それは…」 ベンチの指示ではなく、自身の判断だった。場面は2点差の終盤。接戦で中日の猛追を受けていた。二死で、打席に強打者。得点圏に進んで1点でも取りにいくのは当然だ。通常なら責められる選択ではなかった。ただ、同時に起こった出来事はあまりにも大きな事象。山脇守備走塁コーチは「ビックリした。常識的にないやろ」。その瞬間、俊介にも大記録が止まった事は分かった。 「はい(分かった)。申し訳ないです…」 四回一死の打席で左越えに1号ソロ。5点目をたたき出し、パワーアップした打力も披露した。「よかったです」。結果的になくてはならない1点だが、喜びのかけらもなかった。2安打1打点の“活躍”の一方、五回の守備では、森野の中堅後方への飛球をグラブに当てながら落球。失点に直結する失策を記録した。 打って、守って、走って、すべて全力プレー。何も悪くない。だが、どんな結果が待つのか分からないのが野球だ。そしてもう1つ、偉大な記録が生まれ、止まるのもプロ野球。2年目の若虎には、忘れられない1日になった。阪神・林、金本代役で一発「振り切れた」 45度の美しい放物線が右翼ポールを直撃した。今季初スタメンの阪神・林が、見事に期待に応えた。 「しっかりとらえて振り切れた。チームのいい流れがポールに当ててくれました」 3点リードの四回先頭、朝倉の内角高めの139キロを弾き返し、今季1号を放った。「きのう、きょう(先発が)あるかもと聞いていた」。右肩痛を抱える金本には休養日もある。“代役”で見事に役目を果たした。ベンチに帰ると、そのアニキから「ナイスホームラン!」と祝福され、笑顔が弾けた。「他の打席も悪くない。次も頑張ります」。 今年の林ちゃんは、ひと味違います!
Apr 15, 2011
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やっぱり、今年の阪神は強いです!エース久保が4回まで0点に抑えると6回から、渡辺!久保田!小林と無失点リレー!最後、球児が一発を浴びて、1点差に詰め寄られるも最後は2連続三振!トリプルKだけでなく、渡辺、小嶋もいる投手陣は、変則ルールの今年は最強ですね!そして、エラーと、金本の記録をとめた盗塁失敗はありましたが打つほうは絶好調!俊介は、なんと、一発も出て打率も.538でリーグ1位です!そして、今日からスタメンに入った林!昨日も良い振りしてました!ものすごい振りでのホームラン!故障ではなく、自分の打撃でスタメンを奪い取った感じになりましたね守備も、良いプレーがありました!そして、ヒーローインタビューの鳥谷!今日も2点タイムリースリーベース!新井もきっちり続きましたしね。やっぱり優勝しかないですよ!!!!!1回裏 【荒木】 ショートゴロ 【井端】 セカンドゴロ 【森野】 ライト線ツーベース 【和田】 フォアボール 【グスマン】 サードゴロ2回裏 【ブランコ】 空振り三振 【大島】 ファーストゴロ 【谷繁】 レフトヒット 【朝倉】 空振り三振3回表 【俊介】 空振り三振 【久保】 空振り三振 【マートン】 フォアボール 【平野】 センターヒット 【鳥谷】 ライト線2点タイムリースリーベース D0-2T 【新井貴】 センタータイムリーヒット D0-3T3回裏 【荒木】 ライトファウルフライ 【井端】 レフトフライ 【森野】 見逃し三振 4回表 【林】 ライトソロホームラン D0-4T 【城島】 サードファウルフライ 【俊介】 レフトソロホームラン D0-5T4回裏 【和田】 センターフライ 【グスマン】 デッドボール 【ブランコ】 サードゴロ 【大島】 ピッチャーゴロ 6回裏 (投手交代)久保 → 渡辺 【大島】 セカンドフライ 【谷繁】 レフトフライ 【代打・水田】 セカンドゴロ 7回裏 (投手交代)渡辺 → 久保田 【荒木】 ファーストファウルフライ 【井端】 セカンドゴロ 【森野】 フォアボール 【和田】 ショートゴロ 8回裏 (投手交代)久保田 → 小林宏 【グスマン】 ショートゴロ 【ブランコ】 空振り三振 【大島】 セカンドゴロ 9回裏 (投手交代)小林宏 → 藤川 【谷繁】 レフトフライ 【代打・福田】 ライトソロホームラン D4-5T 【荒木】 空振り三振 【井端】 空振り三振 ▼中 日-阪 神 1回戦 (阪神1勝、ナゴヤドーム、18:00、30046人) 阪 神 0 0 3 2 0 0 0 0 0 5 中 日 0 0 0 0 3 0 0 0 1 4 【投手】(神)久保、渡辺、久保田、小林宏、藤川-城島(中)朝倉、小林正、川井、鈴木、三瀬、河原、平井-谷繁【責任投手】(勝)久保1試合1勝(S)藤川3試合3S(敗)朝倉1試合1敗【本塁打】(神)林1号ソロ(4回、朝倉)、俊介1号ソロ(4回、朝倉)(中)福田2号ソロ(9回、藤川)【戦評】 阪神は三回に鳥谷の2点三塁打などで3点を先行。四回は林威助と俊介がともに1号ソロを放った。久保は5回3失点で今季初勝利。救援陣が六回以降をソロ本塁打1本に抑えた。藤川は3セーブ目。中日は先発朝倉が5失点と崩れた。
Apr 15, 2011
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まさか、こんな形で終わるとは。。。絶好調、林が先発出場そして、俊介が出て、代打金本1B1Sのところで、俊介、盗塁失敗そして守備交代で、打席成績がつかなくて連続出場にならなかったそうで、記録が途切れてしまった試合前に、首脳陣と、金本の間で、記録に関係なく采配してくれと昨日の守備のミスは大きかったしなぁ。。。でも、一つ言える事があります今まで、阪神の足かせとなっていた、記録を守らなければいけない采配それがなく、調子の良い選手を、どんどん使えるようになります。そして、先取のモチベーションも変わってくるでしょう今年は、絶対に優勝します!!
Apr 15, 2011
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阪神が開幕2連勝!スタン7回1失点の快投阪神が広島相手に開幕2連勝を飾った。阪神・先発のスタンリッジは要所要所を抑える安定した投球で7回を1失点。五回にマートンの適時打で挙げた貴重な1点を守りきった。 2年目の余裕か-。開幕2連勝を託された助っ人は堂々たる投げっぷりをみせた。スタンリッジが昨年3勝負けなし、防御率2・81と抑えた鯉打線に仁王立ちだ。 立ち上がりから、リズムよく投げ込んだ。先頭の梵にいきなり149キロをマークすると、最後は外角低めのカーブで空振り三振。東出は140キロのツーシームで二ゴロに仕留め、広瀬を内角142キロの直球でバットをへし折り、遊ゴロに打ち取った。三回までパーフェクトピッチだ。 四回に“悲劇”が襲った。一死から東出に四球を与え、この日初めての走者を背負い、続く広瀬の2球目が城島のミットをはじき、後ろにボールが転がった。二盗とパスボールで東出は三進。広瀬に中前へ適時打を浴びて、同点に追いつかれた。 それでも、後続を断ち切り、七回までわずか2安打に封じた。打線も五回にマートンが勝ち越しタイムリーで援護した。 「日本のみなさんに喜びを与えられるように頑張るよ」。敬虔(けいけん)なクリスチャンが好投で今季初勝利を手にした。真弓監督「(スタンリッジに)いい投球をしてくれた。七回まで放ってくれれば十分」城島(バッテリーミスが相次ぎ)「低めに投げるのは当たり前のこと。それを止めるのがキャッチャーの仕事。スタン(スタンリッジ)に申し訳ないことをした」小林宏(1回無失点)「粘り強いピッチングができてよかった。最後ちゃんと投げられたので、(二塁打を打たれた)結果はしょうがない」阪神・スタン、誤審ニ負ケズ今季初星! カクテル光線に照らされたスタンリッジの自信と使命感は揺るがなかった。得意の広島の前に仁王立ち。夜空の下のお立ち台で“みんな”に捧げる今季初白星が輝いた。 「アドレナリンが体の中を回るね。ナイターの照明、応援、新しい雰囲気を感じられたよ」 三回までパーフェクトで正念場は四回だ。一死から東出に四球で初めて走者を背負うと、広瀬の2球目。ファウルチップに見えた投球は、城島のミットをはじいて転がった。しかし、主審・良川の判定は空振り。スタートしていた東出は捕逸の間に一気に三進。VTRを見る限り、明らかにバットに当たっている“誤審”。真弓監督も「当たっていなかったら、捕手が追いかけるからね」と抗議したが、次の球で同点打を浴びた。 「あんな事もある。最小限に抑えることだけ考えたよ」 さらに四球と2つの暴投で一死一、三塁も、崩れないのが昨季11勝の右腕の力だ。後続を斬って、以降は二塁を踏ませなかった。昨季3勝負けなしの広島に7回2安打1失点。自責0で今季初勝利をゲットした。 「野球ができる幸せを感じ、被災した人たちがいるから、その人たちのためにも頑張らないと。野球を見る小さな喜びでも感じてもらいたい」 東日本大震災の悲劇に心を痛めた。3月中に予定されていた家族の来日は遅れた。当初はジョイ夫人も日本行きをためらった。「1人でいるのは辛いよ…」。妻との電話で本音が漏れた。毎試合、2歳の長男、キャッシュ君を連れて駆けつける応援は大きな力の源。話し合いを重ね、1日に来日が実現。この登板を一塁側観客席から見守った。 「お客さんが入って当然と思ったことはない。感謝して、最高のショーを見せたいね」 声援をくれる大観衆のため、愛する家族のため。そして、元気を配るため。笑顔の絶えない助っ人は、右腕を振り続ける。(安藤 理)★聞こえなかった 城島から抗議を受けた良川昌美球審(51)は試合後、「ボールは見えていたし、ミットをはじいた音しかしなかった」と説明した。ベンチを飛び出した真弓監督から「(バットに当たった)音はしたのか」との問いには、「聞こえませんでした」とキッパリ答え、判定が覆ることはなかった。阪神・球児、連夜の完璧3人斬りS!開幕2連勝や!! 阪神は、藤川球児投手(30)が広島戦で九回を3人でピシャリと締め、2-1で逃げ切り。チームを開幕2連勝に導き、自身3年ぶりの開幕2試合連続のセーブを挙げた。真弓明信監督(57)の掲げる「守り勝つ野球」を体現する守護神が、今年も虎をけん引する! 聖地の中心でグラブを叩いた。勝利とともに自らを褒めたたえるかのように力強く拳を握りしめた。1回を3人でピシャリと抑えて、3年ぶりとなる開幕2戦連続セーブ。己を追い込み、“一皮むけた”藤川を無数のジェット風船が包み込んだ。 「緊張? 解けたね。一晩寝てだんだん楽になってきたよ」 前日12日は3連続K締めしながら、「めちゃくちゃ緊張した。これだけ練習して結果がでなかったらどうしようかと思った」と語ったが、その緊張は解けていた。1点リードの九回だ。広瀬を二ゴロ、トレーシーを切れ味抜群の139キロフォークで空振り三振。栗原を右飛に仕留め、鯉のクリーンアップを10球でねじ伏せた。“火の玉”は「8割の力」で最速151キロを計測した。 昨オフ。1日7~9キロをノルマに徹底的に走り込んだ。そんな日々が肉体的な進化とともに屈強な精神力を築き上げた。 「シーズン前に“1回だけ行った”かな。だけど、もう、あんまり行く必要がないかもしれない。これだけ練習してきた自分に自信があるから。やらなきゃいけないこと。信念があるから」 1回だけ行った場所-。それは神戸の海。数々の修羅場をくぐり抜けてきた球界随一のストッパーも1人の人間。苦しいとき。悲しいとき。試合後であっても、車を走らせ、神戸港に向かった。「野球が嫌だな。おもしろくないな。何のためにやっているんだろ…」。自家用船で沖に出て、夜風にあたり、星空を見て心を癒やした。 昨年は、女房役だった矢野燿大氏(現評論家)の引退試合(9月29日)で、横浜・村田に逆転3ランを浴び、自力Vが消滅。クローザー転向後、自己ワーストの防御率2・01に終わった。わき出る感情を“現実逃避”で沈める日々が多かった。だが、もうそんな過去とはおさらばする。 試合後。球児は「去年の“へぼい奴”(自分)とは違う…と信じている」と言った。今宵のガッツポーズは成長を実感するからこそ、出たはずだ。真弓監督は接戦を制し、「とにかく、守り勝つ野球を目指したい」と力を込めた。東日本大震災の影響を考慮して、3時間30分を超えて新しいイニングに入らない延長戦のルールが導入された。統一球に変わり、1点の重みが増す今季。背番号「22」の存在は心強い限りだ。 「まだ始まったばかり。またあした。あと142試合頑張ります」 大粒の汗を滴らせて、クラブハウスに引き揚げた。その表情は手応えと充実感に満ちあふれていた。
Apr 13, 2011
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虎・マートンが勝ち越し打「ゼッコウチョウ」 (セ・リーグ、阪神2-1広島、2回戦、阪神2勝、13日、甲子園)阪神のマートンが前日の先頭打者本塁打に続き、貴重な一打を放った。同点の五回1死三塁。篠田の高めの球を右前に強くはじき返し「2打席目は引っかけてしまったので、センター方向を心掛けていた」と勝ち越し打を喜んだ。 試合前に日本語で「ゼッコウチョウ」とおどけるほど体調がいい。来日2年目の1番打者は「昨年の経験があるので、どう準備したらいいのか分かるのが大きい。ただ、まだ始まったばかり」と気を引き締めた。阪神・マートンV劇打!連日の大暴れ 地をはうような打球が鯉の二塁手・東出のグラブを弾いた。抜けていく白球を確認すると、マートンがポンと手をたたいた。前夜の先頭打者弾に続く、決勝タイムリー。バットが止まらない! 「(先頭打者で三塁打の)俊介が、素晴らしいスイングをしてくれた。感謝したい。東北地方で苦しんでいるみなさんのためにも、日本に勇気を与えられるような活躍をしていきたいね。体のコンディションも絶好調だよ」 同点の五回一死三塁。これまで0勝5敗とチームが大苦戦していた篠田の失投を逃さなかった。真ん中、133キロ直球。逆らわずに弾き返した。 「カミサマハ~、ワタシノ~チカラデス!」 今季初のお立ち台はスタンリッジと2人。その最後に肩を並べて、お得意のフレーズを大合唱した。ともに敬虔(けいけん)なクリスチャン。練習オフの日は一緒に教会へ足を運び、礼拝を受ける仲だ。“虎キラー”を何とか攻略し、白星をプレゼントすることができた。それが、うれしかった。 「グラウンドでは4打数4安打とか、常に完ぺきを求めていきたい。失敗はもちろんあるが、常にポジティブにいくよ」 その気持ちは、バットのおろし方にも表れている。この日の相棒は5日の実戦練習、巨人戦(相模原)から使っているもの。 袋から出してからは、まずは天日干しなどで湿気をとる。そして、手の部分に松ヤニをこびりつける。さらにもうひとつ大事なことがある。 グラウンドの土を手ですくい、全体にふりかけて、なじませる。「僕はこうしないとダメなんだ」。すべらないようにと5分以上も続ける。次第に黒くなっていくバットとともに、心が満たされていくのを感じる。念には念を入れる姿勢が、結果につながっている。 「僕も2年目。昨年の経験がある。球団スタッフもマッサージなどを、よくやってくれるし、本当にありがたいと思う」 開幕2連勝。“神の子”が覚えた日本語通りの「ゼッコーチョー」だ!(阿部 祐亮)★映画にドップリ 最近、マートンは映画にハマっているらしい。どうやら、神戸市内の自宅で映画専用のチャンネルを契約しているという。開幕前日だった11日は3D映画「アバター」を鑑賞したが、「昨日もみたよ。(米の人気コメディアン)クリス・ロックが出ているものと…『フレンズ』(米人気ドラマ)だね」。心身ともにリラックスできているようだ。阪神・俊介、激走三塁打!Vお膳立て 下位が生んだ決勝点。殊勲は8番・俊介だ。同点の五回無死。篠田の132キロをとらえ、中堅フェンス直撃の三塁打。マートンの一打で勝ち越しホームを駆け抜けた。 「感触はよかったです。しっかり振り抜けました。ただ1打席目の方が大事だと思うんで…。あそこは最低でも犠飛を打たないといけない」 口をついたのは反省の弁。先制した二回、なお一死三塁で遊ゴロに倒れた場面だ。それでも、すぐに悔しさを晴らした一撃が2年目の成長の証。七回一死一塁でも右前打を放つなど2戦3安打。チームとともに、自身も順調に“開幕”した。 今年はキャンプから、中堅争いの先頭を走ってきた。真弓監督はあえて「シーズンを通じても競わせる」と、柴田や浅井らとの競争をあおってきたが、きっちり開幕スタメンをつかみとった。 ただ、指揮官にとってはまだ物足りない。オープン戦では1番・俊介、6番・マートンも配したが、将は開幕前「マートン(の新打順)を試したわけじゃない。俊介が1番を打てるかどうかだけ」と意図を明かしていた。「でも、もうひとつ安定感を出せなかったね」とも…。 機動力&パンチ力を兼ね備えた切り込み隊長は真弓野球の理想。まだその領域には達していないが、たどり着けるだけの可能性は、秘めている。 「ああいうこと(二回)をなくしたいです」と最後まで猛省してロッカーへ消えた俊介。守備力を考えれば、代打は使わず試合終了まで使いたい選手だ。ベンチからの高い期待とハードル。それを乗り越えた時、2011年は飛躍の1年となる。決勝点を演出!虎・俊介が会心の三塁打 阪神は同点の五回、先頭の俊介が勝ち越し点の足掛かりとなる中堅越えの三塁打を放った。「振り切ることだけを考えていた」と言う会心の一打で、マートンの適時打を呼び込んだ。 守りでも八回2死二塁のピンチで、あらかじめ前寄りに守備位置を取り、東出の浅いライナー性の当たりを捕って投手を助けた。ただ本人は1死三塁で走者をかえせなかった第1打席に悔いが残る様子で「ああいうのをなくしていかないと」と反省を忘れなかった。(共同)阪神・和田打撃コーチ(金本の今季初安打に)「技術のある選手だしね。最初の1本が出るまでは気持ち悪いものだけど」阪神・金本、落合超え2372安打! 鮮やかな一撃で“師匠”を超えた。今季4打席目で生まれた2011年初安打。一塁ベース上で金本がほおを緩ませた。 二回無死一塁だ。先発・篠田が投じた低めのスライダーを捕らえ、一、二塁間を鋭いライナーで破った。続く城島の先制犠飛をおぜん立てする右前打は、通算2372安打目。中日・落合博満監督を抜き、歴代11位に浮上した。 「失礼、失礼でしょう。僕と落合さんを比べたら」 球宴などで顔を合わせれば、野球談義を交わす間柄。昨オフには、中日から移籍した新井良を覚醒させるキーマンに指名されるほど、虎の主砲と竜の指揮官の立場を超えて互いを認め合う。そんな結びつきがゆえに、謙そんしながら積み重ねてきたものの重さをかみしめた。 和田打撃コーチは「何十年もやっているし、技術のある選手だからね。最初の1本が出るまでは誰でも気持ちが悪いもの。開幕2試合でみんなそろって1本出て、これからだよね」と力を込めた。 試合前には、前日12日のお立ち台にあがった新井について、「役者やな。アイツはホンマに役者」とアニキ節をさく裂させた。その姿に右肩痛を抱える悲壮感はない。 真価が問われるシーズンで上々の滑り出し。プロ20年目のベテランは、ここから上昇気流をつかんでいく。虎・城島、今季初ヒット!接戦制してホッ 城島は接戦を制した安ど感をにじませた。二回無死二、三塁で先制の右犠飛。2試合連続打点をマークし、七回には右前へ運ぶ今季初安打を放った。だが、四回に“誤審”の捕逸に加えて2暴投のバッテリーミス絡みで失点。「野球は審判がファウルじゃないといったら、ファウルじゃない。振り返っても仕方がない。後ろにやったりして迷惑をかけたけど、スタンリッジに助けてもらった。どっちに転ぶか分からない試合を取ったチームが優勝する。きょうはそういう試合だった」と笑顔なく語った。阪神・鳥谷きっちり犠打「サインです」 勝利への執念に虎党がどよめいた。1点リードの八回無死一塁だ。3番・鳥谷が、初球にきっちりと投前犠打を決めた。昨季わずか2犠打の選手会長は「サインです。作戦なので、しっかり決めないといけないですから」とクールに振り返った。 真弓監督は「とにかくどこでも、点が取りたいんで。(どの打順でも)送り(バント)もアリです」と説明。新井、ブラゼルが凡退で得点にはつながらなかったが、今年の虎はあらゆる策を講じて1点を奪いにいく。
Apr 13, 2011
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スタンリッジの好投!そして、小林、球児のリレーで1点差を守り抜きました!!俊介のスリーベースから、マートンの勝ち越しタイムリー!ヒーローインタビューは、侍二人!マートンとスタンリッジでした!!!阪神は、本当に強いです!!!矢野の初解説も良かったですね!!1回表 【梵】 空振り三振 【東出】 セカンドゴロ 【廣瀬】 ショートゴロ 2回表 【トレーシー】 サードゴロ 【栗原】 空振り三振 【岩本】 レフトフライ 2回裏 【ブラゼル】 センターヒット 【金本】 ライトヒット パスボール 【城島】 ライト犠牲フライ T1-0C3回表 【赤松】 ショートゴロ 【石原】 空振り三振 【篠田】 ショートゴロ 4回表 【梵】 ピッチャーゴロ 【東出】 フォアボール ランナー東出が二盗 パスボール 【廣瀬】 センタータイムリーヒット T1-1C ワイルドピッチ ワイルドピッチ 【トレーシー】 フォアボール 【栗原】 空振り三振 【岩本】 セカンドゴロ 5回表 【赤松】 サードゴロ 【石原】 ピッチャーゴロ 【篠田】 ピッチャーゴロ 5回裏 【俊介】 センターオーバースリーベース 【スタンリッジ】 ピッチャーゴロ 【マートン】 ライトタイムリーヒット T2-1C6回表 【梵】 ファーストライナー 【東出】 ライトヒット 【廣瀬】 ライトフライ 【トレーシー】 空振り三振 7回表 【栗原】 レフトフライ 【岩本】 セカンドゴロ 【代打・天谷】 空振り三振 8回表 (投手交代)スタンリッジ → 小林宏 【石原】 空振り三振 【代打・嶋】 ライト線ツーベース (代走)中東 【梵】 空振り三振 【東出】 センターフライ 9回表 (投手交代)小林宏 → 藤川 (守備交代)新井良 ファースト 【廣瀬】 セカンドゴロ 【トレーシー】 空振り三振 【栗原】 ライトフライ ▼阪 神-広 島 2回戦 (阪神2勝、甲子園、18:01、39430人) 広 島 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 阪 神 0 1 0 0 1 0 0 0 x 2 【投手】(広)篠田、青木-石原(神)スタンリッジ、小林宏、藤川-城島【責任投手】(勝)スタンリッジ1試合1勝(S)藤川2試合2S(敗)篠田1試合1敗【本塁打】(広)(神)【戦評】 阪神が投手戦を制し、開幕2連勝とした。スタンリッジは制球を乱した四回こそ失点したものの、球の切れが良く7回を2安打1失点。打線は五回にマートンの適時打で勝ち越した。広島は篠田が好投したが、打線が振るわなかった。
Apr 13, 2011
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虎・能見、初開幕星!09年から12連勝投のヒーローは、4万5643の観衆の中心で少しだけほおを緩めた。「めちゃくちゃ緊張しました」。大役を担った能見が112球の力投だ。七回途中9安打3失点に抑え、開幕星をつかみとった。 「たくさんの方に応援していただいて、野球ができる幸せを感じました」 四回こそ、3者連続空振り三振に仕留めたものの、その回以外はピンチの連続。最速は141キロにとどまり、フォーク、チェンジアップでかわす苦心の投球が続いた。それでも、7Kを奪い、要所を締めた。これで2009年から続く自身の連勝は「12」。最低限の責務を果たしたエースに、真弓監督は「うまく投球してくれた」と称えた。 左腕にとってプロ7年目にして初の開幕投手。しかし「自分の中では1番目に投げるだけで」。ただ、今季にかける意気込みは並大抵ではなかった。 昨年10月16日。結果的にシーズン最終登板となったクライマックスシリーズ第1ステージ・巨人戦(甲子園)で敗戦投手になった夜。西宮市内の飲食店に足を運ぶと、地元後援会関係者に偶然会った。談笑した後、「今年の激励会はいつにする?」と聞かれ、能見は困った表情を浮かべ、頭を下げた。 「とにかく一日でも多くトレーニングしたいんです。チームにもファンにも迷惑かけたので、今年だけは遠慮させていただけないですか」-。 昨季は右足甲を骨折し、約4カ月離脱。優勝を争う終盤戦に復帰したが、1ゲーム差のV逸に終わった。もし、けがさえなければ…。豊岡市で12月ごろに行う激励会は1年目から毎年開かれ、300人以上の後援者が駆けつける。中止は初めてのことだった。 試合後のクラブハウスに続く通路。オフに汗水流した日々を振り返り、「できることはしてきましたんで」と言い切った背番号「14」。白星を積み重ねていく。虎・能見、初の大役果たす「めちゃ緊張」 プロ7年目で初の開幕投手を務めた阪神の能見は、7回途中3失点と試合をつくり、大役を果たした。 序盤は「めちゃくちゃ緊張した」と制球が定まらず、一回に先制点を献上した。だが、その後は走者を出しながらも粘りの投球。打線の援護もあって勝利を引き寄せた。 キャンプ中に開幕投手を告げられながら、東日本大震災の影響で開幕が延期。それでも左腕は「(調整には)関係ない」ときっぱり。試合後は「僕より大変な人がいっぱいいる。野球ができる幸せをより一層感じた。一人でも勇気を届けられたら」と穏やかな表情で話した。阪神、打ち勝ち開幕戦勝利!球児は3三振 阪神はマートンが先頭打者本塁打を放つなど打線が7点をもぎ取って打ち勝った。先発・能見は7回途中を投げ、9安打を浴びながらも3失点で勝利投手となった。 阪神は1点を追う初回、マートンが先頭打者本塁打を放ちすかさず同点。三回に3番・鳥谷の左適時打で勝ち越すと、2-3と逆転された六回に4番・新井貴の適時打や犠飛などで一挙3点を奪い逆転。1点差に詰め寄られた八回にも浅井と桧山に適時打が飛び出し、3点のリードを築いた。 九回は守護神・藤川が登板し、3者連続三振に斬って取った。城島(開幕戦に)「喉がからからだった。(緊張したのは)能見だけじゃない」阪神・和田打撃コーチ(マートンに)「オフからやってきた成果が本塁打に出た。もう1本出たら乗っていける」阪神・山脇守備走塁コーチ(好走塁で得点)「なかなか連打は難しいので(今後も)走塁で助けることができたら」広島・大野投手チーフコーチ(前田健に)「本来の球を投げきれていない。勝負どころの六回の3点が大きかった」阪神、救援の軸3人がそろい踏み 阪神は今季の救援陣の軸となる3投手がつないで試合を締めた。 七回2死一、二塁で先発の能見が降板。2番手の久保田が栗原を2球で遊ゴロに打ち取った。八回から登板した新加入の小林宏はやや不安定。1点を失ったが「チームが勝ててよかった」とほっとした様子だった。 抑えの藤川は万全だった。3点差の九回にマウンドに上がり、3者連続で空振り三振。今季の勝ちパターンとなるリレーを完成させた右腕は「楽なところで投げさせてもらった」と余裕の表情だった。虎トリプルK!久保田&小林宏がつないだ 阪神・久保田が窮地を救った。2点リードとなった七回に能見が二死一、二塁を背負うと、マウンドへ。対する栗原にいきなり150キロのボールを投げ込むなど、2球で遊ゴロに仕留めた。「最初の登板で結果が出せてよかった。能見さんが粘っていたので。ピンチになれば(登板が)あると言われていました」。 小林宏は1点を失ったが、そこで食い止めた。「低めに丁寧に投げられた」。代打・前田を三邪飛、梵を三ゴロで1点を死守してバトンを藤川につないだ。虎・球児KKK締め!圧巻の今季初セーブ 背負ったものが自然とあふれた2011年のスタートだ。3者連続三振。阪神・球児にとっては、その快投以上に奥の深い17球だった。 「二死を取ったときに喪章が落ちて、何かの合図かなと思った。本当はマウンドで考えちゃいけないんだけど、誰のために投げているのか、もう一度考えて投げられた」 九回、東出と広瀬を連続の空振り三振。最後の打者を迎えるとマウンドに背番号「22」しか見えない空間が生まれた。東日本大震災発生直後に被災地支援の先頭に立った。いま、右腕を振る意味とは-。「試合では野球に集中する」が信条の守護神は、左肩に喪章を戻すと、いつもと少し違う集中力を宿らせた。火の玉はもちろん、フォークも抜群。最後はトレーシーのバットも空を斬り、圧巻の今季初セーブを挙げた。 「正直、めちゃくちゃ緊張して覚えていない。このオフめっちゃ練習して、これで結果が出なかったらどうしようかと」 オフは例年より走り込み、春季キャンプは毎朝早出スタート。今後の自身の野球人生も見据えた球児の特別な1年は、静かに燃えて始まった。虎将3人目の快挙!開幕戦3年連続で勝利 阪神・真弓監督は就任以来の開幕戦3年連続の勝利。1963~65年の藤本定義氏以来、虎将3人目の快挙となった。 「開幕は非常にいい滑り出しをしていますね」 さらりと話したが秘める思いは熱い。鯛のカブト蒸しと刺身を家族で囲んだ前夜、震災ニュースを典子夫人が「いつ寝たかわからない」ほど心配そうに見続けたという。甲子園開幕が決まった直後には、“メリット”を問われ「そんな小さなこと考えてない」と語気を強めた。今季は日本を元気づける使命を常に背負う。「全力でいいプレーをして、ファンの人に喜んでもらいたい」と力強く話した。
Apr 12, 2011
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どやっ虎快幕!新井、逆転呼ぶ千金同点打 (セ・リーグ、阪神7-4広島、1回戦、阪神1勝、12日、甲子園)優勝確率2000%!! 阪神は1点を追う六回、新井貴浩内野手(34)の同点打を足がかりに広島に逆転、難敵マエケンを攻略した。東日本大震災が起き、プロ野球の持つ力が問われるシーズン開幕日に、労組選手会会長が大仕事。虎は役者が力を発揮し、40年ぶりの甲子園開幕勝利。優勝間違いなしや!!『頑張ろう日本』を体現してみせた。ファンに感謝を、被災地に勇気を届けた。虎入り後、初めて4番で迎えた開幕戦。緊張感と重圧をはね返した。カラカラに乾いた新井のノドを、勝利の余韻が満たした。 「追い込まれていたし、全部に対応していこうと思った。能見が粘り強く投げてくれていたから何とかしたかった。1、2打席目でランナーをかえすことができなかったのでね」 主砲の仕事を果たした。1点を追う六回無死一、二塁。広島の先発・前田健の投じた142キロの直球をとらえた。鋭いライナーが二塁手の頭上を抜ける。中前適時打で試合を振り出しに戻すと果敢に足で攻めた。 続くブラゼルの中飛でタッチアップ。二走・鳥谷が三進し、新井は二塁へ滑り込んだ。続く金本の勝ち越し打(一塁手の野選)につなげた。八回一死では三塁線を破る二塁打を放ち、浅井のダメ押し打を呼び込んだ。 「緊張した。ずっと口が渇きっぱなしだった」。苦笑いしながら40年ぶりの聖地開幕戦白星と44年ぶりの4年連続開幕戦勝利を振り返った。 恩師からの言葉とファンの声援が力の源だ。3月11日に東日本大震災が発生。被害の大きさを考え、労組プロ野球選手会の会長として開幕延期を要望。セ、パ同時スタートが決定した後の3月27日。2008年北京五輪で一緒に戦った楽天・星野監督に電話をかけた。 「お疲れさん。これからは野球で頑張ってくれ」。被災球団のトップからのねぎらいの言葉。受話器越しの心遣いがうれしかった。その一方、選手会のトップとして奔走したことで、自分自身だけが注目される状況に違和感も覚えていた。 「今回のことは僕だけの力でやったものじゃない。12球団の選手みんなでやったこと」。開幕延期問題についての取材を断ったこともある。一緒に戦う仲間と、支えてくれる人たちのために、新井はグラウンドで全力を尽くす。 ベンチ入り前には、甲子園室内練習場で出陣式が行われた。真弓監督も「阪神が頑張って、優勝して日本を明るくしよう!!」とゲキを飛ばした。気持ちは同じだ。 「こんなにたくさんのファンの方に応援してもらえる喜びをかみ締めながらプレーしました。選手とファンが一体となって、『頑張ろう日本』という気持ちを出してやっていきたい」 俺もやるから、みんな頑張ろう-。新井が全力を出し切る144試合が華々しく幕を開けた。虎・金本、執念V打!やった鮮やか逆転劇 グシャッと響いた鈍い打球音で、開幕を待ちわびた虎党の大歓声を呼び起こした。白星発進の決勝点をたたき出したのは、金本の執念だった。 新井の同点打で追いついた直後の六回一死二、三塁だ。先発・前田健が投じた外寄りのチェンジアップに食らいついた。キッチリと一塁線にゴロを転がし、一塁・栗原の野選を誘って勝ち越し打点をマーク。代走・浅井を送られてベンチに戻ると、ナインからのハイタッチに応え、満面の笑みで腰を下ろした。3打数無安打と快音はなかったが、会心の仕事を終えた満足感をにじませた。チーム一丸での開幕勝利。最高のムードを作り出したのはアニキだった。3月末に兵庫県内の焼き肉店で開いた決起集会。例年と違い、初の開幕1軍組だけでなく、それぞれが仲間の前で決意を語った。その中で金本は、第2の故郷・仙台を襲った東日本大震災の復興と復活にかける自身を重ね合わせ、優勝にかける思いを明かしたという。何度も心が折れそうになりながらも、これまで数々の苦難を乗り越えてきた。だが、昨季発症した右肩痛は、これまでで一番の難敵。だからこそ、体ひとつで立ち向かう己の姿を見せることで、発信できるものがあると信じている。 「世の中不思議なことが起こるもんやな。不思議、不思議や」と試合前に明かすほど右肩の状態は上向いているが、まだ投打ともに全開とはいかない。それでも、真弓監督がスタメン表に手負いの鉄人の名を記すのは、どうしても1点を取りたいこの日のような場面で、自我を捨てた打撃ができるからだ。 指揮官は「向こうの安打もあまりいい当たりじゃなかったし、流れ的に嫌な感じがしたけれど、何とか打者がつないでくれて、点を取れたね。安打じゃなくても点が取れる。そういう野球をしないと、なかなか(勝利を)拾っていけない」と大きくうなずいた。 主役は弟分に譲ったが、アニキの存在感は変わらない。4番時代とは違う怖さを持つ背番号「6」が、新猛虎打線にさらなる厚みを加える。マートン、虎56年ぶりの開幕先頭ダ~ン 内側をきれいに巻いた。球団史上2人目。56年ぶりの開幕戦先頭打者弾だ。 「まずは神様に感謝している。ただこの1本は東北にいるファンの応援が、すべてをあと押ししてくれたんだと思う。本当のヒーローはその人たちだ」 1点を追いかける形になった場面。前田健の外角149キロ直球に迷いなかった。大またでのウイニングラン。一塁ベンチ前でモミクチャにされた。 「記録? ありがとう。だけど、チームの勝利だよ。きょうは球がよく見えていたんだ。1日を通して頭の中にあることが体でできた。自分の打席には満足している」 開幕戦での先頭打者弾。虎の歴史をひもとけば、1955年の金田正泰以来だ。虎の助っ人としてはもちろん初の快挙だ。昨季日本新記録となったシーズン214安打を放った男は飛距離を求めて、左足を高く上げる打法に改造。その効果が2011年第1打席でいきなり表れた。 練習開始前から超ゴキゲンだった。「コーフンしているョ。(日本語で)ゼッコーチョー!」。というのも前夜は神戸市内の自宅で3D映画「アバター」を鑑賞。気がつけば、まぶたが重くなりウトウト。午後10時半には夢の中だった。そして、この日の朝は午前7時半には起床。早寝早起きで脳も冴えていた。 「まだ143試合残っているからね」 2006年にカブス在籍時以来となる開幕弾。最強のけん引者は今年も健在だ。虎・鳥谷、技ありスライディング魅せた! 迷わずスタートを切るとホームへ突っ込んだ。一瞬、息をのんだ甲子園が、湧き上がる大歓声に包まれた。2011年、開幕戦。決勝点は、鳥谷が激走で奪い取った。 「“当たりゴー”だったんで。送球がそれたのもありましたし、ラッキーですよ。点を取られた後に、しっかり取れたのがよかったです」 追いついた直後の六回一死二、三塁だった。打者は金本。1点をもぎ取りに来る主砲は必ずゴロを打つ…。当たった瞬間スタートを切る“当たりゴー”。ある意味ギャンブルだが、それこそ今年の阪神が目指すスタイルだ。 試合後、真弓監督は「きれいなヒットだけで、点は取れない。足を使って、何とか取りに行った結果の7得点です。1本のヒットで1つ先の塁を奪う。ヒットじゃなくても点が取れる。そういう野球をしないと」と目を細めた。指揮官の理想が凝縮された六回の攻撃。先頭の平野が内野安打を放つと、鳥谷が粘って四球。新井の一打で追いつき、なお無死一、二塁からブラゼルの中飛で、一、二塁走者の2人が進塁した。そして生まれた金本の“決勝打”。さらに城島の犠飛-。沢村賞投手・前田健を沈めた怒涛の攻撃の中心に、選手会長がいた。 鳥谷は三回にはバットでも魅せた。二死一塁からカーブをとらえ、左中間を破る勝ち越し二塁打。 「よく越えてくれたしたし、(一走の)能見さんがよくかえってきてくれました。二死からだったし、チームも僕も乗っていきたいです」 過去7年の開幕戦打率は・130だが今年はいきなり全開。常に先の塁を目指し、次へ次へとチャンスをつなぐ。統一球が導入され、より求められる機動力。新たな虎の攻撃を鳥谷が体現した。阪神・桧山トドメ打!神様打点「85」に 阪神・桧山が武者震いした。2点リードの八回二死満塁。 「初打席やし、いい雰囲気で立てる」 大歓声に背中を押され、バットを構えた。右腕・上野が外角に投じた135キロシュート。快音とともに三遊間を抜けていった。 「皆がおぜん立てしてくれてね。満塁やし、1球目からストライクなら思い切っていこうと思っていた。ひと振りで決めた? それが一番やね」 球団の代打通算打点を「85」とし、歴代3位の真弓監督にあと「1」と迫った。 試合前には「期待と不安…やな。野球選手である以上、みんなこう思っていると思う。打者ならヒット1本出るかな…って。あとは、けがをしないように…とか。とにかくチームの勝利に貢献したい」と話していたが、初打席できっちり大仕事。 「開幕だったし、ね」 初仕事を終えた背番号「24」の笑顔が弾けた。阪神「全力プレー」新井貴の言葉を体で表現 阪神の4番打者で日本プロ野球選手会会長の新井貴は試合前、こう宣言した。「被災者の方を思いながら全力でプレーする」-。4万5000人を超える甲子園のファンの前で、阪神が見せたのは、まさにその言葉を体現する逆転劇だった。 六回。まずは新井貴の適時打で同点に追い付いた直後の無死一、二塁の場面だ。ブラゼルの大きな中飛で、二塁の鳥谷だけでなく一塁の新井貴もがタッチアップ。続く金本のゴロでは鳥谷が本塁へ好スタートを切り、一塁手栗原の野選を誘って勝ち越した。さらに城島の犠飛で新井貴が生還した。 今季から導入された低反発の統一球を考えれば、積極的な走塁は大きな意味を持つ。被災地の復興を祈るプロ野球の象徴的存在ともなった選手会長、新井貴は「小さい力かもしれないが、勇気を与えられたらいい」と、あらためて全力プレーを誓った。
Apr 12, 2011
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開幕戦!!阪神勝利!!日本中が一丸となった、プロ野球開幕!そのなかでも、阪神は、さすがに強かった!!!能見と、トリプルKの豪華リレーは危なげなかった!そして、先取されたあとのマートン先頭打者ホームラン!1回裏 【マートン】 ライトソロホームラン T1-1C能見のヒットから鳥谷のタイムリーツーベースで逆転!!3回裏 【能見】 センターヒット 【マートン】 レフトフライ 【平野】 センターフライ 【鳥谷】 左中間タイムリーツーベース T2-1C能見も調子を上げてきた!三者連続三振!!!4回表 【栗原】 空振り三振 T2-1C 【岩本】 空振り三振 T2-1C 【赤松】 空振り三振 T2-1Cアンラッキーなヒットもあり、逆転された後も、阪神は、マエケンを攻めます!平野、鳥谷、新井で同点!6回裏 【平野】 セカンドヒット 【鳥谷】 フォアボール 【新井貴】 センタータイムリーヒット T3-3C 【ブラゼル】 センターフライ 金本のファーストゴロ!鳥谷が好走塁!!回り込んで、ホームイン!!! 【金本】 ファーストフィルダースチョイス T4-3C (代走)浅井 城島も続きました!!犠牲フライ!! 【城島】 センター犠牲フライ T5-3C能見が、急に崩れました。。。プレッシャーからの疲れでしょうか7回表 【梵】 センターフライ 【東出】 セカンドゴロ 【廣瀬】 フォアボール ワイルドピッチ 【トレーシー】 フォアボール ここで、トリプルK一人目!!!久保田が栗原をショートゴロ! (投手交代)能見 → 久保田 【栗原】 ショートゴロ そして、小林は、1点を取られますが、能見の勝ち投手の権利は残します!8回表 (投手交代)久保田 → 小林宏 【岩本】 ライトヒット 【赤松】 空振り三振 【代打・嶋】 レフト線タイムリーツーベース T5-4C (代走)中東 【代打・前田智】 サードファウルフライ 【梵】 サードゴロ 1点差でしたが、球児を楽にする浅井のタイムリー!!!8回裏 (投手交代)青木 → 上野 (守備交代)倉 キャッチャー 【鳥谷】 ショートゴロ 【新井貴】 レフト線ツーベース 【ブラゼル】 空振り三振 【浅井】 センタータイムリーヒット T6-4C 【城島】 敬遠 【俊介】 レフトヒット 【代打・桧山】 レフトタイムリーヒット T7-4Cさらに、開幕から出ました!キャンプ絶好調神様桧山のタイムリー!!!そして、なんと、トリプルK最後の球児がトリプルK!!!!三者三振で阪神開幕戦大勝利!!!!!!9回表 (守備交代)新井良 ファースト (投手交代)小林宏 → 藤川 【東出】 空振り三振 【廣瀬】 空振り三振 【トレーシー】 空振り三振 ヒーローインタビューは、投打のヒーロー能見と新井!!!魂のこもったインタビューでした!!!!▼阪 神-広 島 1回戦 (阪神1勝、甲子園、18:00、45643人) 広 島 1 0 0 0 1 1 0 1 0 4 阪 神 1 0 1 0 0 3 0 2 x 7 【投手】(広)前田健、青木、上野-石原、倉(神)能見、久保田、小林宏、藤川-城島【責任投手】(勝)能見1試合1勝(S)藤川1試合1S(敗)前田健1試合1敗【本塁打】(広)(神)マートン1号ソロ(1回、前田健)【戦評】 阪神は1点を追う六回無死一、二塁から新井貴の中前打で追い付き、続く一死二、三塁では金本のゴロが一塁手の野選を誘って勝ち越した。八回にも打線がつながり加点した。広島先発の前田健は6回を6安打5失点と精彩を欠いた。
Apr 12, 2011
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やりました!能見が6回無失点!そして、久保田、小林、球児と完封リレー!!!マートンの先頭打者弾、タイムリーツーベースと完全に復調しました!この勢いで開幕ダッシュです!!!!阪神・能見、開幕へ準備万端6回無失点 慈善試合(横浜0-6阪神、3日、横浜)準備は整った。阪神の能見は6回無失点と好投し「とにかく(失点を)ゼロにするのが第一。しっかり腕を振っていけた」と納得の表情を浮かべた。開幕投手の筆頭候補。選ばれれば、自身初の栄誉となる。 序盤は制球が不安定でボールが多かったが、徐々に修正した。毎回走者を背負ったが、チェンジアップを有効に使い、三塁を踏ませなかった。真弓監督は開幕投手に関して「分からない」と笑ってはぐらかす。だが「ボールも走っているし、良くなってきている。大丈夫でしょう」と左腕の投球に満足げだった。 慈善試合での登板に能見は「ありがたいこと。応援してくれる方々にいい姿を見てもらいたかった」と言う。開幕へ向け、「あとは気持ち。しっかりやるだけ」と意気込みを口にした。藤川球(1回無失点)「試合に出たらやらないといけないので集中した」調子上向き!阪神・マートン2安打3打点 慈善試合(横浜0-6阪神、3日、横浜)阪神のマートンが先頭打者本塁打を含む2安打3打点と状態を上げてきた。 一回に三浦の球速140キロの直球を右翼席に放り込むと、二回にも再び直球を左中間にはじき返し、適時二塁打。昨季より左足を上げる打撃フォームがなじんできた。「開幕に向かってやるだけ。やることは変わらない。(調子の)波を減らし、いい状態を続けることが大事」と前向きに話した。阪神・和田打撃コーチ(マートンに)「一時期の安定感までは来ていない。あと一歩」新井貴(4安打)「積極的に振れているのが好結果につながっている。いいスイングができている」
Apr 3, 2011
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今年の阪神は、やっぱり強い!とにかく、投手陣が、まったく打たれない!打線は、本調子ではないけど、最後は、フリーバッティングで、みんな調子を上げたんじゃないですかね。。。選手会長が、まったくだめですが。。。開幕に向けて調整して、開幕ダッシュ御願いしたいです!阪神が9年ぶりにオープン戦優勝 プロ野球は21日、オープン戦の全日程を終了した。6勝2敗4分け、勝率・750で阪神が優勝。オープン戦の優勝は星野仙一監督が指揮を執った2002年以来9年ぶり。 8勝3敗2分け、勝率・727のソフトバンクが2位、7勝3敗1分けの日本ハムが3位だった。最下位は2勝7敗、勝率・222の横浜だった。今年のオープン戦は、東日本大震災の影響を受け計35試合が中止となった。最も試合を消化したのが中日の14試合、少なかったのがロッテの7試合だった。
Mar 22, 2011
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佑ちゃんガックリ9失点「全部良くなかった」 日本ハムの斎藤(早大)がプロの洗礼を浴びた。オープン戦初先発で3回13安打9失点。「基本的に全部良くなかった」。連打を浴びるにつれて冷静さを失い、ストライクを取ろうと淡泊な投球が目立った。 早いカウントで打たれたこともリズムを悪くした。二回、林威助に2球目を中前打されてプロの試合で初めて失点を経験した。8点を失った三回も1死一、三塁でブラゼルに初球を右翼線安打されると、犠飛と四球を挟んで6連打。最後は鳥谷に2点三塁打を浴びた。 5回まで投げる予定だったが、この回で降板。新人右腕は「あらためてプロの打者が本当にすごいんだと身に染みて感じた」と消え入りそうな声で振り返った。(共同)日本ハム・吉井投手コーチ(斎藤に)「真っすぐが全て。真っすぐが駄目だと本人がわかったのは彼のためになったと思う」大野(斎藤に)「制球が悪かった。前回も芯でとらえられたけど、飛んだところが良かった。それがきょうはヒットになった」オビスポ(3回無失点)「非常に良かった。今後もいつも通りやるだけ」阪神打線が佑ちゃん攻略!2ケタ得点で快勝 プロ初先発となった日本ハム・斎藤佑樹投手(22)=早大=を阪神打線が攻略し、18安打の猛攻で12-3と日本ハムに快勝した。 阪神は二回、ブラゼル、金本、林の3連打で得点すると、続く三回に打者一巡の猛攻を見せた。先頭の平野、鳥谷が連続安打で出塁すると、ブラゼル、金本、林が3連続適時打を放ち4得点。その後、オープン戦で不調が続くマートンにも左越適時打が出るなどして、この回一挙に8得点。日本ハム・斎藤から3回で9点を奪い、試合を決めた。 投げては先発の久保が6回を4安打無失点と好投。斎藤との投げ合いに「相手を気にする余裕はない」と話していた久保が、開幕に向けて上々の調整ぶりを披露した。しかし後続の投手陣がピリッとせず、2番手の小嶋は押し出しで得点を献上するなど1回3安打1失点、3番手の渡辺もホフパワーに本塁打を浴び2点を失った。先輩の意地!虎・鳥谷、佑ちゃんから2安打 斎藤から2安打した阪神の鳥谷は、早大の後輩の印象について「1戦だけじゃ何とも言えない」と多くを語らなかった。 オープン戦を終え、打率3割3厘と好調を維持。「いい形かどうかは(シーズンが)始まってみないと分からないけれど、悪くはない」と自信をのぞかせた。(共同)マートン(斎藤について)「いろいろな球種をコーナーに投げていくタイプの投手だろうけど、きょうは甘い球があった。たった1度の登板だし、これで彼のキャリアが変わるわけではない」平野(3安打)「我慢してきた結果が出てきた。いつ開幕するか分からないけど、しっかり調整して準備しておく」阪神・久保「今季最悪」でも6回無失点 阪神の久保は「今季一番悪かった」と、オープン戦最後のマウンドを振り返った。だが結果は、6回を4安打無失点。「バッターに(思うように)スイングをさせなかったのが一番」と、余裕の表情を浮かべた。 調子の悪い状態でのマウンドを待ちわびていた。これまでの登板では状態が良すぎて試したいことを試せないと、ぜいたくな悩みを口にしていた。それだけに、思うところに投げられなかったこの日の登板を「ちょうどいい。悪い中でどう抑えるか考えながらやった」と歓迎した。 これでオープン戦は、計15回を投げて自責点ゼロ。最後に“最悪”のマウンドを経験し、万全の状態でシーズンを向かえる。
Mar 21, 2011
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ということで、キミスタ!!なんと51位です!!で、オープン戦だけど、だいぶレベル上がりましたでも、カップはナカナカ勝てません。。。最初はクラスCで優勝でしたが、クラスBは、3位です。。。首位が強すぎる。。。
Mar 21, 2011
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いやあ~、阪神ファンは、ものすごくスッキリしたんじゃないですかね今日の救済復興支援チャリティ試合札幌は3万人を超える大入りです!!オープン戦なのに。。。ちなみに、トリプルK、金本、城島が揃った昨日は26672人しかし、打ちまくったなぁ。。。まあ、人気先行で、実力が、”今は”ともなっていないのは明らかだったのですが可愛そうなくらい、プロの洗礼を浴びせました。佑ちゃんファンの叔母ちゃん、お姉さま方は、もう、叫んでたでしょうね。。。きっと、一人優しかった選手会長の新井さんの人気があがったかもしれません。。。ブラゼル、金本、林の同じところ、ライト線藤井や柴田に楽勝で走られたり、マートン、鳥谷にも、大きいのもらいました5回目標だったみたいだけど、代えてやれよなぁって見てましたそして、まったくだめだった新井兄に代わって、弟が、なんと唯一のホームラン!!こりゃ、弟にとられちゃうよ~でも、守備が。。。ひどかった。。。しかし、ほんと気持ちよかった!!こんな感じで、交流戦、甲子園で、また打ちまくりましょう!!!2回表 【ブラゼル】 レフトヒット 【金本】 ライトヒット 【林】 センタータイムリーヒット F0-1T3回表 【平野】 ピッチャーヒット F0-1T 【鳥谷】 ライトヒット 【新井貴】 見逃し三振 【ブラゼル】 ライト線タイムリーヒット F0-2T 【金本】 ライト線タイムリーツーベース F0-3T 【林】 ライト線2点タイムリーツーベース F0-5T 【代打・柴田】 レフトヒット ランナー柴田が二盗 【藤井彰】 ライト犠牲フライ F0-6T 【マートン】 レフトオーバータイムリーツーベース F0-7T 【平野】 フォアボール 【鳥谷】 右中間2点タイムリースリーベース F0-9T 【新井貴】 空振り三振 F0-9T8回表 (投手交代)武田久 → 宮西 【代打・浅井】 センターヒット 【マートン】 ライトフライ 【平野】 レフトヒット 【大和】 空振り三振 【新井良】 センター3ランホームラン F1-12T▼日本ハム-阪 神 (札幌ドーム、13:01、30308人) 阪 神 0 1 8 0 0 0 0 3 0 12 日ハム 0 0 0 0 0 0 1 2 0 3 【投手】(神)久保、小嶋、渡辺、福原-藤井彰、岡崎(日)斎藤、オビスポ、武田久、宮西、榊原-大野、鶴岡【責任投手】(勝)久保3試合2勝(敗)斎藤4試合1勝1敗【本塁打】(神)新井良1号3ラン(8回、宮西)(日)ホフパワー5号2ラン(8回、渡辺)【戦評】 日本ハムはオープン戦初先発の斎藤が3回9失点と乱調だった。高めに球が浮き、リズムがつかめなかった。阪神の久保は内外角にうまく投げ分けて6回無失点。新井良が中越え3ランでアピールし、林威助も2安打3打点だった。
Mar 21, 2011
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虎・金本、守った!投げた!開幕問題なし (オープン戦、日本ハム2-2阪神=九回規定により引き分け、20日、札幌ドーム)「6番 左翼 金本」の場内アナウンスに、札幌ドームがどよめいた。右肩痛を抱える阪神・金本が、開幕スタメンへの最終ミッションをクリア。ベンチから動きを見つめた真弓監督から、一発で合格通知が届いた。 「(開幕スタメンで)いけるんじゃないかな」昨年10月6日の横浜戦(横浜)以来、165日ぶりの実戦守備。試合前には今季初のシートノックを終えて出場したが、ブランクは感じさせなかった。 三回二死三塁で、稲葉の放った左翼線への大飛球に背走し、左手をいっぱいまで伸ばして捕球。3度の守備機会を無難にこなし、ベンチ前で迎えたナインにハイタッチで応えた。 一回二死には糸井の左翼線二塁打で、中継の鳥谷までの約30メートルの送球。続く中田の左前打にチャージしてステップを踏んだが、本塁に送球せずに二塁に返した。その判断に山脇守備走塁コーチは「あれは投げてもセーフ。微妙なタイミングのやつは、できるだけ焦ってステップしないようにいっているしな」とうなずいた。 キャンプ後の全体練習では、誰よりも長い時間グラウンドに立った。主力組がフリー打撃を終えて引きあげる中、グラブを持って外野に向かうのが日課。ノックや打球捕で精力的に白球を追い、実戦勘を取り戻してきた。打っても四回に2番手・ウルフから中前打を放ち、打撃の状態も右肩上がり。21日はDHで出場予定だ。 山脇コーチは「あとは打球への慣れとか、緊張とか。ベテランでもそれはあるやろからな」と新たな課題を与えたが、20年目の開幕に向けて視界良好だ。直訴9回!虎・城島、完全無欠の女房役や 完全女房や!! 左ひざ手術から復活を目指す阪神・城島健司捕手(34)が日本ハム戦(札幌D)で今年初のフルイニング出場。ヒットは出なかったが守備では“ビックリプレー”も披露した。開幕スタメンへ、ジョー、ジョーの仕上がりだ!!同点の最終回、正捕手は当然のようにホームに座っていた。軽快なステップに細かな指示。北の大地で開幕目前、城島がフルイニングを“完走”した。 「小林宏が投げるって聞いたからもう一回いこうかと。何よりも、接戦だったから。ゲーム勘が一番大事、そういうのができたのが大きかった」 当初は七回までの予定だった。だが、八回に登板した新戦力との初合体を志願。2三振を奪って3人で終えると、そのまま九回も一死二塁のピンチを藤川と切り抜けた。 「この展開で小林宏や球児を受けていれば大丈夫です」 試合は東日本大震災の慈善試合。プレーボール前には犠牲者への黙とうが行われた。それでもいざ試合になれば本番さながらの1点を争う緊迫した展開。配球や守備陣への的確な指示。最も大切な試合勘を体に染みこませたのが何よりの収穫だった。 最大の見せ場は七回二死からの“ビックリプレー”だ。日本ハム・陽岱鋼(よう・だいかん)の二塁内野安打で、体勢を崩した平野の一塁送球が大きく本塁方向にそれた。カバーに入った城島が、すかさず切り返して一塁へ転送。ベースを回りかけた陽は帰塁できずアウト!! 「あれは昨日の(札幌へ移動の)飛行機の中で考えたんです。2時間もあったから、『なにか新しいことがないか』とね。いいプレーでした」 平野がわざと悪送球をしたわけではない。真顔で冗談を言ってのける“ジョーらしさ”も健在だ。これだけではない。四回は無死一、二塁から鶴岡の捕手前へのバントをすぐさま三塁へ送球して併殺を奪った。「(バント処理は)当たり前です」。プレーヤーとしてごく自然の感想。左ひざを手術した気配すらなかった。 16日に初めて実戦マスクを披露。当初、首脳陣はさらに数日前に出場させる考えもあったが、トレーナーと相談して遅らせた。震災の影響で開幕日が遅れても、方針は変わらなかった。万全を整えてきた復活プランの中で、きっちりとジョーは結果を出した。 「(開幕は)問題ないでしょ、あのトリックプレーができれば大丈夫」 打撃は4タコだったが、“ビックリプレー”を引き合いに出して開幕への手応えを口にした背番号「2」。正真正銘の完全復活。現時点では3月29日の中日戦(京セラD)が開幕試合。いぜんとして議論が繰り返されているが、いつXデーを迎えようが、虎の土台は強固だ。虎トリプルK0封!「延長なし」に隙なし延長戦なしの終盤戦にもはや隙はない。チャリティーマッチでトリプルKが盤石の3回無失点リレー。正妻との初バッテリーが実現した阪神・小林宏が充実の表情で振り返った。 「全然違和感なかったですよ。(話し合うのは)これからですね」当初、城島は七回までマスクを被る予定だったが、ご指名を受けての“合体”だ。七回を無失点で切り抜けた久保田の後を受けて同点の八回からマウンドへ。赤いミット目がけて切れ味抜群のボールを投げ込んだ。 一死からは主力の糸井、中田を得意の縦の変化で連続空振り三振に仕留めてみせた。バトンを受けた藤川も走者を得点圏に走者を置いたものの、ホームは許さない。スコアボードの九回に「0」を刻み、ドローに持ち込んだ。 今シーズンは東日本大震災の影響で節電が求められ、イニング数は『9回打ち切り』という野球を“変える”究極のルールに変更された。真弓監督も「延長がないなら、戦い方を考えていかないと。変えていかないといけないところは出てくる」と新たな戦術スタイルの構築を説いた。 昨シーズンは六回までリードしていた試合は65試合で58勝(6敗1分)。勝率・906をマークしていた。トリプルKの結成でさらにリリーフ陣が強固になれば…。今宵のような“負けない戦い方”ができる猛虎は強い。コバヒロは「(延長戦がないが)任されたところでやるだけ。八回を任されるのであれば、八回をしっかり抑えたい」と責務を全うする意気込みを口にした。 この日、試合前には募金活動が行われ、全選手喪章をつけての一戦だった。普段との心情の違いを問われた球児は「そうだね…」と感慨深げ。しかし、続けざまに「投げているときは自分のプレーをしっかりすることを意識しました」と野球人としての決意を語った。 延長戦がなくなり、虎に“追い風”が吹いても選手のやるべきことは変わらない。新勝利の方程式が万全なことが何よりだ。阪神・久保田、絶好調や!4戦連続無失点 阪神の必勝リレーの先陣を切ったのは、久保田だ。七回から2番手で登板。二死から陽に痛烈な二遊間への打球を許したが、平野と城島の“コンビプレー”で仕留めた。4度目の実戦登板でいぜんとして失点を許していない。城島との今季初バッテリーを「違和感なくできました」と振り返った鉄腕に心配は無用だ。
Mar 20, 2011
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復興祈願のチャリティ試合札幌ドームでの試合前の選手達の募金活動、そして応援のメッセージなど見ていて、涙が出てきました。。。。試合前の黙祷は、私も自宅で祈りました。。。そして、今日は、金本と城島がオープン戦初スタメン!金本に、レフト戦のファインプレーや、初ヒット城島も、捕手前のバンドを、2-5-3のダブルプレー!平野が良かった!打つほうも一人ケッペルから打ってたし、二度のセンター前を飛びつきメッセンジャーを助けました!ブラゼルのタイムリーツーベースに、新井弟のタイムリーで同点阪神は、久保田-小林-球児のトリプルKで猛打の日ハム打線をメッセンジャーの取られた2点で抑え、同点のまま終了となりました!打線は、もう少しですが、抑え陣は、安定しています。開幕当初は、投手陣だのみになりそうですが、この調子で頑張って欲しいです!!!!!新井、ダルら募金活動「精いっぱいやる」 東日本大震災の被災者支援のため慈善試合として20日に札幌ドームで行われたプロ野球のオープン戦日本ハム-阪神で、両チームの監督、選手らが来場者に募金を呼び掛けた。 日本ハムの梨田昌孝監督は「多くの方々に誠意を見せていただいて感謝したい」。阪神の新井貴浩選手は「今、何ができるかを考えて勇気を持ってもらえるように精いっぱいやっていく」と話した。 試合は両チーム全員が左袖に喪章をつけてプレー。試合開始前には震災の犠牲者へ黙とうをささげた。▼日本ハム-阪 神 (札幌ドーム、16:00) 阪 神 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 日本ハム 1 0 1 0 0 0 0 0 0 2 (九回規定により引き分け) 【投手】(神)メッセンジャー、久保田、小林宏、藤川-城島(日)ケッペル、ウルフ、木田、林、谷元-鶴岡、大野
Mar 20, 2011
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ファンの声、選手会の声が届きました!みんなの、夢と希望のプロ野球!がんばれ日本!!セ・リーグ開幕、29日に延期…節電も推進 プロ野球のセ・リーグは19日、臨時理事会を開き、今季の開幕日を3月29日に延期することを決めた。 さらに、4月3日までの東京、東北電力管内のナイターを取りやめ、その後もナイター開催に際して、シーズンを通した節電対策を行うことも発表した。セは3月25日の開幕を目指していたが、東日本巨大地震の影響で計画停電が行われていることから、18日の文部科学省の節電協力の要請を受け入れた。 これにより、セは29日に、広島―巨人(マツダスタジアム)、阪神―中日(京セラドーム大阪)、横浜―ヤクルト(横浜)で開幕する。 セは「ファンの皆様へ」として節電対策など6項目を盛り込んだ声明を発表した。声明では、〈1〉開幕を3月29日に延期する〈2〉開幕後も4月3日までは東京電力、東北電力管内のナイターを取りやめ、デーゲームとする〈3〉4月5日から両電力管内のナイターは「減灯ナイター」とし、大規模な節電策を講じ、その他の球場についても節電対策を推進する〈4〉今季レギュラーシーズンでは延長戦を行わず、九回で打ち切りとする〈5〉両電力管内では夏場の試合は可能な限りデーゲームとすることを検討する〈6〉被災地対策、観客、選手、球場の安全確保や節電対策に対処するため、震災対策会議を設置し、選手たちと連携してこの難局を乗り切る――としている。 25~27日は、巨人―横浜(東京ドーム=25、26日はナイター)、ヤクルト―阪神(神宮=25日はナイター)、中日―広島(ナゴヤドーム=25、26日はナイター)の計9試合が予定されていた。代替日は後日発表される。
Mar 19, 2011
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第2のジェフを見つけ出して欲しいですねでも、もう一度、あのエゲツナイ投球が見たい!!!ウィリアムスが阪神駐米スカウトに就任 阪神は4日、2009年まで中継ぎ左腕として活躍したジェフ・ウィリアムス氏と、米国時間2日(日本時間3日)付で駐米スカウトとして契約を結んだと発表した。ウィリアムス氏は2月14日に引退を発表。その後、球団がスカウト就任を正式に要請していた。 ウィリアムス氏は球団を通じ「もう一度、タイガースファミリーに戻ってくることができて大変うれしく、興奮しています。今後は駐米スカウトという形で貢献したく、本日より任務に就かせていただきました」とコメントした。
Mar 4, 2011
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やはり、高浜でしたか。。。今回は、赤松の時と違い、予想通りとなりました。。。阪神ファンとしては、非常に残念。。。しかし、何故か、今回は、高浜のことを考えると、内野手の層が厚く、それもフル出場でかためているような阪神より、西岡がいなくなり、今江も出遅れ、内野手の層が薄いロッテのほうが、はるかにチャンスがあるそう思って、どうせ取られるなら、、、と、阪神首脳陣が一丸となって、高浜を売り出したような気もします今年は、他の若手の活躍がほとんどなく、当初投手陣に絞ったとの声のなか、高浜ばかり連日活躍、目立っていました阪神の策略、親心で、それにロッテが乗っかったような感じではないのでしょうかそう思わないと、やりきれませんね。。。とにかく、高浜のレギュラー奪取と、大活躍、そして、FAで阪神に帰ってきてくれることを祈りましょう!!!!!ロッテ、阪神から高浜獲得「言葉が出なかった」 ロッテは1日、フリーエージェント(FA)宣言して阪神に移籍した小林宏投手(32)の補償選手として、高浜卓也内野手(21)を獲得したと発表した。 ロッテは西岡が米大リーグ、ツインズに移籍し、内野強化を求めていた。石川球団運営本部長は「高浜選手は若くて将来性がある素晴らしい選手」とコメントを出した。 高浜は神奈川・横浜高から2008年に高校生ドラフト1巡目で阪神入団。故障もあり、昨年までの3年間で1軍出場はなかった。阪神の坂井オーナーは「ルールとはいえ、非常に残念。将来FAで阪神に戻ってきてくれるくらい頑張ってほしい」と話した。 FA選手の旧所属球団が補償として選手を求める場合、移籍先の球団がプロテクトする28人以外から1人を獲得できる。阪神・高浜「びっくりして言葉が出なかった。3年間けがで何一つできなかったので、今年はやるぞという気持ちだった。ロッテで頑張ってフリーエージェント(FA)を取って、阪神に戻ってこいと言われるような選手になりたい」ロッテ移籍の高浜「何一つできなかった」 フリーエージェント(FA)宣言して移籍した小林宏の補償選手としてロッテ移籍が決まった阪神の高浜は1日、「(プロ入りしてから)3年間けがで何一つできなかった。今年はやるぞという気持ちだった」と少し肩を落とした。 打撃センスに定評があったが、膝などの故障でここまで1軍出場はなし。それでも今年は春季キャンプ中にアピールを重ねて1軍に昇格し、2月27日のオープン戦では2安打1打点と台頭を印象づけた。 真弓監督は「もったいない。せっかくいい状態だったし。あれだけ調子が良くて活躍していたから」と残念そうに話した。高浜は「阪神でもやっていたように思い切りやりたい」と抱負を口にした。ロッテ・西村監督、高浜は「戦力として必要」 ロッテの西村監督は1日、小林宏の補償選手として獲得が決まった阪神の高浜について「戦力として必要と思う。打つことに関しては良いものを持っている」と期待を寄せた。 西岡が米大リーグのツインズへ移籍し、今江は故障で出遅れており、内野強化がポイントだった。西村監督は「競争が活性化される。もう1人入るのはチームにとって良いこと」と話した。ロッテ、FA人的補償に阪神・高浜 フリーエージェント(FA)で阪神に移籍した小林宏投手(32)の人的補償として、ロッテが阪神・高浜卓也内野手(21)を獲得することが28日、明らかになった。3月1日に正式発表される。故障を乗り越え、今春キャンプでようやく開花した若虎が、FA補強の見返りで痛恨の流失だ。 ロッテの石川球団運営本部長はこの日、都内で「人的補償にしました。野手です。プロテクトされていない選手の中に、比較的若い選手がいました」と説明。関係者の話を総合した結果、選んだのは売り出し中の若虎・高浜と分かった。3月1日、阪神が本人に通達した後、午後に正式発表される予定だ。 高浜はひざなどの故障で過去3年間ほとんど野球ができなかったが、今春のキャンプで急成長。2月19-21日の紅白戦3試合で9打数6安打と大暴れ、さらに27日のオリックスとのオープン戦では「7番・三塁」で初スタメン。タイムリーを含む2安打を放っていた。 ロッテは一時、阪神に対し金銭補償を求める方針を固めていたという。だが、今江が左ふくらはぎ肉離れで開幕に間に合わない可能性もあり、方針を転換したもようだ。 阪神の沼沢球団本部長は、NPBの会議で石川本部長と顔を合わせたが、選手名について報告はなかったといい、「(補償選手が誰でも)そりゃ痛いでしょう。戦力にならない選手なら獲らない」と漏らしていた。 一方の高浜はこの日、鳴尾浜の室内練習場で調整。「僕がどうこう言える立場にありませんが、ロッテの評価が下がるということは、チームの評価が下がるということ。結果を残せるよう頑張るだけです」と前向きだった。
Mar 1, 2011
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いくら考えても、辛すぎます。。。こんなの考えたくない。。。でも、心構えもあるので、ちょっと考えてみました。。。番号とか、枠にした人も、かけひきなどいれたりしてるので、要らない選手というわけではありませんほんと、つらい。。。中継ぎ陣の大切さ、代打の大事さも分かってるので。。。皆さんも考えてみてください。。。これを、あほか!選手に差をつけるな!とみないで28人のプロテクトしたら、これだけの人が外れてしまうって、枠の少なさを感じてください。。。対象外選手とか、プロテクトする必要のない選手にプロテクトついてるかもしれませんが怒らないでください。。。
Feb 28, 2011
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よりによって、こんなときに調子がいい高浜って。。。やはり、高浜なんだろうか。。。高浜にしては、三遊間は、休まない二人がいるから、西岡のいなくなったロッテはいいチャンスなんだけど。。。ロッテも後釜狙って二人が調子良いみたいだし、、、いきなりレギュラーは無理だろうし。。。まさか、坂、上本、大和、俊介は外れてないだろうなぁあと、狩野、浅井、林、桜井も、、、うう、誰を取られても痛い。。。ロッテ、小林宏のFA補償は「野手です」 ロッテの石川晃球団運営本部長は28日、フリーエージェント(FA)で阪神に移籍した小林宏の補償について、野手を獲得することを明らかにした。石川本部長は「きょう、最終的な調整をした。野手です」と話し、3月1日に発表する。 ロッテは昨季の正遊撃手、西岡が米大リーグのツインズへ移籍。三塁手の今江は故障で出遅れており、内野手が補強ポイントの一つとなっている。石川本部長は「比較的、若い選手がプロテクトされていなかったので」と話した。虎初星呼んだ!高浜、開幕1軍へ前進2安打タカハマ株、急上昇-。阪神・高浜卓也内野手(21)が27日、オリックスとのオープン戦(春野)に「7番・三塁」でプロ初先発。2安打1打点で、4-0勝利に貢献。真弓阪神の2011年初白星をもたらした。3月からの1軍帯同も決定。猛虎に待望の“春一番”の予感だ。 高知の青空に響き渡る六甲おろしの大合唱をバックに、勝利の立役者は少しだけ胸を張った。スタメン起用に応える2安打1打点。高浜の勢いが止まらない。 「とにかく、積極的にいこうと思った。調子はよくないと思うけど、当てにいくようなことはしたくなかった」 三回だ。カウント0-1(1ストライク)から寺原が投じた144キロの直球を振り抜いた。快音を残した白球が右翼線に弾む間に、悠々と二塁に到達。「九州(佐賀)出身なんで、(宮崎・日南学園高出身の)寺原さんの高校時代を知っている。打席に入るときはすごいなと思いましたけど、勝負に負けないように速い球を打ちたいと思った」と初々しいコメント。高浜は、続く小宮山の投失で一気に本塁を駆け抜けた。阪神の対外試合20イニングぶりの得点だった。 左対左も苦にしなかった。四回二死三塁。左腕のマクレーンから右前適時打を放ち、チームの同21イニングぶりのタイムリー。実戦6試合で14打数8安打、打率・571。開幕1軍も夢ではない。 日本ハム・中田とは同級生。パワーでは負けるが、広角に打ちわけるバッティング技術は、高浜の方が断然上だ。過去3年間は、両すね、腰、ひざの度重なる故障で、まともに練習さえもできなかった。八木2軍打撃コーチは「元気なら1軍で活躍している選手。高浜の凄いのは、打撃論を語り出すと止まらない。野球に関しては修行僧みたいなタイプ」と話した。 真弓監督は「いいね、ずっと。速い球にも対応出来ているし。追い込まれても粘って、(最後には)好きな球を投げさせている。打席内で粘れるのが、いいんちゃうかな」と手放しで賞賛。相手ベンチから熱視線を送ったオリックス・岡田監督(当時阪神監督)は、高浜を抽選で引き当てた恩人だ。丸3年かかったが、やっとバットで痛烈な“恩返し”ができた。 3月2日のソフトバンク戦(ヤフーD)以降も1軍帯同が確定した。本職は遊撃。キャンプ中の守備練習では、三塁にもついたが、三塁は新井、遊撃は鳥谷と盤石だ。まずは「左の代打」でアピールしていく。 「(開幕1軍を)意識せず、1試合1試合をしっかりやりたい。野球を1年間やることを感じたい」 苦難の3年間で募った雪辱は、まだまだこんなもんじゃ晴らせない。ロッテ、遊撃候補2人がともに2安打! ロッテの遊撃手候補の荻野貴と細谷が、ともに2安打を放った。遊撃で先発した荻野貴は「打撃の調子が上がってきた」と手応えを語った。三塁で先発メンバーに名を連ねた細谷も「練習通りに、試合でもできている」と笑顔だった。 ただ、ともに守備では1失策を記録。送球ミスをした荻野貴は「オープン戦で多少、緊張したのもある。頑張ります」と言い、三塁線のゴロをはじいた細谷は「もっと体で入っていかないと。練習して、できるようにします」と表情を引き締めた。西村監督(清田に)「ずっと言っているけど、打撃でいいものを見せてくれた」金泰均(オープン戦初出場で適時打)「(調整は)思い通りにできている。このペースでいけば、シーズンでもいい結果を出せると思う」光原(オリックスから移籍。先発で3回2失点)「初回は大事にいき過ぎた。二、三回は勝負できた」
Feb 28, 2011
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もう、毎日、このニュースが気になってしょうがない。。。新井の保障で、赤松が取られて、本当に悔しい思いをした阪神ファンであれば他にも、同じ気持ちの方おられるんじゃないでしょうか?投手二人。。。う~む、まさか、渡辺とか、江草とか入ってないよなぁ。。。同考えても、28人じゃ足らない。。。安藤、福原、杉山、桟原若竹とかも入ってるのかなぁ。。。下さんとかも。。。ほんと、プロテクト名簿。。。知りたい。。。移籍に関わる補償 FA権を行使して他球団へ移籍したFA選手が補償対象選手の場合、移籍先球団は前球団に対して選手の旧年俸による金銭補償、および移籍先球団が保有する支配下選手のうちプロテクトした28名の選手+外国人選手を除いた中から、前球団が指名した選手1名を与える人的補償をしなければならない。ただし前球団が人的補償を求めない場合は金銭補償の50%にあたる追加の金銭補償を以って人的補償にかえることが出来る[2]。補償対象選手と前球団への補償 2008年-現在 各球団ごとに日本人選手の前球団の旧年俸順に上位3位までをランクA、4位から10位までをランクB、11位以下をランクCとランク付けされ、ランクAとランクBの選手が補償対象選手となる。 金銭補償 - 移籍先球団はランクAの選手獲得の場合は旧年俸の50%(2度目以降は25%)を、ランクBの選手獲得の場合は旧年俸の40%(2度目以降は20%)を前球団へ支払わなければならない。 人的補償 - 移籍先球団は前球団が指名したプロテクト外選手1名を与えなければならない。ただし前球団が求めない場合は、ランクAの選手獲得の場合は旧年俸の30%(2度目以降は15%)、ランクBの選手獲得の場合はプロテクト外選手または旧年俸の20%(2度目以降は10%)を前球団へ支払わなければならない。 実際の補償(金銭補償+人的補償)は次の2通りとなる。 移籍したランクAのFA選手の旧年俸の0.8倍(2度目以降のFAでは旧年俸の0.4倍)。ランクBのFA選手の旧年俸の0.6倍(2度目以降のFAでは旧年俸の0.3倍)。 プロテクト外の選手1人と移籍したランクAの選手の旧年俸の0.5倍の金銭(2度目以降のFAではプロテクト外選手1人+旧年俸の0.25倍の金銭)。プロテクト外の選手1人と移籍したランクBの選手の旧年俸の0.4倍の金銭(2度目以降のFAではプロテクト外選手1人+旧年俸の0.2倍の金銭)。 なお、ランクCの選手は補償対象選手とならない。 補償に関する日程は、まずFA選手と移籍先球団との選手契約締結がコミッショナーより公示された日が起点となり、2週間以内にまず移籍先球団がプロテクト28名と外国人選手を除いた選手名簿を提示する。この後起点より40日以内に全ての補償を完了しなければならないが、金銭補償に限り前球団の同意があれば40日を延長することができる。ロッテ、阪神からの人的補償「投手に絞る」 フリーエージェント(FA)で阪神に移籍した小林宏に関し、人的補償を求めている件で、ロッテ・石川球団運営本部長は17日、阪神側が示したプロテクト名簿から外れた選手のうち、獲得希望候補を「投手2人に絞りました」と明かした。当初は野手1人を含む3人だった。同本部長は最終的に金銭の補償を求める可能性も示した上で「22日か23日に結論を出す」と語った。ロッテ補償候補増える場合も、虎キャンプ視察 ロッテからフリーエージェント(FA)宣言して加入した小林宏の補償を巡り、ロッテの諸積編成担当はこれまで人的補償の場合は投手2人、野手1人に絞ってきた候補選手について「増える場合もある」と話した。ヤクルトとの練習試合を視察し、目についた選手もいたという。ロッテ、小林宏のFA補償で名簿受け取る ロッテの石川晃球団運営本部長は10日、フリーエージェント(FA)で阪神に移籍した小林宏のFA補償について、阪神がプロテクトした28選手以外で獲得が可能な選手の名簿を受け取った。 石川本部長は「見てみたいという選手がいた」と話し、阪神のキャンプ地に編成担当者を派遣し、今月中に獲得するかどうか判断する。金本でも!城島でも!ロッテ5億円で獲る虎戦士獲りへ5億円用意!? ロッテが、フリーエージェント(FA)で阪神に移籍した小林宏之投手(32)の人的補償対策で、推定5億円の“追加人件費”を準備していることが9日、分かった。10日に阪神から提出されるプロテクト名簿(28人)から、金本知憲内野手(42)ら高額年俸選手が漏れていた場合は「迷わず獲りにいく」と球団幹部は明言。2年連続日本一へ、覚悟の大盤振る舞いだ。今オフは大型補強を行わず、生え抜き選手の育成を第一に掲げてきたロッテが、ついに“ガチ”で動くときが来た。球団幹部が、高らかに宣言した。 「プロテクト名簿から、万が一、高い年俸の選手が漏れていて、ニーズに合うようだったら、迷わず獲りにいきます」 名簿は10日、阪神から提示されるが、ビッグネームが外れている可能性は十分にある。名簿は、昨年11月17日のFA宣言公示以降に阪神が獲得した戦力も対象になるため、藤井彰(楽天からFA)、新井良(中日からトレード)、加藤(横浜からテスト入団)らも該当する。新戦力が名簿に入った分、既存の大物があふれかねないからだ。 「金本が外れていたら? いくよ。城島? もちろん。鳥谷もうちの井口と仲がいいし、獲りますよ。新井(貴)や藤川球児だってね」 問題は大物を指名した場合に必要な新年俸。だが、超大物獲得の可能性を前に“緊急補充”だ。その額は5億円を用意したとみられ、球団幹部は強気。「グッズの売り上げなどを考えれば、取り戻せる」と、早くもソロバンを弾いている。 別の球団幹部は「大きなことをするつもりなので、見ていてください」と不気味な笑みとともに予告した。資金を背景にした大攻勢。阪神はどう出る?!
Feb 18, 2011
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リタイヤ第一号で、すごく心配しました軽症のようで、一安心です。無理をしないように、気をつけて欲しいキミスタの写真オリックスの金子が、球児にそっくりな気がします。。。虎・球児、別メニューも笑顔「全然大丈夫」 阪神春季キャンプ(8日日、宜野座)前日7日に右内転筋を痛めた藤川球は別メニューで調整した。午前中はウエートトレーニングなどで汗を流し、ランニングもするなど、軽症の様子。「全然大丈夫」と笑顔だった。 9日は練習がなく、10日から始まる第3クールからチームに合流する予定。山口投手コーチは「いい休養になったのでは」と話した。虎・球児、リタイア1号…内転筋に強い張り 阪神春季キャンプ(7日、宜野座)藤川球児投手(30)が、午前中に練習を打ち切り、沖縄市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、『右股関節内転筋炎』と診断された。ここまで例年以上に順調な調整を続けてきた守護神がまさかのリタイア第1号。常夏の島に衝撃が走ったものの、大事には至らなかったもようだ。 宜野座に戦慄が走った。絶好調の藤川がまさかの離脱者第1号…。投手控え室の裏口にタクシーが横付けされると、異変を感じ取ったファンの人集りができた。午前11時28分。「大事を取ってです」と言葉を残し、球場を後にした。 直後に常川チーフトレーナーは「アップの途中に右内転筋に強い張りを感じたため、大事をとってメニューから外しました。昨日(6日)から張りを感じていたみたいです」と発表した。 この日、球児はいつも通り、アーリーワークのため、通常より約1時間早くグラウンドに到着。しかし、午前10時から始まった全体アップの途中でロッカーに消えた。それから約1時間後。車に乗り込み、沖縄市内の病院に向かった。MRI検査を受け、『右股関節内転筋炎』と診断された。 常川チーフトレーナーは「帰阪しません。あした(8日)もグラウンドに来ます。3日間ぐらい様子をみます」と説明。同箇所は2009年の春季キャンプ中にも痛めていたが、「そのときよりも(症状は)軽い」と続けた。順調に回復すれば、第3クール初日の10日から全体練習に合流する見込みだ。 真弓監督は「たいしたことない」と軽症を強調。久保投手コーチも「治す方を優先。本人は『動ける』って言っていた」と語った。 夕刻に選手宿舎で張り込む報道陣の前に姿をみせた球児は痛めた右足を高々と上げて、アピール。さらに、大げさに足を引きずっておどける余裕があった。 「何でもないよ」 今オフは走り込みに重点を置き、下半身をいじめてきた。順調な調整を進める守護神のリタイアは思わぬ出来事だが、不幸中の幸いといえそうだ。
Feb 8, 2011
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